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日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所 週 報
聖霊降臨節第10主日礼拝
2024年7月21日 午前10時30分~
司 式 細井伝道師
奏 楽 ヒムプレーヤー
前 奏 (黙 祷)
招 詞 司式者
頌 栄 (真理は主イエス・キリスト) 一 同
交 読 詩篇76篇 一 同
聖 書 マタイによる福音書 18章21~35節
(新) p.35
祈 祷 司式者
讃 美 歌 21-484番 一 同
使徒信条 21-93番( 4-A ) 一 同
讃 美 歌 21-200番 一 同
説 教 「どんな時も一緒に」 牧 師
祈 祷 牧 師
讃 美 歌 21-533番 一 同
献 金 ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
感 謝 献金奉仕者
主 の 祈 21-93番 ( 5-A ) 一 同
讃 美 歌 21-91番 一 同
祝 祷 牧 師
後 奏 (黙 祷) ヒムプレーヤー
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説教要約 印刷用PDF
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聖霊降臨節第10主日礼拝・説教要約
聖書 マタイによる福音書 18章21~35節
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21 そのとき、ペトロがイエスのところに来て言った。
「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯したなら、何回赦すべきでしょうか。
七回までですか。」
22 イエスは言われた。
「あなたに言っておく。七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。
23 そこで、天の国は次のようにたとえられる。
ある王が、家来たちに貸した金の決済をしようとした。
24 決済し始めたところ、一万タラントン借金している家来が、王の前に連れて
来られた。
25 しかし、返済できなかったので、主君はこの家来に、自分も妻も子も、
また持ち物も全部売って返済するように命じた。
26 家来はひれ伏し、『どうか待ってください。きっと全部お返しします』
としきりに願った。
27 その家来の主君は憐れに思って、彼を赦し、その借金を帳消しにしてやった。
28 ところが、この家来は外に出て、自分に百デナリオンの借金をしている
仲間に出会うと、捕まえて首を絞め、『借金を返せ』と言った。
29 仲間はひれ伏して、『どうか待ってくれ。返すから』としきりに頼んだ。
30 しかし、承知せず、その仲間を引っぱって行き、
借金を返すまでと牢に入れた。
31 仲間たちは、事の次第を見て非常に心を痛め、
主君の前に出て事件を残らず告げた。
32 そこで、主君はその家来を呼びつけて言った。
『不届きな家来だ。お前が頼んだから、借金を全部帳消しにしてやったのだ。
33 わたしがお前を憐れんでやったように、お前も自分の仲間を憐れんで
やるべきではなかったか。』
34 そして、主君は怒って、借金をすっかり返済するまでと、家来を牢役人に
引き渡した。
35 あなたがたの一人一人が、心から兄弟を赦さないなら、
わたしの天の父もあなたがたに同じようになさるであろう。」
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説教「どんな時も一緒に」要約
① 神様のおられる「天の国」には赦しに限界がない
ペトロはイエス様に「何回赦すべきでしょうか。七回までですか」(21節)と質問します。しかしイエス様は、人間が考え得る数をはるかに超えて「七回どころか七の七十倍までも赦しなさい」(22節)と教えます。つまり、天の国には赦しに限界がないということです。そのことを、たとえを用いて説明されます。そのたとえはこうです。王から一万タラントンの借金をしていた家来がいました。一万タラントンは、一日分の借金の6000万倍にあたります。休まず働いたとして、16万年分以上のお金です。一人の生涯の長さを超える、計り知れない金額の借金だということが分かります。王は家来に、自分も家族も持ち物もすべて売り払って返済するよう命じます。家来がひれ伏して赦しを願い求めると、王は憐れに思い、その借金を帳消しにしてやりました(27節)。「憐れに思う」と訳されているギリシャ語の言葉は、はらわたが動かされる程の共感を表します。借金を帳消しにした王は、憐れみ深い神様を表しています。
② 仲間を赦せなかった「心の狭い家来」の話
憐み深い王に借金を帳消しにしてもらった家来は、自分に100デナリオン(100日分の借金に相当)を借金している仲間に出会うと、捕まえて首を絞め、貸していた少しの「借金を返せ」と迫ります。仲間はひれ伏して、「どうか待ってくれ。返すから」としきりに頼みますが、承知せず、その仲間を引っぱって行き、借金を返すまでと牢に入れてしまいました(30節)。これを知った王は「お前が頼んだから、借金を全部帳消しにしてやったのだ。わたしがお前を憐れんでやったように、お前も自分の仲間を憐れんでやるべきではなかったか」(32~33節)と言って、この家来を牢屋に入れてしまったのです。自分では返済しきれないほどの借金を帳消しにしてもらったのに、そのことは、棚に上げて、仲間を赦せなかった、心の狭いこの家来は、私たち人間の姿を表しています。振り返って私たちは、イエス様の十字架によって、すべての罪を、ことごとく赦してくださった憐み深い神様の大きな愛をいつも思い起こし、他の人の罪や弱さを赦す心を与えられたいと思います。
③ どんな時も一緒に
借金を全部帳消しにしてくれた王は、神様のことです。神様は、その人が悪いことをしていても、その人に重荷を負わせるのをやめて、その人を受け入れ、一緒にいてくださるお方です。「こんなことをしてしまった私は、受け入れてもらえないんじゃないか」と思っても、神様はすべてを受け入れて「あなたは大切だよ」って言ってくださいます。この神様の大きな愛を思うと、心が温かい気持ちになり嬉しくなります。なのに私たちは神様の愛を忘れてしまいます。仲間を赦さなかった家来のように、人を赦せないのです。いやな事をされても、ちゃんと向き合って、何がいやだったかを伝えて、「ごめんね」「いいよ」と言い合えたらいいですね!いやな思いをした時、イエス様がずっと一緒にいる事を思い出して下さい。イエス様は自分の身を投げ出して私たちを大切にしてくれるお友だちです。私たちとお友だちでいてくださるイエス様は、私たちといつも一緒です。どんな時も、神様は私たちを受け入れてくださいます。イエス様は、どんな時も私たちと一緒にいるお友だちです。だから私たちも、お友だちと喧嘩しても仲直りして一緒にいられたらいいですね‼
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2024年度 年間聖句
「わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、
成長させて下さったのは神です。」
(Ⅰコリント3章6節)
今週の祈り
・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
・病や困難の中にある友のために。
・日向新生教会と竹井眞人牧師のために。
本日の集会
(感染予防対策を講じながら行います)
・ 9:40~10:10 教会養育の時間
・10:20~10:30 礼拝準備祈祷会
・10:30~11:30 主日礼拝
・11:30~11:45 讃美歌練習
・11:45~12:00 聖書通読:レビ記22章
(旧)p.196
・12:00~ 「お茶の会」どなたでもどうぞ!
今週の集会
・聖研祈祷会 7月25日(木) 10:30-11:30
ペトロの手紙一 4:1~11 (新)p.432
・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の御
言葉に耳を傾けた後、”祈りに覚える教会”と
してこの日紹介されている”日向新生教会”の
お働きを覚えて祈りを合わせます。
次主日のご案内
■聖霊降臨節第11主日 7月28日(日)
・教会養育の時間 午前 9:40~10:10
・礼拝準備祈祷会 午前10:20~10:30
・主日礼拝 午前10:30~11:30
司 式 : 細井伝道師
交 読 : 詩編 77編
聖 書 : マタイによる福音書21章28~32節
(新)p.41
説 教 : 「神様の愛にまっすぐに」 三原 牧師
献 金 : 献金奉仕者
奏 楽 : ヒムプレーヤー
讃美歌 : 21-200(小さいひつじが)
21-533(どんなときでも)
21-290(おどり出る姿で)
・礼拝後の集会
讃美歌練習 担当:奏楽奉仕者
聖書通読 民数記2章 (旧)p.212
お茶の会 どなたでもどうぞ!
『 神への応答、隣人への応答 』
日野原重明
私たちは人間ですから、いくら信仰をもっていても、
日常生活では ひじょうに 弱い面を示すものですが、
信仰を通して、いつも上を向いて歩きながら、想いと
振る舞いを謙遜にし、どうすれば私たちが与えられた
場で、与えられた恩寵や人からの配慮に恩返しをする
ことができるかということを考えます。
キリスト教でいう神への応答というものは、私たち
の隣人への応答としてあらわれます。私たちのいと小
さなわざのなかにも、その応答があらわれていきます。
そういうことが、「いと小さいもの、あるいは隣人、
何もかかわりなかった人にしたことが、実は、わたし
(イエス)にやってくれたことである」という聖句と
して示されているのです。
『今日を生きる言葉一日一篇』より
新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
お願い申し上げます。
なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
2021.2.7 牧師・三原信惠 |
その他の報告
「新つつみ通信」第6号発行
牧師の巻頭言ほか、被災地訪問の記、教団
伝道交付金を用いた「教会養育」一年の歩み
など、2023年度の茅ヶ崎堤伝道所の活動
を特集して、今年の春に発行しました。
来会される方々にお配りしています。
■ 前向き・肯定的に!
わたしたちの社会がコロナ禍に直面して、4年余りの
月日が経過しました。これまで経験したことのない大き
な災いによって、一日一日を生きること、そして、キリ
スト者にとっては、教会に集って礼拝を献げることが、
決して当たり前のことではないことを学ぶことができま
した。この与えられた時を大切に、意味あるものとして
過ごすために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日
(日)より「聖書通読」を再開しました。
信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、おたがいが担っ
ている試練や痛みを覚えながら、共に祈り合い、支え合
いながら歩みを進め、2022年12月31日をもって旧約聖書
39巻すべての通読を終了いたしました。主の見守りと
導きに感謝するとともに、教会に連なる皆様一人ひとり
の祈りとご奉仕によって支えられたことを思い、心より
感謝申し上げます。
2024年4月1日より、第3回目の聖書通読を始め
ました。どなたでも無理なく通読できるように一日一章
づつ読んでいます。
■ 先週の集会報告
・教会養育 7月14日(日)男1、女 3、 計 4名
・主日礼拝 7月14日(日)男2、女 7、 計 9名
・聖研祈祷会 7月18日(木)男0、女 2、 計 2名
■ 献金の報告
【礼拝席上献金】 7月14日(日) 14,500円
※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
献金者の氏名は伏せさせていただきました。ご了承下さい。
当伝道所は、教会内外の多くの方々から献げられた尊い献
金によって支えられています。心より感謝を申し上げます。
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