2023年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
           降誕節第3主日礼拝

     2024年1月14日   午前10時30分~
                
               司 式    細井伝道師

               奏 楽    奏楽奉仕者



前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇49篇            一 同
  
聖  書    ヤコブの手紙 第2章8~9節  (新) p. 423 

祈  祷                     司式

讃 美 歌     2118番           一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21533番          一 同

説  教    「みんながお友だち」       牧 師

祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21486番          一 同


献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-91番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)            奏楽 

                                                             説教要約 印刷用PDF      

降誕節第3主日礼拝
説教
「みんながお友だち」要約

聖書  ヤコブの手紙 第2章8~9節


隣人愛を実践すること

 隣人愛を実践することを勧めるヤコブは、「隣人を自分のように愛しなさい」という律法を「最も尊い律法」(8節)と捉えています。イエス様も、律法学者から、「あらゆる掟のうちで、どれが第一でしょうか」と問われた際、神を愛することと同じく、この律法を挙げて、「この二つに勝る掟は他にない」とおっしゃっています(マルコ12:28~31ほか)。そしてイエス様は、よきサマリア人のたとえ話を通して、「隣人になること」の大切さをお教えになっています(ルカ10:25~37)。人を分け隔てすることは、隣人愛を実践していないことになると、ヤコブは教えています。この章では具体的に、教会の中の二種類のメンバーが挙げられています。「金の指輪をはめた立派な身なりの人」と「汚らしい服装の貧しい人」(2節)です。「あなたがたは、貧しい人を辱めた」(6節)と書かれていますから、「もし差別するなら」という仮定の話ではなく、実際にヤコブの関わっている教会の中で、社会的地位や経済力の違いによって、差別が起こっていたということです。
人を分け隔てすること、差別、えこひいき

 ヤコブの手紙は、特に信仰と生活を切り離さないで考えることを教えています。「行いが伴わないなら、信仰はそれだけでは死んだものです」(2:17)とヤコブは教えています。宗教改革者マルチン・ルターが、「ヤコブの手紙」のことを「藁の書」と言う根拠となった言葉が、17節です。ヤコブは、人を分け隔てして隣人愛を実践しないことを、「違犯者と断定されます」(9節)と言って、信仰の面でも、生活の面でも危険視しています。昨今、「ハラスメント」という言葉をよく耳にするようになりました。「○○ハラ」と略して言われることがほとんどです。「セクハラ」「パワハラ」は良く知られていますが、それ以外にも、数えきれないほどのハラスメント(ハラハラ)があります。「ハラスメントだ!」と必要以上に言われる「ハラスメント・ハラスメント(ハラハラ)なんてものまであるそうです。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、中国人への差別が起こったことも記憶に新しいことです。隣人愛の欠如からハラスメントは起こると言われます。

みんながお友だち  

 イエス様は私たちの間に、沢山の「見えない壁」があることを教えてくださいました。美香ちゃんが、男の子から「女の子はあっちで女の子だけで遊んだらいいじゃん」と言われたらどうでしょう。リク君が、大人の人から「お前は子どもだから静かに座っていなさい」と言われたらどうでしょう。オリビアさんが、誰かさんから「なんでフィリピンに帰らないの?」と言われたらどうでしょう。どんな気持ちになるでしょうか。とても悲しいですね。神様は差別をなさらないお方です。だから、神様を信じる私たちが、差別することを、神様は悲しまれるのです。「神様を信じている」、「神様を愛している」と言いながら、差別をするなら、それは神様への裏切りです。私たちは、自分のことだけでなく、他の人の気持ちを考えることも大切なことです。自分では相手を傷つけるつもりはなくても、相手は傷ついてしまうことがあります。相手の気持ちを考えて、話したり行動したりするよう心がけたいものですね。私たちが、人を差別せずに、「みんながお友だち」と思って優しくすれば、神様は喜んで下さいます。そうすれば、神様の愛は、より一層、あなたに注がれるでしょう。愛は与えた分だけ減るのでなく、与えた以上に返ってくるからです。




       
         
                                     

                    

 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠





          2023年度 年間聖句

     「見よ、新しいことをわたしは行う。
           今や、それは芽生えている。」
           (イザヤ書43章19節 a)
            
            

            今週の祈り

    ・「令和6年能登半島地震」の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・十条伝道所と渋川宣行牧師のために。
         
          
            


            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・9:40~10:20  教会養育(
大根の収穫
    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:30  主日礼拝    
    ・11:30~11:45  讃美歌練習
    ・11:45~12:00  お茶の会(自由参加)
               どなたでもどうぞ!

       


            今週の集会

    ・聖研祈祷会  1月18日(木) 10:30-11:30  
       ルカ福音書 7章36~50節  (新)p.116 
 
    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書日課の
     御言葉に耳を傾けた後、”共に祈る教会”として
     この日、同欄に紹介されている”十条伝道所”の
     お働きを覚えて祈りを合わせます。

 



            次主日のご案内

    ■降誕節第4主日    1月21日(日)

    ・教会養育の時間    午前 9:40~10:20
    ・礼拝準備祈祷会    午前10:20~10:30
    ・主日礼拝       午前10:30~11:30
      司 式 : 細井 宏一 伝道師
      交 読 : 詩編 50編
      聖 書 :
ヤコブの手紙 5章13~16節 
                 (新)p.426  

      説 教 :「苦しい時のお祈り」 三原牧師 
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-18 (心を高くあげよ!)
           21-493(いつくしみ深い)
            21-486(飢えている人と)


    ・・礼拝後、讃美歌練習と聖書通読があります。
      1月定例役員会は12時から開催します。

      

     ■ 水越 孝太さんの ”ニューイヤーコンサート”

 日時:2024年1月14日(日) 13:30 開場 (14:00 開演)
 場所:富士見ヶ丘三丁目防災コミュニティセンター (入場無料)

    楽しいコンサートですので、皆様お誘いあわせの上、
     ご来場ください。



          ■ 先週の集会報告

  ・教会養育の時間 1月 7日(日)男4、女3、計7名
  ・主日礼拝    1月 7日(日)男4、女4、計8名
  ・聖研祈祷会   1月11日(木)男2、女2、計4名



         ■ 献金・献花報告
 【 礼拝 献金 】  1月7日(日)   7,230円



   ◎当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金に
   よって支えられています。心より感謝申し上げます。
    尚、個人情報保護の観点から、牧師など教職者以外
   の礼拝奉仕者、ならびに献金者・献花者の個人名は伏せ
   させていただきました。ご了承ください。


           
          その他のご案内とご報告
                   

     

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            その他の報告
      


      ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
    在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当教師の
    高浪晋一先生から、神学校卒業を記念して曲をつけて
    いただきました。感謝申し上げます。
    作曲者の承諾を得て、2022年4月より頌栄の讃美歌と
    して毎主日礼拝にて讃美しています。

     


        ■「新つつみ通信・第5号」発行


        

     三原牧師の巻頭言ほか、2022年度の伝道所の歩み
    などを綴って、本年3月12日に発行いたしました。
    伝道所に来会される方々にお配りしています。 
    また、細井伝道師が留学先のケンブリッジから毎週
    送ってくださいました「活動報告」の内容は改めて
    「新つつみ通信第5号・別冊」に掲載しましたので、
    あわせてお読みください。

    

         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、3年の月日
    が経過致しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
    ではないことを学ぶことができました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日(日)
    より「聖書通読」を再開しました。信仰の原点に帰って、
    み言葉に聴き、おたがいが担っている試練を覚えながら、
    共に祈り合い、支え合いながら歩みを進め、2022年12月
    31日をもって、旧約聖書39巻すべての通読を無事終了
    いたしました。主の見守りと導きに感謝するとともに、
    教会に連なる皆様一人ひとりの祈りとご奉仕によって、
    支えられたことを思い、心より御礼申し上げます。

     しばらく中断しましたが、2023年5月14日から
    聖書通読を始めました。新約聖書「マタイによる福音書」
    から一日一章づつ通読しています。

 


〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、 伝道師 細井 宏一
 更新: 2024. 1. 13  by  mn


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