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日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所 週 報
聖霊降臨節第6主日礼拝
2024年6月23日 午前10時30分~
司 式 細井伝道師
奏 楽 ヒムプレーヤー
前 奏 (黙 祷)
招 詞 司式者
頌 栄 (真理は主イエス・キリスト) 一 同
交 読 詩篇72篇 一 同
聖 書 マタイによる福音書 第7章24~29節
(新) p. 12
祈 祷 司式者
讃 美 歌 21-125番 一 同
使徒信条 21-93番( 4-A ) 一 同
讃 美 歌 21-500番 一 同
説 教 「揺るがない土台の上に」 牧 師
祈 祷 牧 師
讃 美 歌 21-470番 一 同
献 金 ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
感 謝 献金奉仕者
主 の 祈 21-93番 ( 5-A ) 一 同
讃 美 歌 21-91番 一 同
祝 祷 牧 師
後 奏 (黙 祷) ヒムプレーヤー
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説教要約 印刷用PDF
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聖霊降臨節第6主日礼拝・説教要約
聖書 マタイによる福音書 第7章24~29節
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24 「そこで、わたしのこれらの言葉を聞いて行う者は皆、
岩の上に自分の家を建てた賢い人に似ている。
25 雨が降り、川があふれ、風が吹いてその家を襲っても、倒れなかった。
岩を土台としていたからである。
26 わたしのこれらの言葉を聞くだけで行わない者は皆、
砂の上に家を建てた愚かな人に似ている。
27 雨が降り、川があふれ、風が吹いてその家に襲いかかると、
倒れて、その倒れ方がひどかった。」
28 イエスがこれらの言葉を語り終えられると、
群衆はその教えに非常に驚いた。
29 彼らの律法学者のようにではなく、
権威ある者としてお教えになったからである。
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説教「揺るがない土台の上に」要約
① 「岩の上の家」と「砂の上の家」
このたとえ話はよく「岩の上の家」と「砂の上の家」を比較して話されますが、イエス様が問題にしておられるのは「家を建てる人」(=建築家)です。そして私たち一人ひとりが「家を建てる人」だというのです。家なんて建てたことないよって思いますよね。でもイエス様が言っておられる家とは、私たち自身のことです。家を建てる人が少しずつ家を組み立てるように、私たちも少しずつ自分を組み立てていくのですよ、ということです。私たちの体は、生まれた時から今の大きさだったわけではありません。いろいろなものを食べて、だんだん大きくなりました。体だけではありません。いろいろな出来事に出会って、いろいろな人に支えられて、自分という一人の人間がだんだん出来上がってきました。そしてこれからも、私という人間を組み立て続けます。イエス様は私たちに、こう聞いています。自分を作ることは大切だけれど、ちゃんと岩の上に立っているかなって、聞いています。もし砂の上に立っていたとしたなら、風や洪水が襲いかかると流されてしまいます。
② 人はみんな建築家
『三匹の子ブタ』の話をご存知ですね。一番上のお兄さんブタはわらで家を作りました。簡単に家が作れましたが、狼が息を吹きかけると、わらの家はあっという間に壊れてしまいました。二番目のお兄さん豚が木の枝で作った家も、狼の息で壊れてしまいました。一番下の弟豚は、レンガで家を造りました。重いレンガを積み上げて作るのでとても大変でしたが、やっと丈夫なレンガの家ができました。狼が来た時も、レンガの家はびくともしませんでした。皆はどのブタさんになりたいですか?レンガの家を作ったブタさんですか?イエス様は、みんなが丈夫なレンガの家のようにしっかりした人になってほしいと思っています。そのために聖書のお話をよく聞き、イエス様が教えて下さったことをするようになって欲しいと願っています。ただし、み言葉に聞いて生きれば嵐や洪水が来ないということではありません。信じて生きていても、悲しいことや自分の存在を根底から揺さぶる出来事は起きてきます。でも、その時こそ、「み言葉」の持つ力を証しする機会です。
③ 揺るがない土台の上に
私たちは一人ひとり自分の人生を造り上げていく建築家、一生をかけて自分の家を建てる者だと言えるのではないでしょうか。ただ自分の考えだけで生きていくと悲惨な結末、つまり「倒れて、その倒れ方がひどかった」ということになります。だからイエス様と一緒に生きる必要があります。それは「み言葉」に聞いて生きることです。イエス様は、私たちが、岩のように動かない、しっかりした「揺るがない土台の上に」自分を組み立ててねって言っておられます。聖書には「わたしのこれらの言葉を聞いて行う者は皆、岩の上に自分の家を建てた賢い人」だよと書かれています。「岩」とは、イエス様が語られた「み言葉」のことです。イエス様の言うとおりに生きてみましょう。これが、イエス様のみ言葉を土台にして、自分を組み立てるってことです。私たちは今、こうして、毎週、礼拝を捧げています。礼拝で聖書の言葉を読んで、説教を聞きます。こうして、少しずつ「み言葉」を自分の土台にしようとしているのです。礼拝で聞いた「み言葉」に支えられて、新しい一週間の歩みを始めます。今、みんなはその大切な「み言葉」を体にためているところです。いつか、その「み言葉」に支えられていると感じる時が必ずあると信じて、イエス様に従って参りましょう!!
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2024年度 年間聖句
「わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、
成長させて下さったのは神です。」
(Ⅰコリント3章6節)
今週の祈り
・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
・病や困難の中にある友のために。
・別府不老町教会と尾崎二郎牧師のために。
本日の集会
(感染予防対策を講じながら行います)
・ 9:40~10:10 教会養育の時間
・10:20~10:30 礼拝準備祈祷会
・10:30~11:30 主日礼拝
・11:30~11:40 讃美歌練習
・11:40~11:50 聖書通読:出エジプト34章
(旧)p.150
・12:00~ 「お茶の会」どなたでもどうぞ!
今週の集会
・聖研祈祷会 6月27日(木) 10:30-11:30
ヘブライ人への手紙 5:1~14
(新)p.405
・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の御
言葉に耳を傾けた後、”祈りに覚える教会”と
してこの日紹介されている”別府不老町教会”
のお働きを覚えて祈りを合わせます。
次主日のご案内
■聖霊降臨節第7主日 6月30日(日)
・教会養育の時間 午前 9:40~10:10
・礼拝準備祈祷会 午前10:20~10:30
・主日礼拝 午前10:30~11:30
司 式 : 礼拝奉仕者
交 読 : 詩編 73編
聖 書 : 出エジプト記31章12~18節
(旧)p.146
説 教 : 「日曜日には礼拝へ」三原 牧師
献 金 : 献金奉仕者
奏 楽 : ヒムプレーヤー
讃美歌 : 21-125(いかに幸いなこと)
21-500(神よ、みまえに)
21-206(七日の旅路)
・礼拝後の集会
讃美歌練習 担当:奏楽奉仕者
聖書通読 レビ記 1章 (旧)p.153
・ お茶の会 どなたでもどうぞ!
『 積 極 的 自 由 』
松永 晋一
人は束縛されることを嫌い、自由であることを好む。満
一歳の乳児でも、寝たきり老人でも、無理強いされること
を嫌い、自分の意志によって自由に行動しようとする。し
かるに、実際には私たちはすべてさまざまな制約をうけて
いて、自由に行動することができないのである。私たちは
制約され、束縛され、圧迫されることが大きければ大きい
ほど、 それらのものに抵抗し、それらのものから自由に
なりたいと願う。これが消極的な意味での自由である。
しかし、さらに進んで私たちは、自らによって自分自身
の態度を決定し、自主的、自発的に何事かをしようと欲す
る。これが積極的な意味での自由にほかならない。私たち
が束縛からの解放を求めるのは、このような積極的自由を
獲得するためである。
『きょうを生きる言葉 一日一篇』より
新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
お願い申し上げます。
なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
2021.2.7 牧師・三原信惠 |
その他の報告
「新つつみ通信」第6号発行
牧師の巻頭言ほか、被災地訪問の記、教団
伝道交付金を用いた「教会養育」一年の歩み
など、2023年度の茅ヶ崎堤伝道所の活動
を特集して、3月31日(日)発行しました。
来会される皆様にお配りしています。
■ 前向き・肯定的に!
わたしたちの社会がコロナ禍に直面して、4年余りの
月日が経過しました。これまで経験したことのない大き
な災いによって、一日一日を生きること、そして、キリ
スト者にとっては、教会に集って礼拝を献げることが、
決して当たり前のことではないことを学ぶことができま
した。この与えられた時を大切に、意味あるものとして
過ごすために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日
(日)より「聖書通読」を再開しました。
信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、おたがいが担っ
ている試練や痛みを覚えながら、共に祈り合い、支え合
いながら歩みを進め、2022年12月31日をもって旧約聖書
39巻すべての通読を終了いたしました。主の見守りと
導きに感謝するとともに、教会に連なる皆様一人ひとり
の祈りとご奉仕によって支えられたことを思い、心より
感謝申し上げます。
2024年4月1日より、第3回目の聖書通読を始め
ました。どなたでも無理なく通読できるように一日一章
づつ読んでいます。
■ 先週の集会報告
・教会養育 6月16日(日)男2、女 4、 計 6名
・主日礼拝 6月16日(日)男4、女11、 計15名
・聖研祈祷会 6月20日(木)男2、女 4、 計 6名
■ 献金の報告
【 礼拝 献金 】 6月16日(日) 16,810円
※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
献金者の氏名は伏せさせていただきました。ご了承下さい。
当伝道所は、教会内外の多くの方々から献げられた尊い献
金によって支えられています。心より感謝を申し上げます。
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