週報印刷用PDF |
日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所 週 報
降誕節第7主日礼拝
2024年2月11日 午前10時30分~
司 式 細井伝道師
奏 楽 奏楽奉仕者
前 奏 (黙 祷)
招 詞 司式者
頌 栄 (真理は主イエス・キリスト) 一 同
交 読 詩篇53篇 一 同
聖 書 ヨハネの手紙 三 13~15節
(新) p. 449
祈 祷 司式者
讃 美 歌 21-58番 一 同
使徒信条 21-93番( 4-A ) 一 同
讃 美 歌 21-60番 一 同
説 教 「あなたに平和があるように」 牧 師
祈 祷 牧 師
讃 美 歌 21-416番 一 同
献 金 ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
感 謝 献金奉仕者
主 の 祈 21-93番 ( 5-A ) 一 同
讃 美 歌 21-91番 一 同
祝 祷 牧 師
後 奏 (黙 祷) 奏楽者
|
|
降誕節第7主日礼拝
聖書 ヨハネの手紙三 13~15節
13 あなたに書くことはまだいろいろありますが、
インクとペンで書こうとは思いません。
14 それよりも、近いうちにお目にかかって
親しく話し合いたいものです。
15 あなたに平和があるように。
友人たちがよろしくと言っています。そちらの
友人一人一人に、よろしく伝えてください。
|
説教要約 印刷用PDF
説教「あなたに平和があるように」要約
① ヨハネの手紙
「ヨハネの手紙Ⅰ」には差出人の名前も受取人の名前もなく、ただ「愛する者たち」と呼びかけています。「Ⅱ」の手紙は、ある婦人とその子供たちに宛てられていて、「互いに愛し合おう」という交わりのすすめです。「Ⅲ」はガイオという教会内の指導者の一人に宛てられた手紙です。当時の人たちは「パピルス」といって、草を細く裂いたものをぎゅっとくっつけたものを使って手紙を書きました。今朝の「ヨハネの手紙Ⅲ」はパピルスちょうど一枚におさまるように書かれています。高いお金を払って手に入れたパピルスを無駄にしないようにしているのです。しかも字を読んだり書いたりできる人は少なかったので、パピルスを手に入れたら今度は自分の代わりに手紙を書いてくれる人の所へ持って行かないといけません。このように苦労して書いた「ヨハネの手紙Ⅲ」の最後には「あなたに平和があるように」(15節)と書かれています。「平和」とは、第一に神様との平和です。この平和こそが、他の人と私の平和を生み出していくと書いています。
② 「ヨハネの手紙Ⅲ」の内容
Ⅲの手紙は当時、生まれたばかりの幾つかの教会を指導する立場にいた「長老ヨハネ」から、その中の一つの教会にいたガイオという人に宛てられていますが、この人については何も知られていません。教会内の指導者の一人だったのでしょう。内容は巡回伝道者を受け入れ世話を見てほしいという事と教会内の和についての指導です。教会は問題を持った人(ディオトレフェス)もいたし、模範的な人(デメトリオ)もいました。歴史の浅い初代教会にあっては、教会の形成はたやすいことではありません。ディオトレフェスは、自分の思いどおりに支配しようとして、ヨハネを始め、よその教会の人々を受け入れず、受け入れようとする人を教会から追い出しもしていたのです。そんな中、ガイオは自分の思いではなく、「真理を中心」に歩んでいました。だから、どこの人をも、自分と同じく、神様に赦され、愛されている人として受け入れていました。ヨハネは、ガイオが今までのようにこれからも、真理に固く立って歩んでほしいと願っています。
③ あなたに平和があるように
ガイオは、イエス様が大好きです。イエス様が自分の身代わりに死んで下さったおかげで罪が赦され、救われたことを感謝していました。それで、同じくイエス様に救われた人たちが集う教会のために喜んで働いていました。ガイオの教会には時々巡回伝道者が来てイエス様の話をして下さいます。ガイオは皆と一緒に聞くのが楽しみで、喜んで迎えてはおもてなしし、彼らの次の教会迄の旅に必要なものを用意して、送り出していました。ディオトレフェスは、自分の都合の良し悪しで人を受け入れるか否かを決めます。でも、ガイオは、イエス様に招かれている人ならば、誰でも受け入れようとします。「この人のためにもイエス様は十字架にお掛かり下さったのだ」と思うと、たとえあまり好きにはなれないような人でも、受け入れようと思うのです。そして、イエス様のもとで一緒に生きようとするようになるのです。神様は自分を愛して下さるのと同じように、この人をも愛して下さることを知っているからです。ヨハネは、ガイオが、ディオトレフェスのことなど何も気にせずに、これからも、今のように歩んで行けと励ますために手紙を書きました。この手紙の最後には、「あなたに会いたい」「神様の平和があるようにお祈りしているよ」と書かれています。このメッセージを、私たちも私たちの周りにいる人たちに届けましょう!
|
灰の水曜日(Ash Wednesday )
・ レント(受難節)の始まる日を「灰の水曜日」とよびます。
2024年の「灰の水曜日」は2月14日です。古い時代から
「荒布をまとい灰をかぶる」ことは、悔い改めや深い嘆きの
しるしとして用いられてきました。
・ カトリック教会ではこの日、信者たちは額に灰のしるしを
懺悔のしるしとして受けます。
新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
お願い申し上げます。
なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
2021.2.7 牧師・三原信惠
|
2023年度 年間聖句
「見よ、新しいことをわたしは行う。
今や、それは芽生えている。」
(イザヤ書43章19節 a)
今週の祈り
・「能登半島地震」の被災者・被災教会のために。
・病や困難の中にある友のために。
・茂原教会と木下宣世(きしたのぶよ) 牧師のために。
本日の集会
(感染予防対策を講じながら行います)
・9:40~10:20 教会養育(大根の収穫)
・10:20~10:30 礼拝準備祈祷会
・10:30~11:30 主日礼拝
・11:30~11:45 讃美歌練習 (担当:奏楽奉仕者)
・11:45~12:00 お茶の会。どなたでもどうぞ!
・12:00~ 2月役員会
今週の集会
・聖研祈祷会 2月15日(木) 10:30-11:30
Ⅱコリント11章16~33節 (新)p.338
・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書日課の
御言葉に耳を傾けた後、”共に祈る教会”として
この日、同欄に紹介されている”茂原教会”の
お働きを覚えて祈りを合わせます。
次主日のご案内
■受難節第1主日 2月18日(日)
・教会養育の時間 午前 9:40~10:20
・礼拝準備祈祷会 午前10:20~10:30
・主日礼拝 午前10:30~11:30
司 式 : 細井 宏一 伝道師
交 読 : 詩編 54編
聖 書 : マタイによる福音書4章1~11節
(新)p.4
説 教 :「誘惑に勝つ」 三原 牧師
献 金 : 献金奉仕者
奏 楽 : 奏楽奉仕者
讃美歌 : 21-58 (み言葉をください)
21-416(神の民は)
21-284(荒れ野の中で)
礼拝後、 讃美歌練習(担当:奏楽奉仕者)
「お茶の会」どなたでもどうぞ!
「能登半島地震緊急救援募金」のご報告
2024年の歩みが始まると同時に、能登半島を中心に
最大震度7の地震が発生いたしました。日本基督教団では
能登半島地震による被災者の人道的支援・教会等の再建
支援のため、ただちに緊急救援募金を開始いたしました。
当伝道所では、1月第1主日~2月第1主日まで同募金
の呼びかけを行いました。その結果、送料を差引かせてい
ただいた31,337円を、送付先である日本基督教団
社会委員会に献金いたしました。募金にご協力いただき
ました方々に心より感謝申し上げます。
能登半島地震で被災された皆様のお体が守られ、大切な
存在とかけがえのないものを失った方々の悲しみが癒され
ますようお祈りいたします。
■ 先週の集会報告
・教会養育の時間 2月 4日(日)男4、女6、計10名
・主日礼拝 2月 4日(日)男4、女6、計10名
・聖研祈祷会 2月 8日(木)男2、女3、計 5名
■ 献 金 報 告
【 礼拝 献金 】 2月 4日(日) 8,000円
【 特別 献金 】 茅ヶ崎平和教会様 (クリスマス問安献金)
◎当伝道所は、教会内外の多くの方々からの尊い献金によって
支えられています。心より感謝申し上げます。
尚、個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
個人献金者の氏名は伏せさせていただきました。
ご了承下さい。
その他のご案内とご報告
■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」
今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当教師の
高浪晋一先生から、神学校卒業を記念して曲をつけて
いただきました。感謝申し上げます。
作曲者の承諾を得て、2022年4月より頌栄の讃美歌と
して毎主日礼拝にて讃美しています。
■「新つつみ通信・第5号」発行
三原牧師の巻頭言ほか、2022年度の伝道所の歩み
などを綴って、本年3月12日に発行いたしました。
伝道所に来会される方々にお配りしています。
また、細井伝道師が留学先のケンブリッジから毎週
送ってくださいました「活動報告」の内容は改めて
「新つつみ通信第5号・別冊」に掲載しましたので、
あわせてお読みください。
■ 前向き・肯定的に!
わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、3年の月日
が経過致しました。これまで経験したことのない大きな
災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
ではないことを学ぶことができました。
この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
すために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日(日)
より「聖書通読」を再開しました。信仰の原点に帰って、
み言葉に聴き、おたがいが担っている試練を覚えながら、
共に祈り合い、支え合いながら歩みを進め、2022年12月
31日をもって、旧約聖書39巻すべての通読を無事終了
いたしました。主の見守りと導きに感謝するとともに、
教会に連なる皆様一人ひとりの祈りとご奉仕によって、
支えられたことを思い、心より御礼申し上げます。
しばらく中断しましたが、2023年5月14日から
聖書通読を始めました。新約聖書「マタイによる福音書」
から一日一章づつ通読しています。
|
|
|
|