2023年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         聖霊降臨節第12主日礼拝

     2023年8月13日   午前10時30分~
                
               司 式    細井伝道師

               配 餐    配餐奉仕者

               奏 楽    奏楽奉仕者



前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇28篇            一 同
  
聖  書    出エジプト記 第16章12~15節  
                    (旧) p.120 


祈  祷                    

讃 美 歌     21371番          一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21499番          一 同

説  教    「命を支えるマナ」        牧 師

祈  祷                     牧 師

聖 餐 式     21-81番          一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                             説教要約 印刷用PDF      

聖霊降臨節第12主日礼拝
説教
「命を支えるマナ」要約

聖書  出エジプト記 第16章12~15節


出エジプト記16章

 昔、イスラエルの人たちは、エジプトの国で奴隷として苦しんでいました。毎日レンガを作り、朝から晩まで鞭で打たれながら働かされていました。神様はイスラエルの人たちの苦しみの叫びを聞き、彼らをエジプトから脱出させるためにモーセを遣わしました。モーセに導かれたイスラエルの人たちは、神様の力によって葦の海を渡り、神様の約束された乳と蜜の流れるカナンの地へ向かって旅をしたのです。ところが、彼らを待ち受けていたのは荒れ野の困難な旅でした。そこには水も食物もありません。喉は渇き、おなかが減ると、赤ちゃんや子どもたちはすぐに泣き始めます。大人がいくら我慢しなさいと言っても限度があります。そして我慢の限界を越えた時、イスラエルの人たちは食物のことでモーセとアロンに不平を爆発させたのです。「エジプトではおいしい肉の鍋を腹いっぱい食べることができた。ところが、今、この荒れ野で飢え死にしようとしている。一体、どうしてくれるのか」。神様はイスラエルの人たちの声を聞いて下さいました。

荒れ野の40年

 過酷な労働を強いられた奴隷が、肉のたっぷり入った鍋料理を食べられるはずはありません。主は人々の不平を聞き、夕暮れにはうずらの肉、朝にはパンによって満腹にし、それによって主が民をエジプトから連れ出した神であることを知るようになると言いました(12節)。神はイスラエルの民の命を養う主なのです。朝になると露が降り、露が蒸発すると地表を覆う薄くて壊れやすいものが霜のように残りました(14節)。民は「これは一体何だろう」と言います。モーセは、これが、主が与えた天からのパン、マナであると言いました(15節)。マナについては諸説ありますが、一説にギョリュウの木に付着した昆虫の分泌物で、白く甘みのある薄いパンのようなものだと言われます。しかし、日中気温が上がると溶けてしまいます。今日でもベドウィンの食べ物とされています。主はエジプトを出発したイスラエルの民を、地中海沿いの近道ではなく遠回りさせて荒れ野に導きました。民がペリシテとの闘いを恐れてエジプトに帰ると言わないためです。

命を支えるマナ

 イスラエルの民が荒れ野で直面したのは、水と食物の問題でした。これは人が生きていく上で必要不可欠なものです。このことを誰よりもよく知っていたのは、命の造り主である主ご自身です。それゆえ、主は民の不平を罰することなく、水と食物のマナを与えてくださいました。このマナは、毎日一日分だけ与えられました。ところが、明日のことを心配した民は翌日まで残しておきますが、臭くなって食べられませんでした。主に信頼することを忘れ、日々の食物に思い煩う民の不信仰が示されます。イエス様は、「わたしたちに必要な糧を今日与えてください」(マタイ6:11)と主の祈りを教えました。日々の生活を養って下さる天の父への信仰が教えられています。六日目には二日分が与えられます。翌日の「安息日」の分です(23節)、創世記2章2~3節以降、ここではじめて安息日について言及します。ここにはマナが肉体の食物であるだけでなく、霊の食物として民の命を養う愛の恵みであることが教えられています。イエス様はご自分を永遠の命を与える生きたパンであると言われました(ヨハネ6:48~51)。神様は約束のカナンに着くまでの荒れ野の40年間、毎日マナという食べ物を与え、イスラエルの人々の命を守られたのです。



             

   
  原爆投下の8月に神の恵み・原子力を見つめて 
           

   ・原子力発電の原理は、ウランの核分裂によるもので、
   反応式(1) から計算すると、ウラン原子1gで80000000kJ
   ものエネルギーを生む。
   一方、家庭用コンロで使うプロパンの燃焼式は(2)で、1g
   では0.05kJの発熱しか得られない。(1)(2)両式を比較し
   てみると、ウラン原子1gで生ずるエネルギーと同じだけを
   プロパンで得るには、1600tものCO2を排出することになる。

    原爆の悲劇を知る日本人だからこそ、原子力という神が
   人類に下さった恵みに対して、信仰と勤勉をもって神に応え、
   安全に制御し活用したいもの。

    



    

 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠



          2023年度 年間聖句

     「見よ、新しいことをわたしは行う。
           今や、それは芽生えている。」
           (イザヤ書43章19節 a)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・久ケ原教会と藤崎義宣牧師、キスト岡崎エイブラハム
          宣教師、キスト岡崎さゆ里宣教師のために。
         
          
            


            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・9:40~10:10  教会養育(担当:細井伝道師)  
    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:30  主日礼拝    
    ・11:30~11:45  讃美歌練習(担当:奏楽奉仕者)
    ・11:45~12:00  聖書通読:使徒言行録3章
                      (新)p.217
 



            今週の集会

    ・聖研祈祷会  8月17日(木) 10:30-11:30  
       ネヘミヤ 7章72b~8章12節 (旧)p.749 
 
    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書日課
     の御言葉に耳を傾けた後、”共に覚える教会”
     として、同欄に紹介されている「久ケ原教会」
     のお働きを覚えて祈りを合わせます。

 


            次主日のご案内

      ■聖霊降臨節第13主日  8月20日(日)

    ・教会養育の時間    午前 9:40~10:10
    ・礼拝準備祈祷会    午前10:20~10:30
    ・主日礼拝       午前10:30~11:30
      司 式 : 細井 宏一 伝道師
      交 読 : 詩編 29編
      聖 書 :
マルコ福音書 6章30~44節
                  (新)p.72  

      説 教 :「五つのパンと二匹の魚」 三原 牧師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-371(この子供たちが未来を信じ)
           21-499(平和の道具と)
            21-56 (主よ、命のパンをさき)

    ・礼拝後の集会
      「讃美歌練習」   担当:奏楽奉仕者 
      「お茶の会」   楽しい交わりの時です。
               どなたもどうぞ!
      「聖書通読」   使徒言行録10章 (新)p.232 
 




  





            その他の報告
      


      ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
    在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当の教師
    から、神学校卒業を記念して曲をつけていただきまし
    た。感謝申し上げます。作曲者の承諾を得て、2022年
    4月より毎主日に頌栄の讃美歌として歌っています。

     


        ■「新つつみ通信・第5号」発行


        

     三原牧師の巻頭言ほか、2022年度の伝道所の歩み
    などを綴って、本年3月12日に発行いたしました。
    伝道所に来会される方々にお配りしています。 
    また、細井伝道師が留学先のケンブリッジから毎週
    送ってくださいました「活動報告」の内容は改めて
    「新つつみ通信第5号・別冊」に掲載しましたので、
    あわせてお読みください。

    

         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、3年の月日
    が経過致しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
    ではないことを学ぶことができました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日(日)
    より「聖書通読」を再開しました。信仰の原点に帰って、
    み言葉に聴き、おたがいが担っている試練を覚えながら、
    共に祈り合い、支え合いながら歩みを進め、2022年12月
    31日をもって、旧約聖書39巻すべての通読を無事終了
    いたしました。主の見守りと導きに感謝するとともに、
    教会に連なる皆様一人ひとりの祈りとご奉仕によって、
    支えられたことを思い、心より御礼申し上げます。

     しばらく中断しましたが、2023年5月14日から
    聖書通読を始めました。新約聖書「マタイによる福音書」
    から一日一章づつ通読していきます。主日礼拝後(役員会
    のある主日を除く)には、細井伝道師が当日の聖書箇所の
    朗読と解説を行います。


                       

   


           ■ 先週の集会報告

  ・教会養育の時間 8月 6日(日)男3、女6、計 9名
  ・主日礼拝    8月 6日(日)男3、女6、計 9名
  ・聖研祈祷会   8月10日(木)男1、女3、計 4名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。


〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2023. 8. 10  by  mn


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