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日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所 週 報
聖霊降臨節第11主日礼拝
2024年7月28日 午前10時30分~
司 式 細井伝道師
奏 楽 ヒムプレーヤー
前 奏 (黙 祷)
招 詞 司式者
頌 栄 (真理は主イエス・キリスト) 一 同
交 読 詩篇77篇 一 同
聖 書 マタイによる福音書 21章28~32節
(新) p. 41
祈 祷 司式者
讃 美 歌 21-200番 一 同
使徒信条 21-93番( 4-A ) 一 同
讃 美 歌 21-533番 一 同
説 教 「神様の愛にまっすぐに」 牧 師
祈 祷 牧 師
讃 美 歌 21-290番 一 同
献 金 ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
感 謝 献金奉仕者
主 の 祈 21-93番 ( 5-A ) 一 同
讃 美 歌 21-91番 一 同
祝 祷 牧 師
後 奏 (黙 祷) ヒムプレーヤー
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説教要約 印刷用PDF
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聖霊降臨節第11主日礼拝・説教要約
聖書 マタイによる福音書 21章28~32節
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28 「ところで、あなたたちはどう思うか。
ある人に息子が二人いたが、彼は兄のところへ行き、
『子よ、今日、ぶどう園へ行って働きなさい』と言った。
29 兄は『いやです』と答えたが、後で考え直して出かけた。
30 弟のところへも行って、同じことを言うと、弟は
『お父さん、承知しました』と答えたが、出かけなかった。
31 この二人のうち、どちらが父親の望みどおりにしたか。」
彼らが「兄の方です」と言うと、イエスは言われた。
「はっきり言っておく。徴税人や娼婦たちの方が、あなたたちより先に
神の国に入るだろう。
32 なぜなら、ヨハネが来て義の道を示したのに、あなたたちは彼を信ぜず、
徴税人や娼婦たちは信じたからだ。あなたたちはそれを見ても、
後で考え直して彼を信じようとしなかった。」
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説教「神様の愛にまっすぐに」要約
① 「二人の息子」のたとえ
今日のたとえ話は、お父さんからお手伝いを頼まれた二人の兄弟のお話です。お父さんは先ず、お兄さんのところへ行って言いました。「今日は、ぶどう園の仕事を手伝って下さい」。お兄さんは、初めは「いやです。行きたくありません」と断りましたが、後から「やっぱり行こうかな」と思い直して、ぶどう園へ行きました。お父さんは、弟のところへも行ってお願いしました。弟は「分かりました」とよい返事をしたのですが、結局、出かけませんでした。イエス様は、このたとえ話をした後で、神様との関係についてお話をされました。今日の聖書に出てくる「徴税人」という人は、人々から税金を集める人たちで、嫌われ者でした。「娼婦」という人たちも、悪い仕事をしていると思われて、仲間外れにされていました。でも、この人たちは、洗礼者ヨハネやイエス様から神様のお話を聞いて、まっすぐに神様の愛を受け入れました。そして心を入れ替えたので、神様はとても喜んでくださったのです。なぜでしょうか。
② 「徴税人や娼婦たちの方が、あなたたちより先に神の国に
入るだろう」(31節)
当時の社会では、「徴税人」は、ローマ帝国の下で、人々から税金を集める役割をもっていました。自分たちを抑圧する側に加担している彼らのことを、ユダヤの人々は嫌っていました。「娼婦たち」も、律法の教えを守って生活していた人々から見れば、律法に背いている人々とみなされていました。しかし、洗礼者ヨハネが、神様の救いの道を教え「主の道を整え、その道筋をまっすぐにせよ」(マタイ3:3)と語った時、向きを変えて生きるようになったのは、「徴税人や娼婦たち」でした。ですから、このたとえにおいては、この人たちのほうが兄に重ねられています。一方、祭司長たちなど、律法を忠実に守り、神様に近いところにいると思われていた人々は、洗礼者ヨハネを神様から遣わされた人として受け入れませんでした。徴税人や娼婦たちが向きを変えて信じるようになったのを見ても、自分たちは正しいというところから変わろうとしませんでした。神様は、表面的な行いを見るのではなく、心から向きを変えて、神様の救いを受け入れる人を見て、喜ばれるのです。
③ 神様の愛にまっすぐに
イエス様の宣教活動のテーマは「神の国」です(神の名をみだりに唱えることを戒めるユダヤ教的背景を持つ人々に向けて書かれた『マタイによる福音書』は、「天の国」と言い換えています)。イエス様は、ご自身のみ業とみ言葉を通して、人々を「神の国」へと招かれました。「神の国」は原義に即せば「神の支配」と訳すべき言葉。しかしそれは「支配」との言葉が連想させるような抑圧的なものではありません。むしろ、生きる喜びを奪ってしまうような罪、偏見、差別から人々を解き放つ神の恵みの支配です。「神の国」へと招き入れられることはまた、神の愛の眼差しのもとで、自身のかけがえのない命に気づかされるとともに、同様にかけがえのない命をもった他者との「義と平和と喜び」の絆の中へと生かされてゆくこと、そしてその中に招き入れられて生きる喜びを聖書は、「高価な真珠」にたとえています(マタイ13:46)。この神様の愛をまっすぐに受け入れるように、私たちみんなが招かれています。神様の大きな愛の中をまっすぐに受け入れるように、私たちみんなが招かれています。神様の愛の中で、これからも自分らしく歩んで行きましょう!
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2024年度 年間聖句
「わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、
成長させて下さったのは神です。」
(Ⅰコリント3章6節)
今週の祈り
・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
・病や困難の中にある友のために。
・鹿児島鍛冶屋町教会と松本敏之牧師のために。
本日の集会
(感染予防対策を講じながら行います)
・ 9:40~10:10 教会養育の時間
・10:20~10:30 礼拝準備祈祷会
・10:30~11:30 主日礼拝
・11:30~11:45 讃美歌練習
・11:45~12:00 聖書通読:民数記2章
(旧) p.212
・12:00~ 「お茶の会」どなたでもどうぞ!
今週の集会
・聖研祈祷会 8月1日(木) 10:30-11:30
使徒言行録2:14~36 (新)p.215
・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の御
言葉に耳を傾けた後、”祈りに覚える教会”と
してこの日紹介されている鹿児島鍛冶屋町教会
のお働きを覚えて祈りを合わせます。
次主日のご案内
■聖霊降臨節第12主日 8月4日(日)
・教会養育の時間 午前 9:40~10:10
・礼拝準備祈祷会 午前10:20~10:30
・主日礼拝 午前10:30~11:45
司 式 : 細井伝道師
交 読 : 詩編 78編
聖 書 : マタイによる福音書16章15~19節
(新)p.32
説 教 : 「岩の上の教会」 三原 牧師
配 餐 : 細井伝道師
献 金 : 献金奉仕者
奏 楽 : ヒムプレーヤー
讃美歌 : 21-226(輝く日を仰ぐとき)
21-544(イェスさまが教会を)
21-81 (主の食卓を囲み)
・礼拝後の集会
讃美歌練習 担当:奏楽奉仕者
聖書通読 民数記9章 (旧)p.227
お茶の会 どなたでもどうぞ!
『 創 立 記 念 日 』 を 目 前 に
茅ヶ崎堤伝道所が日本基督教団の伝道所として創立して
から明後日で25周年を迎えます。敬愛する鈴木一朗牧師
澄子先生、ご遺志を受け継がれた三人のお嬢様・ご家族が、
もう4半世紀も前から、イエス・キリストのまことの教会
を造るのだという確かな信仰と壮大な幻をもって、忍耐と
献身的なお働きを続けてこられ、今日を迎えております。
その間、色々なことがありましたが、神様は常に変わらず
この伝道所を守り祝福し、どのような時も前向きに肯定的
に導いて下さいました。一同、感謝・感激・感動!この上
ない喜びでいっぱいです。
私たちは今、主の年2024年というイエス・キリストの
壮大な物語の一点に、命を与えられています事を、心から
の喜びを持って立っています。正にこの時にしか担えない
使命を追い求め、今からは新しいイエス・キリストの物語
に生きる一歩を歩み出そうとしています。茅ヶ崎堤伝道所
は今、大いなる喜びを持って燦燦と降り注ぐ希望の光に包
まれています。次に進むイエス・キリストの物語を紡いで
行くべく新た決意をしています。
主の更なる祝福を祈りつつ・・・
新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
お願い申し上げます。
なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
2021.2.7 牧師・三原信惠 |
その他の報告
「新つつみ通信」第6号発行
牧師の巻頭言ほか、被災地訪問の記、教団
伝道交付金を用いた「教会養育」一年の歩み
など、2023年度の茅ヶ崎堤伝道所の活動
を特集して、今年の春に発行しました。
来会される方々にお配りしています。
■ 前向き・肯定的に!
わたしたちの社会がコロナ禍に直面して、4年余りの
月日が経過しました。これまで経験したことのない大き
な災いによって、一日一日を生きること、そして、キリ
スト者にとっては、教会に集って礼拝を献げることが、
決して当たり前のことではないことを学ぶことができま
した。この与えられた時を大切に、意味あるものとして
過ごすために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日
(日)より「聖書通読」を再開しました。
信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、おたがいが担っ
ている試練や痛みを覚えながら、共に祈り合い、支え合
いながら歩みを進め、2022年12月31日をもって旧約聖書
39巻すべての通読を終了いたしました。主の見守りと
導きに感謝するとともに、教会に連なる皆様一人ひとり
の祈りとご奉仕によって支えられたことを思い、心より
感謝申し上げます。
2024年4月1日より、第3回目の聖書通読を始め
ました。どなたでも無理なく通読できるように一日一章
づつ読んでいます。
■ 先週の集会報告
・教会養育 7月21日(日)男3、女6、 計 9名
・主日礼拝 7月21日(日)男3、女8、 計11名
・聖研祈祷会 7月25日(木)男2、女5、 計 7名
■ 献金の報告
【礼拝席上献金】 7月21日(日) 9,720円
※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
献金者の氏名は伏せさせていただきました。ご了承下さい。
当伝道所は、教会内外の多くの方々から献げられた尊い献
金によって支えられています。心より感謝を申し上げます。
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