2023年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
           降誕節第5主日礼拝

     2024年1月28日   午前10時30分~
                
               司 式    細井伝道師

               奏 楽    奏楽奉仕者



前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇51篇            一 同
  
聖  書    ペトロの手紙 二 第1章16~21節 
                    (新) p. 437 


祈  祷                     司式

讃 美 歌     2158番           一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21493番          一 同

説  教    「聖書は神様からのお手紙」    牧 師

祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21486番          一 同


献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-91番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)            奏楽 

                                                                   

            降誕節第4主日礼拝

      聖書  ヤコブの手紙 第5章13~16節



 16 わたしたちの主イエス・キリストの力に満ちた来臨を知らせ
   るのに、わたしたちは巧みな作り話を用いたわけではありま
   せん。わたしたちは、キリストの威光を目撃したのです。

 17 荘厳な栄光の中から、「これはわたしの愛する子。わたしの
   心に適う者」というような声があって、主イエスは父である
   神から誉れと栄光をお受けになりました。

 18 わたしたちは、聖なる山にイエスといたとき、天から響いて
   きたこの声を聞いたのです。

 19 こうして、わたしたちには、預言の言葉はいっそう確かなも
   のとなっています。夜が明け、明けの明星があなたがたの心
   の中に昇るときまで、暗い所に輝くともし火として、どうか
   この預言の言葉に留意していてください。

 20 何よりもまず心得てほしいのは、聖書の預言は何一つ、自分
   勝手に解釈すべきではないということです。

 21 なぜなら、預言は、決して人間の意志に基づいて語られたの
   ではなく、人々が聖霊に導かれて神からの言葉を語ったもの
   だからです。



 
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       説教
「聖書は神様からのお手紙」要約



① キリストの栄光、預言の言葉

 キリストの「来臨」のことが話題になっています。「来臨」とは、神の御子が受肉しヨセフとマリアの子どもとして誕生された初穂と、天に上げられた主イエスが再びこの世に来られる再臨の二つを指す言葉です。ここでは後者を指します。「主の日は盗人のようにやってきます」(3:10)。「主イエス・キリストは再びこの世に来られる」という教えを「巧みな作り話」と言って否定する人々がいました。ペトロは彼らを「偽教師」(2:1)と呼んでいます。再臨の教えが「巧みな作り話」ではないことを伝えるために、ペトロは自分が「目撃した」こと、「聞いた」ことを証言します。ペトロは山上の変貌の場面(マタイ17章ほか)で、キリストの威光を目撃した」ことと、「これはわたしの愛する子。わたしの心に敵う者」という天からの声を聞いたことを紹介します。変貌した主イエスの姿をペトロは再臨の主イエスのお姿の先取りであると捉えています。ペトロは「預言の言葉」を「暗い所に輝くともし火」と表現し、主の再臨までの希望の光と考えています。

聖書の預言とは、どういう性質のものか

 そこからペトロは、そもそも「聖書の預言とは、どういう性質のものか」という議論に入っていきます。聖書は、「聖霊に導かれて神様からの言葉を語ったもの」(21節)とペトロは記しています。ですから聖書は「神様の御言葉」なのです。十字架につけられた主イエス・キリストは、三日目に復活なさいました。そして、40日間、弟子たちと過ごされた後、天に上げられました。その時、弟子たちの前に「白い服を着た二人」(天使)が現れて「「あなたがたから離れて天に上げられたイエスは、天に行かれるのをあなたがたが見たのと同じ有様で、またおいでになる」(使徒1:11)と告げました。天に上げられた主イエス・キリストが再びおいでになることを信じることが、キリスト教の信仰です。主イエスが天に上げられてからもう二千年近く経っていますが、まだ主イエスはおいでになっていません。ペトロは、「主のもとでは、一日は千年のようで、千年は一日のようです」(Ⅱペトロ3:8)、「主の日は盗人のようにやって来ます」(同10節)と記しています。

聖書は神様からのお手紙  

 「山上の変貌」、「再臨」、「聖書」と内容が濃く、全部伝えようとすると、説明ばかりの難しい説教になりますので、「聖書は神様からのラブレター」とポイントを絞って語ります。「聖書の予言は何一つ、自分勝手に解釈すべきではありません」というペトロの注意(20節)は、大切です。礼拝の中では必ず聖書を読みます。聖書を読まない礼拝はありません。私はもう長く聖書を読み続けてきました。でも、まだ分からないことばかりです。「聖書が分かりました」と言えません。でも一つだけハッキリと言えることがあります。それは聖書には神様の愛が書かれているということです。聖書は私たちに宛てられた神様からのラブレターです。聖書は一人の人が全部を書いたわけではありません。沢山の人が書いたものが集められて聖書が出来ました。聖書を書いた人たちは、神様からのメッセージを聞いて、それを書き記しました。だから聖書には神様の愛が込められているのです。自分の好きな聖書の言葉のことを「愛誦聖句」と言います。不安になった時、苦しい時に愛誦聖句を読んで励まされたり、勇気をもらったりするのです。イエス様がこの世に来られる日まで、聖書を読み続けましょう。それを通して、神様の愛を確認し続けましょう。 



             リタニー 「創世記1章による詩編」

 リーダー …神さまの声が、すべての始まり。
 みんな  …「光あれ」
 リーダー …水を動かし、大空あらわれ、海と大地は輝いた。

 リーダー …神さま言われ、芽ばえさせ、草や木がおいたった。
 みんな  …それで終わらない次のいのち、種を宿すものとして。
 リーダー …神さま言われ、大空に、光る太陽、月や星。
 みんな  …時の流れが刻まれて、めぐる季節は、はじまった。
 リーダー …神さま言われ、祝福し、生き物いっぱい満ちました。
 みんな  …怪物、さかな、空の鳥、エトセトラもすべてよし。

 リーダー …神さま最後に人間を、神さまに似せてつくられた。
 みんな  …男と女をつくられた。思いをこめてつくられた。
 一緒に   …地球は大きなハーモニー。  
       みんなで奏でるシンフォニー。
       神さま、あなたを賛美して。アーメン。
 

                                     

   リタニー連祷)」…短くわかりやすい言葉で、司式者と会衆が
                交唱する祈り。
        



 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠





          2023年度 年間聖句

     「見よ、新しいことをわたしは行う。
           今や、それは芽生えている。」
           (イザヤ書43章19節 a)
            
            

            今週の祈り

    ・「令和6年能登半島地震」の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・浦河教会と山本光一 牧師のために。
         
          
            


            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・9:40~10:20  教会養育(
大根の収穫
    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:30  主日礼拝    
    ・11:30~11:45  讃美歌練習
    ・11:45~12:00  聖書通読:黙示録22章 p.479
    ・12:00~     お茶の会(自由参加)
             

       


            今週の集会

    ・聖研祈祷会  2月1日(木) 10:30-11:30  
       Ⅱコリント3章1~18節 (新)p.327
 
    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書日課の
     御言葉に耳を傾けた後、”共に祈る教会”として
     この日、同欄に紹介されている”浦河教会”の
     お働きを覚えて祈りを合わせます。

 



            次主日のご案内

    ■降誕節第6主日    2月4日(日)

    ・教会養育の時間    午前 9:40~10:20
    ・礼拝準備祈祷会    午前10:20~10:30
    ・主日礼拝       午前10:30~11:45
      司 式 : 細井 宏一 伝道師
      交 読 : 詩編 51編
      聖 書 :
ヨハネの手紙4章16節後半
                 (新)p.446   

      説 教 :「神は愛です」 三原牧師
      配 餐 : 配餐奉仕者 
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-58 (み言葉をください)
           21-60 (どんなに小さい小鳥でも)
            21-390(主は教会の基となり)
      (聖餐式)  21-78 (わが主よ、ここに集い)

    





          ■ 先週の集会報告

  ・教会養育の時間 1月21日(日)男2、女4、計 6名
  ・主日礼拝    1月21日(日)男4、女5、計 9名
  ・聖研祈祷会   1月25日(木)男2、女4、計 6名



          ■ 献 金 報 告
 【 礼拝 献金 】 1月21日(日)   8,900円
 【ワンコイン献金】 1月21日(日)    2,000円
 【 特別 献金 】  二宮 教会 様 (クリスマス問安献金)
            藤沢 教会 様 (クリスマス問安献金)


  ◎当伝道所は、教会内外の多くの方々からの尊い献金によって
   支えられています。心より感謝申し上げます。
   尚、個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   個人献金者の氏名は伏せさせていただきました。
   ご了承下さい。


           

          その他のご案内とご報告
                   
  
 
   
            
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            その他の報告
      


      ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
    在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当教師の
    高浪晋一先生から、神学校卒業を記念して曲をつけて
    いただきました。感謝申し上げます。
    作曲者の承諾を得て、2022年4月より頌栄の讃美歌と
    して毎主日礼拝にて讃美しています。

     


        ■「新つつみ通信・第5号」発行


        

     三原牧師の巻頭言ほか、2022年度の伝道所の歩み
    などを綴って、本年3月12日に発行いたしました。
    伝道所に来会される方々にお配りしています。 
    また、細井伝道師が留学先のケンブリッジから毎週
    送ってくださいました「活動報告」の内容は改めて
    「新つつみ通信第5号・別冊」に掲載しましたので、
    あわせてお読みください。

    

         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、3年の月日
    が経過致しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
    ではないことを学ぶことができました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日(日)
    より「聖書通読」を再開しました。信仰の原点に帰って、
    み言葉に聴き、おたがいが担っている試練を覚えながら、
    共に祈り合い、支え合いながら歩みを進め、2022年12月
    31日をもって、旧約聖書39巻すべての通読を無事終了
    いたしました。主の見守りと導きに感謝するとともに、
    教会に連なる皆様一人ひとりの祈りとご奉仕によって、
    支えられたことを思い、心より御礼申し上げます。

     しばらく中断しましたが、2023年5月14日から
    聖書通読を始めました。新約聖書「マタイによる福音書」
    から一日一章づつ通読しています。

 


〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、 伝道師 細井 宏一
 更新: 2024. 1. 27  by  mn


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