2023年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

週報印刷用PDF

     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
            降誕前第1主日 

        クリスマスページェント礼拝

     2023年12月24日   午前10時30分~
                
               司 式    細井伝道師

               配 餐    配餐奉仕者  

               奏 楽    奏楽奉仕者



前  奏    (黙  祷)            奏楽者
  
招  詞     イザヤ書9章1・2・5節     司式者
  
頌  栄     21-231番          一 同
  
聖  書    ルカによる福音書 1章26~38節   ナレーター

讃 美 歌     95(54年版)伴奏のみ      奏楽者
  
聖  書    ルカによる福音書 2章 1~16節   ナレーター

讃 美 歌     21267番(1・2節)    一 同

説  教     「天に栄光、地に平和」      牧 師

祈  祷                      牧 師

聖  書    マタイによる福音書 2章 1~12節  ナレーター


讃 美 歌     21-264番           一 同

聖 餐 式                       牧 師

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                      献金奉仕者
  
聖  書    ヨハネによる福音書 1章14・18節  司式者
  
讃 美 歌     21
-261番1・3・4節     一 同

  
祝  祷                      牧 師
  
後  奏   (黙  祷)             奏楽者

                                                             説教要約 印刷用PDF      

クリスマス礼拝

説教
「天に栄光 地に平和」要約
聖書  ルカによる福音書 第2章1~14節


聖書のみ言葉と共に過ごすクリスマス

 クリスマスは、イエス様がお生まれになったことを、世界中の人々がお祝いするだけではなく、その意味を、みんなが良く学ぶ日です。そのために、聖書はたくさんの、大切なクリスマス物語を書き残してくれました。ですからクリスマスには、ケーキやツリーやプレゼントよりももっと大切なのは、聖書を読むことです。本当のクリスマスは、聖書のみ言葉と共に過ごすクリスマスです。「ルカによる福音書」にルカはこんな風にクリスマスを書き残しました。その頃、ユダヤの国はローマ帝国という強い国の領地でした。ユダヤだけではなく、沢山の国々を、ローマが占領していたのです。アウグスティヌス皇帝は、それらの国々に住む人々に人口調査を命令しました。それは、ただ人数を調べるだけではなくて、もっと沢山税金を取るため、また兵隊や奴隷として、もっと沢山の人間を集めるための下調べでした。ですから人々は人口調査がとてもいやでした。しかし、政府の命令ですからしかたありません。いやいやながら先祖の町や村に旅行しました。

マリアとヨセフもナザレから120キロも離れたベツレヘム
  まで出かけなければなりません


 昔は電車や自動車ありません。マリアは、間もなく赤ちゃんが生まれそうになっていました。このように聖書は、強い国のいばった皇帝が、わがままな命令を出し、そのために、人々が苦しめられている姿を、まずはっきりと書いています。さて、ヨセフとマリアが長い旅をして、疲れ切ってベツレヘムに着いた時「客間には彼らのいる余地がなかった」と聖書に書いてあります。どこの宿屋に行っても「うちは満員だよ。どこかよそへ行っておくれ」と言われてしまったのです。今でも、多くの人々は同じような態度でクリスマスを迎えています。「うちは満員だよ」…そうです。その人たちの心は、自分のことでいっぱいです。自分の楽しみ、自分の幸せ、自分の願い、自分の得になることばかり考えていて、イエス様のこと、苦しんでいる人たちのことを思う余裕さえなくなってしまっています。こう考えると、クリスマスは悲しい人間の姿を見せてくれる、悲しい物語です。ヨセフとマリアはしかたなく、寒くて、暗い馬小屋に泊まるになりました。

「天に栄光 地に平和」     

 ところが、寒い夜にも家の中でゆっくり休むことの出来ない人々が、ほかにもいました。それは羊飼いたちでした。主人の羊をあずかって、さびしい郊外の野原で一晩中、羊の番をしていなければならないのです。辛い仕事と重い責任…。このような人々に、「救い主がお生まれになった」という、すばらしいニュースが伝えられました。み使いが、それを伝えました。「み使い」というのは、神様のみ言葉を伝える役目のことです。今では、誰もみ使いを見ることは出来ません。けれども、み言葉を伝える役目は、今でも行われています。教会学校(養育)の奉仕者がそうです。教会や伝道所の牧師や伝道師もそうです。また、もし皆さんが、まだイエス様を知らないお友達に、神様のみ言葉を伝える役目をすれば、皆さんが「み使い」になります。大人だけではなく、子どももいいです。いたずらっこがいてもいいです。今年のクリスマスには、ここにおられる皆さんが、小さな「み使い」、大きな「み使い」になりませんか。そして、大勢の「み使いたち」は一緒になって歌いました。「いと高きところでは、神に栄光があるように。地の上では、み心にかなう人々に平和があるように」。これは「神さま第一。みんな平和に」という讃美の祈りなのです。




         Merry Christmas(メリー・クリスマス)  

    待ちに待ったクリスマス。「メリー・クリスマス!」
   という挨拶の言葉が、世界中で言語の壁を越えて行き
   来する。この機会に、様々な世界の言葉を見てみたい。
      日本語:クリスマスおめでとう
      英語(アメリカ/イギリス):Merry / Happy Christmas
      フランス語:Joyeux noël(ジョエユ ノエル)
      ドイツ語:Frohe Weihnachten(フロア バイナッハトゥン)
      スペイン語:Feliz navidad(フェリツ ナビダッド)
      フィンランド語:hyvää joulua(ヒバー ユオォルア)
      ベトナム語:Giáng sinh vui vẻ(ザム シン ブイ ヴェー)
      中国語:聖誕節快樂(シェン ダン ジェ クァイラ)
      ヒンディ語:क्रिसमस की बधाई(クリスマス キー バーダハィ)
    クリスマスはイエス・キリストの降誕を祝うと同時に、
   やがて、主イエスが再臨されることを信じて待望する祭典。
   だから、「クリスマス」という英単語は「キリストの礼拝」
   の意だ。この時期、私達は主を礼拝することに集中したい。

                     
コラム・細井 宏一



 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠





          2023年度 年間聖句

     「見よ、新しいことをわたしは行う。
           今や、それは芽生えている。」
           (イザヤ書43章19節 a)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・シロアム教会と加藤豊子牧師のために。
         
          
            


            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・9:40~10:20  教会養育
              (
腹話術によるクリスマスのお話し
    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:45  クリスマスページェント礼拝    
    ・12:00~     クリスマス祝会
              食事を共にしながら自己紹介
              
(信仰の証しや得意芸など)
  

                    


            今週の集会

    ・聖研祈祷会  12月28日(木) 10:30-11:30  
       ルカ福音書2章26~40節  (新)p.104 
 
    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書日課の
     御言葉に耳を傾けた後、”共に祈る教会”として
     この日、同欄に紹介されている シロアム教会の
     お働きを覚えて祈りを合わせます。

 



            次主日のご案内

    ■降誕節第1主日     12月31日(日)

    ・教会養育の時間    午前 9:40~10:20
    ・礼拝準備祈祷会    午前10:20~10:30
    ・主日礼拝       午前10:30~11:30
      司 式 : 細井 宏一 伝道師 
      交 読 : 詩編 47編
      聖 書 :
マタイによる福音書2章1~11節
                      (新)p.2  

      説 教 :「飼葉おけに至る二つの道」 三原牧師 
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : ヒムプレーヤー
      讃美歌 : 21-258(まきびとひつじを)
           21-266(イエスは生まれた)
           21-280(まぶねの中に)

      ※2023年の最後の日、イエス様を拝む私たちに
       新年の、新しい道へと祝福していただきましょう!

      






           
          その他のご案内とご報告
                   

     
             
    印刷用PDFは、こちらをクリック

  



            その他の報告
      


      ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
    在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当教師の
    高浪晋一先生から、神学校卒業を記念して曲をつけて
    いただきました。感謝申し上げます。
    作曲者の承諾を得て、2022年4月より頌栄の讃美歌と
    して毎主日礼拝にて讃美しています。

     


        ■「新つつみ通信・第5号」発行


        

     三原牧師の巻頭言ほか、2022年度の伝道所の歩み
    などを綴って、本年3月12日に発行いたしました。
    伝道所に来会される方々にお配りしています。 
    また、細井伝道師が留学先のケンブリッジから毎週
    送ってくださいました「活動報告」の内容は改めて
    「新つつみ通信第5号・別冊」に掲載しましたので、
    あわせてお読みください。

    

         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、3年の月日
    が経過致しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
    ではないことを学ぶことができました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日(日)
    より「聖書通読」を再開しました。信仰の原点に帰って、
    み言葉に聴き、おたがいが担っている試練を覚えながら、
    共に祈り合い、支え合いながら歩みを進め、2022年12月
    31日をもって、旧約聖書39巻すべての通読を無事終了
    いたしました。主の見守りと導きに感謝するとともに、
    教会に連なる皆様一人ひとりの祈りとご奉仕によって、
    支えられたことを思い、心より御礼申し上げます。

     しばらく中断しましたが、2023年5月14日から
    聖書通読を始めました。新約聖書「マタイによる福音書」
    から一日一章づつ通読しています。
 



           ■ 先週の集会報告

  ・教会養育の時間 12月17日(日)男4、女5、計9名
  ・主日礼拝    12月17日(日)男4、女5、計9名
  ・聖研祈祷会   12月21日(木)男2、女4、計6名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。


〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、 伝道師 細井 宏一
 更新: 2023. 12. 23  by  mn


Copyright 2010 Chigasaki Tutumi Dendosho  All Rights Reserved