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日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所 週 報
聖霊降臨節第12主日礼拝
( 平和聖日 )
2024年8月4日 午前10時30分~
司 式 細井伝道師
配 餐 細井伝道師
奏 楽 ヒムプレーヤー
前 奏 (黙 祷)
招 詞 司式者
頌 栄 (真理は主イエス・キリスト) 一 同
交 読 詩篇78篇 一 同
聖 書 マタイによる福音書 16章15~19節
(新) p. 32
祈 祷 司式者
讃 美 歌 21-226番 一 同
使徒信条 21-93番( 4-A ) 一 同
讃 美 歌 21-544番 一 同
説 教 「岩の上の教会」 牧 師
聖 餐 式 牧 師
讃 美 歌 21-81番 一 同
献 金 ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
感 謝 献金奉仕者
主 の 祈 21-93番 ( 5-A ) 一 同
讃 美 歌 21-91番 一 同
祝 祷 牧 師
後 奏 (黙 祷) ヒムプレーヤー
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説教要約 印刷用PDF
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聖霊降臨節第12主日礼拝 平和聖日 説教要約
聖書 マタイによる福音書 16章15~19節
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15 イエスが言われた。
「それでは、あなたがたはわたしを何者だと言うのか。」
16 シモン・ペトロが、「あなたはメシア、生ける神の子です」と答えた。
17 すると、イエスはお答えになった。
「シモン・バルヨナ、あなたは幸いだ。あなたにこのことを現したのは、
人間ではなく、わたしの天の父なのだ。
18 わたしも言っておく。
あなたはペトロ。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる。
陰府の力もこれに対抗できない。
19 わたしはあなたに天の国の鍵を授ける。
あなたが地上でつなぐことは、天上でもつながれる。
あなたが地上で解くことは、天上でも解かれる。」
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説教「岩の上の教会」要約
① シモンが「ペトロ」と呼ばれる
8月のテーマは「はっきり言っておく」。「この言葉の後に続く事柄はとても大切なことですよ。だからよく聞いて下さいね」という意味を持っています。東南アジアのタイでは、ニックネームで呼び合うのが一般的です。たとえば、「ノック」(タイ語で「鳥」の意)や、「スッパープ」(タイ語で「親切な」の意)と呼ばれる人たちがいます。では、シモンはなぜ「ぺトロ」と呼ばれるようになったのでしょうか。聖書のどこにも記されていないので、「頑丈な体だったから」と、後の人々は想像を膨らませてきました。勿論、結論は出ていません。今朝の箇所はペトロが「イエス様こそ私の救い主です」と返答するところにハイライトが当たっていますが、今月のテーマ、「はっきり言っておく」と照らし合わせると、もう少し後の言葉にも光が当たってきます。イエス様は「わたしも言っておく」(18節)とあえて言い直してから「この岩の上にわたしの教会を建てる」と言われます。故に、シモンがペトロと呼ばれるのです。
② ペトロ、信仰を言い表す
イエス様はフィリポ・カイサリア地方に行かれた時、一緒にいた弟子たちに、「この地域の人々は、人の子(=イエス)のことを何者だと言っているか」とお尋ねになりました。弟子たちは「『洗礼者ヨハネだ』と言う人も、『エリヤだ』と言う人もいます。他に、『エレミヤだ』とか、『預言者の一人だ』と言う人もいます」(14節)と、周囲で言われていることを答えますが、イエス様はその答えでは満足されません。「それでは、あなたがたは私を何者だと言うのか」(15節)と重ねて質問します。それに対するペトロの答えは「あなたはメシア、生ける神の子です」(16節)。「メシア」とはヘブライ語で「油を注がれた者」(=「救い主」という意味で、ギリシャ語に翻訳すると「キリスト」となります。ペトロはイエス様こそこの世の救い主であるという信仰を告白しました。イエス様はその答えに満足され、ペトロが信仰を告白できるのは、神様がその事実をあなたに示して下さったからだと言われます(17節)。ここで「バルヨナ」とは「ヨハネの子」という言葉がなまったものです。
③ 岩の上の教会
イエス様から「あなたは岩です。だから、あなたの岩の上に私の教会を建てよう」と言われたペトロ。「僕が岩?」「僕が石頭だからかな?」「体が頑丈だからかな?」って困っているペトロにイエス様は優しくおっしゃいました。「違う、違う。あなたは先程、私のことを『救い主』だと答えてくれました。周りの人たちが何を言おうと、一番大切な事をシッカリと答えてくれました。そのあなたの気持ちの上に、私は教会を建てようと言ったのです。そして、まだ私のことを知らない人たちにその大切なことを伝えてほしいと思ったのです」。ペトロは、この出来事をずっと忘れることはありませんでした。こうして、最初の教会ができていきました。大切な気持ちが受け継がれ、教会の数はどんどん増えていきました。それは皆さんが今、集まっているこの教会も同じです。皆さんの周りにいる大人たち、そのまた先輩の大人たち一人ひとりが、「イエス様は私の救い主」と信じて集められ、堅い思い、篤い思いを持って教会を建てていきました。教会は今も、「イエス様は私の救い主」という大切なメッセージを伝えるために、ここにもずっと建てられ続けています。
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2024年度 年間聖句
「わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、
成長させて下さったのは神です。」
(Ⅰコリント3章6節)
今週の祈り
・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
・病や困難の中にある友のために。
・喜界教会と原 淑美 牧師のために。
本日の集会
(感染予防対策を講じながら行います)
・ 9:40~10:10 教会養育の時間
・10:20~10:30 礼拝準備祈祷会
・10:30~11:45 主日礼拝
・11:45~12:00 讃美歌練習
・12:00~12:10 聖書通読:民数記9章
(旧) p.227
・12:10~ 「お茶の会」どなたでもどうぞ!
今週の集会
・聖研祈祷会 8月8日(木) 10:30-11:30
使徒言行録 4:32~5:11 (新)p.220
・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の御
言葉に耳を傾けた後、”祈りに覚える教会”と
してこの日紹介されている”喜界教会”のお働
きを覚えて祈りを合わせます。
次主日のご案内
■聖霊降臨節第13主日 8月11日(日)
・教会養育の時間 午前 9:40~10:10
・礼拝準備祈祷会 午前10:20~10:30
・主日礼拝 午前10:30~11:30
司 式 : 細井伝道師
交 読 : 詩編 79編
聖 書 : マタイによる福音書18章19~20節
(新)p.35
説 教 : 「心を一つにして」 三原 牧師
献 金 : 献金奉仕者
奏 楽 : ヒムプレーヤー
讃美歌 : 21-451(くすしきみ恵み)
21-544(イェスさまが教会を)
21-393(こころを一つに)
・礼拝後の集会
讃美歌練習 担当:奏楽奉仕者
聖書通読 民数記16章 (旧)p.240
お茶の会 どなたでもどうぞ!
『 平 和 の 祈 り 』
主よ、私を平和の器としてください。
憎しみがあるところに愛を、
争いのあるところにゆるしを、
分裂には一致を、
疑いのあるところに信仰を、
誤りがあるところに真理を、
望みなきところには希望を、
暗きには光をもたらすものとしてください。
主よ、慰められるよりも、人々を慰めるものとしてください。
理解されるよりも理解するものに、
愛されることよりも愛するものとならせてください、
それは、私たちが自ら与えることにより受け、
ゆるすことによって、ゆるされ、
自分のからだをささげ、死ぬことによって
とこしえの命を得ることができるからです。
主・キリストによって、 アーメン。
女子パウロ会 『フランシスコの祈り』より
新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
お願い申し上げます。
なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
2021.2.7 牧師・三原信惠 |
その他の報告
「新つつみ通信」第6号発行
牧師の巻頭言ほか、被災地訪問の記、教団
伝道交付金を用いた「教会養育」一年の歩み
など、2023年度の茅ヶ崎堤伝道所の活動
を特集して、今年の春に発行しました。
来会される方々にお配りしています。
■ 前向き・肯定的に!
わたしたちの社会がコロナ禍に直面して、4年余りの
月日が経過しました。これまで経験したことのない大き
な災いによって、一日一日を生きること、そして、キリ
スト者にとっては、教会に集って礼拝を献げることが、
決して当たり前のことではないことを学ぶことができま
した。この与えられた時を大切に、意味あるものとして
過ごすために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日
(日)より「聖書通読」を再開しました。
信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、おたがいが担っ
ている試練や痛みを覚えながら、共に祈り合い、支え合
いながら歩みを進め、2022年12月31日をもって旧約聖書
39巻すべての通読を終了いたしました。主の見守りと
導きに感謝するとともに、教会に連なる皆様一人ひとり
の祈りとご奉仕によって支えられたことを思い、心より
感謝申し上げます。
2024年4月1日より、第3回目の聖書通読を始め
ました。どなたでも無理なく通読できるように一日一章
づつ読んでいます。
■ 先週の集会報告
・教会養育 7月28日(日)男4、女4、 計 8名
・主日礼拝 7月28日(日)男6、女8、 計14名
・聖研祈祷会 8月 1日(木)男2、女3、 計 5名
■ 献金の報告
【礼拝席上献金】 7月28日(日) 9,945円
※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
献金者の氏名は伏せさせていただきました。ご了承下さい。
当伝道所は、教会内外の多くの方々から献げられた尊い献
金によって支えられています。心より感謝を申し上げます。
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