2023年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
           受難節第2主日礼拝

     2024年2月25日   午前10時30分~
                
               司 式    細井伝道師

               奏 楽    奏楽奉仕者



前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇55篇            一 同
  
聖  書    ヨハネによる福音書 9章32~33節 
                     (新) p. 185 


祈  祷                     司式

讃 美 歌     21416番          一 同
   
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21284番          一 同

説  教    「イエス様こそ救い主」       牧 師

祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21194番          一 同


献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-91番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)            奏楽 

                                                                   

          受難節第2主日礼拝 説教要約

     
   聖書  ヨハネによる福音書 9章32~33節

 
   32   生まれつき目が見えなかった者の目を
      
  開けた人がいるということなど、
       これまで一度も聞いたことがありません。

   33   あの方が神のもとから来られたのでなければ、
       何もおできにならなかったはずです。」
 



 
                        説教要約 印刷用PDF
                         
         説教「イエス様こそ救い主」要約



① 生まれつきの盲人

 『ヨハネによる福音書』9章に登場するのは、ひとりの「生まれつき目の見えない盲人」です。当時の人々は、生まれつき目の見えない盲人を「不幸だ」と言って同情するにとどまらず、「これは、神様に捨てられたのではないか」と考えました。生まれつきの盲人は、旧約聖書では圧倒的にマイナスのイメージで語られています。盲人はイスラエルの法共同体の成員にはなれません。歴史・社会の主体にもなれません。生まれつきの盲人を、非力な者・悲惨な者を象徴すると同時に、神様の意志を認識せず、神様に聞き従うことをしない「頑なさ」「不信仰」「反抗」をも表わしてさえいたのです。近現代の私たちも「生まれつきの盲人」を、光なく、色なく、形もない。愛のまなざしもなく、友情のまなざしもない。癒されることもない。何の助けもない。生まれながらの必然のままに、その全存在が暗闇の状況に生きている人間であると誤解してはいないでしょうか。この物語は光を見るために必要な<光>が欠けているのは、実にこの私自身であることを気づかせてくれます。

神の業がこの人に現れるため

 信仰の世界では生まれつきの盲人を意味づけたり、理由づけたり、理由探しすることに根拠を与え、答えを提供してきました。人は理由を問い、答えを聞き、結果としてユダヤ社会では律法遵守へ導きます。弟子たちが生まれつきの盲人を見て「ラビ、この人が生まれつきの盲人なのは誰が罪を犯したからか。本人か。それとも両親が罪を犯したのか」(9:2)と問うのはそういうことです。が、イエス様はそういう道筋を断ち切ります。「本人が罪を犯したからでも、両親が罪を犯したからでもない」(9:3)は、イエス様が理由探し自体を拒否した言葉です。イエス様は、当時のユダヤ教の社会通念・信仰理解を否定するのみならず、生まれつきの盲人に社会的意味づけを行うことを拒否しました。更に、答えの提供も拒否します。「神の業がこの人に現れるため」の「この人に」の言語の意味は「この人に対して」です。即ち、この盲人においてというのでなく、この人に対して神様の業が現れる、という意味です。まさしくイエス様は、弟子たちの問いにまともに答えないのです。

イエス様こそ救い主  

 見えなかった人の目が開かれた事は大きな奇跡ですが、私たちの上にもイエス様にしか与える事が出来ない救いが事実与えられています。私たちの罪が赦され、ありのままに神様に受け入れられ、愛されて、神様と共に生きる新しい人になっている事です。「あの方が神様のもとから来られたのでなければ、何もおできにならなかったはずです」(ヨハネ9:33)。イエス様が、私たちの身代わりに十字架で死んで下さった事。このような救いを与える事ができる方は、イエス様をおいて他にいません。イエス様こそ神様のもとから来られた、ただ一人の救い主です。私たちが礼拝に集う目的の大切な一つは、イエス様以外に自分を救えるお方はいないと改めて信じ、告白することです。今朝の聖書の人が、「こんなことは、神様から来られた方でなければできない」とハッキリ言ったように。この人が、ユダヤ人からイエス様を否定するような事を色々言われたように、私たちの生活にも、イエス様によって救われている事を疑わせるようなことが沢山あります。でもイエス様が十字架で死なれた事実は誰が何と言おうと消えません。私たちのために、死ぬ苦しみを背負い切って下さったイエス様を心から信じて、「イエス様こそ、私たちの救い主」と告白して、生きていきましょう!




           「聖書順番 覚え歌」

   日本のクリスチャンの間では、聖書の書名と記載順を鉄道
  唱歌にのせて歌う覚え方が受け継がれている。例えば、いの
  ちのことば社から発行されている 『ふくいん子どもさんびか』
  などでは、1番と2番を旧約、3番を新約にして、紹介がなさ
  れている。多少私なりにアレンジして記してみると・・・。

        

   ここで留意点を。サムと列王と歴代の上下、コリとテモの
  各2つ、それらは歌詞には入っていませんので注意して下さ
  いね。皆さん、きっと大丈夫! ですよね・・・(^^)//。
                     コラム:細井 宏一

                                   


 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠







          2023年度 年間聖句

     「見よ、新しいことをわたしは行う。
           今や、それは芽生えている。」
           (イザヤ書43章19節 a)
            
            

            
今週の祈り

    ・「能登半島地震」の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・冨里教会と吉田和子 牧師のために。
         
          
            


            
本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・9:40~10:20  教会養育
の時間
    ・10:20~10:30  臨時役員会
    ・10:30~11:30  主日礼拝  
    ・11:30~11:45  讃美歌練習 (担当:奏楽奉仕者)
    ・11:45~     お茶の会。どなたでもどうぞ!
          

       


            
今週の集会

    ・聖研祈祷会  2月29日(木) 10:30-11:30  
      マルコによる福音書 10章1~12節 
                  (新)p.80
 
    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書日課の
     御言葉に耳を傾けた後、”共に祈る教会”として
     この日、同欄に紹介されている冨里教会のお働き
     を覚えて祈りを合わせます。

 



            
次主日のご案内

    ■受難節第3主日    3月3日(日)

    ・教会養育の時間    午前 9:40~10:20
    ・礼拝準備祈祷会    午前10:20~10:30
    ・主日礼拝       午前10:30~11:45
      司 式 : 細井 宏一 伝道師
      交 読 : 詩編 56編
      聖 書 :
ヨハネによる福音書6章60~71節
                     (新)p.176   

      説 教 :「どこへも行きません」 三原 牧師 
      配 餐 : 配餐奉仕者
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-463(わが行くみち)
           21-493(いつくしみ深い)
     (聖餐式) 讃美歌475(うき世のたび)
 
 
    ・ わたしたちの教会では毎月第1主日を「追憶日」と定め、
       東日本大震災の被災者・被災教会を憶えて、讃美と祈りを
       合わせています。


      礼拝後、 讃美歌練習(担当:奏楽奉仕者)
           「お茶の会」どなたでもどうぞ!


    ・教会養育のご案内
          「じゃがいもの袋栽培」
        3月3日・10(日)午前 9:40~10:20
                    チラシ印刷用PDF

       

      


      「能登半島地震緊急救援募金」のご報告

    2024年の歩みが始まると同時に、能登半島を中心に
   最大震度7の地震が発生いたしました。日本基督教団では
   能登半島地震による被災者の人道的支援・教会等の再建
   支援のため、ただちに緊急救援募金を開始いたしました。
    当伝道所では、1月第1主日~2月第1主日まで同募金
   の呼びかけを行いました。その結果、送料を差引かせてい
   ただいた31,337円を、送付先である日本基督教団
   社会委員会に献金いたしました。募金にご協力いただき
   ました方々に心より感謝申し上げます。
    能登半島地震で被災された皆様のお体が守られ、大切な
   存在とかけがえのないものを失った方々の悲しみが癒され
   ますようお祈りいたします。





          ■ 先週の集会報告

  ・教会養育の時間 2月18日(日)男1、女3、計 4名
  ・主日礼拝    2月18日(日)男3、女9、計12名
  ・聖研祈祷会   2月22日(木)男2、女3、計 5名



          ■ 献 金 報 告
 【 礼拝 献金 】 2月18日(日)  11,200円
 
 

  ◎当伝道所は、教会内外の多くの方々からの尊い献金によって
   支えられています。心より感謝申し上げます。
   尚、個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   個人献金者の氏名は伏せさせていただきました。
   ご了承下さい。


                   
  

          その他のご案内とご報告
      




      ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
    在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当教師の
    高浪晋一先生から、神学校卒業を記念して曲をつけて
    いただきました。感謝申し上げます。
    作曲者の承諾を得て、2022年4月より頌栄の讃美歌と
    して毎主日礼拝にて讃美しています。

     


        ■「新つつみ通信・第5号」発行


        

     三原牧師の巻頭言ほか、2022年度の伝道所の歩み
    などを綴って、本年3月12日に発行いたしました。
    伝道所に来会される方々にお配りしています。 
    また、細井伝道師が留学先のケンブリッジから毎週
    送ってくださいました「活動報告」の内容は改めて
    「新つつみ通信第5号・別冊」に掲載しましたので、
    あわせてお読みください。

    

         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、3年の月日
    が経過致しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
    ではないことを学ぶことができました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日(日)
    より「聖書通読」を再開しました。信仰の原点に帰って、
    み言葉に聴き、おたがいが担っている試練を覚えながら、
    共に祈り合い、支え合いながら歩みを進め、2022年12月
    31日をもって、旧約聖書39巻すべての通読を無事終了
    いたしました。主の見守りと導きに感謝するとともに、
    教会に連なる皆様一人ひとりの祈りとご奉仕によって、
    支えられたことを思い、心より御礼申し上げます。

     しばらく中断しましたが、2023年5月14日から
    聖書通読を始めました。新約聖書「マタイによる福音書」
    から一日一章づつ通読しています。


〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、 伝道師 細井 宏一
 更新: 2024. 2. 23  by  mn


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