2023年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         聖霊降臨節第16主日礼拝

     2023年9月10日   午前10時30分~
                
               司 会    出 席 役 員

               配 餐    配餐奉仕者

               奏 楽    奏楽奉仕者



前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司会者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇32篇            一 同
  
聖  書    マルコによる福音書 第8章34~35節  
                     (新) p.77 


祈  祷                    

讃 美 歌     21385番          一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21533番          一 同

説  教    「苦しみの中で出会う」      牧 師

祈  祷                     牧 師

聖 餐 式     2181           一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                             説教要約 印刷用PDF      

聖霊降臨節第16主日礼拝
説教
「苦しみの中で出会う」要約

聖書  マルコによる福音書 8章34~35節


イエス、死と復活を予告する

 マルコ福音書の中では、これまで弟子たちはイエス様のことを殆ど分かっていませんでした。湖で突風を沈めたり、湖の上を歩いたり、五千人以上の人たちを満腹にさせたという話が記されていますが、弟子たちはその出来事の意味が分からず、驚いたり恐れたりするだけです。今朝の箇所で漸くペトロが「あなたはメシアです」と言いますから、やっと弟子たちもイエス様が誰であるか分かったのか…と思いきや、そうでもなさそうです。この後イエス様は弟子たちとフィリポ・カイサリアへ行きます。そこでイエス様はご自分の十字架の死を初めて弟子たちに告げます。イエス様はエルサレムに到着する迄の間に三回、十字架の死の予告をしています(8:31、9:31、10:34)。イエス様は言いました。「わたしは罪によって滅んでいく人々を助けるために、十字架で死にます」。それを聞いた弟子たちは不安になり慌てます。イエス様はそんな弟子たちに、「わたしに従いたい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい」と語りました。

「すみっコ」たち

 「すみっコぐらし」ってお話、知っていますか? 部屋のすみが好きで、そこに暮らしているキャラクターのことを「すみっコ」と言います。「すみっコ」たちは最初から部屋のすみにいたわけではありません。「すみっコ」のひとり、「ねこ」は公園で他の兄弟ねこと一緒に捨てられていました。他のねこたちは「かわいい」と拾われていったけれど、自分だけ誰にも拾ってもらえませんでした。そんな自分が嫌で変わりたい、でも変われないと落ち込んでいた時、部屋のすみを見つけ、そこで暮らし始めます。「とかげ」は、本当は恐竜の生き残りですが、皆にどう思われるか怖くて、本当の自分を隠して、嘘をついて「とかげ」と名乗ります。嘘をつき続けることに苦しんでいた時、部屋のすみを見つけます。「すみっコ」たちは偶然たどりついた部屋のすみで、同じように辛い状況に苦しむ仲間たちと出会います。そしてお互いに慰め支えあって、一緒に生きています。私たちも、そばに誰かがいて、一緒に話を聞いてくれたら安心して元気が出ますよね。

苦しみの中で出会う

 イエス様は苦しんでいる人、心が傷ついている人と食事をし、話をすることを大切にしました。苦しみや辛さの中でこそ、出会うことのできる喜びや安心があることを伝えたかったからです。ちょうど、「すみっコ」たちが辛い中にあったからこそ、安心できる「すみ」という場所や、一緒に苦しみを分かちあってくれる仲間たちと出会えたように。イエス様は私たちに「自分の十字架を背負って私に従いなさい」と話しました。十字架って、苦しいことです。イエス様が背負ったように、私たちも苦しいことを背負うなんて、嫌です。嫌だけど、私たちにも、辛いことや悲しいことが起こる時があります。イエス様は、辛いこと、苦しいこと、悲しいことの中にあるあなたを置き去りにはしません。「私に従いなさい」と、苦しい時も一緒にいて、道の先を進んで下さいます。あなたの笑顔が生まれる方にイエス様が導いて下さいます。私たちが辛い苦しい状況に身を置く時、苦しみの中にあるからこそ、受け取ることのできるイエスさまの温もりを感じることができます。十字架を負って苦しまれたイエス様は、この苦しみの先に喜びと希望が備えられていることを、復活を通して示して下さいました。私たちの先にもその喜びが用意されています。



             

   ■
 「使徒言行録」の続きは、あなたにかかっている!  

           
  ・医者ルカが、福音書に続く第2巻として記した使徒言行録
  の最後は、『・・・、主イエス・キリストについて教え続けた。』
  となっていて完了形ではない。ということは、第3巻がある
  はずだが聖書中には見当たらない。 
   だから、聖書は第3巻を書くのは、キリスト者一人一人だ
  と語っているのだ。つまり、私たちには、パウロの如く使徒
  として生き、証しすることが求められている。 。

                    コラム:細井宏一

    
    

 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠



          2023年度 年間聖句

     「見よ、新しいことをわたしは行う。
           今や、それは芽生えている。」
           (イザヤ書43章19節 a)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・盛岡松園教会と
      上野和明・小川明・小川幸子牧師のために。
         
          
            


            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・9:30~10:15  教会養育(大根の袋栽培体験)  
    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:45  主日礼拝    
    ・11:45~12:00  讃美歌練習(担当:奏楽奉仕者)
    ・12:00~12:15  聖書通読: ローマ書3章
                     (新)p.276
    ・12:15~      お茶の会
              9月役員会(「お茶の会」の後)

       


            今週の集会

    ・聖研祈祷会  9月14日(木) 10:30-11:30  
       箴言6章6~19節 (旧)p.997 
 
    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書日課の
     御言葉に耳を傾けた後、”共に覚える教会”とし
     て、この日、同欄に紹介されている盛岡松園教会
     のお働きを覚えて祈りを合わせます。

 


            次主日のご案内

      ■聖霊降臨節第17主日  9月17日(日)

    ・教会養育の時間    午前 9:40~10:10
    ・礼拝準備祈祷会    午前10:20~10:30
    ・主日礼拝       午前10:30~11:30
      司 式 : 細井 宏一 伝道師
      交 読 : 詩編 33編
      聖 書 :
マルコ福音書9章1~8節
                   (新)p.78  

      説 教 :「イエスさまっぽさ」 三原牧師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-280(馬ぶねの中に)
           21-493(いつくしみ深い)
            21-194(神様はそのひとり子を)

    ・礼拝後の集会
      聖書通読 : ローマの信徒への手紙 10章 
                  (新)
p,288
      お茶の会 : 楽しい交わりの時です。
               どなたもどうぞ!





  





            その他の報告
      


      ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
    在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当教師の
    高浪晋一先生から、神学校卒業を記念して曲をつけて
    いただきました。感謝申し上げます。
    作曲者の承諾を得て、2022年4月より頌栄の讃美歌と
    して毎主日礼拝にて讃美しています。

     


        ■「新つつみ通信・第5号」発行


        

     三原牧師の巻頭言ほか、2022年度の伝道所の歩み
    などを綴って、本年3月12日に発行いたしました。
    伝道所に来会される方々にお配りしています。 
    また、細井伝道師が留学先のケンブリッジから毎週
    送ってくださいました「活動報告」の内容は改めて
    「新つつみ通信第5号・別冊」に掲載しましたので、
    あわせてお読みください。

    

         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、3年の月日
    が経過致しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
    ではないことを学ぶことができました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日(日)
    より「聖書通読」を再開しました。信仰の原点に帰って、
    み言葉に聴き、おたがいが担っている試練を覚えながら、
    共に祈り合い、支え合いながら歩みを進め、2022年12月
    31日をもって、旧約聖書39巻すべての通読を無事終了
    いたしました。主の見守りと導きに感謝するとともに、
    教会に連なる皆様一人ひとりの祈りとご奉仕によって、
    支えられたことを思い、心より御礼申し上げます。

     しばらく中断しましたが、2023年5月14日から
    聖書通読を始めました。新約聖書「マタイによる福音書」
    から一日一章づつ通読していきます。主日礼拝後(役員会
    のある主日を除く)には、細井伝道師が当日の聖書箇所の
    朗読と解説を行います。


                       

   


           ■ 先週の集会報告

  ・教会養育の時間 9月3日(日)男6、女7、計13名
  ・準備祈祷会   9月3日(日)男6、女9、計15名
  ・主日礼拝    9月3日(日)男6、女9、計15名
  ・聖研祈祷会   9月7日(木)男2、女3、計 5名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。


〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2023. 9. 8  by  mn


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