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日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所 週 報
聖霊降臨節第15主日礼拝
2023年9月3日 午前10時30分~
司 会 出 席 役 員
奏 楽 奏楽奉仕者
前 奏 (黙 祷)
招 詞 司会者
頌 栄 (真理は主イエス・キリスト) 一 同
交 読 詩篇31篇 一 同
聖 書 ルカによる福音書 第2章14節 (新) p.103
祈 祷 司会者
讃 美 歌 21-155番 一 同
使徒信条 21-93番( 4-A ) 一 同
讃 美 歌 21-385番 一 同
説 教 「天使の讃歌」 牧 師
祈 祷 牧 師
讃 美 歌 21-533番 一 同
献 金 ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
感 謝 献金奉仕者
主 の 祈 21-93番 ( 5-A ) 一 同
讃 美 歌 21-92番 一 同
祝 祷 牧 師
後 奏 (黙 祷) 奏楽奉仕者
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説教要約 印刷用PDF
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聖霊降臨節第15主日礼拝
説教「天使の讃歌」要約
聖書 ルカによる福音書 第2章14節
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① 健やかに生きる
聖書と讃美歌はキリスト教の命です。聖書は常に同じ聖書ですが、讃美歌は、時代と共に新しい讃美歌が生まれます。それぞれの時代の人々が、それぞれの自分の言葉で、自分を救ってくださった神の愛を賛美し、その喜びと感謝を歌ったのです。私たちが何気なく歌っている讃美歌の一つ一つに、その作詞者・作曲者の人生と信仰と祈りが込められています。21-155番(山べにむかいてわれ)は、人間は一人では生きていくことはできません。家族や友人、先輩、隣人からの助けが必要ですが、人の助けだけでは強く生きていくことはできません。私たちは、富士山があることを知っています。曇って見えなくても、今、富士山が見えないのは、富士山がないからではなく、自分の心に映ってこないからです。このように見えないものを見ることができる力を与えてくれるのが信仰です。人生には富士山を見ることができない日の方が多いかもしれません。そういう中で「健やかに生きる」には聖書を信じ、神の愛を信じ、歌いつつ日々を送ることです。
② 聖路加国際病院院長 日野原重明先生の証
「赤とんぼ」や「からたちの花」で知られる山田耕筰が亡くなって40年(2005年の時点)東京成城の自宅で永眠される迄の15年間、彼の主治医を務めました。今年に入って記念イベントが幾つか催され、11月23日に茅ヶ崎市で「『山田耕筰』を讃える音楽祭」が開かれました。茅ヶ崎は彼が一時期を過ごし、「赤とんぼ」や「この道」を作曲した土地です。彼は詩人の北原白秋との親交も深く、今でも愛唱される歌曲の数々を共に生み出し日本語詩と音楽の融合に成功しました。耕筰は音楽学校に進む前、神戸の関西学院中等部で学んでいました。私も父(神戸栄光教会牧師、シュバイツァー博士を崇拝)の影響から、京大医学部に進む前、関学グリークラブOBでした。耕筰は60歳の時に脳梗塞で倒れ、左半身にまひが残りました。入院中はよく右手で病室のスケッチや自画像を描いていました。「上手ですね」と言うと、彼は画家を志していたが、東郷青児が、作曲の弟子入りをして来た時、「むしろ君が絵を」と勧めて、彼は、画家への道を諦めたそうです。
③ 天使の讃歌
「赤とんぼ」や「からたちの花」で知られる山田耕筰が亡くなって40年(2005年の時点)東京成城の自宅で永眠される迄の15年間、彼の主治医を務めました。今年に入って記念イベントが幾つか催され、11月23日に茅ヶ崎市で「『山田耕筰』を讃える音楽祭」が開かれました。茅ヶ崎は彼が一時期を過ごし、「赤とんぼ」や「この道」を作曲した土地です。彼は詩人の北原白秋との親交も深く、今でも愛唱される歌曲の数々を共に生み出し日本語詩と音楽の融合に成功しました。耕筰は音楽学校に進む前、神戸の関西学院中等部で学んでいました。私も父(神戸栄光教会牧師、シュバイツァー博士を崇拝)の影響から、京大医学部に進む前、関学グリークラブOBでした。耕筰は60歳の時に脳梗塞で倒れ、左半身にまひが残りました。入院中はよく右手で病室のスケッチや自画像を描いていました。「上手ですね」と言うと、彼は画家を志していたが、東郷青児が、作曲の弟子入りをして来た時、「むしろ君が絵を」と勧めて、彼は、画家への道を諦めたそうです。
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■ 聖歌604 「数えよ 主の恵み」って
・先般、皆さんに紹介した聖歌604番の歌詞を見てみましょう。
1番)望みも消えゆくまでに、世の嵐に悩む時、・・・
2番)主の給いし十字架を、担いきれず沈む時、・・・
そんな時に、主の恵みを数える、とはどういうことでしょうか?
これまでに戴いた具体的な恵みを思い出して、高望みせずに、
もう十分だと謙虚に思い留まれ!という神様の戒めでしょうか?
いいえ、神様はそんなことは仰っていません。そうではなく、
これまで戴いた恵みを1つずつ丁寧に見つめると、それらの恵
みを貫ぬくようにして罪の赦しという巨大な恵みが見えてくる!
それを謝するというのが、1番2番の歌詞なのです。 だから、
3番)世の楽しみ・富・知識 汝が心を誘う時、・・・
という歌詞も、「救い」という巨大な愛の恵みが、今与えられて
いることに気づけば、世の利得や名声などを手にした時でさえ、
世の次元を超越した「あまつ国の幸」を酔いしれるほどに知って
真の恵みの素晴らしさがわかるからこそ、驕り高ぶるような過ち
に陥ることもないのだー。なんて神様の恵みは素晴らしい!
って神様を讃め称えているのです。やっぱりイイネ! 神様!
コラム:細井宏一
新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
お願い申し上げます。
なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
2021.2.7 牧師・三原信惠
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2023年度 年間聖句
「見よ、新しいことをわたしは行う。
今や、それは芽生えている。」
(イザヤ書43章19節 a)
今週の祈り
・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
・病や困難の中にある友のために。
・三本木教会と太田望牧師のために。
本日の集会
(感染予防対策を講じながら行います)
・9:40~10:10 教会養育(担当:三原牧師)
・10:20~10:30 礼拝準備祈祷会
・10:30~11:00 主日礼拝
・11:00~11:30 讃美歌練習 指導:髙浪晋一先生
・11:30~11:45 聖書通読:使徒言行録24章
(新)p.262
・11:45~12:00 茶話会(高波先生を囲んで)
髙浪晋一先生 経歴
1941年長野県生まれ。国立音楽大学教育音楽科卒業、
同大学専攻科終了後、玉川学園、国立音楽大学にて
教鞭をとり、後進の育成に携わりながら「音楽する
こと・歌うこと」の楽しさ・喜びを伝え、2006年に
定年退職。現在は音楽工房を主宰し、合唱団の指揮、
教会など様々な集会に招かれて歌唱指導・音楽監修
を続けながら、作曲・編曲活動に従事。特に、歌唱
作品は「歌いやすく、親しみやすい中にも音楽性の
光る作品」を心がけて創作、多くのキリスト教会が
使用している賛美歌集『讃美歌21』には10作品
が収録されている。
今週の集会
・聖研祈祷会 9月7日(木) 10:30-11:30
ゼカリヤ書8章1~8節 (旧)p.1486
・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書日課の
御言葉に耳を傾けた後、”共に覚える教会”とし
て、この日に同欄に紹介されている「三本木教会」
のお働きを覚えて祈りを合わせます。
次主日のご案内
■聖霊降臨節第16主日 9月10日(日)
・教会養育の時間 午前 9:40~10:10
・礼拝準備祈祷会 午前10:20~10:30
・主日礼拝 午前10:30~11:45
司 式 : 細井 宏一 伝道師
配 餐 : 配餐奉仕者
交 読 : 詩編 32編
聖 書 : マルコ福音書8章34~35節
(新)p.77
説 教 :「苦しみの中で出会う」 三原牧師
献 金 : 献金奉仕者
奏 楽 : 奏楽奉仕者
讃美歌 : 21-385(花彩る春を)
21-533(どんなときでも)
(聖餐式) 21-81 (主の食卓を囲み)
・礼拝後の集会
聖書通読 : ローマの信徒への手紙 3章
(新)p,276
お茶の会 : 楽しい交わりの時です。
どなたもどうぞ!
9月役員会:役員の方はお残り下さい
その他の報告
■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」
今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当教師の
高浪晋一先生から、神学校卒業を記念して曲をつけて
いただきました。感謝申し上げます。
作曲者の承諾を得て、2022年4月より頌栄の讃美歌と
して毎主日礼拝にて讃美しています。
■「新つつみ通信・第5号」発行
三原牧師の巻頭言ほか、2022年度の伝道所の歩み
などを綴って、本年3月12日に発行いたしました。
伝道所に来会される方々にお配りしています。
また、細井伝道師が留学先のケンブリッジから毎週
送ってくださいました「活動報告」の内容は改めて
「新つつみ通信第5号・別冊」に掲載しましたので、
あわせてお読みください。
■ 前向き・肯定的に!
わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、3年の月日
が経過致しました。これまで経験したことのない大きな
災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
ではないことを学ぶことができました。
この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
すために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日(日)
より「聖書通読」を再開しました。信仰の原点に帰って、
み言葉に聴き、おたがいが担っている試練を覚えながら、
共に祈り合い、支え合いながら歩みを進め、2022年12月
31日をもって、旧約聖書39巻すべての通読を無事終了
いたしました。主の見守りと導きに感謝するとともに、
教会に連なる皆様一人ひとりの祈りとご奉仕によって、
支えられたことを思い、心より御礼申し上げます。
しばらく中断しましたが、2023年5月14日から
聖書通読を始めました。新約聖書「マタイによる福音書」
から一日一章づつ通読していきます。主日礼拝後(役員会
のある主日を除く)には、細井伝道師が当日の聖書箇所の
朗読と解説を行います。
■ 先週の集会報告
・教会養育の時間 8月27日(日)男3、女5、計8名
・準備祈祷会 8月27日(日)男3、女5、計8名
・主日礼拝 8月27日(日)男3、女5、計8名
・聖研祈祷会 8月31日(木)男2、女3、計5名
※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
によって支えられています。心から感謝申し上げます。
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