2024年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         聖霊降臨節第9主日礼拝

     2024年7月14日   午前10時30分~
                
               司     細井伝道師

               奏 楽    ヒムプレーヤー



前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇75篇            一 同
  
聖  書    マタイによる福音書 18章10~14節 
                      (新) p.35 


祈  祷                     司式

讃 美 歌     21206番          一 同
   
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21484番          一 同
 
説  教    「大切なあなた」        牧 師

祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21-200番          一 同


献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-91番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          ヒムプレーヤー

                                                             説教要約 印刷用PDF      

          聖霊降臨節第9主日礼拝・説教要約

  聖書  マタイによる福音書 18章10~14節
  

10  「これらの小さな者を一人でも軽んじないように気をつけなさい。
   言っておくが、彼らの天使たちは天でいつもわたしの天の父の御顔を
   仰いでいるのである。
11  †
12  あなたがたはどう思うか。
   ある人が羊を百匹持っていて、その一匹が迷い出たとすれば、
   九十九匹を山に残しておいて、迷い出た一匹を捜しに行かないだろうか。

13  はっきり言っておくが、もし、それを見つけたら、迷わずにいた九十九匹
   より、その一匹のことを喜ぶだろう。

14  そのように、これらの小さな者が一人でも滅びることは、
   あなたがたの天の父の御心ではない。」


 



        
説教「大切なあなた」要約


① 「迷い出た羊」のたとえ

 羊が沢山いる牧場に行った時の事です。突然遠くの方から何匹かの羊が群れになって、私がいる方向へ向かって来ました。私は怖くなって道をゆずりました。羊はそのまま真っすぐ進んで、私の脇を通り抜けて行きました。ぶつからなくて、ほっとしました。羊だけだと何処へ行ってしまうか分からないので、羊の群れには羊飼いがいて、何処に行けばいいかを教えます。イエス様は、弟子たちに羊の話をしました。ある羊飼いが、100匹の羊を飼っていました。羊たちは、山の上で草を食べています。でも、100匹のうちの1匹がどこかへ行ってしまっている事に気づいた時、羊飼いは、99匹をその場に残して、1匹を探しに行きました。羊飼いから離れてしまった1匹の羊は、私たちの事です。そして、羊飼いは神様です。神様は私たちを愛して、大切にして下さっています。でも、時々、私たちがどんなに神様から愛されているのかを忘れてしまいます。私たちの毎日には、楽しい事が沢山あります。楽しいことが沢山あれば、神様なんていらないって思うかもしれませんね。

② 聖書を知る

 「これらの小さな者の一人」(10節)は、イエス様を信じる者を指します。イエス様を信じて集まってきた人たちの中には色々な人がいました。その中で、イエス様から離れてしまう人の事を「小さな者」と言っています。このイエス様から離れてしまう人に対する神様の眼差しに注目するのが、このたとえ話です。「彼らの天使たち」(10節)は、このイエス様から離れてしまう人を見守る存在です。その天使が、「天の父の御顔を仰いでいる」(10節)。イエス様から離れてしまった人を神様は見捨てません。それどころか、天においてどれほど特別な存在かを表しています。そして、その事がよく分かるように、羊のたとえを用いて話します。ある羊飼いは、100匹の羊を飼っていました。その中の1匹が迷い出てしまいます。この「迷い出た羊」は、イエス様から離れてしまう人の事です。羊飼いは、99匹を山に残して、迷い出た羊を探しに行きます。この羊飼いの姿は、たとえ、イエス様から離れてしまうとしても、決して見捨てず、どこまでも探しに行く、神様の愛を表します。

大切なあなた 
   

 神様の愛は100人いたら100分の1の愛しか注がれないのではありません。何処までも一人の存在を重んじ、とことん大切にする愛なのです。ですから、迷い出た羊が見つかった時にはその1匹のことを心から喜んで下さいます。神様の目には、すべての羊が大切なのです。神様は、イエス様のそばから離れてしまう人も含めて、すべての人が神の国に入ることを願っておられます。そのために、イエス様は、十字架の上に命を献げるほどの愛を示されました。このイエス様のもとに戻って来られるように、いつも神様は私たち一人ひとりを探し求めておられます。羊を探し求めた羊飼いのように、神様は、私たちが神様からどんなに離れていても、私たちを見捨てません。いつも私たちを探し出してくれます。そして、私たちを見つけたら、大喜びで抱きかかえて、連れ戻してくれます。今、ここに、座しておられる私たちだけでなく、ここにいないご家族のお一人ひとりのことも、あなたの親しくしておられるお友だちのことも、ご近所の方々のことも、神様は大切に大切に思っておられます。私たちが何処にいても、何をしていても、神様は私たちのことを忘れたりしません。神様は私たち一人ひとりを大切にしてくださっていることを、忘れずにいましょう。




          2024年度 年間聖句

    「わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、
        成長させて下さったのは神です。」
          (Ⅰコリント3章6節)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・宮崎教会と張宇成(チョウ ウ セイ)牧師のために。
                   
            


            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・ 9:40~10:10   教会養育の時間
    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:30  主日礼拝 
    ・11:30~11:45  讃美歌練習
    ・11:45~12:00  聖書通読:レビ記15章  
                   (旧)p.185
    ・12:00~     「愛餐会」どなたでもどうぞ!
              「7・8月役員会」愛餐会の後

 



            今週の集会

    ・聖研祈祷会  7月18日(木) 10:30-11:30  
      ペトロの手紙一 1:1~12 (新)p.428
                    
 
    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の御
     言葉に耳を傾けた後、”祈りに覚える教会”と
     してこの日紹介されている宮崎教会のお働きを
     覚えて祈りを合わせます。

 


            次主日のご案内

     聖霊降臨節第10主日   7月21日(日)
   

    ・教会養育の時間     午前 9:40~10:10
    ・礼拝準備祈祷会    午前10:20~10:30
    ・主日礼拝       午前10:30~11:30
      司 式 : 細井伝道師
      交 読 : 詩編 76編
      聖 書 : マタイによる福音書18章21~35節
                     (新)p.35   

      説 教 : 「どんな時も一緒に」 三原 牧師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : ヒムプレーヤー
      讃美歌 : 21-484(主われを愛す)
           21-200(小さいひつじが)
           21-533(どんなときでも)

    ・礼拝後の集会
      讃美歌練習     担当:奏楽奉仕者
      聖書通読      レビ記22章 (旧)p.196
      お茶の会     どなたでもどうぞ!
    





  

         『 朽ちるものと朽ちないもの 』  


   「人は皆、草のようで、
    その華やかさはすべて、草の花のようだ。
    草は枯れ、
    花は散る。
    しかし、主の言葉は永遠に変わることがない。」

      (ペトロの手紙一 1章24~25節)






 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。


               2021.2.7 牧師・三原信惠



            その他の報告 

         「新つつみ通信」第6号発行
      
       牧師の巻頭言ほか、被災地訪問の記、教団
      伝道交付金を用いた「教会養育」一年の歩み
      など、2023年度の茅ヶ崎堤伝道所の活動
      を特集して、今年の春に発行しました。
      来会される方々にお配りしています。

        

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちの社会がコロナ禍に直面して、4年余りの
    月日が経過しました。これまで経験したことのない大き
    な災いによって、一日一日を生きること、そして、キリ
    スト者にとっては、教会に集って礼拝を献げることが、
    決して当たり前のことではないことを学ぶことができま
    した。この与えられた時を大切に、意味あるものとして
    過ごすために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日
    (日)より「聖書通読」を再開しました。
     信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、おたがいが担っ
    ている試練や痛みを覚えながら、共に祈り合い、支え合
    いながら歩みを進め、2022年12月31日をもって旧約聖書
    39巻すべての通読を終了いたしました。主の見守りと
    導きに感謝するとともに、教会に連なる皆様一人ひとり
    の祈りとご奉仕によって支えられたことを思い、心より
    感謝申し上げます。

     2024年4月1日より、第3回目の聖書通読を始め
    ました。どなたでも無理なく通読できるように一日一章
    づつ読んでいます。
 

                

 
           ■ 先週の集会報告

  ・教会養育   7月 7日(日)男2、女 1、 計 3名
  ・主日礼拝   7月 7日(日)男3、女 9、 計12名
  ・聖研祈祷会  7月11日(木)男2、女 4、 計 6名

           ■ 献金の報告
  【礼拝席上献金】  7月7日(日)  6,200円


 ※  個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   献金者の氏名は伏せさせていただきました。ご了承下さい。
   当伝道所は、教会内外の多くの方々から献げられた尊い献
   金によって支えられています。心より感謝を申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2024. 7. 11  by . mn


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