2024年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         聖霊降臨節第16主日礼拝 

     2024年9月1日   午前10時30分~

                
               司     細井伝道師

               配 餐    細井伝道師

               奏 楽    奏楽奉仕者



前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇82篇            一 同
  
聖  書    マタイによる福音書 10章28~31節 
                      (新) p. 18 


祈  祷                     司式

讃 美 歌     21463          一 同
   
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21563          一 同
 
説  教    「人々を恐れるな」        牧 師

聖 餐 式                     牧 師

讃 美 歌     21-81番           一 同


献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-91番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          ヒムプレーヤー

                                                               

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       聖霊降臨節第16主日礼拝  説教要約

    聖書  マタイによる福音書 10章28~31節
  


28 体は殺しても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。
  むしろ、魂も体も地獄で滅ぼすことのできる方を恐れなさい。


29 二羽の雀が一アサリオンで売られているではないか。だが、
  その一羽さえ、あなたがたの父のお許しがなければ、地に落ちることはない。

30 あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。


31 だから、恐れるな。
  あなたがたは、たくさんの雀よりもはるかにまさっている。







 



       
説教「人々を恐れるな」要約


① マタイが記したイエス様の言葉


 今月のテーマは「あなたに向けられた言葉」です。マタイ福音者が書かれた1世紀末、キリスト者は迫害にさらされていました。マタイは迫害に怯える人々を心配するあまり、イエス様も弟子たちを送り出す時、弟子たちが迫害にあうことを心配しつつ送り出されたと、あえて迫害を予告された記事の後にこの教えを記したのでしょう。イエス様は弟子たちに、「人々を恐れてはならない」(26節)と伝えます。そして、今はまだ私の教えは知られていないがいずれ知られることになる、だから、人々の前で堂々と伝えなさいと伝えて励まします。28節に「魂」が出てきます。これはもともと「息」という意味の言葉です。人間は神様から息を与えられて生き、死ぬ時は息が神様のもとに戻ると信じられていました。ですから、どんなに強い人であっても、たとえ相手の身体を殺すことができても、息を殺すことはできません。この「息」がここでは「魂」と表現されています。28節に「地獄」という言葉が出てきますが、ここで伝えたいことは、神様の力はそれだけ大きいという意味です。


② イエス様、弟子たちを派遣する


 イエス様は神様の事を沢山の人に伝えたいと思いました。そこで、弟子たちの中から12人を選んで、色々な所に送り出すことにしました。でも、行った先には、イエス様の事を誤解している人たちもいるでしょう。弟子たちを脅かして恐ろしい目にあわす人もいるかも知れません。心配したイエス様は、12人の弟子たちにこう伝えました。「人々を恐れてはならない」。わたしが教えた神様の教えを人々の前で堂々と語りなさい。どんなに脅かされても、ひどい目にあっても、人々を恐れてはいけません。どんなに強い人でも、神様から戴いた「命」を奪ってしまう事はできません。更にイエス様は、昔の人たちが信じていた地獄をたとえに出して、神様はどんな事でもお出来になりますと言いました。そして、あなた方のことを大切にしておられる神様は、あなた方を必ず守って下さいますと弟子たちに教えました。イエス様のこの教えは、何十年もたってマタイによる福音書に書かれました。その頃、教会の人たちは、イエス様の教えを嫌がる人たちから苦しめられていました。


人々を恐れるな


 今朝のこの箇所の小見出しは、「恐るべき者」となっていますが、ここでのメッセージは28節、31節に出てくる人間を「恐れるな」です。イエス様が派遣する弟子たちを心配して伝えたこの「人々を恐れるな」という言葉は、マタイによる福音書が書かれた当時、人々からの迫害を恐れ、脅える人の心にしっかり刻まれたことでしょう。もちろん迫害は恐ろしいことです。集団で迫る迫害は人を脅えさせ、その心を殺そうとします。マタイが伝えるイエス様の言葉は、人々を恐れるな、恐れたいのならばもっと恐ろしい者、神様を恐れよと伝えます。しかし、ここでのメッセージは、「神を恐れよ」「恐るべき者を恐れよ」ではなく「人々を恐れるな」です。恐れも脅えも人の心を縛り付けてしまいます。今、この世界では、残念ながら、人を恐れさせ、その「命」をも奪おうとするいじめや虐待、差別が繰り返されています。迫害も後を絶ちません。そして、その究極は戦争でしょう。しかし、たとえどんな強い力でも、恐ろしい兵器であっても、神様が愛してくださる「命」を人は殺すことができません。「体は殺しても、魂を殺すことができない者どもを恐れるな」と語るイエス様の言葉は、私たちの日常を支えると共に、隣人を大切にする心、平和を愛する心を育むことでしょう!





          2024年度 年間聖句

    「わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、
        成長させて下さったのは神です。」
          (Ⅰコリント3章6節)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・松山城北教会と小林秀樹牧師のために。
                   
            


            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・ 9:40~10:10  教会養育の時間(担当:三原牧師)
    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:45  主日礼拝 
    ・11:45~11:55  讃美歌練習
    ・11:55~12:00  聖書通読:申命記1章(旧) p.279
    ・12:00~     お茶の会 どなたでもどうぞ!  

 



            今週の集会

    ・聖研祈祷会  9月5日(木) 10:30-11:30  
      マタイ福音書19章1~15節 (新)p.36
 
   (信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の言葉に
    耳を傾けた後、”祈りに覚える教会”としてこの日
    紹介されている”松山城北教会”のお働きを覚えて
    祈りを合わせます。)

 



            次主日のご案内

     聖霊降臨節第17主日  9月8日(日)
   

    ・教会養育の時間     午前 9:40~10:10
    ・礼拝準備祈祷会    午前10:20~10:30
    ・主日礼拝       午前10:30~11:30
      司 式 : 細井伝道師
      交 読 : 詩編 83編
      聖 書 : マタイによる福音書16章2~3節
                     (新)p.31   

      説 教 : 「時代のしるし」 三原 牧師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : ヒムプレーヤー
      讃美歌 : 21-463(わが行くみち)
           21-563(ここに私はいます)
           21-433(あるがままわれを)

    ・礼拝後の集会
      讃美歌練習     担当:奏楽奉仕者
      聖書通読      申命記8章 (旧)p.294
      お茶の会     どなたでもどうぞ!
    





  

       94歳・私の証 「あるがまま行く」  
                    日野原 重明

  「赤とんぼ」や「からたちの花」の作曲者で知られる山田耕筰
  さんが亡くなられてから40年。東京・成城の自宅で永眠される
  までの15年間、私は彼の主治医をつとめました。今年に入っ
  て記念イベントがいくつか開催され、11月23日にも神奈川県
  茅ヶ崎市で「『山田耕筰』を讃える音楽祭」が開かれました。

  茅ヶ崎は彼が一時期を過ごし「赤とんぼ」や「この道」を作曲
  した土地です。耕筰氏は音楽学校に進む前、神戸市の関西学院
  中等部で学んでいました。ここは私の母校でもあり私は氏が創
  設したグリークラブに所属していました。私が初めて氏を往診
  したのは50年ですが、実はこれも、グリークラブOBで私の親友
  の佐藤滋郎の紹介でした。氏は60歳の時に脳梗塞で倒れ、左半
  身にまひが残りました。それでも精力的に作曲を続けられ、時
  にはオーケストラで指揮することもありました。入院中はよく
  利き手の右手で病室のスケッチや自画像を描いておられました
  私が「お上手ですね」と言うと「画家になろうと思ったことが
  ある」と。 山田耕筰さんの思い出です。
  


 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。


               2021.2.7 牧師・三原信惠



            その他の報告 

         「新つつみ通信」第6号発行
      
       牧師の巻頭言ほか、被災地訪問の記、教団
      伝道交付金を用いた「教会養育」一年の歩み
      など、2023年度の茅ヶ崎堤伝道所の活動
      を特集して、今年の春に発行しました。
      来会される方々にお配りしています。

        

         


          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちの社会がコロナ禍に直面して、4年余りの
    月日が経過しました。これまで経験したことのない大き
    な災いによって、一日一日を生きること、そして、キリ
    スト者にとっては、教会に集って礼拝を献げることが、
    決して当たり前のことではないことを学ぶことができま
    した。この与えられた時を大切に、意味あるものとして
    過ごすために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日
    (日)より「聖書通読」を再開しました。
     信仰の原点に帰って御言葉に聴き、おたがいが担って
    いる試練や痛みを覚えながら、共に祈り合い、支え合い
    ながら歩みを進め、2022年12月31日に旧約聖書39巻の
    通読を行うことができました。主の見守りと導きに感謝
    すると共に、教会に連なる皆様一人一人の祈りとご奉仕
    によって支えられたことに、心より感謝を申し上げます。

     2024年4月1日より、第3回目の聖書通読を始め
    ました。どなたでも無理なく通読できるように一日一章
    づつ読んでいます。

           

                

 
           ■ 先週の集会報告

  ・教会養育   8月25日(日)男1、女2、 計 3名
  ・主日礼拝   8月25日(日)男3、女8、 計11名
  ・聖研祈祷会  8月29日(木)男2、女4、 計 6名

           ■ 献金の報告
  【礼拝席上献金】  8月25日(日)  8,060円


 ※  個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   献金者の氏名は伏せさせていただきました。ご了承下さい。
   当伝道所は、教会内外の多くの方々から献げられた尊い献
   金によって支えられています。心より感謝を申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、  伝道師 細井 宏一
 更新: 2024. 8. 31  by . mn


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