2023年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         聖霊降臨節第8主日礼拝

     2023年7月16日   午前10時30分~
                
               司 会    出 席 役 員

               奏 楽    奏楽奉仕者



前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司会者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇23篇            一 同
  
聖  書    マルコによる福音書 第4章30~34節 
                     (新) p. 68 


祈  祷                     司会

讃 美 歌     21171番          一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21390番          一 同

説  教    「からし種」             牧 師

祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21-199          一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                             説教要約 印刷用PDF      

聖霊降臨節第8主日礼拝
説教
「からし種」要約

聖書  マルコによる福音書 第4章30~34節


小さなもののたとえ話

 今朝の箇所は、種に関するたとえ話です。ここにある「からし種」は直径1~2ミリの小さな種で、明らかに小さなもののたとえです。この植物は成長すると高さが3~4メートルになると言われています。このたとえ話は神の国が初めは小さな現実であっても、やがて信じられないほど大きなものになる、ということを表しています。当時の人々にとって天の国(神の国)というメッセージは、神が王となり、ローマ帝国の支配から自分たちを解放してくれるというようなメッセージに聞こえました。そういう政治的・軍事的な勝利を期待していた人々から見れば、イエス様の周りに集まった人々の集団はみすぼらしく、神の国からはほど遠いと感じられたでしょう。しかしイエス様は、この小さな現実の中に神の国の確かな芽生えを見ているのです。神の国の成長は人間の力で実現するものではありません。イエス様は、人間的な目で見れば「小さく取るに足りない現実」を「神の国の芽生え」と見て、成長させて下さる神への信頼を求めているのです。

イエス様のたとえ話

 イエス様のたとえ話は、私たちが目の前の現実を見る見方を変えます。自然災害や大事故の前では人間の無力さを感じます。戦争やテロの現実の前では、平和を願う祈りはあまりにも弱々しく感じられます。人と人との関係を引き裂いて行く大きな力や不気味な暴力の前では、それでも愛し続けようという私たちの努力がむなしく感じられてしまうかもしれません。でも、その善意と努力を「からし種」と見た時に、この現実も決して捨てたものではない、と受け止めることができるのではないでしょうか。マザー・テレサは「私たちは、大きなことはできません。小さなことを大きな愛をもって行うだけです」という言葉を残しています。カードに書き添えられた小さな手書きの文字を見て、この美容室、また行こうかなと思う人たちがいます。同じように、教会から届いたクリスマスカードやお誕生日カード一言のはがきやお手紙によって足をもう一度、教会に向けて下さる方がいらっしゃいます。そんな積み重ねが大きな変革に繋がっていくのです。

からし種

 イスラエルの当時の種まきは、畝を作って蒔くのではなく、ばらまくという非効率的なやり方でした。それは、「種を蒔く人は、神の言葉を蒔くのである」(14節)と関連させると、神様の言葉はすべての人に与えられているということを言うための最も良い例だと思います。神様の言葉、神様の愛、神様の導きはすべての人に与えられているのですが、それと気が付いて良い結果を導き出す人は少ないことを「からし種」と表しています。それでも、人は神様の一方的な愛と、イエス様の十字架の贖いで救われるということを言いたいのではないでしょうか。聖書に、「大切なのは、植える者でも水を注ぐ者でもなく、成長させて下さる神です」(1コリント3:7)という言葉があります。私たちがそれぞれ与えられた能力を精一杯用いる時、または、小さなことでも、心をこめて行う時に、周りの人たちや神様には喜びがあります。けれど、種は、種を蒔いた人の思ったような時でなく、種のタイミングで芽が出てきます。そして、神様は不思議なタイミングで、私たちも、私たちの能力も、人の努力や能力を超えて、不思議な神の力で、豊かに成長させて下さいます。小さなからし種をも、とても大きな樹として下さる神様に信頼して歩みましょう!

           

           鈴木 澄子 様 葬儀のお知らせ

  
   ・2023年7月2日(日)午前12時46分、鈴木澄子様が
   99年のご生涯を終えられて天に召されました。当伝道所初代
   牧師・鈴木一郎先生の夫人として、生涯を主に捧げて福音伝道
   に献身下さった鈴木澄子様に、主の限りない祝福が注がれます
   ようにお祈り申し上げます。葬儀は下記の通り執り行います。
   なお、納棺式は太田八幡教会牧師の司式のもと、近親者のみで
   相済ませましたことを申し添えます。
 
                 記


     日 時   2023年7月23日(日)午後2時より      

     場 所    日本基督教団 茅ヶ崎堤伝道所 礼拝堂



    

 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠



          2023年度 年間聖句

     「見よ、新しいことをわたしは行う。
           今や、それは芽生えている。」
           (イザヤ書43章19節 a)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・荘内教会と矢澤 俊彦 牧師のために。
         
          
            


            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・9:40~10:10  教会養育(腹話術によるお話し) 
    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:30  主日礼拝  
    ・11:30~11:45  讃美歌練習 (担当:奏楽奉仕者)
    ・11:45~12:00  聖書通読:ルカ20章 p.148
              お茶の会
             (楽しい交わりの時です。
              どなたでもご参加ください)
 



            今週の集会

    ・聖研祈祷会  7月20日(木) 10:30-11:30  
       ダニエル書2章25~46節  (旧)p.1381
 
    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の御
     言葉に耳を傾けた後、この日”共に覚える教会”
     として同欄に掲載されている荘内教会(山形県)
     のお働きを覚えて祈りを合わせます。

 


            次主日のご案内

      ■聖霊降臨節第9主日  7月23日(日)

    ・教会養育の時間    午前 9:40~10:10
    ・礼拝準備祈祷会    午前10:20~10:30
    ・主日礼拝       午前10:30~11:30
      司 式 : 細井 宏一 伝道師
      交 読 : 詩編 24編
      聖 書 :
出エジプト記 14章21~22節
                     (旧)p.117   

      説 教 : 「海が割れる」  三原 信惠 牧師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-171(かみさまのあいは)
            21-441(信仰をもて)
           21-60 (どんなに小さい小鳥でも)

    ・礼拝後の集会
      「讃美歌練習」   担当:奏楽奉仕者 
      「お茶の会」   楽しい交わりの時です。
               どなたもどうぞ!
      「聖書通読」   ヨハネによる福音書3章 
                    (新)p167 
 

    ・鈴木澄子様 葬儀・告別式
  午後2時~  




  





            その他の報告
      


      ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
    在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当の教師
    から、神学校卒業を記念して曲をつけていただきまし
    た。感謝申し上げます。作曲者の承諾を得て、2022年
    4月より毎主日に頌栄の讃美歌として歌っています。

     


        ■「新つつみ通信・第5号」発行


        

     三原牧師の巻頭言ほか、2022年度の伝道所の歩み
    などを綴って、本年3月12日に発行いたしました。
    伝道所に来会される方々にお配りしています。 
    また、細井伝道師が留学先のケンブリッジから毎週
    送ってくださいました「活動報告」の内容は改めて
    「新つつみ通信第5号・別冊」に掲載しましたので、
    あわせてお読みください。

    

         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、3年の月日
    が経過致しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
    ではないことを学ぶことができました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日(日)
    より「聖書通読」を再開しました。信仰の原点に帰って、
    み言葉に聴き、おたがいが担っている試練を覚えながら、
    共に祈り合い、支え合いながら歩みを進め、2022年12月
    31日をもって、旧約聖書39巻すべての通読を無事終了
    いたしました。主の見守りと導きに感謝するとともに、
    教会に連なる皆様一人ひとりの祈りとご奉仕によって、
    支えられたことを思い、心より御礼申し上げます。

     しばらく中断しましたが、2023年5月14日から
    聖書通読を始めました。新約聖書「マタイによる福音書」
    から一日一章づつ通読していきます。主日礼拝後(役員会
    のある主日を除く)には、細井伝道師が当日の聖書箇所の
    朗読と解説を行います。


                       

   


           ■ 先週の集会報告

  ・教会養育の時間 7月 9日(日)男4、女6、計10名
  ・礼拝準備祈祷会 7月 9日(日)男4、女6、計10名
  ・主日礼拝    7月 9日(日)男4、女6、計10名
  ・聖研祈祷会   7月13日(木)男1、女2、計 3名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。


〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2023. 7. 15  by  mn


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