2023年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
           降誕節第2主日礼拝

     2024年1月7日   午前10時30分~
                
               司 式    細井伝道師

               配 餐    配餐奉仕者

               奏 楽    奏楽奉仕者



前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇48篇            一 同
  
聖  書    ヤコブの手紙 第1章5~8節  (新) p. 421 

祈  祷                     司式

讃 美 歌     2118番           一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21533番          一 同

説  教    「神様を信じてお祈りしよう」   牧 師

聖 餐 式                      牧 師

讃 美 歌     2181番           一 同


献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-91番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          ヒムプレーヤー

                                                             説教要約 印刷用PDF      

降誕節第2主日礼拝
説教
「神様を信じてお祈りしよう」要約

聖書  ヤコブの手紙 第1章5~8節


祈る時の心構え

 私たちの信じている神様は、私たちの祈りを聞いてくださるお方です。今朝の聖書『ヤコブの手紙』の著者であるヤコブは、試練の中にいるクリスチャンたちを励ますために、この手紙を書いたのです(2~4節)。ヤコブは5節で、知恵を求めて祈ることを勧めています。誘惑や試練や苦難を乗り越えるためには、知恵が必要だからです。「知恵」といっても、偏差値で計る「知恵」ではありません。「知恵」とは、「心構え」のことです。ヤコブは、祈る時に大切な「知恵」(心構え)を二つ教えています。一つ目は、「疑わないで祈ること」(6節)です。疑うということは神様を信頼していないということです。信頼していない人の祈りを、神様は聞き入れてくださるでしょうか。「そういう人は主から何かいただけると思ってはなりません」(7節)。真っ直ぐに神様を信頼して祈ることが大切です。二つ目に大切なのは「心が定まっていること」(8節)です。「心が定まらず」という部分は「二心の者」(口語訳)とも訳されます。あれにもこれにも頼る人のことです。

「皆で祈る場合」と「一人で祈る場合」の違い

 神様を信じている人にもそうでない人にも苦労は訪れます。神様を信じていれば困ることは何もない、というわけにはいきません。しかし、神様を信じていることで、その苦難を乗り越えやすくなるということがあります。お祈りには、「皆で祈る場合」(マタイ18:20参照)と「一人で祈る場合」(同6:6参照)があります。一人で祈る場合は、皆で祈る場合とは違って、他の人は聞いていませんから、少しぐらいずうずうしいお願いでもかまいません。お利口なお祈りでなくても大丈夫です。ご安心ください。ただし、「信仰をもって願いなさい」(6節)と言われていますから、不信仰な祈りや過度に自己中心的な祈りや他者を傷つけるための祈りになっていないかどうかを確かめる必要はあろうかと思います。苦難の中でお祈りをする時、大切なことは、「必ず神様が良い方向へと導いて下さる」と信じることです。疑いながら祈るのは、神様に失礼です。私たちの信じている神様は、全知全能なるお方です。「神にできないことは何一つない」(ルカ1:37)のです。

神様を信じてお祈りしよう  

 神様以外の何かに頼る必要はありません。神様に頼りつつ、他の何か(偶像や迷信や占い)にも頼ることはないのです。「あなたには、わたしをおいてほかに神があってはならない」(十戒の第一戒、出エジプト記20:3)と神様はおっしゃっています。私たちの信じている神様は、全知全能のお方ですから、「本当に大丈夫だろうか」と心配して、他の何かにも頼る必要はないのです。神様は、私たちを愛して下さっていますから、私たちが苦しい時、困っている時には、助けて下さいます。神様は全部を知っているから、皆が苦しんでいるのも知っています。「それなら、わざわざお祈りを聞かなくても助けてくれたらいいのに」と思うかもしれません。それでも、苦しい時には神様を頼ってお祈りしなさいと聖書は教えています。苦しい時に、誰に頼ればいいのか、誰に祈ればいいのかを知っていることは、本当に幸せなことです。ヤコブの時代のクリスチャンの受けた苦しみと、現代のクリスチャンが受ける苦しみは違うと思いますが、苦しい時の祈りが大きな力になることは、共通していると言えるでしょう。皆さんのこれからの人生の中に、いつ、なんどき、苦しいことが訪れるかもしれません。その時には、神様を信じてお祈りしましょうね。



          「七草粥」と「春の七草」 

  「七草粥」とは人日の節句(1月7日)に食べられる日本の行事食。
平安時代に始まり、和食の汁物の原型となったとされている。
春の七草を具材とするこの粥の食材は、下表のようにアブラナ科が
多いことに気づく。アブラナ科は4枚の花弁が十字架状をしており、
別名・十字花科とも呼ばれている。その特徴は、「ミロシン細胞」と
いう特殊な細胞をもち、傷つくと細胞内の酵素(ミロシナーゼ)が
作用して、ワサビや大根おろしに特有のツンとした辛味成分を造り、
昆虫などの食害や腐敗から身を守る点にある。
  んっ? その効果が様々な害や腐敗を防ぐ、と聞くとそれは、
キリスト者が目指すこの世での生き様と重なるような気がする。
花の形状が十字架のようだと言えば尚更に。そう考えると「七草粥」
とは、日本人クリスチャンに与えられた得も言われぬ神様からの
恵みだと思えてならない。今年もしっかりと味わいたいものだ。
                                     
     


  


 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠





          2023年度 年間聖句

     「見よ、新しいことをわたしは行う。
           今や、それは芽生えている。」
           (イザヤ書43章19節 a)
            
            

            今週の祈り

    ・「令和6年能登半島地震」の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・巣鴨ときわ教会と平井文則牧師のために。
         
          
            


            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・9:40~10:20  教会養育(
大根の収穫
    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:45  主日礼拝    
    ・11:45~12:00  讃美歌練習
    ・12:00~      お茶の会(自由参加)
               どなたでもどうぞ!

       


            今週の集会

    ・聖研祈祷会  1月11日(木) 10:30-11:30  
       ルカ福音書6章12~26節  (新)p.112 
 
    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書日課の
     御言葉に耳を傾けた後、”共に祈る教会”として
     この日、同欄に紹介されている巣鴨ときわ教会の
     お働きを覚えて祈りを合わせます。

 



            次主日のご案内

    ■降誕節第3主日    1月14日(日)

    ・教会養育の時間    午前 9:40~10:20
    ・礼拝準備祈祷会    午前10:20~10:30
    ・主日礼拝       午前10:30~11:30
      司 式 : 細井 宏一 伝道師
      交 読 : 詩編 49編
      聖 書 :
ヤコブの手紙2章8~9節 
                 (新)p.423  

      説 教 :「みんながお友だち」 三原牧師 
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-18 (心を高くあげよ!)
           21-533(どんな時でも)
            21-486(飢えている人と)


    ・礼拝後の集会
     お茶の会の後、ニューイヤーコンサートに(有志)

       ※ニューイヤーコンサート参加のため、
       1月役員会は、1月21日礼拝後に変更します。
      



     ■ 水越 孝太さんの ”ニューイヤーコンサート”

 日時:2024年1月14日(日) 13:30 開場 (14:00 開演)
 場所:富士見ヶ丘三丁目防災コミュニティセンター (入場無料)

    楽しいコンサートですので、皆様お誘いあわせの上、
     ご来場ください。



          ■ 先週の集会報告

  ・教会養育の時間 12月31日(日)男4、女4、計8名
  ・主日礼拝    12月31日(日)男4、女4、計8名
  ・聖研祈祷会    1月 4日(木)男2、女2、計4名



         ■ 献金・献花報告
 【 礼拝 献金 】 12月31日(日)   7,230円
 【 献   花 】 (お花:センリョウ)


   ◎当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金に
   よって支えられています。心より感謝申し上げます。
    尚、個人情報保護の観点から、牧師など教職者以外
   の礼拝奉仕者、ならびに献金者・献花者の個人名は伏せ
   させていただきました。ご了承ください。


           
          その他のご案内とご報告
                   

     
             
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            その他の報告
      


      ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
    在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当教師の
    高浪晋一先生から、神学校卒業を記念して曲をつけて
    いただきました。感謝申し上げます。
    作曲者の承諾を得て、2022年4月より頌栄の讃美歌と
    して毎主日礼拝にて讃美しています。

     


        ■「新つつみ通信・第5号」発行


        

     三原牧師の巻頭言ほか、2022年度の伝道所の歩み
    などを綴って、本年3月12日に発行いたしました。
    伝道所に来会される方々にお配りしています。 
    また、細井伝道師が留学先のケンブリッジから毎週
    送ってくださいました「活動報告」の内容は改めて
    「新つつみ通信第5号・別冊」に掲載しましたので、
    あわせてお読みください。

    

         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、3年の月日
    が経過致しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
    ではないことを学ぶことができました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日(日)
    より「聖書通読」を再開しました。信仰の原点に帰って、
    み言葉に聴き、おたがいが担っている試練を覚えながら、
    共に祈り合い、支え合いながら歩みを進め、2022年12月
    31日をもって、旧約聖書39巻すべての通読を無事終了
    いたしました。主の見守りと導きに感謝するとともに、
    教会に連なる皆様一人ひとりの祈りとご奉仕によって、
    支えられたことを思い、心より御礼申し上げます。

     しばらく中断しましたが、2023年5月14日から
    聖書通読を始めました。新約聖書「マタイによる福音書」
    から一日一章づつ通読しています。

 


〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、 伝道師 細井 宏一
 更新: 2024. 1. 6  by  mn


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