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日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所 週 報
降誕前第5主日礼拝
2024年11月24日 午前10時30分~
司 式 細井伝道師
奏 楽 ヒムプレーヤー
前 奏 (黙 祷)
招 詞 「灯をともしていなさい」ルカ12:35 司式者
頌 栄 21-6番 一 同
交 読 詩篇94篇 一 同
聖 書 マタイによる福音書 第9章35~38節
(新) p. 17
祈 祷 司式者
讃 美 歌 21-57番 一 同
使徒信条 21-93番( 4-A ) 一 同
讃 美 歌 21-280番 一 同
説 教 「神様が一緒だから安心」 牧 師
祈 祷 牧 師
讃 美 歌 21-564番 一 同
献 金 ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
感 謝 献金奉仕者
主 の 祈 21-93番 ( 5-A ) 一 同
讃 美 歌 21-91番 一 同
祝 祷 牧 師
後 奏 (黙 祷)
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説教要約 印刷用PDF
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降誕前第5主日礼拝 説教要約
聖書 マタイによる福音書 第9章35~38節
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35 イエスは町や村を残らず回って、会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、ありとあらゆる
病気や患いをいやされた。
36 また、群衆が飼い主のいない羊のように弱り果て、打ちひしがれているのを見て、深く
憐れまれた。
37 そこで、弟子たちに言われた。「収穫は多いが、働き手が少ない。
38 だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい。」 |
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説教「神様が一緒だから安心」要約
三原 信惠 牧師
① イエス様の活動
イエス様は色々な町や村に出かけて行き、その町や村の皆が集まる所で神様の事をお話しました。体が弱っている人にもお話し、励まし、病気も治してあげました。でも、不思議だと思います。何でイエス様はわざわざ知らない所に出かけて行ったのでしょう。それは、どこにいる人達も飼い主がいない羊のように弱っている事を知っていたからです。皆の事が心配で仕方なかったのです。そういう弱っている皆の事をイエス様は「羊」にたとえました。羊は目が悪く、鋭い牙や爪もなく、他の動物と戦う事ができません。襲われたらやられてしまいます。だから飼い主である羊飼いに守ってもらわねばなりません。羊飼いがどうしても必要です。羊飼いが「そっちは危ないよ、こっちが安心だよ。そっちじゃなくて、こっちに水があるよ。怖い動物が襲って来たら守るよ」と羊たちを導くのです。この羊飼いはこの世界を造って下さった主なる神様の事です。イエス様は知らない町に出かけて行って弱っている人達に「あなたを守って下さる羊飼いである神様がいます」と伝えたのです。
② 収穫のための働き手
イエス様が町や村を巡って会堂で教え、人々を癒やされた事が「収穫」にたとえられています。イエス様は今こそイスラエルの収穫のよい時期だと言われたのです。ところが、当時のイスラエルは政治的にも社会的にも経済的にも大変困難な時期でした。どこに行っても病に苦しむ人がいました。また悪霊に取りつかれた人々もいました。心と体がひどく病んでいる人々と、イエス様は出会われ「飼い主のいない羊」のように憐れまれました。今の日本も変わらないでしょう。子供も大人も、皆どこかで心と体に疲れを覚えています。全ての人を本当の意味で生かす事ができるのは福音だけです。そのため、飢え渇き求めている人に福音を伝える「働き手」が必要です。その「働き手」とは私たち自身の事です。日曜日ごとの礼拝を通して、また日々の生活を通して、目に見えない神様が今も共にいて働いて下さっている事を伝えていきたいと願います。今日は収穫感謝日でもあります。信仰の自由を求めてやってきた清教徒たちは、到着した慣れない土地で新しい生活を始めました。
③ 神様が一緒だから安心
清教徒たちは、心も体も飢え渇き、まさに「飼い主のいない」ような不安の中での歩み始めでした。実際に最初の冬には、寒さで多くの死者が出ました。しかし、次の年には、先住民の協力を得て多くの収穫を得る事ができ、最初の収穫感謝祭を行ったのでした。困難な中にも神様がおられ、導かれた事を、彼らは先住民の存在によって体験します。だからこそ、天地万物を造り、作物を与え、人を生かして下さっている天の父に感謝をささげて、収穫を祝ったのでした。収穫のための働き手も、神様が与えて下さいます。その事を信じて祈り、与えられている恵みを数えて感謝することが、私たちには求められているのです。イエス様は知らない土地に出かけて行って、弱っている人たちに、「あなたを守って下さる羊飼いである神様がいるんですよ」と伝えました。そしてお弟子さんたちも、やっぱりイエス様のように、いろんな所に出かけて行って、「羊飼いである神様がいつも一緒なので、安心ですよ」と伝えました。今日は収穫感謝日ですね。私たちが毎日おいしく食べているすべての食べ物は神様が育てて下さったもの。私たちはそれをいただいて、神様は素晴らしい方で、今も私たちと一緒にいて下さるんだよ、とあなたの周りにいるみんなに教えてあげたいと思います。
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2024年度 年間聖句
「わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、
成長させて下さったのは神です。」
(Ⅰコリント3章6節)
今週の祈り
・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
・病や困難の中にある友のために。
・津和野教会と菊田行佳牧師のために。
本日の集会
(感染予防対策を講じながら行います)
・ 9:40~10:20 教会養育の時間
・10:20~10:30 礼拝準備祈祷会
・10:30~11:30 主日礼拝
・11:30~11:45 讃美歌練習
・11:45~12:00 聖書通読 サムエル記上2章(旧)p.428
・12:00~ 「お茶の会」どなたでもどうぞ!
お気軽にどうぞ。
今週の集会
・聖研祈祷会 11月21日(木) 10:30-11:30
マルコによる福音書7:31~37(新)p.75
(信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の言葉に
耳を傾けた後、”祈りに覚える教会”としてこの日
同欄に紹介されている”津和野教会 ”のお働きを
覚えて祈りを合わせます。)
次主日のご案内
■アドベント(待降節)第1主日礼拝 12月1日(日)
・教会養育の時間 午前 9:40~10:20
・礼拝準備祈祷会 午前10:20~10:30
・主日礼拝 午前10:30~11:45
司 式 : 細井伝道師
交 読 : 詩編 95編
聖 書 : マタイ24章36~44節(新)p.48
説 教 :「待ち望もう」三原信惠 牧師
配 餐 : 細井伝道師
献 金 : 献金奉仕者
奏 楽 : 奏楽奉仕者
讃美歌 : 21-242(主を待ち望むアドベント)
21-267(ああベツレヘムよ)
(聖餐式) 21-81 (主の食卓を囲み)
・礼拝後の集会
・讃美歌練習、聖書通読:サムエル記上9章(旧)p.439
・お茶の会 どなたでもご参加いただけます。
アメリカの感謝祭の起源
英国国教会の圧迫の下にあった清教徒は1607~8年頃、
信仰の自由を求めてオランダのアムステルダムや、ライデンに
逃れて行きました。しかし、ここも安住の地ではなく、人々は
更に自由の地を求めて、1620年9月6日メイフラワー号に
乗り、バージニア会社から提供された広大な土地に向かい出帆
しました。乗っていたのは男子78名、女子24名、計102
名と言われます。メイフラワー号はわずか180トンの小さな
帆船でしたが人々は主の導き、守りを信じて、祈りつつ、65
日の苦しい航海に耐えたのです。
さて、ついに到着した新しい土地、それは岩と砂と一面の荒
地でした。しかも寒さが厳しくなり始めた11月。彼らはケープ・
コッド湾の沿岸をあちこち探査したあげく、12月16日、やっと
今の北米プリマスにいかりをおろし、同12月20日、記念すべき
第一歩を印したのです。彼らは定住の地を得るとせっせと林を
切り開き、教会を建て、住居の小屋を建てている間も寒さと飢
えと病で半数は死にました。待望の春、インディアンたちに助
けられ秋には大豊作!移民第1年収穫感謝日を過ごしたのです。
新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
お願い申し上げます。
なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
2021.2.7 牧師・三原信惠 |
その他の報告
「新つつみ通信」第6号発行
牧師の巻頭言ほか、被災地訪問の記、教団
伝道交付金を用いた「教会養育」一年の歩み
など、2023年度の茅ヶ崎堤伝道所の活動
を特集して、今年の春に発行しました。
来会される方々にお配りしています。
■ 前向き・肯定的に!
わたしたちの社会がコロナ禍に直面して、4年余りの
月日が経過しました。これまで経験したことのない大き
な災いによって、一日一日を生きること、そして、キリ
スト者にとっては、教会に集って礼拝を献げることが、
決して当たり前のことではないことを学ぶことができま
した。この与えられた時を大切に、意味あるものとして
過ごすために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日
(日)より「聖書通読」を再開しました。
信仰の原点に帰って御言葉に聴き、おたがいが担って
いる試練や痛みを覚えながら、共に祈り合い、支え合い
ながら歩みを進め、2022年12月31日に旧約聖書39巻の
通読を行うことができました。主の見守りと導きに感謝
すると共に、教会に連なる皆様一人一人の祈りとご奉仕
によって支えられたことに、心より感謝を申し上げます。
2024年4月1日より、第3回目の聖書通読を始め
ました。どなたでも無理なく通読できるように一日一章
づつ読んでいます。
■ 先週の集会報告
・教会養育 11月17日(日)男1、女7、 計 8名
・主日礼拝 11月17日(日)男4、女8、 計12名
・聖研祈祷会 11月21日(木)男1、女4、 計 5名
■ 献金の報告
・礼拝献金 11月17日(日) 9,400円
※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
献金者の氏名は伏せさせていただきました。ご了承下さい。
当伝道所は、教会内外の多くの方々から献げられた尊い献
金によって支えられています。心より感謝を申し上げます。
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