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日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所 週 報
イースター礼拝
2024年3月31日 午前10時30分~
司 式 細井伝道師
配 餐 配餐奉仕者
奏 楽 奏楽奉仕者
前 奏 (黙 祷)
招 詞 司式者
頌 栄 (真理は主イエス・キリスト) 一 同
交 読 詩篇60篇 一 同
聖 書 マタイによる福音書 28章1~10節
(新) p. 59
祈 祷 司式者
讃 美 歌 21-325番 一 同
使徒信条 21-93番( 4-A ) 一 同
讃 美 歌 21-333番 一 同
説 教 「もう一度、立ち上がる」 牧 師
聖 餐 式 牧 師
讃 美 歌 21-81番 一 同
献 金 ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
感 謝 献金奉仕者
主 の 祈 21-93番 ( 5-A ) 一 同
讃 美 歌 21-91番 一 同
祝 祷 牧 師
後 奏 (黙 祷) 奏楽者
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説教要約 印刷用PDF
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イースター礼拝・説教要約
聖書 マタイによる福音書 28章1~10節
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1 さて、安息日が終わって、週の初めの日の明け方に、マグダラのマリアと
もう一人のマリアが、墓を見に行った。
2 すると、大きな地震が起こった。主の天使が天から降って近寄り、石を
わきへ転がし、その上に座ったのである。
3 その姿は稲妻のように輝き、衣は雪のように白かった。
4 番兵たちは、恐ろしさのあまり震え上がり、死人のようになった。
5 天使は婦人たちに言った。
「恐れることはない。十字架につけられたイエスを捜しているのだろうが、
6 あの方は、ここにはおられない。かねて言われていたとおり、復活なさった
のだ。さあ、遺体の置いてあった場所を見なさい。
7 それから、急いで行って弟子たちにこう告げなさい。
『あの方は死者の中から復活された。そして、あなたがたより先にガリラヤ
に行かれる。そこでお目にかかれる。』確かに、あなたがたに伝えました。」
8 婦人たちは、恐れながらも大いに喜び、急いで墓を立ち去り、弟子たちに
知らせるために走って行った。
9 すると、イエスが行く手に立っていて、「おはよう」と言われたので、婦人
たちは近寄り、イエスの足を抱き、その前にひれ伏した。
10 イエスは言われた。
「恐れることはない。行って、わたしの兄弟たちにガリラヤへ行くように
言いなさい。そこでわたしに会うことになる。」
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説教「もう一度、立ち上がる」要約
① 死にて葬られ・・・
心から敬愛する鈴木一朗牧師が召天されて3年。その1ヶ月後に半沢忠吾さん、半年後に細井良治さん、次年に大谷とし子さん、そして昨年、最も愛しい鈴木澄子先生を天にお送りいたしました。ふだん、私たちは一見平穏な、しかし真実に直面することからはほど遠い生活を送っています。その中で、最愛の者を失って悲しみに暮れる人を訪れた時、私たちはどう「おくやみ」を言ってよいのか途方にくれます。どんなに上手に弔辞を述べてもそれは慰めになりません。また遺族としても、その悲しみを述べることができません。語ることができるようなものは、本当の悲しみではありません。慰めることのできない悲しみ…泣く以外に道はありません。主イエスを失った弟子たちの悲しさや嘆きはまさに泣く以外に方法のないものでした。私たちは家族や友人の死に会った時、復活の主イエスによる慰めをもっていますし、また、励ましと希望を与えられます。しかしその主イエスが死んで、墓の中なのです。慰めの源がないのです。絶望というのはこの日のための言葉です。
② イエスは死人の中からよみがえり(復活)しました
「安息日が終わって」(それは土曜日の日没以降)「週の初めの日の明け方」(日曜日の日の出を待って)、マグダラのマリアとヤコブの母マリアとサロメの三人の女性たちが、イエス様のお体に塗るための香料を持って墓に行きました。というのは、イエス様が亡くなられてすぐに安息日に入ってしまったので塗ることが出来なかったからです。ところが、墓の入口をふさいでおいた石が転がっていました。恐る恐る中に入ると、何とそこには見知らぬ白い衣をつけた人が座っているではありませんか。そして、こちらから何も言わないのにしゃべり出しました。「皆さんの探している人は、ここにはおられません」「復活しました」と知らされ、「ガリラヤに先に行くから、ペトロたちは、あとで来るように伝えておくれ」と。三人からこの不思議な話を聞いたペトロは急いで墓に駆けつけて中を調べましたが、あったのはイエス様に巻いていた布だけでした。マリアは先生がいないので墓の外で泣いていたら懐かしいイエス様のお声…「さあ、私のことを弟子たちに言いなさい」と。
③ もう一度、立ち上がる
「復活」には「再び立ち上がる」という意味があります。それは、どんなに失敗しても、またやり直すことができる、いつでも新しいスタートをすることができることとつながっています。イエス様の生き方はいつも言葉と行動がつながっていました。それは実際に誰かを励ましたり、新しい生き方に結びつけるためです。それが、神様が愛するということで、十字架と復活によってその愛がたくさん私たちに与えられています。また、イエス様は「恐れることはない」と言います。どんなに小さくてもどんなに不安でも、必ずイエス様が先に歩んで、方向を示してくれますし、たとえ失敗しても、また私たちは神様に励まされて立ち上がることができます。できない理由を探すよりも、どんなに小さくてもできることを始めていく生き方へと、神様は招いておられます。ガリラヤで弟子たちに会おうとされます。傷ついた弟子たちを励まし、もう一度、希望を持って、新しく人生をスタートさせるためです。イエス様は墓を見に行った二人のマリアに対し「おはよう」と声をかけます(9節)。この言葉はもともと「喜びなさい」という意味で、幸せと、心の平安を願う言葉です。十字架には、私たちにとって、とんでもなく大きい神様の愛情がたっぷりと込められています。今も神様は生きていて私たちに進んでいく方向を示しておられます。これが復活のメッセージです。
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■ イースター(復活祭)
イースター礼拝にようこそ!
イースター(復活祭)は、十字架にかけられて死んだ
主イエス・キリストの復活を祝う日として、キリスト教
では、クリスマスとともにとても重要な祭事です。教会
では毎年、春分の日の後、満月に続く日曜日と決められ
ていて、2024年は本日3月31日(日)です。
教会が復活を祝うのは、年に一度だけではありません。
主の復活が、「週の初めの日の朝」(マルコ16:2他)
であることに基づいて、日曜日ごとの主日礼拝もまた、
主の復活を覚えて献げられます。
新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
お願い申し上げます。
なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
2021.2.7 牧師・三原信惠
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2023年度 年間聖句
「見よ、新しいことをわたしは行う。
今や、それは芽生えている。」
(イザヤ書43章19節 a)
今週の祈り
・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
・病や困難の中にある友のために。
・平良川伝道所と林利行牧師のために。
本日の集会
(感染予防対策を講じながら行います)
・ 9:40~10:10 教会養育の時間
・10:20~10:30 礼拝準備祈祷会
・10:30~11:45 イースター礼拝
・11:45~12:00 讃美歌練習(担当:奏楽奉仕者)
・12:00~ イースター祝会
(自由参加です。どなたでもどうぞ!)
今週の集会
・聖研祈祷会 4月4日(木) 10:30-11:30
ヨハネによる福音書21章1~14節 (新) p.211
・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の御
言葉に耳を傾けた後、この日”共に覚える教会”
として同欄に紹介されている 平良川伝道所 の
お働きを覚えて祈りを合わせます。
次主日のご案内
■復活節第2主日 4月7日(日)
・教会養育の時間 午前 9:40~10:10
・礼拝準備祈祷会 午前10:20~10:30
・主日礼拝 午前10:30~11:45
司 式 : 細井 伝道師
交 読 : 詩編 61編
聖 書 : 詩編1編1~6節
(旧)p.835
説 教 : 「しっかり立つ木のように」三原 牧師
配 餐 : 配餐奉仕者
献 金 : 献金奉仕者
奏 楽 : 奏楽奉仕者
讃美歌 : 21-325(キリスト・イェスは)
21-113(いかに幸いな人)
21-81 (主の食卓を囲み)
・礼拝後の集会
讃美歌練習 担当:奏楽奉仕者
聖書通読 4月1日から再会しました。
(創世記7章)
その他の報告
中村匡克先生ご逝去の報に お悔やみの手紙を出された
教会員の方に、先生の奥様から下記のお手紙を頂きました。
お便りを有難うございました。
深い眠りの中に、さめることもございませんでした。
元気で聖書を語り、教会へ行きますのを楽しみに
致しておりました時とはすっかり違ってしまいました。
家に飾られました、沢山の聖書の中で
今は、 そっと 語るかのようでございます。
次々と皆さんが 病み 苦しんで行くのが
とても残念でございます。
どうぞ、お元気でお過ごし下さいますよう
お祈り致しております。
皆様に よろしく お伝え下さいませ。
■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」
今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当の教師
から、神学校卒業を記念して曲をつけていただきまし
た。感謝申し上げます。作曲者の承諾を得て、2022年
4月より毎主日に頌栄の讃美歌として歌っています。
■「新つつみ通信・第5号」発行
三原牧師の巻頭言ほか、2022年度の伝道所の歩み
などを綴って、「新つつみ通信第5号」を発行いた
しました。伝道所に来会される方々にお配りしてい
ます。また、2023年度の伝道所の歩みなどを綴って
本年3月31日付で「新つつみ通信第6号」を発行
する予定です。
■ 前向き・肯定的に!
わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、3年の月日
が経過致しました。これまで経験したことのない大きな
災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
ではないことを学ぶことができました。
この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
すために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日(日)
より「聖書通読」を再開しました。信仰の原点に帰って、
み言葉に聴き、おたがいが担っている試練を覚えながら、
共に祈り合い、支え合いながら歩みを進め、2022年12月
31日をもって、旧約聖書39巻すべての通読を無事終了
いたしました。主の見守りと導きに感謝するとともに、
教会に連なる皆様一人ひとりの祈りとご奉仕によって、
支えられたことを思い、心より御礼申し上げます。
■ 先週の集会報告
・教会養育 3月24日(日)男2、女4、 計 6名
・主日礼拝 3月24日(日)男4、女7、 計11名
・聖研祈祷会 3月28日(木)男1、女3、 計 4名
※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
によって支えられています。心から感謝申し上げます。
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