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日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所 週 報
降誕前第6主日礼拝
2024年11月17日 午前10時30分~
司 式 細井伝道師
奏 楽 ヒムプレーヤー
前 奏 (黙 祷)
招 詞 「灯をともしていなさい」ルカ12:35 司式者
頌 栄 21-6番 一 同
交 読 詩篇93篇 一 同
聖 書 ルカによる福音書 第19章1~10節
(新) p. 146
祈 祷 司式者
讃 美 歌 21-57番 一 同
使徒信条 21-93番( 4-A ) 一 同
讃 美 歌 21-280番 一 同
説 教 「イエス様の優しいまなざし」 牧 師
祈 祷 牧 師
讃 美 歌 21-470番 一 同
献 金 ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
感 謝 献金奉仕者
主 の 祈 21-93番 ( 5-A ) 一 同
讃 美 歌 21-91番 一 同
祝 祷 牧 師
後 奏 (黙 祷)
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説教要約 印刷用PDF
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降誕前第6主日礼拝 説教要約
聖書 ルカによる福音書 第19章1~10節
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1 イエスはエリコに入り、町を通っておられた。
2 そこにザアカイという人がいた。この人は徴税人の頭で、金持ちであった。
3 イエスがどんな人か見ようとしたが、背が低かったので、
群衆に遮られて見ることができなかった。
4 それで、イエスを見るために、走って先回りし、いちじく桑の木に登った。
そこを通り過ぎようとしておられたからである。
5 イエスはその場所に来ると、上を見上げて言われた。
「ザアカイ、急いで降りて来なさい。今日は、ぜひあなたの家に泊まりたい。」
6 ザアカイは急いで降りて来て、喜んでイエスを迎えた。
7 これを見た人たちは皆つぶやいた。
「あの人は罪深い男のところに行って宿をとった。」
8 しかし、ザアカイは立ち上がって、主に言った。
「主よ、わたしは財産の半分を貧しい人々に施します。
また、だれかから何かだまし取っていたら、それを四倍にして返します。」
9 イエスは言われた。
「今日、救いがこの家を訪れた。この人もアブラハムの子なのだから。
10 人の子は、失われたものを捜して救うために来たのである。」
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説教「イエス様の優しいまなざし」要約
三原 信惠 牧師
① 徴税人ザアカイ
エリコの町にザアカイという人がいました。彼は人々からお金を集める仕事をしていました。ザアカイの住むユダヤ人の国はローマという国に支配されていて、ローマにお金を払わなければなりませんでした。しかもザアカイは、決まったお金よりたくさん集めて、その中からこっそり自分のものにしていました。だからザアカイは嫌われ者で、友だちはいませんでした。ある日のこと、イエス様が町にいらっしゃいました。神様の愛を教え、不思議な奇跡を行っていたイエス様のうわさを、ザアカイも聞いていました。ザアカイは、何とかしてイエス様を一目見ようと通りに出ます。でも大勢の人が前にいるので、背の低いザアカイは、イエス様の姿を見ることができません。そこで先回りして、木に登ってイエス様が通るのを待ちました。イエス様はたくさんの人に囲まれていたのに、ザアカイの登っている木の下に来ると、立ち止まって上を見上げておっしゃいました。「ザアカイ、急いで降りてきなさい。今日は、ぜひあなたの家に泊まりたい」。ザアカイはびっくり仰天!
② この人もアブラハムの子なのだから(9節)
イエス様はザアカイを愛しました。それは彼の中に価値を見いだしたからではなく、彼もアブラハムの子であると見られたからです。つきあって何の役にも立たない、かえって損になるような人、嫌な人、またどんな性格の人であっても、その中にアブラハムの子であるというものを見いだしていく所にイエス様が来られた意味があります。本来はアブラハムの子であるから、素晴らしい信仰生活をしていなければならないはずですが、そういうものを失ってしまっている人に、もう一度自分がアブラハムの子である事を分からせるために、イエス様は来られました。人間は信頼するということが一番大切だと思います。人から信頼されると私たちはそれを裏切らないように心がけます。信頼していくということは結局、勝利だと思いますが、同時に非常に恐ろしいことです。信頼を裏切っていく者をなお信頼して行く所にイエス様が生きられた道、語られた教えがあります。人を本当に立ち返らせていく力というものは、人の非を突く事ではなく、その人を信頼していくことです。
③ イエス様の優しいまなざし
みんなは、ザアカイのことを「罪深い男」なんて呼んで、誰も名前で呼びませんでした。でも、イエス様はその名前をきちんと呼んで下さり、しかもザアカイの家に泊まりたいとおっしゃたのです。ザアカイは、驚きとうれしさで大急ぎで木を降りて、イエス様を家にお連れしたのでした。イエス様のお話を聞いてザアカイは、これまで人々からお金をだまし取ってきたことを神様に謝りました。そしてこれからは悪い事をしないだけではなくて、自分のお金を貧しい人にあげますと約束しました。イエス様に会う前は、自分の事ばかり考えていたザアカイでした。でも、イエス様に出会って、「誰かのために何かしたい」とすっかり心が変えられました。何があったのでしょう。イエス様に「正しい生き方をしなさい!」と怒られたわけではありません。ザアカイは、イエス様が自分を大事にして下さることがわかったのです。悪い事ばかりしていたザアカイにイエス様は優しい目を向けて、名前を呼んで下さいました。その優しさがザアカイに伝わり、自分も誰かを大事にしたいと思うようになりました。新しい生き方が始まったのです。イエス様は、私たちが新しい人になることを喜んで下さいます。イエス様の優しいまなざしが、あなたがた一人ひとりにも注がれています。
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2024年度 年間聖句
「わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、
成長させて下さったのは神です。」
(Ⅰコリント3章6節)
今週の祈り
・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
・病や困難の中にある友のために。
・下松教会と林 智之牧師のために。
本日の集会
(感染予防対策を講じながら行います)
・ 9:40~10:20 教会養育の時間
・10:20~10:30 礼拝準備祈祷会
・10:30~11:30 主日礼拝
・11:30~11:45 讃美歌練習
・11:45~12:00 聖書通読、士師記20章(旧)p.415
・12:00~ 「お茶の会」どなたでもどうぞ!
お気軽にどうぞ。
今週の集会
・聖研祈祷会 11月21日(木) 10:30-11:30
マルコによる福音書6:14~29 (新)p.71
(信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の言葉に
耳を傾けた後、”祈りに覚える教会”としてこの日
同欄に紹介されている”下松教会”のお働きを
覚えて祈りを合わせます。)
次主日のご案内
■降誕前第5主日 11月17日(日)
・教会養育の時間 午前 9:40~10:20
・礼拝準備祈祷会 午前10:20~10:30
・主日礼拝 午前10:30~11:30
司 式 : 細井伝道師
交 読 : 詩編 94編
聖 書 : マタイ9章35~38節(新)p.17
説 教 :「神様が一緒だから安心」三原牧師
献 金 : 献金奉仕者
奏 楽 : ヒムプレーヤー
讃美歌 : 21-57(ガリラヤの風かおる丘で)
21-280(まぶねのなかに)
21-564(イェスは委ねられる)
・礼拝後の集会
・讃美歌練習、聖書通読:サムエル記上2章(旧)p.428
・お茶の会 どなたでもご参加いただけます。
あなたがたは、真理を受け入れて、魂を清め、偽りのない
兄弟愛を抱くようになったのですから、清い心で深く愛し合い
なさい。あなたがたは、朽ちる種からではなく、朽ちない種か
ら、即ち、神の変わることのない生きた言葉によって新たに
生まれたのです。こう言われているからです。「人は皆、草の
ようで、その華やかさはすべて、草の花のようだ。草は枯れ、
花は散る。しかし主の言葉は永遠に変わることがない。」これ
こそ、あなたがたに福音として告げ知らされた言葉なのです。
(ペトロの手紙一 1章22~25節)
伝道所創設期より教会員として長きに亘りご奉仕されました
石橋美穂子様が、11月11日(月)94歳のご生涯を全うし、天に
召されました。前夜式を同15日、葬儀式を同16日に三原牧師の
司式の下、執り行われました。生前のお働きに感謝申し上げる
とともに、主の平安を心よりお祈りいたします。
謹んでご報告申し上げます。
新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
お願い申し上げます。
なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
2021.2.7 牧師・三原信惠 |
その他の報告
「新つつみ通信」第6号発行
牧師の巻頭言ほか、被災地訪問の記、教団
伝道交付金を用いた「教会養育」一年の歩み
など、2023年度の茅ヶ崎堤伝道所の活動
を特集して、今年の春に発行しました。
来会される方々にお配りしています。
■ 前向き・肯定的に!
わたしたちの社会がコロナ禍に直面して、4年余りの
月日が経過しました。これまで経験したことのない大き
な災いによって、一日一日を生きること、そして、キリ
スト者にとっては、教会に集って礼拝を献げることが、
決して当たり前のことではないことを学ぶことができま
した。この与えられた時を大切に、意味あるものとして
過ごすために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日
(日)より「聖書通読」を再開しました。
信仰の原点に帰って御言葉に聴き、おたがいが担って
いる試練や痛みを覚えながら、共に祈り合い、支え合い
ながら歩みを進め、2022年12月31日に旧約聖書39巻の
通読を行うことができました。主の見守りと導きに感謝
すると共に、教会に連なる皆様一人一人の祈りとご奉仕
によって支えられたことに、心より感謝を申し上げます。
2024年4月1日より、第3回目の聖書通読を始め
ました。どなたでも無理なく通読できるように一日一章
づつ読んでいます。
■ 先週の集会報告
・教会養育 11月10日(日)男1、女3、 計 4名
・主日礼拝 11月10日(日)男3、女8、 計11名
・聖研祈祷会 11月14日(木)男2、女3、 計 5名
■ 献金の報告
・礼拝献金 11月10日(日) 10,700円
※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
献金者の氏名は伏せさせていただきました。ご了承下さい。
当伝道所は、教会内外の多くの方々から献げられた尊い献
金によって支えられています。心より感謝を申し上げます。
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