2023年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
           降誕節第1主日礼拝

     2023年12月31日   午前10時30分~
                
               司 式    細井伝道師

               奏 楽    ヒムプレーヤー



前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇47篇            一 同
  
聖  書    マタイによる福音書 第2章1~11節  
                     (新) p. 2 


祈  祷                     司式

讃 美 歌     21258番          一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21266番          一 同

説  教    「飼い葉おけに至る二つの道」   牧 師

祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21280番          一 同


献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-91番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          ヒムプレーヤー

                                                             説教要約 印刷用PDF      

降誕節第1主日礼拝
説教
「飼葉おけに至る二つの道」要約

聖書  マタイによる福音書 第2章1~11節


「飼葉おけ」のしるし

 キリストは私たちの痛みをいやし、すべての問題を解決し、破れはてた現実を修繕するために来られました。それは天使が告げたように『すべての民に与えられる大きな喜び』に違いありませんが、布にくるまって飼葉おけに眠る赤ん坊が『あなたがたに与えられるしるしである』とはどういうことでしょう。この貧しさや弱さが、どうして神の力と愛の「しるし」といえるのでしょうか。あまりに頼りない「しるし」で、とても「証拠」とも思えません。この「飼葉おけ」をキリストの全生涯と切り離してはなりません。なぜなら、それは神のみ旨であるからです。キリストにとっては飼葉おけで誕生することも、流浪の生活を送ることも、人々の嘲りも、十字架の死も、すべてが神のみ旨でした。キリストがすべての人を救い、真の命を与えるために人間の姿になられた時、その地上の生涯は飼葉おけに誕生することと、十字架上に死ぬことを抜くわけにはいきませんでした。神はこの「飼葉おけ」と「十字架」に、その愛と勝利を宣言されるのです。

「天使の歌」と「輝く星」

 飼葉おけに行きつくには二つの道がありました。一つの道は、「天使の歌」に感激して羊飼いがかけつけた道です。そして、もう一つの道は、「輝く星」に導かれて博士たちが遠く旅した道です。しかし、なぜ神は、御子の降誕を告知するのに、歌声や星の輝きや、違った方法を用いたのでしょうか。人は一人として同じ人間はいません。人はそれぞれに、教育・習慣・伝統・趣味・職業など、すべて異なった背景を持っています。ある人に効果的であった刺激が、必ずしも他の人に同じ成果をおさめるわけではありません。受ける人が違っていれば、救い主の降誕を告げる神の告知の手段も違ってきます。だから神は、野に羊を守る牧人には天使の歌を、研究室に学ぶ博士には輝く星を送りたまいました。大まかにいって二通りの型の人間がいます。感情型と理性型とでも言えましょう。単純・率直・素朴で、通常の力量・才能を持つ人と、人並優れ、多くのタラントを預けられ、非凡の才幹をもった人です。前者を羊飼いが代表し、後者は博士型に属します。

「飼葉おけに至る二つの道」 

 クリスマスには、彼らはそれぞれ違った道を通ってキリストのもとにまいりした。ただ《羊飼い》は郊外近くにいましたのに、《博士たち》は、遥かな道を、幾山河を越えて旅を続けなければなりませんでした。人生の一公理、理性型な人は、単純素朴な人よりも、キリストに至るためにより遠い道を歩かなければならないことです。しかし、大切なことは、その『道程ではなくて、到達点』です。神は、各人の容積と基準に応じて、ご自分を啓示なさり、各人の最も歩きなれた道で、出会ってくださるのです。神は、《博士たち》に「天使の歌」を、《羊飼い》に星を送ることの無益さと徒労をよくご存知でした。だから聴く耳をもつ者には歌声が、見る目をもつ者には星の輝きが与えられました。教育がなくても素直な愛に生きる者には天使が遣わされ、人生に懐疑的で客観的認識と証拠を求めて進む者には星が空にまたたきました。けれども、そこに止まっていてはなりません。降誕節のキリストは万人に関わりがあります。単純素朴な羊飼いの群れにあるか、学識豊かな博士の型に属するかを問わず、讃美歌を好むか、星を求めるか無関係に、天使が告げ、星の輝く所、飼葉おけにいますキリストにまみえることこそ最も大切なことなのです。



 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠





          2023年度 年間聖句

     「見よ、新しいことをわたしは行う。
           今や、それは芽生えている。」
           (イザヤ書43章19節 a)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・小石川明星教会と大宮克己牧師のために。
         
          
            


            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・9:40~10:20  教会養育(
担当:三原牧師
    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:30  主日礼拝    
    ・11:30~11:45  聖書通読
              ヨハネの手紙2章 (新)p.441
    ・11:45~12:00  お茶の会(自由参加)
              どなたでもどうぞ!

       


            今週の集会

    ・聖研祈祷会  1月4日(木) 10:30-11:30  
       ルカ福音書4章14~30節  (新)p.107 
 
    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書日課の
     御言葉に耳を傾けた後、”共に祈る教会”として
     この日、同欄に紹介されている小石川明星教会の
     お働きを覚えて祈りを合わせます。

 



            次主日のご案内

    ■降誕節第2主日    1月7日(日)

    ・教会養育の時間    午前 9:40~10:20
    ・礼拝準備祈祷会    午前10:20~10:30
    ・主日礼拝       午前10:30~11:30
      司 式 : 細井 宏一 伝道師
      交 読 : 詩編 48編
      聖 書 :
ヤコブの手紙1章5~8節 
                 (新)p.421  

      説 教 :「神様を信じてお祈りしよう」 三原牧師
      配 餐 : 配餐奉仕者 
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-18 (心を高くあげよ!)
           21-533(どんな時でも)
     (聖餐式) 21-81 (主の食卓を囲み)


    ・礼拝後の集会
       ※主の年2024年は、辰年です。
        新年の抱負を語り合い、最良の年としましょう!
      


          ■ 先週の集会報告

  ・教会養育の時間 12月24日(日)男6、女9、計15名
  ・主日礼拝    12月24日(日)男6、女9、計15名
  ・聖研祈祷会   12月28日(木)男1、女3、計 4名



         ■ 献金・献品・献花報告
 【 礼拝 献金 】 12月24日(日)   8,100円
 【 特別 献金 】 大磯 教会 様 (クリスマス問安献金)
           藤沢 教会 様 (クリスマス問安献金)


   ◎当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金に
   よって支えられています。心より感謝申し上げます。
    尚、個人情報保護の観点から、牧師など教職者以外
   の礼拝奉仕者、ならびに個人から献げられた献金者の
   お名前は伏せさせていただきました。ご了承ください。


           
          その他のご案内とご報告
                   

     
             
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            その他の報告
      


      ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
    在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当教師の
    高浪晋一先生から、神学校卒業を記念して曲をつけて
    いただきました。感謝申し上げます。
    作曲者の承諾を得て、2022年4月より頌栄の讃美歌と
    して毎主日礼拝にて讃美しています。

     


        ■「新つつみ通信・第5号」発行


        

     三原牧師の巻頭言ほか、2022年度の伝道所の歩み
    などを綴って、本年3月12日に発行いたしました。
    伝道所に来会される方々にお配りしています。 
    また、細井伝道師が留学先のケンブリッジから毎週
    送ってくださいました「活動報告」の内容は改めて
    「新つつみ通信第5号・別冊」に掲載しましたので、
    あわせてお読みください。

    

         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、3年の月日
    が経過致しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
    ではないことを学ぶことができました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日(日)
    より「聖書通読」を再開しました。信仰の原点に帰って、
    み言葉に聴き、おたがいが担っている試練を覚えながら、
    共に祈り合い、支え合いながら歩みを進め、2022年12月
    31日をもって、旧約聖書39巻すべての通読を無事終了
    いたしました。主の見守りと導きに感謝するとともに、
    教会に連なる皆様一人ひとりの祈りとご奉仕によって、
    支えられたことを思い、心より御礼申し上げます。

     しばらく中断しましたが、2023年5月14日から
    聖書通読を始めました。新約聖書「マタイによる福音書」
    から一日一章づつ通読しています。

 


〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、 伝道師 細井 宏一
 更新: 2023. 12. 31  by  mn


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