2023年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

週報印刷用PDF

     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
          降誕前第4主日礼拝

     2023年12月3日   午前10時30分~
                
               司 式    細井伝道師

               配 餐    配餐奉仕者

               奏 楽    奏楽奉仕者



前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇44篇            一 同
  
聖  書    ヨハネによる福音書 第7章25~31節  
                    (新) p. 178 


祈  祷                     司式

讃 美 歌     21264番          一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21509番          一 同

説  教    「イエス様はどこから」      牧 師

聖 餐 式                      牧 師

讃 美 歌     2181番           一 同


献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-91番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                             説教要約 印刷用PDF      

降誕前第4主日礼拝
説教
「イエス様はどこから」要約

聖書  ヨハネによる福音書 第7章25~31節


アドベント(待降節)に入る

 イエス様のおいでになるのをお待ちするアドベントに入りました。しかし、待つと言っても、まだここに来ておられないかのように待つのではありません。これまでもよく知っていたつもりのイエス様を私たちのメシアとしてお迎えするのです。「メシア」という言葉が出てきました。「救い主」のことです。メシアとは、ヘブライ語で「油を注がれた人」、同じ意味のギリシャ語は「キリスト」です。今朝の場面では、イエス様はもう地上に来ておられるのに、このイエス様がメシアなのかどうかを、みんなは取り囲んで議論するばかりで、ちっとも結論が出ません。ヨハネ福音書によれば、イエス様はエルサレムに三回もおいでになっています。今日のところはその二回目で、ちょうどユダヤの仮庵祭が行われていた時のことです。既にイエス様を殺そうとねらっている人たちがいるのに、それを知りながらやって来るとは、飛んで火に入る夏の虫です。しかしまだ十字架につく時ではありません。十字架は、天の父なる神様だけがお決めになることです。

イエス様はどこの出身か

 十字架につけてしまえと言っている人もいますが誰も捕まえることができません(30節)。イエス様が神殿の境内で堂々と教えるお姿を見た人たちは、近づかないようにしながらも、気になって、さまざまに言い合います(25~27節)。中にはイエス様を信じる人たちもいて、ひそかな期待を寄せ続けています(31節)。どの言葉もピントが合っていません。しかし「この人がどこの出身かを知っている」という声を聞かれたイエス様は、大声でお話しになりました(28~29節)。「出身」について、みんなが知っていることは、表面的なことに過ぎません。天の父なる神様がイエス様をお遣わしになりました。これが大切なことです。「イエスはどこの出身か」の答えです。そしてこれは「イエスとは誰か」ということの答えでもあります。イエス様が「どこの出身か」「どこから来られたか」という問いに答えることは、私たちの信仰にとって大切なことです。それはイエス様が誰なのか、どういうお方であるのか、という問いに答えるのと同じ重みがあります。

イエス様はどこから  

 イエス様のことは、みんな知っているつもりです。名前も、顔も、どこの町に住んでいるかも、ガリラヤ地方のナザレという町で大工をしているヨセフとマリアの家に生まれて育ったことも知っています。でも、イエス様のことをどんなに調べても、それでイエス様のことがわかるわけではありません。その時です。突然、みんなのひそひそ話を吹き飛ばすような大声で、イエス様が言いました「わたしをお遣わしになったのは誰でしょう」。それが分かれば、イエス様のこともわかります。イエス様は、天の父である神様のもとから、わたしたちの救いのために来られた、神のひとり子です。イエス様が「どこから来たか」が分かれば、これから、「どこへ行くのか」もわかります。イエス様は、私たちがこれから行こうとしている道を先に行ってくださいます。父である神様が愛を込めてお送りくださったイエス様をお迎えしましょう。イエス様と一緒に歩いて行けば、私たちも「神様の国」の人になります。そして、神様の愛を世界のみんなと分け合いながら歩く「神様の子たち」になるのです。神様がお送りくださったイエス様をお迎えする最初のアドベントを迎えました。クリスマスまでの毎日を、うれしい気持ちで、大切に過ごしましょう!



           アドベント(待降節)

    「アドベント(英:Advent)」とは、主イエス・キリストの
   降誕を待ち望む期間のことです。この単語は“到来”を意味
   するラテン語Adventusに由来し、人間世界へのキリストの
   突入や再臨を表現するものとして、用いられてきました。
    アドベント期間中には、私達は蝋燭を第1主日に最初のを
   灯し、その後、第2・3・4と週を追う毎に蝋燭を増やして
   いきます。その習慣に込められたアドベントの待望とは、希望
   としての神が再び来られ、全てが完成されることを待っている
   ことを、現実の日常の中で証をしていることに他なりません。
    イザヤ40:9にある如く、
見よ、主なる神。彼は力を帯びて来られ
  
 御腕をもって統治される、を固く信じ、力を振るい声をあげて・・・。  
                     
コラム・細井 宏一






 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠





          2023年度 年間聖句

     「見よ、新しいことをわたしは行う。
           今や、それは芽生えている。」
           (イザヤ書43章19節 a)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・余市教会と俱知安伝道所のために。
         
          
            


            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・9:40~10:20  教会養育(
クリスマスツリー飾り
    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:45  主日礼拝    
    ・11:45~12:00  讃美歌練習(担当:奏楽奉仕者)
    ・12:00~     お茶の会
              臨時役員会(礼拝後)

                     

  
       


            今週の集会

    ・聖研祈祷会  12月7日(木) 10:30-11:30  
      ルカ福音書19章41~48節  (新)p.148 
 
    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書日課の
     御言葉に耳を傾けた後、”共に祈る教会”として
     この日、同欄に紹介されている余市教会と俱知安
     伝道所のお働きを覚えて祈りを合わせます。

 



            次主日のご案内

      ■降誕前第3主日  12月10日(日)

    ・教会養育の時間    午前 9:40~10:20
    ・礼拝準備祈祷会    午前10:20~10:30
    ・主日礼拝       午前10:30~11:30
      司 式 : 細井 宏一 伝道師 
      交 読 : 詩編 45編
      聖 書 :
マタイ福音書1章18~21節
                    (新)p.1  

      説 教 :「信仰の勇者ヨセフ」 三原牧師 
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-231(久しく待ちにし)
           21-242(主を待ち望むアドベント)
           21-267(ああ、ベツレヘムよ)


    ・礼拝後の集会
         ・讃美歌練習(担当:奏楽奉仕者)
         ・聖書通読
           ヘブライ人への手紙7章 (新)p.407
         ・お茶の会




           
          その他のご案内とご報告
                   

     
             
    印刷用PDFは、こちらをクリック

  



            その他の報告
      


      ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
    在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当教師の
    高浪晋一先生から、神学校卒業を記念して曲をつけて
    いただきました。感謝申し上げます。
    作曲者の承諾を得て、2022年4月より頌栄の讃美歌と
    して毎主日礼拝にて讃美しています。

     


        ■「新つつみ通信・第5号」発行


        

     三原牧師の巻頭言ほか、2022年度の伝道所の歩み
    などを綴って、本年3月12日に発行いたしました。
    伝道所に来会される方々にお配りしています。 
    また、細井伝道師が留学先のケンブリッジから毎週
    送ってくださいました「活動報告」の内容は改めて
    「新つつみ通信第5号・別冊」に掲載しましたので、
    あわせてお読みください。

    

         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、3年の月日
    が経過致しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
    ではないことを学ぶことができました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日(日)
    より「聖書通読」を再開しました。信仰の原点に帰って、
    み言葉に聴き、おたがいが担っている試練を覚えながら、
    共に祈り合い、支え合いながら歩みを進め、2022年12月
    31日をもって、旧約聖書39巻すべての通読を無事終了
    いたしました。主の見守りと導きに感謝するとともに、
    教会に連なる皆様一人ひとりの祈りとご奉仕によって、
    支えられたことを思い、心より御礼申し上げます。

     しばらく中断しましたが、2023年5月14日から
    聖書通読を始めました。新約聖書「マタイによる福音書」
    から一日一章づつ通読していきます。主日礼拝後(役員会
    のある主日を除く)には、伝道師が当日の聖書箇所の朗読
    と解説を行います。


                       

   


           ■ 先週の集会報告

  ・教会養育の時間 11月26日(日)男3、女5、計 8名
  ・主日礼拝    11月26日(日)男4、女6、計10名
  ・聖研祈祷会   11月30日(木)男3、女3、計 6名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。


〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、 伝道師 細井 宏一
 更新: 2023. 12. 2  by  mn


Copyright 2010 Chigasaki Tutumi Dendosho  All Rights Reserved