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日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所 週 報
聖霊降臨節第21主日礼拝
2024年10月6日 午前10時30分~
司 式 細井伝道師
配 餐 細井伝道師
奏 楽 奏楽奉仕者
前 奏 (黙 祷)
招 詞 司式者
頌 栄 (真理は主イエス・キリスト) 一 同
交 読 詩篇87篇 一 同
聖 書 ルカによる福音書 第2章41~52節
(新) p. 104
祈 祷 司式者
讃 美 歌 21-543番 一 同
使徒信条 21-93番( 4-A ) 一 同
讃 美 歌 21-194番 一 同
説 教 「12歳のイエス様」 牧 師
聖 餐 式 牧 師
讃 美 歌 21-81番 一 同
献 金 ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
感 謝 献金奉仕者
主 の 祈 21-93番 ( 5-A ) 一 同
讃 美 歌 21-91番 一 同
祝 祷 牧 師
後 奏 (黙 祷)
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説教要約 印刷用PDF
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聖霊降臨節第21主日礼拝 説教要約
聖書 ルカによる福音書 第2章41~52節
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41 さて、両親は過越祭には毎年エルサレムへ旅をした。
42 イエスが十二歳になったときも、両親は祭りの慣習に従って都に上った。
43 祭りの期間が終わって帰路についたとき、少年イエスはエルサレムに残っておられたが、
両親はそれに気づかなかった。
44 イエスが道連れの中にいるものと思い、一日分の道のりを行ってしまい、それから、親類や
知人の間を捜し回ったが、
45 見つからなかったので、捜しながらエルサレムに引き返した。
46 三日の後、イエスが神殿の境内で学者たちの真ん中に座り、話を聞いたり質問したりして
おられるのを見つけた。
47 聞いている人は皆、イエスの賢い受け答えに驚いていた。
48 両親はイエスを見て驚き、母が言った。
「なぜこんなことをしてくれたのです。御覧なさい。お父さんもわたしも心配して捜していた
のです。」
49 すると、イエスは言われた。
「どうしてわたしを捜したのですか。わたしが自分の父の家にいるのは当たり前だということ
を知らなかったのですか。」
50 しかし、両親にはイエスの言葉の意味が分からなかった。
51 それから、イエスは一緒に下って行き、ナザレに帰り、両親に仕えてお暮らしになった。
母はこれらのことをすべて心に納めていた。
52 イエスは知恵が増し、背丈も伸び、神と人とに愛された。
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説教「12歳のイエス様」要約
三原 信惠 牧師
① イエス様が迷子になった?
10月から待降節に入るまで、ルカによる福音書を読み進めます。ルカによる福音書ならではのユニークな視点や切り口があります。それらのかけがえのなさを大切に致しましょう。ところで、みなさんは、迷子になって寂しくなったことはありませんか?今朝のお話しのイエス様と同じ12歳の時、わたしは一人で、父が牧する教会の信者さんのおばあちゃんのところへ行きました。ちょっとの間、一人になっただけなのに、とても不安な気持ちになったことを覚えています。でも、イエス様は少し違ったようです。みんなと三日間も離れ離れになっていたのに、久しぶりに会ったお母さんのマリアさんに「どうしてわたしをさがしたのですか」と聞いています。凄いですね!イエス様は、どうして寂しくなかったのでしょうか?それは、きっとイエス様が神様のお家である神殿にいたからだと思います。大好きな神様の近くにいたから、イエス様は不安にならずにすんだのです。もし皆さんが一人ぼっちになったとしても、必ず、神様が一緒にいてくださるから 大丈夫ですよ。
② 七日間の過越祭
年に一度の過越祭の日、国中から集まった人々や荷物を積んだロバ等でごった返し、エルサレムの町は賑やかでした。過越祭では、神様が自分たちの先祖をエジプトの奴隷の生活から自由にしてくれた救いを思い出して感謝します。エルサレム神殿には、人々が捧げ物を持って集まって来ます。羊を肩に担いでいる人もいます。捧げもののための動物も売られています。動物たちの鳴き声で騒々しかったでしょうね。七日間の過越祭が終わると、人々は自分たちの町へ戻っていきます。エルサレムの城門から出て行く人々は「今年も祭りに来られて良かった」と幸せな気持ちで帰るのでした。 ところが、自分たちの町に戻っていく人々の波に逆らってエルサレムに引き返そうとしている女の人と男の人がいました。「うちの子を見ませんでしたか。12歳になる男の子です。エルサレムから帰る途中でいなくなっていたことに気がついたんです!うちの子を知りませんか」。二人はエルサレムから帰る人に声をかけ訪ね回りました。エルサレムへ戻りながら、必死になって息子を捜しました。
③ 12歳のイエス様
イエスの両親は過越祭には毎年エルサレムへ旅をする程に、信仰深い人でした。母マリアはイエスの誕生における神の出来事をよく心に留めていました。しかし、その二人でも「わたしが自分の父の家にいるのは当たり前だと言うことを、知らなかったのですか」(49節)というイエスの言葉の意味は分かりませんでした。少年イエスは律法に従い、一人前になって、神の前に一人で立たれました。イエス様にとってまことの父は天の父なる神でした。神の子として、イエス様は神の家にいないわけにはいかなかったのです。祭りが終わり、帰路の途中で、両親はイエスを見失ってしまいます。二人はイエス様の姿だけでなく、真実のイエス様も見失っていたのでした。 ひるがえって、私たちも「礼拝は休まないし、信仰熱心だ」と思い、いつの間にかイエス様のことは分かっていると思い込んでいないでしょうか。イエス様の言葉を理解できなかった両親にとってイエス様の言葉は思いがけないものでした。私たちもこの両親の思いに共感し、イエスの言葉に戸惑い、立ち止まりたいと思います。イエスの存在が神の現実であり、イエスは神から来られた神の子であると悟る事ができますように。イエスが教えて下さった祈りを通して、私たちも神に「父よ」と呼びかけます。
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2024年度 年間聖句
「わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、
成長させて下さったのは神です。」
(Ⅰコリント3章6節)
今週の祈り
・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
・病や困難の中にある友のために。
・高知東教会と野口幸生牧師のために。
本日の集会
(感染予防対策を講じながら行います)
・ 9:40~10:10 教会養育の時間
・10:20~10:30 礼拝準備(髙浪晋一先生をお迎えして)
・10:30~11:20 主日礼拝
・11:20~12:00 髙浪晋一先生による讃美歌講話
・12:00~ 愛餐会(髙浪晋一先生を囲んで)
どなたでもご参加いただけます。
お気軽にどうぞ。
今週の集会
・聖研祈祷会 10月10日(木) 10:30-11:30
ユダの手紙17~25 (新)p.451
(信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の言葉に
耳を傾けた後、”祈りに覚える教会”としてこの日
同欄に紹介されている ”高知東教会”のお働きを
覚えて祈りを合わせます。)
次主日のご案内
■聖霊降臨節第22主日 10月13日(日)
・教会養育の時間 午前 9:40~10:10
・礼拝準備祈祷会 午前10:20~10:30
・主日礼拝 午前10:30~11:45
司 式 : 細井伝道師
交 読 : 詩編 88編
聖 書 : ルカ 5章1~11節 (新)p.109
説 教 :「人間をとる漁師に」三原牧師
献 金 : 献金奉仕者
奏 楽 : 奏楽奉仕者
讃美歌 : 21-543(キリストの前に)
21-194(神様はそのひとり子を)
21-290(おどり出る姿で)
・礼拝後の集会
・讃美歌練習、聖書通読 ヨシュア記9章(旧)p.352
・愛餐会 どなたでもご参加いただけます。
・10月役員会 (愛餐会後)役員の方はお残り下さい
「 神 の 憩 い 」
山田 晶
七日に一度、日曜日という日だけは、神さまは我々に、
特別な仕方でご自分と共に在ることを望まれます。即ち、
日曜日だけは、神様と共に、日常の働きをやめよと命じて
おられます。……我々にとって日曜とは、神の憩いに触れ、
我々自身が日常の働きから離れて、神の憩いの中で憩う
ために与えられているのではないでしょうか。
ただ自分の憩いのことだけを考えますと、この日曜日と
いう空白を、どのように楽に過ごそうかとか、楽しく遊ぼ
うかとか、要するにその空白をどのように埋めようかとい
うことだけが我々にとっての問題となり、そこに悪魔につ
けこまれる隙も生じてきます。
しかし、この日曜日の空白は、神の創造の背後にあり、
その働きを包んでいる、言いようもなく深い、底知れない
神の憩いに触れ、神と共に憩うために神様から与えられた
ものであると考えるならば、その「空白」の意味は、全然
異なるものになるでしょう。
新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
お願い申し上げます。
なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
2021.2.7 牧師・三原信惠 |
その他の報告
「新つつみ通信」第6号発行
牧師の巻頭言ほか、被災地訪問の記、教団
伝道交付金を用いた「教会養育」一年の歩み
など、2023年度の茅ヶ崎堤伝道所の活動
を特集して、今年の春に発行しました。
来会される方々にお配りしています。
■ 前向き・肯定的に!
わたしたちの社会がコロナ禍に直面して、4年余りの
月日が経過しました。これまで経験したことのない大き
な災いによって、一日一日を生きること、そして、キリ
スト者にとっては、教会に集って礼拝を献げることが、
決して当たり前のことではないことを学ぶことができま
した。この与えられた時を大切に、意味あるものとして
過ごすために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日
(日)より「聖書通読」を再開しました。
信仰の原点に帰って御言葉に聴き、おたがいが担って
いる試練や痛みを覚えながら、共に祈り合い、支え合い
ながら歩みを進め、2022年12月31日に旧約聖書39巻の
通読を行うことができました。主の見守りと導きに感謝
すると共に、教会に連なる皆様一人一人の祈りとご奉仕
によって支えられたことに、心より感謝を申し上げます。
2024年4月1日より、第3回目の聖書通読を始め
ました。どなたでも無理なく通読できるように一日一章
づつ読んでいます。
■ 先週の集会報告
・教会養育 9月29日(日)男2、女5、 計 7名
・主日礼拝 9月29日(日)男3、女6、 計 9名
・聖研祈祷会 10月 3日(木)男2、女3、 計 5名
■ 献金の報告
・礼拝献金 9月29日(日) 8、100円
※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
献金者の氏名は伏せさせていただきました。ご了承下さい。
当伝道所は、教会内外の多くの方々から献げられた尊い献
金によって支えられています。心より感謝を申し上げます。
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