日本キリスト教団
 
茅ケ崎堤伝道所
United Church of Christ in Japan
Mission Chigasaki Tsutsumi
教会歴 教会行事

           2024年  教会暦 
 公現日(栄光祭)  1/6(土)
 灰の水曜日 2/14(水)
 四旬節(受難節・レント) 2/14(水)〜3/30(土)
 棕梠の主日 3/24(日)
 受難週 3/24(日)〜3/30(土)
 洗足木曜日 3/28(木)
 受難日 3/29(金)
 復活日(イースター) 3/31(日)
 昇天日 5/9(木)
 聖霊降臨日(ペンテコステ) 5/19(日)
 三位一体主日 5/26(日)
 待降節(降臨節・アドベント) 12/1(日)〜12/24(火)
 降誕日(クリスマス) 12/25(水)

       2024年  教会行事(茅ケ崎堤伝道所)
 公現日(栄光祭) 1/6(土)
 イースター礼拝・祝会
3/31(日)
 母の日 5/12(日)
 ペンテコステ礼拝・祝会 5/19(日)
 日本基督教団創立記念日 6/24(月)
 平和聖日 8/4(日)
 神学校日・伝道献身者奨励日 10/13(日)
 教会コンサート 未定
 聖徒の日・永眠者記念日礼拝 11/3(日)
 収穫感謝日礼拝 11/24(日)
 クリスマス礼拝・祝会 12/22(日)
 クリスマス・バザー 未定


教会暦と教会行事のお話 

            アドヴェント (待降節)
 ・クリスマスの前4回の日曜日の期間をアドヴェントと
  呼びます。ドイツでは、アドヴェント・クランツを作り
  それにローソクを4本立てて、毎週1本ずつ灯を灯して
  いきます。4本目に灯が灯されれば、クリスマスです。

 ・アドヴェントはラテン語で「到来」という意味です。
  救い主の到来を待ち望む時という意味で待降節と訳して
  います。2000年前にベツレヘムに到来されたキリストは
  世の終りに再び到来されます。ですから、アドヴェント
  は昔から「二つの到来」を迎える準備の時と考えられて
  きました。

 ・日本では待降節はクリスマスの準備をする喜びの時と
  されていますが、元来は、祈りと断食の中で最後の審判
  を迎える準備をする厳粛な時なのです。



          クリスマス (降誕日)

 ・ デパートでもレストランでも、よく“メリーXマス“と書いて
  あります。なぜ、Christmasの略字表記が“Xmas“なので
  しょうか?クリスマスは英語では「キリストの祭り」という
  意味ですが、ギリシャ語では、キリストをΧΡΙΣΤΟΣ
  と書きます。その最初の字、英語だとCHにあたる字が、
  英語のXに似ていることから、省略してXmasと書く訳です。


 ・ では、クリスマスとはどんな日ですか?
  それは、わたしたちの救い主(キリストorメシア)として、
  ユダヤのベツレヘムという村に幼児イエスが来てくださ
  ったことを覚え、キリストをわたしたちの心の中にお迎え
  する日です。だから、わたしたちがこのイエスをキリスト
  (救い主)として信じて心の中に迎える決心をしたら、12
  月25日でなくてもクリスマスはいつでも良いと言えます。

            

              公現日 (栄光祭)
 ・「公現日」とは、神の栄光がキリストをとおして現れ、全て
  の人に救いの光が輝きはじめていることを賛美し、祝う
  日です。キリストのご降誕によって、神がわたしたちと共
  におられることが明らかにされます。



            灰の水曜日(Ash Wednesday )
 ・ レント(受難節)の始まる日を「灰の水曜日」とよびます。
  2022年の 「灰の水曜日」は3月2日です。古い時代から
  「荒布をまとい灰をかぶる」ことは、悔い改めや深い嘆き
  のしるしとして用いられてきました。
 ・ カトリック教会ではこの日、信者たちは額に灰のしるしを
  懺悔のしるしとして受けます。
          

           レント(受難節、四旬節)

 ・ キリスト教の最大の祭りであるイースター(復活祭)の前
  6つの主日を除く40日間を指します。
  このレントの期間中は、懺悔と悔い改めを表す紫色の布
  教会では用います。牧師が用いるストールも、祭壇の
  おおいも、説教台(プルピット)や聖書台(レクターン)の
  飾り(パラメント)も全部紫色 を用います。


           イースター(復活祭)
 ・ イースター(復活祭)は、十字架にかけられて死んだ主
  イエス・キリストの復活を祝う日として、キリスト教では、
  クリスマスと共にとても重要な祭事です。教会では毎年、
  春分の日の後の満月に続く日曜日と決められており、
   2022年は4月17日(日)です。
 ・教会が復活を祝うのは、年に一度だけではありません。
  主の復活が、「週の初めの日の朝」(マルコ16:2他)
  であることに基づいて、日曜日ごとの主日礼拝もまた、
  主の復活を覚えて献げられます。



            5月の第2日曜日は「母の日」
 ・ 母の日の起源には諸説ありますが、よく知られている
   のは「100年ほど前に、アメリカ・ウェストヴァージニア
  州でアンナ・ジャービスという女性が亡き母を追悼する
  ため、1908年5月10日にフィラデルフィアの教会で白い
  カーネーションを配ったのが始まり」という話です。
  この風習は1910年、ウェストヴァージニア州の知事が
  5月第2日曜日を母の日にすると宣言し、やがてアメリカ
  全土に広まっていき、1914年には、5月の第2日曜日が
  「母の日」と制定されました。
  因みに、日本で初めて母の日のイベントが行われたのは
  明治末期頃です。1915年(大正4年)には、教会でお祝
  いの行事が催されるようになり、徐々に民間に広まって
  いったと伝えられています。

           

                昇天日
 ・キリストの昇天とは文字通り、復活したキリストが天に
  昇ったことを指します。十字架にはりつけの刑に処せら
  れ命を落としたキリストは、その3日後に復活をとげます。
  その後40日間にわたって弟子の前に現れていたキリスト
  は天に召されました(使徒言行録1章9-12)が、そのこと
  を記念して、イースター(復活祭)から40日後に教会では、
  昇天日を守っています。 



            聖霊降臨日 ペンテコステ)
 ・「ペンテコステ」とは、ギリシャ語で50という意味で
  ユダヤ教の過越の祭りから50日目の祭りをさす言葉
  でした。もともとは小麦の収穫祭でしたが、イスラエル
  の人々がバビロニアに奴隷として連れて行かれて小麦の
  収穫感謝祭ができなくなった時、ハタと自分たちが神に
  背く生き方をしてきたことに気づき、深く悔い改めて、
  昔シナイ山で神から律法をさずけられたことを思い出し、
  その出来事を祝う日としたのでした。この日に、ユダヤ
  教では子どもたちに蜜をなめさせて、神の律法はこんな
  に甘いものなのだと体験学習させるそうです。
   さて、人々が盛大に律法授与を祝っている時に、エル
  サレムの町の一角に全くさえない顔をして部屋にこもっ
  ている人間がいました。それはイエス様の弟子たちで、
  イエス様が復活なさったと知らされても、頭ではわかっ
  てもどこかで疑っていたのか力にならず、ユダヤ教当局
  の迫害を恐れて家の中にこもっていたのでした。
  ところが、天から風が吹いてくるような音がして、弟子
  たちは人が変わったように積極的な人間になって戸の外
  に出て行き「イエスはキリストだ」と言い出したのです。
  キリスト教会ではこの日を「教会の誕生日」として祝い、
  私たちも神様の力が注がれるよう 祈る日となりました。



              平 和 聖 日
 ・ 日本基督教団は、毎年8月の第1主日を「平和聖日」
   と定め、この日、主が望んでおられる平和を御言葉
   から学び、平和の実現を求めて祈りをささげます。
   かつて、私たちの国が犯した戦争責任の罪を懺悔し、
   その歴史の中で、必死になって平和の実現を願って
   働かれた方々のと尊い祈りを真剣に受けとめ、今、
   主にあって生かされている私たちはどう生きるべきか
   を問いつつ、「平和聖日」の礼拝を献げて、平和の
   実現への祈りと決意を新たにします。



              世 界 聖 餐 日
 ・ 日本基督教団では、10月第1日曜日を「世界聖餐日」
   と定めています。第二次世界大戦直前、世界が戦争へ
   と傾斜していく中、1940年に北米キリスト教教会連盟
   によって「全世界のキリスト教会がそれぞれの教会で
   主の聖餐式を守り、国境、人種の差別を越えて、あら
   ゆるキリスト教信徒がキリストの恩恵において一つで
   あるとの自覚を新たにする日」として提唱されたのが
   始まりだと言われています。
   これが戦後、世界教会協議会(WCC)で推奨され、日本
   キリスト教協議会(NCC)を通じて日本の教会にも広がり
   ました。異なる文化・経済・政治の状況にあってなお、
   世界の教会がキリストのからだと血を分かち合うこと
   を通し、主にあって一つであることを自覚し、お互いが
   抱える課題を担い合う決意を新たにする日です。



          宗教改革記念日 (10月31日)
  ・ マルチン・ルター(ルッテルともルーテルとも書かれます)
   が、1517年10月31日にウィッテンベルグ城教会の扉に
   95ヶ条の質問状を貼り付けたことから、この日がプロテス
   タント教会の誕生日といわれるようになりました。
   ルターは、イエス・キリストの福音が中世の教会でゆがめ
   られ崩れているのを、もう一度、もとの原始教会の正しい
   姿に帰れと主張し、「教会再建運動」を展開したのです。
   その後、カトリック教会もいろいろな改革が試みられ、今は
   カトリックとプロテスタントとの間で交わりが深められ、学び

   合いがなされています。


            永眠者記念日・聖徒の日
  ・ キリスト教では、すべての死者はすでに「神の手の中に
   抱かれている」と考えるので、死者が迷わず成仏するとか、
   冥福を祈るという考え方はなく、死者を覚えるとか、記念
   するという言い方をします。私たちの教会では、11月第一
   日曜日に永眠者記念礼拝を執行します。永眠者の写真を
   飾り、お一人お一人の名前を呼んで、覚えて、天にいる者
   も地にいる者も共に礼拝をささげます。











〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19−6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所
牧師:三原 信惠  
伝道師:細井 宏一
更新:2024.2.17 m.n
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