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日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所 週 報
聖霊降臨節第14主日礼拝
2023年8月27日 午前10時30分~
司 会 出 席 役 員
奏 楽 奏楽奉仕者
前 奏 (黙 祷)
招 詞 司会者
頌 栄 (真理は主イエス・キリスト) 一 同
交 読 詩篇30篇 一 同
聖 書 マルコによる福音書 第6章45~52節
(新) p.73
祈 祷 司会者
讃 美 歌 21-371番 一 同
使徒信条 21-93番( 4-A ) 一 同
讃 美 歌 21-499番 一 同
説 教 「安心しなさい。わたしだ。」 牧 師
祈 祷 牧 師
讃 美 歌 21-453番 一 同
献 金 ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
感 謝 献金奉仕者
主 の 祈 21-93番 ( 5-A ) 一 同
讃 美 歌 21-92番 一 同
祝 祷 牧 師
後 奏 (黙 祷) 奏楽奉仕者
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説教要約 印刷用PDF
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聖霊降臨節第14主日礼拝
説教「安心しなさい。わたしだ。」要約
聖書 マルコによる福音書 第6章45~52節
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① 「五千人の給食」の奇跡の後で
今朝の物語はマタイ福音書、ヨハネ福音書にもあり、どちらも五千人の給食の後に記されています。45節でイエス様は群衆を解散する前に弟子たちを強いて舟に乗せ、向こう岸のベトサイダに行かせます。奇跡によって高まった人々の民族的興奮に弟子たちが巻き込まれないためです。ベトサイダはガリラヤの北岸、ヨルダン川が湖に注ぎ込む河口のすぐ東にあり、ヨハネ福音書によればペトロ、アンデレ、フィリポの出身地です(1:44)。それからイエス様は大騒ぎをしている群衆を解散させると、神様に祈るため一人で山に退かれました(46節)。47節には弟子たちが陸地のイエス様と遠く隔たっていたことが強調されています。夕方になり、ガリラヤ湖にはいつものように強風が吹き始めました。ベトサイダに向かっていた弟子たちの舟は「逆風」(48節)のため、先に進むことができません。漁師であったペトロたちでさえ、どうすることもできません。イエス様が一緒にいてくれたら…と何度も思いました。しかし、今、イエス様は舟にはいないのです。
② 湖上を歩いて弟子たちに近づくイエス様と弟子たちの反応
逆風に漕ぎ悩む弟子たちと山に退かれたイエス様の間には夜の闇と湖の深淵が毅然と横たわっていました。それは容易に越えられない隔たりであり、突風を静めていただいた時のようには(マルコ4:38)、イエス様に助けを求めることのできない状況でした。が、イエス様は「弟子たちが漕ぎ悩んでいるのを見て」(48節)、<湖の真ん中にいる弟子たちの様をご覧になっているイエス様がいる。漕ぎ悩む弟子たちの視野にはイエス様のお姿は全くない。彼らに見えるのは、ただ湖の波と風だけである。それは正に、私たちの現実でもある。この世の荒波は容赦なく吹き付ける。ときに信仰は、現実という手ごわい相手の前には「幽霊」のようにしか見えない>。やがて夜が明ける頃、弟子たちの目に湖の上を歩いてくる人が見えました。それはイエス様です。イエス様は逆風に漕ぎ悩む弟子たちを助けるために荒波の湖上を歩いて弟子たちの所に来られたのです。弟子たちは喜んだでしょうか。その反対です。弟子たちはイエス様だと信じられませんでした。
③ 安心しなさい。わたしだ。
イエス様は弟子たちのそばを通り過ぎようとされました。ここには神の守りの御手があります。かつてモーセが主の栄光をお示しくださいと願うと、主は、主の栄光が通り過ぎるまで主の御手でモーセを覆うと答えました。(出エジプト記33:22)。イエス様は、おびえる弟子たちに、「安心しなさい。わたしだ。恐れることはない」(50節)と言われました。イエス様は私たちの命を贖う神様の御子です。イエス様は、おびえる弟子たちに優しく、愛を込めて「安心しなさい。わたしだ。恐れることはない」と言われ、舟に乗り込まれると風は静まりました。イエス様の言葉には、弟子たちの恐れを取り除き、しっかりとした安心を与える力がありました。イエス様は天地を創造された神様の御子です。すべての人たちを苦しみから救うために、身代わりに自分の命をささげる救い主です。教会は、弟子たちの乗っていた舟にたとえられます。イエス様が荒波を乗り越えて必ず助けに来てくださいます。茅ヶ崎堤伝道所も設計の段階から弟子たちの乗った舟をあらわし、無力さと弱さを味わっている者に、同じ無力さと弱さを味わっているイエス様が、「大丈夫。私が行く所に、あなたは私と一緒にいる」と励まして下さいます。イエス様をお迎えしましょう。
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■ 経済と教会 -現代の「使徒」として-
・久々に日本経済に光が差し込んでいる。内閣府によると
2024年度の名目国内総生産は600兆円を超えて、1992年度
から続く500兆円台の枠から、やっと抜け出せる見通しだ。
従来の日本では、企業をゲマインシャフト(共同体)と捉え、
手持ちの人材や事業を大切に育てる内的成長を自前主義で
賄う考え方が根強かった。しかし、市場や技術のフロンテ
ィアが外側に急拡大する現代では、従来の内側だけの経営
理念ではもはや全く通じない。近年、日本企業もようやく
それに気付き、企業の在り方を、ゲゼルシャフト(機能体)
と再定義し、利益や付加価値を伸ばすための改革を進めて
きたことが、目下の日本経済の再成長の原動力となってい
ると言えよう。
ひるがえって、日本の教会はどうであろうか?旧態依然
とした伝道や宣教スタイルのままで、現代社会から浮き上
ったような内向きの衆愚体(烏合の衆)に堕していないだろ
うか?牧師や信徒は、初代教会の「使徒」の如く、世のド真
ん中に飛び込んでいるだろうか? 神は21世紀の私達に、
日本の教会と信徒の在り方をあなた方は如何に?と、今、
問うておられる。
コラム:細井宏一
新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
お願い申し上げます。
なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
2021.2.7 牧師・三原信惠
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2023年度 年間聖句
「見よ、新しいことをわたしは行う。
今や、それは芽生えている。」
(イザヤ書43章19節 a)
今週の祈り
・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
・病や困難の中にある友のために。
・黒石教会と伊丹秀子牧師のために。
本日の集会
(感染予防対策を講じながら行います)
・9:40~10:10 教会養育
・10:20~10:30 礼拝準備祈祷会
・10:30~11:30 主日礼拝
・11:30~11:45 讃美歌練習(担当:奏楽奉仕者)
・11:45~12:00 聖書通読:使徒言行録17章
(新)p.247
・12:00~ お茶の会。どなたでもどうぞ!
今週の集会
・聖研祈祷会 8月31日(木) 10:30-11:30
ゼカリヤ書4章1節~14節 (旧)p.1483
・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書日課の
御言葉に耳を傾けた後、”共に覚える教会”とし
て、この日に同欄に紹介されている「黒石教会」
のお働きを覚えて祈りを合わせます。
次主日のご案内
■聖霊降臨節第15主日 9月3日(日)
・教会養育の時間 午前 9:40~10:10
・礼拝準備祈祷会 午前10:20~10:30
・特別讃美礼拝 午前10:30~11:30
司 式 : 細井 宏一 伝道師
交 読 : 詩編 31編
聖 書 : ルカによる福音書 2章14節
(新)p.103
説 教 :「天使の讃歌」 三原 信惠 牧師
献 金 : 献金奉仕者
奏 楽 : 奏楽奉仕者
讃美歌 : 21-155(山べにむかいて)
21-385(花彩る春を)
21-533(どんなときでも)
・当日は、敬愛する高浪晋一先生から特別に
讃美歌のご指導をして頂けます。感謝 ‼
・礼拝後の集会
「お茶の会」 楽しい交わりの時です。
どなたもどうぞ!
その他の報告
■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」
今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当教師の
高浪晋一先生から、神学校卒業を記念して曲をつけて
いただきました。感謝申し上げます。
作曲者の承諾を得て、2022年4月より頌栄の讃美歌と
して毎主日礼拝にて讃美しています。
■「新つつみ通信・第5号」発行
三原牧師の巻頭言ほか、2022年度の伝道所の歩み
などを綴って、本年3月12日に発行いたしました。
伝道所に来会される方々にお配りしています。
また、細井伝道師が留学先のケンブリッジから毎週
送ってくださいました「活動報告」の内容は改めて
「新つつみ通信第5号・別冊」に掲載しましたので、
あわせてお読みください。
■ 前向き・肯定的に!
わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、3年の月日
が経過致しました。これまで経験したことのない大きな
災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
ではないことを学ぶことができました。
この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
すために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日(日)
より「聖書通読」を再開しました。信仰の原点に帰って、
み言葉に聴き、おたがいが担っている試練を覚えながら、
共に祈り合い、支え合いながら歩みを進め、2022年12月
31日をもって、旧約聖書39巻すべての通読を無事終了
いたしました。主の見守りと導きに感謝するとともに、
教会に連なる皆様一人ひとりの祈りとご奉仕によって、
支えられたことを思い、心より御礼申し上げます。
しばらく中断しましたが、2023年5月14日から
聖書通読を始めました。新約聖書「マタイによる福音書」
から一日一章づつ通読していきます。主日礼拝後(役員会
のある主日を除く)には、細井伝道師が当日の聖書箇所の
朗読と解説を行います。
■ 先週の集会報告
・教会養育の時間 8月20日(日)男4、女8、計12名
・準備祈祷会 8月20日(日)男4、女8、計12名
・主日礼拝 8月20日(日)男4、女8、計12名
・聖研祈祷会 8月24日(木)男2、女3、計 5名
※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
によって支えられています。心から感謝申し上げます。
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