2024年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         聖霊降臨節第18主日礼拝 

     2024年9月15日   午前10時30分~

                
               司     細井伝道師

               奏 楽    ヒムプレーヤー



前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇84篇            一 同
  
聖  書    マタイによる福音書 7章13~14節 
                    (新) p. 12 


祈  祷                     司式

讃 美 歌     21463          一 同
   
使徒信条    21-93番 4-A )       一  同

讃 美 歌     21433          一 同
 
説  教    「狭い門から入りなさい」      牧 師

祈  祷                    牧 師

讃 美 歌     21-274番          一 同


献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-91番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          ヒムプレーヤー

                                                               

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       聖霊降臨節第18主日礼拝  説教要約

    聖書  マタイによる福音書 7章13~14節
  


13  「狭い門から入りなさい。
   滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入る者が多い。


14  しかし、命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか。
   それを見いだす者は少ない。」




 



       
説教「狭い門から入りなさい」要約


① 「狭い門」「広い門」って何?


 受験の際、競争率が高く、選ばれた人しか入れない学校のことをよく「狭き門」と言いますが、この言葉のもととなったイエス様の言葉です(文語訳聖書では「狭い門」を「狭き門」と翻訳しています)。イエス様は、狭い門から入りなさい、広い門からは入るなと教えました。狭い門から入ると道は細いし、そもそもこの門を見つける人は少ないが、広い門は道も広々しているし、多くの人たちがそこから入ると続けました。ならば、みんなと一緒に広い門から入る方がいいと思った人もあったでしょう。ところがイエス様は、狭い門から入りなさいとすすめます。そして広い門は滅びに通じる、狭い門は命に通じると教えておられます。この狭い門、広い門とは一体何のことを指しているのでしょうか。それは、私たちの生き方のことを指しています。「狭い門」の教えは、5~7章まで続く山上の説教の中で語られています。イエス様は「狭い門から入りなさい」と教えることによって、たとえ困難でも選ぶ人が少数者であっても、ご自身が教える生き方を選ぶように迫っています。


② 腹を立ててはならない


 ここでイエス様がたとえている門は、沢山の人たちがそこを通るとありますので、おそらく神殿の門のことでしょう。当時の人たちが守っている律法に対して、山上の説教は新しい律法と言ってもいいでしょう。イエス様はこの山上の説教に、一つひとつの律法をただ忠実に守るだけでなく、なぜこう戒められているのかを深く考えるよう私たちに迫ってきます。「狭い門から入れ」とは、「イエス様が教える生き方を実践しなさい」という意味です。その実例として、山上の説教の中から「腹を立ててはならない」(5:21~26)を選びました。「殺すな」と命じる律法は誰でも守ることでしょう。しかしイエス様はそれだけでなく「腹を立ててはならない」「ばかと言ってはならない」「愚か者と言ってはならない」と命じています。相手に腹を立てたまま神殿に献げ物をするな、その前に仲直りしなさい。一緒に道を歩くなら途中で早く和解しなさいと教えます。相手を殺さなければ相手をののしる位ならいいだろう、心の中でなら相手を赦さなくてもいいだろうではダメだと教えます。


狭い門から入りなさい


 イエス様が教える生き方は厳しい生き方なので、選ぶ人は少ないかもしれません。しかし、それは、いのちに至る生き方です。イエス様は狭い門から入りなさいと招いておられます。実例を一つ。陽ちゃんは四歳の女の子ですが、病気で声が出ません。自分の思いが伝わらないとひっくり返って怒ります。怒っている陽ちゃんのそばに、大ちゃんが来ました。いつもしているパズルを渡しましたが、陽ちゃんはまったく見向きもしません。次に、大ちゃんがクレヨンと画用紙を渡すと、陽ちゃんはそれを受け取って絵を描き始めたのです。先生はびっくりして「すごい、大ちゃん!よく陽ちゃんの欲しいものがわかったわね!」と言いました。すると大ちゃんは、「あのね、陽ちゃんがクレヨンと画用紙を見てたからわかったんだよ」と言いました。何かを静にしっかり見ていると、言葉がなくてもわかることがあります。私たちも、イエス様のことをしっかり見ていると、イエス様がおっしゃろうとすることがわかりますよ。「狭い門から入りなさい」という教えを守るのは難しいですが、「いつか守ることができますように」とお祈りしましょう!そのお祈りを、イエス様は静かに聞いてくださいます。今、礼拝を献げておられる皆様は、正に「狭い門」をくぐってここにいます。




          2024年度 年間聖句

    「わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、
        成長させて下さったのは神です。」
          (Ⅰコリント3章6節)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・卯之町教会と森分信基牧師のために。
                   
            


            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・ 9:40~10:10  教会養育の時間
    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:30  主日礼拝 
    ・11:30~11:45  讃美歌練習
    ・11:45~12:00  聖書通読:申命記15章(旧) p.304
    ・12:00~     「お茶の会」
              どなたでもご参加いただけます。




            今週の集会

    ・聖研祈祷会  9月19日(木) 10:30-11:30  
      マタイ福音書23章13~36節 (新)p.45
 
   (信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の言葉に
    耳を傾けた後、”祈りに覚える教会”としてこの日
    同欄に紹介されている ”卯之町教会”のお働きを
    覚えて祈りを合わせます。)

 



            次主日のご案内

     聖霊降臨節第19主日  9月22日(日)
   

    ・教会養育の時間     午前 9:40~10:10
    ・礼拝準備祈祷会    午前10:20~10:30
    ・主日礼拝       午前10:30~11:30
      司 式 : 細井伝道師
      交 読 : 詩編 85編
      聖 書 : マタイによる福音書23章37~39節
                     (新)p.48  

      説 教 :「嘆くイエスさま」三原牧師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : ヒムプレーヤー
      讃美歌 : 21-274(救い主キリストよ)
           21-433(あるがままわれを)
           21-443(冠も天の座も)

    ・礼拝後の集会
      讃美歌練習     担当:奏楽奉仕者
      聖書通読      申命記22章 (旧)p.314
      お茶の会     どなたでもどうぞ!
    





  
 
           「 新  生 」  
                   花前 晃平

    この新生は、一人だけで孤立してなしとげられるもの
   ではなく、社会変革と無関係な宗教的悟りのようなもの
   として、神秘的にかちえられるものでもありません。
    それは解放のための地道な実践の中で、「共に生きる」
   文化創造の中で対話の過程を通じて育ってくるものです。

     しかし同時に、他人に代替の利かない一人ひとりの、
   それを産み落とすぞ、という内面の決意もまた必要です。
   ダラダラした区切りのない流れに身をまかせていて自然
   に出てくるものではなく、飛躍の瞬間を境い目に天と地
   がひっくりかえるように、すべてが一変する地平へ自ら
   殻をやぶって進み出なければならないのです。
 
  
  


 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。


               2021.2.7 牧師・三原信惠



            その他の報告 

         「新つつみ通信」第6号発行
      
       牧師の巻頭言ほか、被災地訪問の記、教団
      伝道交付金を用いた「教会養育」一年の歩み
      など、2023年度の茅ヶ崎堤伝道所の活動
      を特集して、今年の春に発行しました。
      来会される方々にお配りしています。

        

         


          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちの社会がコロナ禍に直面して、4年余りの
    月日が経過しました。これまで経験したことのない大き
    な災いによって、一日一日を生きること、そして、キリ
    スト者にとっては、教会に集って礼拝を献げることが、
    決して当たり前のことではないことを学ぶことができま
    した。この与えられた時を大切に、意味あるものとして
    過ごすために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日
    (日)より「聖書通読」を再開しました。
     信仰の原点に帰って御言葉に聴き、おたがいが担って
    いる試練や痛みを覚えながら、共に祈り合い、支え合い
    ながら歩みを進め、2022年12月31日に旧約聖書39巻の
    通読を行うことができました。主の見守りと導きに感謝
    すると共に、教会に連なる皆様一人一人の祈りとご奉仕
    によって支えられたことに、心より感謝を申し上げます。

     2024年4月1日より、第3回目の聖書通読を始め
    ました。どなたでも無理なく通読できるように一日一章
    づつ読んでいます。

           

                

 
           ■ 先週の集会報告

  ・教会養育   9月 8日(日)男5、女8、 計13名
  ・主日礼拝   9月 8日(日)男5、女8、 計13名
  ・聖研祈祷会  9月12日(木)男2、女3、 計 5名

           ■ 献金の報告
  【礼拝席上献金】  9月8日(日)  9、100円


 ※  個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   献金者の氏名は伏せさせていただきました。ご了承下さい。
   当伝道所は、教会内外の多くの方々から献げられた尊い献
   金によって支えられています。心より感謝を申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、  伝道師 細井 宏一
 更新: 2024. 9. 12  by . mn


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