週報印刷用PDF |
日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所 週 報
聖霊降臨節第13主日礼拝
2023年8月20日 午前10時30分~
司 式 細井伝道師
奏 楽 奏楽奉仕者
前 奏 (黙 祷)
招 詞 司式者
頌 栄 (真理は主イエス・キリスト) 一 同
交 読 詩篇29篇 一 同
聖 書 マルコによる福音書 第6章30~44節
(新) p.72
祈 祷 司式者
讃 美 歌 21-371番 一 同
使徒信条 21-93番( 4-A ) 一 同
讃 美 歌 21-499番 一 同
説 教 「五つのパンと二匹の魚」 牧 師
祈 祷 牧 師
讃 美 歌 21-81番 一 同
献 金 ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
感 謝 献金奉仕者
主 の 祈 21-93番 ( 5-A ) 一 同
讃 美 歌 21-92番 一 同
祝 祷 牧 師
後 奏 (黙 祷) 奏楽奉仕者
|
説教要約 印刷用PDF
|
聖霊降臨節第13主日礼拝
説教「五つのパンと二匹の魚」要約
聖書 マルコによる福音書 第6章30~44節
|
① イエス様と弟子たち、そして群衆
ガリラヤ湖の岸辺にそって一艘の舟が見えます。イエス様と弟子たちが、祈るために人のいない静かな所に向かっていました。これを知った大勢の群衆は、町や村から出てきて、イエス様の舟を追いかけ始めたのです。そして、舟の先回りをして、人のいない静かな所に着くと、イエス様の到着を、今か今かと待っていました。舟から上がったイエス様は、大勢の人たちを見て、飼う者のいない羊のような心細い様子に深く心を痛められました。イエス様は、迷子の羊を探し求めるやさしい羊飼いのように、群衆の一人一人の心に寄り添いながら、神様の教えを語りました。群衆も時の過ぎるのを忘れて、イエス様の教えに聞き入ったのです。それは神様の言葉に心を満たされる恵みのひと時でした。やがて夕暮れになりました。弟子たちは、みんながそれぞれ近くの村に行って自分の食べ物を手に入れるようにしてください、とイエス様にお願いしました。が、「あなたがたが食べ物を与えなさい」と、イエス様は答えたのです。弟子たちは、驚きました。
② 五千人の給食
30~44節は五千人の人々を「五つのパンと二匹の魚」で満腹にした奇跡が記されています。これはマタイ福音書14章13~21節、ルカ福音書9章10~17節、ヨハネ福音書6章1~14節にも記録されていますが、39節の「皆を組に分けて」はマルコ福音書だけの記録なのです。先輩奉行が、台風で崩れた100間の清須城の修繕を250人で20日かけても完成できなかったのに、木下藤吉郎は25の組にして10人で4間ずつ受け持たせ、3日で完成させたという逸話がありますが、多人数を組にすると目が届き安くなります。イエス様は賛美の祈りを唱えてパンを裂かれました。大変な時こそ賛美の祈りが解決の入り口になります。12弟子たちにイエス様は「あなたがたが食べ物を与えなさい」と、答えたのでしたね。驚いた弟子たちは、「200万円分のパンを買ってきて、みんなに食べさせるのですか」と言いました。絶対に無理だと思ったのです。弟子たちは、毎日イエス様と一緒にいたのに、イエス様が神様の御子であることに気づいていなかったのですね。
③ 五つのパンと二匹の魚
イエス様が「パンはいくつあるのか、見て来なさい」と言うと、弟子たちは「パンが五つと、魚が二匹です」と答えました。これは一人分の食べ物です。するとイエス様は、群衆を百人、五十人と組に分けて草の上に座らせるように弟子たちに命じました。パンと魚を配りやすくするためです。いくつもの組ができました。準備が整うと、イエス様は五つのパンと二匹の魚を取り、天を仰いで神様に祈りました。そしてパンを裂いて弟子たちに渡しては配らせ、二匹の魚もみんなに分けました。こうしてみんなが満腹し、パンの屑と魚の残りを集めると十二の籠にいっぱいになったのです。食べた人は男だけで五千人、女の人や子どもを合わせると、もっと沢山いたでしょう。イエス様がその食べ物を受け取って弟子たちに配らせたら、みんながお腹いっぱいになるまで食べることが出来たのです。イエス様は、私たちにも「人々に食べ物を与えなさい」「人々を助けなさい」と言われます。弟子たちの食べ物を使ってみんなのお腹をいっぱいにされたようにイエス様は私たちのちっぽけな力をイエス様のお働きのために使って下さいます。そのために、まずお祈りをしましょう。そして神様の大きな恵みの業のために私たちも用いて頂きましょう!
|
■台風が来たー!
・先週、台風6・7号が日本列島を襲いました。日本では
古来より避けられない嵐・台風。気象庁のHPには、台風とは
北西太平洋で発生する最大風速≧17、2m/sの熱帯低気圧
と素っ気なく定義されています。でも、いにしえの歌人たち
は台風のことを、野の草を分けて吹く風「野分」、と風流に
詠んでその雅を愛でています。「枕草子」の有名な次の句は、
台風の風情を楽しんでいるかの様で、実に趣深いものです。
『野分のまたの日こそ いみじう あはれに をかしけれ』
台風は、そのエネルギーが小型でも日本で消費される総量
の数年分に匹敵するため、現在、台風を巨大なクリーン・エ
ネルギーとして活用するために、国家プロジェクトが急ピッ
チで進行しています。台風を神からの巨大な恵みとして捉え、
信仰をもって、人類の英知を尽くして受け止めたいもの・・。
コラム:細井宏一
新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
お願い申し上げます。
なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
2021.2.7 牧師・三原信惠
|
2023年度 年間聖句
「見よ、新しいことをわたしは行う。
今や、それは芽生えている。」
(イザヤ書43章19節 a)
今週の祈り
・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
・病や困難の中にある友のために。
・青森教会と井垣勝男牧師のために。
本日の集会
(感染予防対策を講じながら行います)
・9:40~10:10 教会養育
・10:20~10:30 礼拝準備祈祷会
・10:30~11:30 主日礼拝
・11:30~11:45 讃美歌練習(担当:奏楽奉仕者)
・11:45~12:00 聖書通読:使徒言行録10章
(新)p.232
・12:00~ お茶の会。どなたでもどうぞ!
今週の集会
・聖研祈祷会 8月24日(木) 10:30-11:30
ヨナ書4章1節~11節 (旧)p.1447
・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書日課
の御言葉に耳を傾けた後、”共に覚える教会”
として、この日に紹介されている「青森教会」
のお働きを覚えて祈りを合わせます。
次主日のご案内
■聖霊降臨節第14主日 8月27日(日)
・教会養育の時間 午前 9:40~10:10
・礼拝準備祈祷会 午前10:20~10:30
・主日礼拝 午前10:30~11:30
司 式 : 細井 宏一 伝道師
交 読 : 詩編 30編
聖 書 : マルコ福音書 6章45~52節
(新)p.73
説 教 :「安心しなさい。わたしだ。」
三原 牧師
献 金 : 献金奉仕者
奏 楽 : 奏楽奉仕者
讃美歌 : 21-371(この子供たちが未来を信じ)
21-499(平和の道具と)
21-463(わが行く道)
・礼拝後の集会
「讃美歌練習」 担当:奏楽奉仕者
「お茶の会」 楽しい交わりの時です。
どなたもどうぞ!
「聖書通読」 使徒言行録17章 (新)p.247
その他の報告
■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」
今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当の教師
から、神学校卒業を記念して曲をつけていただきまし
た。感謝申し上げます。作曲者の承諾を得て、2022年
4月より毎主日に頌栄の讃美歌として歌っています。
■「新つつみ通信・第5号」発行
三原牧師の巻頭言ほか、2022年度の伝道所の歩み
などを綴って、本年3月12日に発行いたしました。
伝道所に来会される方々にお配りしています。
また、細井伝道師が留学先のケンブリッジから毎週
送ってくださいました「活動報告」の内容は改めて
「新つつみ通信第5号・別冊」に掲載しましたので、
あわせてお読みください。
■ 前向き・肯定的に!
わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、3年の月日
が経過致しました。これまで経験したことのない大きな
災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
ではないことを学ぶことができました。
この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
すために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日(日)
より「聖書通読」を再開しました。信仰の原点に帰って、
み言葉に聴き、おたがいが担っている試練を覚えながら、
共に祈り合い、支え合いながら歩みを進め、2022年12月
31日をもって、旧約聖書39巻すべての通読を無事終了
いたしました。主の見守りと導きに感謝するとともに、
教会に連なる皆様一人ひとりの祈りとご奉仕によって、
支えられたことを思い、心より御礼申し上げます。
しばらく中断しましたが、2023年5月14日から
聖書通読を始めました。新約聖書「マタイによる福音書」
から一日一章づつ通読していきます。主日礼拝後(役員会
のある主日を除く)には、細井伝道師が当日の聖書箇所の
朗読と解説を行います。
■ 先週の集会報告
・教会養育の時間 8月13日(日)男3、女7、計10名
・準備祈祷会 8月13日(日)男3、女7、計10名
・主日礼拝 8月13日(日)男3、女7、計10名
・聖研祈祷会 8月17日(木)男1、女4、計 5名
※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
によって支えられています。心から感謝申し上げます。
|
|
|
|