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日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所 週 報
降誕前第9主日礼拝
2024年10月27日 午前10時30分~
司 会 礼拝奉仕者
奏 楽 ヒムプレーヤー
前 奏 (黙 祷)
招 詞 「灯をともしていなさい」ルカ12:35 司会者
頌 栄 21-6番 一 同
交 読 詩篇90篇 一 同
聖 書 ルカによる福音書 第10章38~42節
(新) p. 127
祈 祷 司会者
讃 美 歌 21-120番 一 同
使徒信条 21-93番( 4-A ) 一 同
讃 美 歌 21-463番 一 同
説 教 「主の言葉に聞き入る」 牧 師
祈 祷 牧 師
讃 美 歌 21-493番 一 同
献 金 ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
感 謝 献金奉仕者
主 の 祈 21-93番 ( 5-A ) 一 同
讃 美 歌 21-91番 一 同
祝 祷 牧 師
後 奏 (黙 祷)
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説教要約 印刷用PDF
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聖霊降臨節第23主日礼拝 説教要約
聖書 ルカによる福音書 第7章36~50節
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38 一行が歩いて行くうち、イエスはある村にお入りになった。すると、マルタという女が、
イエスを家に迎え入れた。
39 彼女にはマリアという姉妹がいた。マリアは主の足もとに座って、その話に聞き入っていた。
40 マルタは、いろいろのもてなしのため せわしく立ち働いていたが、そばに近寄って言った。
「主よ、わたしの姉妹はわたしだけに もてなしをさせていますが、何ともお思いになりません
か。手伝ってくれるようにおっしゃってください。」
41 主はお答えになった。「マルタ、マルタ、あなたは多くのことに思い悩み、心を乱している。
42 しかし、必要なことはただ一つだけである。マリアは良い方を選んだ。それを取り上げては
ならない。」
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説教「主の言葉に聞き入る」要約
三原 信惠 牧師
① マルタは、マリアに腹を立てた
イエスさまと弟子たちはエルサレムに向かって旅をしていました。一行はベタニア村について、マルタという女の人の家に行きました。マルタとマリアの兄弟のラザロは、イエスさまと仲良しでした。イエスさまはこのきょうだいをとても大切に思っていました。 マルタは、素晴らしい先生であり大好きなイエスさまが来てくれて、大喜びです。イエスさまと弟子たちのほこりまみれになった足を洗う水を急いで用意しました。そしてご馳走をつくって、イエスさまと弟子たちをもてなそうとしました。 そのうちマルタは、自分だけがもてなしをしているのに気がついて、こう思いました。「マリアはどこにいるのかしら、こんなに忙しいのに、わたしの手伝いもしないで……」。 マルタはマリアを探しに行きました。するとマリアがイエスさまの足元に座り込んで、その話を嬉しそうに聞いているではありませんか。そんなことは、その頃の女の人はしないことでした。マリアはマルタの大変さを少しも気に留めていない様子でした。マルタはマリアを見て腹を立てました。
② 必要なことはただ一つだけである。(42節)
イエスさまの所に行って、言いました。「主よ、わたしの姉妹はわたしだけにもてなしをさせていますが、何ともお思いになりませんか。手伝ってくれるようにおっしゃってください」。今の今まで、イエスさまはマルタに「こちらに来なさい」と言われず、ご自分の所に来るまで待っておられました。イエスさまはマルタがようやく来たので嬉しかったことでしょう。マルタにも神の国のお話を聞いてもらいたかったからです。マルタが腹を立ててイエスさまにぶつけた言葉も、イエスさまはしっかりと受け止めて下さいました。それはイエスさまの言葉から分かります。まず「マルタ、マルタ」とマルタの名前を二度呼んで下さいました。これは「あなたは本当にわたしの大切な人ですよ」ということです。イエスさまは私たち一人ひとりの名を、心をこめて呼ばれます。イエスさまはマルタに言われました。「あなたの心は、沢山のことを何とかしようと心配でいっぱいになっている。だけどね、本当に必要なことは一つだよ。神さまのお話を聞いてくれないか。マリアのように」。
③ 主の言葉に聞き入る
当時のユダヤ人社会では、男性が親族以外の女性と一対一で接したり、女性が男性を家に迎え入れてもてなしたりすることは、普通のことではありませんでした。また当時のユダヤ人は、女性にはマリアのようにして神の言葉を聞く資格はないと考えていました。イエスさまは、「善いサマリア人のたとえを通してユダヤ人と異邦人の垣根を壊しただけでなく、ここでは、男性と女性の間にも差別がないことを示しておられます。誰もが分け隔てなく永遠の命へと招かれています。イエスさまは神の国の福音を語られ、マリアは主の教えを喜んで聞きました。マリアの姿を見て、イエスさまはお喜びになったことでしょう。 一方で、私たちはマルタの気持ちがよく分かります。「わたしだけに……させている」と不満をくすぶらせ、「なんとも思わないのですか。言ってやって下さいよ」と、自分の思いを身近な他者にぶつけることもあるからです。まさに、マルタは、「私」です。イエスさまがマルタの名を二度よばれたのは親しみの現れです。「あなたは多くのことに思い悩み、心を乱しいる」(41節)。イエスさまは、とがめたり、責めたりはしておられません。マルタが今、どんな状態なのかを、言い当てて下さったのです。イエスさまの言葉を素直に受け入れ、自分の状態を認めることができた時、本当に必要なただ一つのこと、主なる神の言葉を聞くことが始まっています。
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2024年度 年間聖句
「わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、
成長させて下さったのは神です。」
(Ⅰコリント3章6節)
今週の祈り
・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
・病や困難の中にある友のために。
・神辺教会と鎌野 真牧師のために。
本日の集会
(感染予防対策を講じながら行います)
・ 9:40~10:10 教会養育の時間
・10:20~10:30 礼拝準備祈祷会
・10:30~11:30 主日礼拝
・11:30~11:45 讃美歌練習
・11:45~11:55 聖書通読 ヨシュア記23章
(旧)p.375
・11:55~ 「お茶の会」
どなたでもご参加いただけます。
お気軽にどうぞ。
今週の集会
・聖研祈祷会 10月24日(木) 10:30-11:30
マルコによる福音書1:29~39 (新)p.370
(信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の言葉に
耳を傾けた後、”祈りに覚える教会”としてこの日
同欄に紹介されている ”神辺教会”のお働きを
覚えて祈りを合わせます。)
次主日のご案内
■聖徒の日・永眠者記念日 11月3日(日)
・教会養育の時間 午前 9:40~10:20
・礼拝準備祈祷会 午前10:20~10:30
・永眠者記念礼拝 午前10:30~11:45
司 会 : 礼拝奉仕者
交 読 : 詩編 90編
聖 書 : ルカ10章25~37節(新)p.126
説 教 :「祈りから始まる隣人愛」三原牧師
献 金 : 献金奉仕者
奏 楽 : 奏楽奉仕者
讃美歌 : 21-484(主われを愛す)
21-385(花彩る春を)
(聖餐式) 21-81 (主の食卓を囲み)
・礼拝後の集会
・讃美歌練習、聖書通読:士師記6章 (旧)p.389
・お茶の会 どなたでもご参加いただけます。
・ 本日の礼拝献金は、能登半島地震の被災者・被災教会の
復興のためにお献げします。(10月13日役員会決定事項)
・ 次主日・11月3日(第一日曜日)は、永眠者記念日です。
永眠者の写真を飾って、記念なさる召天者お一人おひとり
の名前を呼んで、覚えて、天にいる者も、地にいる者も共
に礼拝をお献げいたします。どうぞ、お写真を持って教会
においでください。
・当伝道所のためにご尽力くださいました、関田寛雄先生・
中条和哉先生を偲び、11月4日(月)川崎市営墓地にて
墓前礼拝を行う予定です。参加をご希望される方はお申し
出ください。
・本日は、衆議院議員総選挙・最高裁裁判官国民審査の投票
日です。国政をあずける人を選ぶ大切な選挙です。貴重な
一票を無駄にしないように投票しましょう。
新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
お願い申し上げます。
なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
2021.2.7 牧師・三原信惠 |
その他の報告
「新つつみ通信」第6号発行
牧師の巻頭言ほか、被災地訪問の記、教団
伝道交付金を用いた「教会養育」一年の歩み
など、2023年度の茅ヶ崎堤伝道所の活動
を特集して、今年の春に発行しました。
来会される方々にお配りしています。
■ 前向き・肯定的に!
わたしたちの社会がコロナ禍に直面して、4年余りの
月日が経過しました。これまで経験したことのない大き
な災いによって、一日一日を生きること、そして、キリ
スト者にとっては、教会に集って礼拝を献げることが、
決して当たり前のことではないことを学ぶことができま
した。この与えられた時を大切に、意味あるものとして
過ごすために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日
(日)より「聖書通読」を再開しました。
信仰の原点に帰って御言葉に聴き、おたがいが担って
いる試練や痛みを覚えながら、共に祈り合い、支え合い
ながら歩みを進め、2022年12月31日に旧約聖書39巻の
通読を行うことができました。主の見守りと導きに感謝
すると共に、教会に連なる皆様一人一人の祈りとご奉仕
によって支えられたことに、心より感謝を申し上げます。
2024年4月1日より、第3回目の聖書通読を始め
ました。どなたでも無理なく通読できるように一日一章
づつ読んでいます。
■ 先週の集会報告
・教会養育 10月20日(日)男4、女3、 計 7名
・主日礼拝 10月20日(日)男4、女7、 計11名
・聖研祈祷会 10月24日(木)男2、女3、 計 5名
■ 献金の報告
・礼拝献金 10月20日(日) 18、600円
(能登への義援金)
※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
献金者の氏名は伏せさせていただきました。ご了承下さい。
当伝道所は、教会内外の多くの方々から献げられた尊い献
金によって支えられています。心より感謝を申し上げます。
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