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日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所 週 報
復活節第6主日礼拝
2024年5月5日 午前10時30分~
司 式 細井伝道師
配 餐 配餐奉仕者
奏 楽 奏楽奉仕者
前 奏 (黙 祷)
招 詞 司式者
頌 栄 (真理は主イエス・キリスト) 一 同
交 読 詩篇65篇 一 同
聖 書 マタイによる福音書 第5章17~20節
(新) p. 7
祈 祷 司式者
讃 美 歌 21-125番 一 同
使徒信条 21-93番( 4-A ) 一 同
讃 美 歌 21-552番 一 同
説 教 「神様との約束」 牧 師
聖 餐 式 牧 師
讃 美 歌 21-55番 一 同
献 金 ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
感 謝 献金奉仕者
主 の 祈 21-93番 ( 5-A ) 一 同
讃 美 歌 21-91番 一 同
祝 祷 牧 師
後 奏 (黙 祷) 奏楽者
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説教要約 印刷用PDF
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復活節第6主日礼拝・説教要約
聖書 マタイによる福音書 第5章17~20節
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17 「わたしが来たのは律法や預言者を廃止するためだ、と思ってはならない。
廃止するためではなく、完成するためである。
18 はっきり言っておく。すべてのことが実現し、天地が消えうせるまで、
律法の文字から一点一画も消え去ることはない。
19 だから、これらの最も小さな掟を一つでも破り、そうするようにと人に
教える者は、天の国で最も小さい者と呼ばれる。しかし、それを守り、
そうするように教える者は、天の国で大いなる者と呼ばれる。
20 言っておくが、あなたがたの義が律法学者やファリサイ派の人々の義に
まさっていなければ、あなたがたは決して天の国に入ることができない。」
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説教「神様との約束」要約
① 今朝の聖書を知る
イエス様は律法や預言者を「廃止するためではなく、完成するため」(17節)に来られました。律法や預言者を完成するとは、律法や預言者の本来の目的を実現することです。ではその本来の目的とは何でしょうか。律法は、究極的には、神と隣人への愛の戒めに凝縮されるとイエス様は教えて下さいました。イエス様は、律法が人の心に書かれるために、律法の義の要求が満たされるために、この世に来られました。そして安息日であっても手の萎えた人を癒すこと等を通して、律法は義を行うことであり、命を救うものであることを示されました。「すべてのことが実現し、天地が消えうせるまで」(18節)とは、イエス様が再び来られる終末の完成の時までのことで、今の時代を表わしています。この時代において、律法のすべての戒めが有効なのです。律法はイエス様が再び来られるまでの間、私たちを主の道に導きます。善を行い、命を救うための律法を軽く考え、適当に守る人は天の国で最も小さい者とされてしまいます(19節)。義とは神様との正しい関係に生きることです。
② 律法は義を行うこと、命を救うもの
しのちゃんは加奈ちゃんから「学校が終わったら公園で遊ぼう」と誘われました。それで二人は一度お家に帰った後、公園で会う約束をしました。しのちゃんは、お家に帰り、お母さんに「公園に行ってきます」と言って出かけました。でも加奈ちゃんは来ません。随分待ったのですが来ないので悲しくなって家に帰りました。そして加奈ちゃんに電話すると、加奈ちゃんは約束を忘れて買い物に行っていたのでした。 『走れ、メロス』という物語があります。王の怒りに触れて殺されそうになったメロスは、三日間待って下さいとお願いしました。妹の結婚式に出るためです。そして、彼の親友が<身代わり>になってくれました。メロスは親友に必ず帰ってくると約束して出かけましたが、帰りの道でいろいろな困難に遭い、疲れ果てて帰るのを諦めかけました。それでも自分を信じて待っている親友のもとへ走り、処刑直前に間に合いました。この美しい友情を見た王は、メロスを殺すのをやめたのです。こういうお話です。約束を守ることは決して簡単な事ではありません。
③ 神様との約束
誰かと約束したら、それをしっかり守ることが、その人と仲良くするためには大切です。ちゃんと約束を守ることは、親やお友だちを「好きだよ」と示すことです。同じように律法を守ることは、「神様が大好きです」と示すことなのです。約束を守るということは、簡単なことではないけれど、お友だちを好きなら約束を守ろうと努力するでしょう。そのように神様が好きなら、神様との約束を守ろうとします。神様との約束は、「私はあなたを愛しているよ。だからあなたも神様を愛し、お友だちを愛してね」ということです。私たちは、いつもこの約束を大切にしたいですね。でも時には私たちは約束を忘れたり、メロスのように約束を守るのを諦めかけたりすることがあるかもしれません。いじわるされてカッとなって、お友だちを愛することが出来なくなるかも知れません。もし、神様との約束を守ろうとしても守れない時は、自分をダメ人間だと思わないで、イエス様にお祈りして、謝って下さい。そうすると、イエス様によって、約束を再び守れるように変えて頂けます。神様は私たちをとても愛しているので、私たちが幸せに生きることが出来るようにと約束を決めて下さったのです。神様との約束は皆を幸せにするためです。私たちを生かすものとなります。
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2024年度 年間聖句
「わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、
成長させて下さったのは神です。」
(Ⅰコリント3章6節)
今週の祈り
・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
・病や困難の中にある友のために。
・福岡警固教会と西八條 敬洪牧師のために。
本日の集会
(感染予防対策を講じながら行います)
・ 9:40~10:10 教会養育の時間
・10:20~10:30 礼拝準備祈祷会
・10:30~11:40 主日礼拝
・11:40~11:50 讃美歌練習(担当:奏楽奉仕者)
・11:50~12:00 聖書通読:創世記35章
(旧)p.59
・12:00~ 「お茶の会」どなたもどうぞ!
今週の集会
・聖研祈祷会 5月9日(木) 10:30-11:30
ヘブライ人への手紙 9章19~28節
(新)p.411
・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の御
言葉に耳を傾けた後、”祈りに覚える教会”と
してこの日同欄に紹介されている福岡警固教会
のお働きを覚えて祈りを合わせます。
次主日のご案内
■復活節第7主日 5月12日(日)
・教会養育の時間 午前 9:40~10:10
・礼拝準備祈祷会 午前10:20~10:30
・主日礼拝 午前10:30~11:30
司 式 : 細井 伝道師
交 読 : 詩編 66編
聖 書 : マタイ5章43~48節 (新)p.8
説 教 : 「みんなを愛します」三原 牧師
献 金 : 献金奉仕者
奏 楽 : 奏楽奉仕者
讃美歌 : 21-125(いかに幸いなこと)
21-552(若い日の道を)
21-484(主われを愛す)
・礼拝後の集会
讃美歌練習 担当:奏楽奉仕者
聖書通読 創世記35章
「お茶の会」 どなたもどうぞ!
5月役員会 「お茶の会」後
呼び合い、応え合い
今橋 朗
聖書の人間観によれば、ひとりぼっちの人間というものは、
人間ではないのです。孤独は人間失格です。なぜならば、
人間は、本来、神との<関係>の中で造られたものだから
です。そこで人間は、その生き生きした関係を、たえず実践
していなければ人間ではなくなります。そのためには、ほん
とうに<ふさわしい>相手と共に生きることこそ まさしく
人間らしい生き方と言えるのです。しかも その相手とは、
自分自身の影法師ではなくて、自分とはまったく異なる
<他人><他者>でなければ、相手とは言えません。他人
と共に生きているつもりで、実は自分だけで一人相撲をし
ている人は、世の中にいくらでもいます。その意味で、男
にとっての女、女にとっての男こそ、<呼び合い、応え合
い>共に生きていくべき他者のしるしなのです。
『きょうを生きる言葉 一日一篇』より
新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
お願い申し上げます。
なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
2021.2.7 牧師・三原信惠 |
その他の報告
「新つつみ通信」第6号発行
牧師の巻頭言ほか、被災地訪問の記、教団
伝道交付金を用いた「教会養育」一年の歩み
など、2023年度の茅ヶ崎堤伝道所の活動
を特集して、3月31日(日)発行しました。
来会される皆様にお配りしています。
■ 前向き・肯定的に!
わたしたちの社会がコロナ禍に直面して、4年余りの
月日が経過しました。これまで経験したことのない大き
な災いによって、一日一日を生きること、そして、キリ
スト者にとっては、教会に集って礼拝を献げることが、
決して当たり前のことではないことを学ぶことができま
した。この与えられた時を大切に、意味あるものとして
過ごすために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日
(日)より「聖書通読」を再開しました。
信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、おたがいが担っ
ている試練や痛みを覚えながら、共に祈り合い、支え合
いながら歩みを進め、2022年12月31日をもって旧約聖書
39巻すべての通読を終了いたしました。主の見守りと
導きに感謝するとともに、教会に連なる皆様一人ひとり
の祈りとご奉仕によって支えられたことを思い、心より
感謝申し上げます。
204年4月1日より、第3回目の聖書通読を始めま
した。どなたでも無理なく通読できるように、一日一章
づつ読んでいます。
■ 先週の集会報告
・教会養育 4月28日(日)男3、女5、 計 8名
・主日礼拝 4月28日(日)男4、女6、 計10名
・聖研祈祷会 5月 2日(木)男1、女2、 計 3名
■ 献金の報告
【 礼拝 献金 】 4月28日(日) 7,300円
※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
によって支えられています。心から感謝申し上げます。
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