2024年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         聖霊降臨節第17主日礼拝 

     2024年9月8日   午前10時30分~

                
               司     細井伝道師

               奏 楽    ヒムプレーヤー



前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇83篇            一 同
  
聖  書    マタイによる福音書 16章2~3節 
                    (新) p. 31 


祈  祷                     司式

讃 美 歌     21463          一 同
   
使徒信条    21-93番 4-A )       一  同

讃 美 歌     21563          一 同
 
説  教    「時代のしるし」          牧 師

祈  祷                    牧 師

讃 美 歌     21-433番          一 同


献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-91番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          ヒムプレーヤー

                                                               

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       聖霊降臨節第17主日礼拝  説教要約

    聖書  マタイによる福音書 16章2~3節
  


2  イエスはお答えになった。
  「あなたたちは、夕方には『夕焼けだから、晴れだ』と言い、


3  朝には『朝焼けで雲が低いから、今日は嵐だ』と言う。
   このように空模様を見分けることは知っているのに、
   時代のしるしは見ることができないのか。




 



       
説教「時代のしるし」要約


① ファリサイ派やサドカイ派の人たち


 イエス様のまわりは、笑顔になった人でいっぱいでした。イエス様に病気をなおしてもらって笑顔になった人たち、イエス様に悪霊を追い出してもらって笑顔になった人たち、イエス様の言葉に慰められたり、励まされたりして笑顔になった人たち、中には、食べ物がなくておなかがすいた時、食べ物をいただいて、笑顔になった人たちもいました。イエス様と出会って笑顔になった人たちは、みんなイエス様のことが大好きです。だから、他の人たちにも、イエス様は神様のところから来た人だよって、教えてあげていました。すると、それを聞いたファリサイ派とサドカイ派の人たちが、イエス様のところにやって来ました。彼らはいつも、自分たちこそ神様のことをよく知っていると人に自慢していました。だから、イエス様を試してやろうと思ってやってきたのです。彼らはイエス様に、こんなお願いをしました。「天からのしるしを見せて下さい(1節)。「天からのしるし」というのは、たとえば石をパンに変えたりしてみんなをビックリさせる不思議な力、奇跡のことです。


② 天からのしるし


 イエス様が、それが起こせたら、神様から特別な力をもらっている証拠になります。でも、イエス様はその求めに応じませんでした。それはちょうど、マタイによる福音書4章で、悪魔がイエス様に求めた「天からのしるし」、石をパンに変えたり、神殿の屋根から飛び降りても天使たちに助けさせたりすることを断られたのと同じです。イエス様は両派の人たちの試みには乗らず、あなた方は空模様を見分けることはできるのに「時代のしるし」を見落としていると批判しました。人々にとって天気は生活に密着していますので、空模様を見て明日は雨だ、今日は嵐だと教えてくれるファリサイ派やサドカイ派の人たちは有難い存在です。そんな豊富な知識を持っているのに「時代のしるし」を見ることができないのかとイエス様は批判します。こののちイエス様は、「よこしまで神にそむいた時代の者たちはしるしを求めるがヨナのしるし以外のしるしは与えられない」(4節)と言い残して立ち去りましたが両派の人たちには何を言っているのかよく分からなかったことでしょう。


時代のしるし


 この記事は、ファリサイ派とサドカイ派の人たちがイエス様を試そうとして「天からのしるし」を見せてほしいと願っても、イエス様はそれに応じなかったこと、そしてイエス様は、「時代のしるし」(聖書協会共同訳)では「時のしるし」)をあなた方は見落としていると批判したことにポイントがあります。「天からのしるし」を両派の人たちに見せませんでした。そして、イエス様は彼らに言いました。あなた方は、とても大切なことを見落としている。それは「時代のしるし」だと。イエス様を試そうとした人たちは、自分たちが見落としている「時代のしるし」って何だろうと考え込んでしまいました。その間に、イエス様は立ち去ってしまいました。イエス様がこうおっしゃったのを聞いた、イエス様と出会って笑顔になった人たちは思いました。石をパンに変えるよりも、私たちが笑顔になったことの方がずっとずっとずうっと奇跡だ。きっとこれが、イエス様が神様から特別な力をもらっている証拠だ。でも、両派の人たちは私たちのことを見落としている。そうか、イエス様がおっしゃっている「時代のしるし」って私たちのことだ。神様の力は、イエス様と出会って癒して戴いたり、イエス様の言葉を聴いて喜びに溢れている、この私たちのことだと気づきました。




          2024年度 年間聖句

    「わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、
        成長させて下さったのは神です。」
          (Ⅰコリント3章6節)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・砥部教会と本多 肇牧師のために。
                   
            


            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・ 9:40~10:10  教会養育の時間
    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:30  主日礼拝 
    ・11:30~11:45  讃美歌練習
    ・11:45~12:00  聖書通読:申命記8章(旧) p.294
    ・12:00~     「愛餐会」
              どなたでもご参加いただけます。
              (会費/来会者:無料、教会員:300円) 

              9月役員会(愛餐会の後)



            今週の集会

    ・聖研祈祷会  9月12日(木) 10:30-11:30  
      マタイ福音書21章18~32節 (新)p.41
 
   (信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の言葉に
    耳を傾けた後、”祈りに覚える教会”としてこの日
    紹介されている”砥部教会”のお働きを覚えて祈り
    を合わせます。)

 



            次主日のご案内

     聖霊降臨節第18主日  9月15日(日)
   

    ・教会養育の時間     午前 9:40~10:10
    ・礼拝準備祈祷会    午前10:20~10:30
    ・主日礼拝       午前10:30~11:30
      司 式 : 細井伝道師
      交 読 : 詩編 84編
      聖 書 : マタイによる福音書7章13~14節
                     (新)p.12   

      説 教 :「狭い門から入りなさい」三原牧師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : ヒムプレーヤー
      讃美歌 : 21-463(わが行くみち)
           21-433(あるがままわれを)
           21-274(救い主キリストよ)

    ・礼拝後の集会
      讃美歌練習     担当:奏楽奉仕者
      聖書通読      申命記15章 (旧)p.304
      お茶の会     どなたでもどうぞ!
    





  
 
           「 創 造 の 善 」  
                  アウグスティヌス

   あなたがその造られたものを「善し」と見たということは、
  聖書に七度記されています。そして八回目に造られたすべて
  のものを見て、たんに「善し」とされただけではなくすべて
  をひっくるめて「はなはだ善し」とされたのです。すなわち、
  それぞれのものを単独に見れば ただ「善い」にすぎません
  が、すべてが同時に見られるとき、それはたんに「善い」だ
  けではなく「はなはだ善い」ものとなるのです。
  
  


 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。


               2021.2.7 牧師・三原信惠



            その他の報告 

         「新つつみ通信」第6号発行
      
       牧師の巻頭言ほか、被災地訪問の記、教団
      伝道交付金を用いた「教会養育」一年の歩み
      など、2023年度の茅ヶ崎堤伝道所の活動
      を特集して、今年の春に発行しました。
      来会される方々にお配りしています。

        

         


          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちの社会がコロナ禍に直面して、4年余りの
    月日が経過しました。これまで経験したことのない大き
    な災いによって、一日一日を生きること、そして、キリ
    スト者にとっては、教会に集って礼拝を献げることが、
    決して当たり前のことではないことを学ぶことができま
    した。この与えられた時を大切に、意味あるものとして
    過ごすために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日
    (日)より「聖書通読」を再開しました。
     信仰の原点に帰って御言葉に聴き、おたがいが担って
    いる試練や痛みを覚えながら、共に祈り合い、支え合い
    ながら歩みを進め、2022年12月31日に旧約聖書39巻の
    通読を行うことができました。主の見守りと導きに感謝
    すると共に、教会に連なる皆様一人一人の祈りとご奉仕
    によって支えられたことに、心より感謝を申し上げます。

     2024年4月1日より、第3回目の聖書通読を始め
    ました。どなたでも無理なく通読できるように一日一章
    づつ読んでいます。

           

                

 
           ■ 先週の集会報告

  ・教会養育   9月1日(日)男2、女2、 計 4名
  ・主日礼拝   9月1日(日)男4、女7、 計11名
  ・聖研祈祷会  9月5日(木)男2、女3、 計 5名

           ■ 献金の報告
  【礼拝席上献金】  9月1日(日)  10、550円


 ※  個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   献金者の氏名は伏せさせていただきました。ご了承下さい。
   当伝道所は、教会内外の多くの方々から献げられた尊い献
   金によって支えられています。心より感謝を申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、  伝道師 細井 宏一
 更新: 2024. 9. 5  by . mn


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