日本キリスト教団
 
茅ケ崎堤伝道所
United Church of Christ in Japan
Mission Chigasaki Tsutsumi
主の祈り  使徒信条  信仰告白
◇主の祈り
 天にまします我らの父よ。
 ねがわくは御名〔みな〕をあがめさせたまえ。
 御国〔みくに〕を来たらせたまえ。
 みこころの天になるごとく、
 地にもなさせたまえ。
 我らの日用の糧〔かて〕を、今日〔きょう〕も与えたまえ。
 我らに罪をおかす者を、我らがゆるすごとく、
 我らの罪をもゆるしたまえ。
 我らをこころみにあわせず、
 悪より救いいだしたまえ。
 国とちからと栄えとは、
 限りなくなんじのものなればなり。
 アーメン。
◇使徒信条
 我は天地の造り主(つくりぬし)、全能の父なる神を信ず。
 我はその独り子(ひとりご)、我らの主(しゅ)、イエス・キリストを信ず。
 主は聖霊によりてやどり、
  処女(おとめ)マリヤより生(うま)れ
    ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け
      十字架(じゅうじか)につけられ
  死にて葬られ、陰府(よみ)にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり
    天に昇り、全能の父なる神の右に座したまえり
 かしこより来たりて生ける者と死にたる者とを審(さば)きたまわん。
 我は聖霊を信ず。
 聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、身体(からだ)のよみがえり、
 永遠(とこしえ)の生命(いのち)を信ず。
 アーメン
  * 文中のリンク文字をクリックすれば、関連聖句をご覧になれます。
◇信仰告白
 我らは信じかつ告白す。
 旧新約聖書は、神の霊感によりて成り,キリストを証(あかし)し、
 福音(ふくいん)の真理を示し、教会の拠(よ)るべき唯一(ゆゐいつ)の正典なり。
 されば聖書は聖霊によりて、神につき、救ひにつきて、全き知識を我らに与ふ
 る神の言(ことば)にして、信仰と生活との誤りなき規範なり。
 主イエス・キリストによりて啓示せられ、聖書において証せらるる唯一の神は、
 父・子・聖霊なる、三位一体(さんみいったい)の神にていましたまふ。
 御子 (みこ)は我ら罪人(つみびと)の救ひのために人と成り、十字架にかかり、
 ひとたび己(おのれ)を全き犠牲(いけにへ)として神にささげ、
 我らの贖(あがな)ひとなりたまへり。
 神は恵みをもて我らを選び、ただキリストを信ずる信仰により、我らの罪を
 赦(ゆる)して義としたまふ。
 この変らざる恵みのうちに、聖霊は我らを潔めて義の果(み)を結ばしめ、
 その御業(みわざ)を成就(じゃうじゅ)したまふ。
 教会は主キリストの体(からだ)にして、恵みにより召されたる者の集(つど)ひ
 なり。教会は公(おほやけ)の礼拝(れいはい)を守り、福音を正しく宣 (の)べ
 伝へ、バプテスマと主の晩餐(ばんさん)との聖礼典を執(と)り行ひ、愛のわざ
 に励みつつ、主の再び来りたまふを待ち望む。
 
 我らはかく信じ、代々(よよ)の聖徒と共に、使徒信条を告白す。
 我は天地の造り主(ぬし)、全能の父なる神を信ず。我はその独(ひと)り子(ご)、
 我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、
 処女 (をとめ)マリヤより生れ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、
 十字架につけられ、死にて葬られ、陰府(よみ)にくだり、三日目に死人のうち
 よりよみがへり、天に昇(のぼ)り、全能の父なる神の右に坐(ざ)したまへり、
 かしこより来りて、生ける者と死ねる者とを審(さば)きたまはん。我は聖霊を
 信ず、聖なる公同の教会、聖徒の交はり、罪の赦し、身体(からだ)のよみがへ
 り、永遠(とこしへ)の生命(いのち)を信ず。
 アーメン。


使徒信条 関連聖句
●主は聖霊によりてやどり,処女マリヤより生れ
  ルカによる福音書1章26節〜38節
 26六か月目に、天使ガブリエルは、ナザレというガリラヤの町に神から遣わされた。27ダビデ家のヨセフという人のいいなずけであるおとめのところに遣わされたのである。そのおとめの名はマリアといった。28天使は、彼女のところに来て言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。」29マリアはこの言葉に戸惑い、いったいこの挨拶は何のことかと考え込んだ。30すると、天使は言った。「マリア、恐れることはない。あなたは神から恵みをいただいた。31あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい。32その子は偉大な人になり、いと高き方の子と言われる。神である主は、彼に父ダビデの王座をくださる。33彼は永遠にヤコブの家を治め、その支配は終わることがない。」34マリアは天使に言った。「どうして、そのようなことがありえましょうか。わたしは男の人を知りませんのに。」35天使は答えた。「聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む。だから、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれる。36あなたの親類のエリサベトも、年をとっているが、男の子を身ごもっている。不妊の女と言われていたのに、もう六か月になっている。37神にできないことは何一つない。」38マリアは言った。「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」そこで、天使は去って行った。
 ルカによる福音書 1章26節〜38節
●ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け
  マタイによる福音書27章1節〜2節、11節〜14節
  マルコによる福音書15章1節〜5節
  ルカによる福音書23章1節〜5節
 1夜が明けると、祭司長たちと民の長老たち一同は、イエスを殺そうと相談した。2そして、イエスを縛って引いて行き、総督ピラトに渡した。

 11さて、イエスは総督の前に立たれた。総督がイエスに、「お前がユダヤ人の王なのか」と尋問すると、イエスは、「それは、あなたが言っていることです」と言われた。12祭司長たちや長老たちから訴えられている間、これには何もお答えにならなかった。13するとピラトは、「あのようにお前に不利な証言をしているのに、聞こえないのか」と言った。14それでも、どんな訴えにもお答えにならなかったので、総督は非常に不思議に思った。
マタイによる福音書 27章1節〜2節、11節〜14節 
 1夜が明けるとすぐ、祭司長たちは、長老や律法学者たちと共に、つまり最高法院全体で相談した後、イエスを縛って引いて行き、ピラトに渡した。2ピラトがイエスに、「お前がユダヤ人の王なのか」と尋問すると、イエスは、「それは、あなたが言っていることです」と答えられた。3そこで祭司長たちが、いろいろとイエスを訴えた。4ピラトが再び尋問した。「何も答えないのか。彼らがあのようにお前を訴えているのに。」5しかし、イエスがもはや何もお答えにならなかったので、ピラトは不思議に思った。
マルコによる福音書 15章1節〜5節
 1そこで、全会衆が立ち上がり、イエスをピラトのもとに連れて行った。2そして、イエスをこう訴え始めた。「この男はわが民族を惑わし、皇帝に税を納めるのを禁じ、また、自分が王たるメシアだと言っていることが分かりました。」3そこで、ピラトがイエスに、「お前がユダヤ人の王なのか」と尋問すると、イエスは、「それは、あなたが言っていることです」とお答えになった。4ピラトは祭司長たちと群衆に、「わたしはこの男に何の罪も見いだせない」と言った。5しかし彼らは、「この男は、ガリラヤから始めてこの都に至るまで、ユダヤ全土で教えながら、民衆を扇動しているのです」と言い張った。
ルカによる福音書 23章1節〜5節
●十字架につけられ
  マタイによる福音書27章32節〜44節
  マルコによる福音書15章21節〜32節
  ルカによる福音書23章26節〜
  ヨハネによる福音書19章17節〜27節
 32兵士たちは出て行くと、シモンという名前のキレネ人に出会ったので、イエスの十字架を無理に担がせた。33そして、ゴルゴタという所、すなわち「されこうべの場所」に着くと、34苦いものを混ぜたぶどう酒を飲ませようとしたが、イエスはなめただけで、飲もうとされなかった。35彼らはイエスを十字架につけると、くじを引いてその服を分け合い、36そこに座って見張りをしていた。37イエスの頭の上には、「これはユダヤ人の王イエスである」と書いた罪状書きを掲げた。38折から、イエスと一緒に二人の強盗が、一人は右にもう一人は左に、十字架につけられていた。39そこを通りかかった人々は、頭を振りながらイエスをののしって、40言った。「神殿を打ち倒し、三日で建てる者、神の子なら、自分を救ってみろ。そして十字架から降りて来い。」41同じように、祭司長たちも律法学者たちや長老たちと一緒に、イエスを侮辱して言った。42「他人は救ったのに、自分は救えない。イスラエルの王だ。今すぐ十字架から降りるがいい。そうすれば、信じてやろう。43神に頼っているが、神の御心ならば、今すぐ救ってもらえ。『わたしは神の子だ』と言っていたのだから。」44一緒に十字架につけられた強盗たちも、同じようにイエスをののしった。
マタイによる福音書 27章32節〜44節
 21そこへ、アレクサンドロとルフォスとの父でシモンというキレネ人が、田舎から出て来て通りかかったので、兵士たちはイエスの十字架を無理に担がせた。22そして、イエスをゴルゴタという所――その意味は「されこうべの場所」――に連れて行った。23没薬を混ぜたぶどう酒を飲ませようとしたが、イエスはお受けにならなかった。24それから、兵士たちはイエスを十字架につけて、
 その服を分け合った、
 だれが何を取るかをくじ引きで決めてから。
25イエスを十字架につけたのは、午前九時であった。26罪状書きには、「ユダヤ人の王」と書いてあった。27また、イエスと一緒に二人の強盗を、一人は右にもう一人は左に、十字架につけた。† 29そこを通りかかった人々は、頭を振りながらイエスをののしって言った。「おやおや、神殿を打ち倒し、三日で建てる者、30十字架から降りて自分を救ってみろ。」31同じように、祭司長たちも律法学者たちと一緒になって、代わる代わるイエスを侮辱して言った。「他人は救ったのに、自分は救えない。32メシア、イスラエルの王、今すぐ十字架から降りるがいい。それを見たら、信じてやろう。」一緒に十字架につけられた者たちも、イエスをののしった。
マルコによる福音書 15章21節〜32節
  底本に節が欠けている個所の異本による訳文
  <15:28> こうして、「その人は犯罪人の一人に数えられた」という聖書の言葉が実現した。
 
 26人々はイエスを引いて行く途中、田舎から出て来たシモンというキレネ人を捕まえて、十字架を背負わせ、イエスの後ろから運ばせた。
ルカによる福音書 23章26節〜
17イエスは、自ら十字架を背負い、いわゆる「されこうべの場所」、すなわちヘブライ語でゴルゴタという所へ向かわれた。18そこで、彼らはイエスを十字架につけた。また、イエスと一緒にほかの二人をも、イエスを真ん中にして両側に、十字架につけた。19ピラトは罪状書きを書いて、十字架の上に掛けた。それには、「ナザレのイエス、ユダヤ人の王」と書いてあった。20イエスが十字架につけられた場所は都に近かったので、多くのユダヤ人がその罪状書きを読んだ。それは、ヘブライ語、ラテン語、ギリシア語で書かれていた。21ユダヤ人の祭司長たちがピラトに、「『ユダヤ人の王』と書かず、『この男は「ユダヤ人の王」と自称した』と書いてください」と言った。22しかし、ピラトは、「わたしが書いたものは、書いたままにしておけ」と答えた。
 23兵士たちは、イエスを十字架につけてから、その服を取り、四つに分け、各自に一つずつ渡るようにした。下着も取ってみたが、それには縫い目がなく、上から下まで一枚織りであった。24そこで、「これは裂かないで、だれのものになるか、くじ引きで決めよう」と話し合った。それは、
 「彼らはわたしの服を分け合い、
 わたしの衣服のことでくじを引いた」
という聖書の言葉が実現するためであった。兵士たちはこのとおりにしたのである。25イエスの十字架のそばには、その母と母の姉妹、クロパの妻マリアとマグダラのマリアとが立っていた。26イエスは、母とそのそばにいる愛する弟子とを見て、母に、「婦人よ、御覧なさい。あなたの子です」と言われた。27それから弟子に言われた。「見なさい。あなたの母です。」そのときから、この弟子はイエスの母を自分の家に引き取った。
ヨハネによる福音書 19章17節〜27節

ヴィア・ドロローサ
ヴィア・ドロローサとは「悲しみの道」と言われている。
イエスキリストが十字架を担ぎ、磔刑にされるゴルゴダの丘までの道を言う。
第1留(Tsta.)から第14留(]Wsta.)まで、聖書に記述された場所がある。
2014年5月撮影
サムネイルの画像をクリックすれば、
ヴィア・ドロローサのコメントの入った画像をご覧頂けます




エルサレムの町中 1



エルサレムの町中 2



エルサレムの町中 3



エルサレムの町中 4



イエス・キリストが十字架を背負ってゴルゴタの丘の上に向かう「ヴィア・ドロローサ」




「ヴィア・ドロローサ」



ピラト総督の屋敷跡に建つ教会



ピラト総督の屋敷跡に建つ教会



ピラト総督の屋敷跡に建つ教会



ピラト総督の屋敷跡
中庭



ピラト総督の屋敷跡
中庭



エルサレムの町



エルサレムの町



エルサレムの町



エルサレムの町



エルサレムの町


Vstation

イエスが
最初に躓いた場所


Wstation

「マリアの教会」
十字架を背負った
イエスを見た


Wstation

「マリアの教会」
十字架を背負った
イエスを見た


Xstation

シモンが、イエスに代わり十字架を背負った場所


Xstation

シモンが、イエスに代わり十字架を背負った場所


Ystation

「ベロニカの教会」
ベロニカがイエスの
顔をハンカチで拭った


Ystation

「ベロニカの教会」
ベロニカがイエスの
顔をハンカチで拭った

Ystation

イエスが、二度目に
倒れた場所



町中


[station

聖ハラランボス・
ギリシャ正教会
ルカ23:27〜31
私のために泣くな…
 

[station

聖ハラランボス・
ギリシャ正教会
ルカ23:27〜31
私のために泣くな…
 


町中
 


町中
 

\station

壁に第9留のプレートがある聖墳墓コプト教会の入り口
円柱の所でイエスが
3度目に倒れた
 

\station

聖墳墓コプト教会入口
にある第9留のプレート


\station

聖墳墓コプト教会
 
 

]〜TWstation

すべて聖墳墓教会内
 にある   イエスは 
服を脱がされた
 

第11留

ローマカトリック小聖堂
ここでイエスは十字架に釘付けにされた


第12留

ローマカトリック小聖堂
に隣接したギリシャ正教会の祭壇。磔にされたキリストのイコンと 十字架を立てられ、 
息を引き取った場所
 
 

第12留

ローマカトリック小聖堂
に隣接したギリシャ正教会の祭壇。磔にされたキリストのイコンと 十字架を立てられ、
息を引き取った場所
 

第13留

第11留と第12留の間にイエスの死を嘆く
マリアの小祭壇がある
 

第13留

第11留と第12留の間にイエスの死を嘆く
マリアの小祭壇がある
 

第14留

ヴィア・ドロローサの
終点の聖堂  イエスが墓に納められたとされる所 現在は聖堂になっている
 

第14留

聖堂の奥にある小さな部屋に墓石が納められているとのこと
 

第14留

お祈りをするため、
大勢の人が並ぶ
 


聖墳墓教会内にいくつもの聖堂がある
この写真の古い聖堂に
正面があり、大勢の人が並ぶ
 


城壁の外へ出て
坂道を下る



城壁の外
 
 


城壁の外
            
         
●死にて葬られ,陰府にくだり,三日目に死人のうちよりよみがへり
  マタイによる福音書28章1節〜10節
  マルコによる福音書16章1節〜8節
  ルカによる福音書24章1節〜12節
  ヨハネによる福音書20章1節〜10節
 1さて、安息日が終わって、週の初めの日の明け方に、マグダラのマリアともう一人のマリアが、墓を見に行った。2すると、大きな地震が起こった。主の天使が天から降って近寄り、石をわきへ転がし、その上に座ったのである。3その姿は稲妻のように輝き、衣は雪のように白かった。4番兵たちは、恐ろしさのあまり震え上がり、死人のようになった。5天使は婦人たちに言った。「恐れることはない。十字架につけられたイエスを捜しているのだろうが、6あの方は、ここにはおられない。かねて言われていたとおり、復活なさったのだ。さあ、遺体の置いてあった場所を見なさい。7それから、急いで行って弟子たちにこう告げなさい。『あの方は死者の中から復活された。そして、あなたがたより先にガリラヤに行かれる。そこでお目にかかれる。』確かに、あなたがたに伝えました。」8婦人たちは、恐れながらも大いに喜び、急いで墓を立ち去り、弟子たちに知らせるために走って行った。9すると、イエスが行く手に立っていて、「おはよう」と言われたので、婦人たちは近寄り、イエスの足を抱き、その前にひれ伏した。10イエスは言われた。「恐れることはない。行って、わたしの兄弟たちにガリラヤへ行くように言いなさい。そこでわたしに会うことになる。」
マタイによる福音書 28章1節〜10節
 1安息日が終わると、マグダラのマリア、ヤコブの母マリア、サロメは、イエスに油を塗りに行くために香料を買った。2そして、週の初めの日の朝ごく早く、日が出るとすぐ墓に行った。3彼女たちは、「だれが墓の入り口からあの石を転がしてくれるでしょうか」と話し合っていた。4ところが、目を上げて見ると、石は既にわきへ転がしてあった。石は非常に大きかったのである。5墓の中に入ると、白い長い衣を着た若者が右手に座っているのが見えたので、婦人たちはひどく驚いた。6若者は言った。「驚くことはない。あなたがたは十字架につけられたナザレのイエスを捜しているが、あの方は復活なさって、ここにはおられない。御覧なさい。お納めした場所である。7さあ、行って、弟子たちとペトロに告げなさい。『あの方は、あなたがたより先にガリラヤへ行かれる。かねて言われたとおり、そこでお目にかかれる』と。」8婦人たちは墓を出て逃げ去った。震え上がり、正気を失っていた。そして、だれにも何も言わなかった。恐ろしかったからである。
マルコによる福音書 16章1節〜8節
 1そして、週の初めの日の明け方早く、準備しておいた香料を持って墓に行った。2見ると、石が墓のわきに転がしてあり、3中に入っても、主イエスの遺体が見当たらなかった。4そのため途方に暮れていると、輝く衣を着た二人の人がそばに現れた。5婦人たちが恐れて地に顔を伏せると、二人は言った。「なぜ、生きておられる方を死者の中に捜すのか。6あの方は、ここにはおられない。復活なさったのだ。まだガリラヤにおられたころ、お話しになったことを思い出しなさい。7人の子は必ず、罪人の手に渡され、十字架につけられ、三日目に復活することになっている、と言われたではないか。」8そこで、婦人たちはイエスの言葉を思い出した。9そして、墓から帰って、十一人とほかの人皆に一部始終を知らせた。10それは、マグダラのマリア、ヨハナ、ヤコブの母マリア、そして一緒にいた他の婦人たちであった。婦人たちはこれらのことを使徒たちに話したが、11使徒たちは、この話がたわ言のように思われたので、婦人たちを信じなかった。12しかし、ペトロは立ち上がって墓へ走り、身をかがめて中をのぞくと、亜麻布しかなかったので、この出来事に驚きながら家に帰った。
ルカによる福音書 24章1節〜12節
 1週の初めの日、朝早く、まだ暗いうちに、マグダラのマリアは墓に行った。そして、墓から石が取りのけてあるのを見た。2そこで、シモン・ペトロのところへ、また、イエスが愛しておられたもう一人の弟子のところへ走って行って彼らに告げた。「主が墓から取り去られました。どこに置かれているのか、わたしたちには分かりません。」3そこで、ペトロとそのもう一人の弟子は、外に出て墓へ行った。4二人は一緒に走ったが、もう一人の弟子の方が、ペトロより速く走って、先に墓に着いた。5身をかがめて中をのぞくと、亜麻布が置いてあった。しかし、彼は中には入らなかった。6続いて、シモン・ペトロも着いた。彼は墓に入り、亜麻布が置いてあるのを見た。7イエスの頭を包んでいた覆いは、亜麻布と同じ所には置いてなく、離れた所に丸めてあった。8それから、先に墓に着いたもう一人の弟子も入って来て、見て、信じた。9イエスは必ず死者の中から復活されることになっているという聖書の言葉を、二人はまだ理解していなかったのである。10それから、この弟子たちは家に帰って行った。
ヨハネによる福音書 20章1節〜10節
●天に昇り,全能の父なる神の右に坐したまへり
  ルカによる福音書24章50節〜53節
  使徒言行録1章9節〜11節
 50イエスは、そこから彼らをベタニアの辺りまで連れて行き、手を上げて祝福された。51そして、祝福しながら彼らを離れ、天に上げられた。52彼らはイエスを伏し拝んだ後、大喜びでエルサレムに帰り、53絶えず神殿の境内にいて、神をほめたたえていた。
ルカによる福音書 24章50節〜53節
9こう話し終わると、イエスは彼らが見ているうちに天に上げられたが、雲に覆われて彼らの目から見えなくなった。10イエスが離れ去って行かれるとき、彼らは天を見つめていた。すると、白い服を着た二人の人がそばに立って、11言った。「ガリラヤの人たち、なぜ天を見上げて立っているのか。あなたがたから離れて天に上げられたイエスは、天に行かれるのをあなたがたが見たのと同じ有様で、またおいでになる。」
使徒言行録 1章9節〜11節

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19−6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
 更新:2016.11.17 K.T
Copyright 2010 Chigasaki Tutumi Dendosho  All Rights Reserved