2023年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         聖霊降臨節第7主日礼拝

     2023年7月9日   午前10時30分~
                
               司 式    細井伝道師

               配 餐    配餐奉仕者

               奏 楽    奏楽奉仕者



前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇22篇            一 同
  
聖  書    マルコによる福音書 第3章31~35節 
                     (新) p. 66 


祈  祷                     司式

讃 美 歌     21204番          一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21171番          一 同

説  教    「家族って なあに?」        牧 師

聖 餐 式                     牧 師

讃 美 歌     21-81           一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                             説教要約 印刷用PDF      

聖霊降臨節第7主日礼拝
説教
「家族って なあに?」要約

聖書  マルコによる福音書 第3章31~35節


ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる(34節)

 聖書はイエスの母、兄弟について語ります。育ての親ヨセフの姿はここにはありません。イエスは言います。「ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる」と。「わたしの父がいる」とは言いません。イエスの父は神だからです。とすると、教会において「お父さん」のような存在があるとしたら、それは神様のようになって偉そうになってしまう危険性がありますから、あまり良くないことなのかもしれません。ここではイエスの母と兄弟たちが出てきています。聖書というのは不思議な書で、同じ話を聞いても、その受け取り方が人によって全く違うということがあります。この後半の箇所は、その典型的な例の一つでしょう。考えられる一方の反応は、「イエスは自分の家族に対して冷たい。こんな方だとは思わなかった。イエスは愛の方なのに、だったらまず自分の家族に対して、こんな冷たい態度を取ることはないでしょう」、というものです。もう一方の反応は「自分はイエス様の兄弟、家族とされている。ありがたいなぁ」。そういう受け取り方です。

なぜこのような正反対の受け取り方が起きてしまうのでしょうか?

 それは聖書を読む時に、自分をどこに置いているのかによって起きる違いです。たとえば、ある人に「家族の絆こそ、何より大切」という考えが頑として先にあると、イエスの言葉は、自分たちがこの最も大切だと考える家族の絆を壊すものだ、そう感じてしまうのではないでしょうか。しかし、イエス様はここで、自分の家族など、どうでも良いのだと言っているわけではありません。そうではなくて、ここでは血のつながりという自然的絆を越えて立てられる、イエスとの兄弟関係の新しい世界が示されています。私たちにとって、一番大切な、一番基本的な、一番濃い交わりが家族であるということは言うまでもないことでしょう。けれども、その私たちの家族というものは、そのままで本当に何の問題もないものなのでしょうか。そうであったら良いかもしれませんが、なかなかそうはいかないこともある、それが私たちの現実ではないでしょうか。昔も今も、ニュースでも、更には聖書にも、多くの家庭内の大きな事件が取り上げられています。

家族って なあに?

 最初の家族といえるアダムとエバの間に生まれたカインとアベルの兄弟は兄カインが弟アベルを殺すという結末を迎えました(創世記4:8)。またエサウとヤコブの双子の兄弟は弟ヤコブが兄エサウの権利をだまし取るということによって仲たがいをしてしまいます(同37:23~24)。聖書は、兄弟は皆、仲良く暮らしましたという話で満ちているわけではありません。聖書はそういう現実に向かって、新しい家族のあり方を示しているのではないでしょうか。家にはお父さんとお母さんが一人ずついて、子どもたちがいる、それが普通じゃない?としてしまうと、実はイエス様も普通じゃない家で育っています。血の繋がりのあるお父さんはイエス様にはいません。兄弟はいるけれど、イエス様の兄弟は皆、イエス様とはお父さんが違う兄弟です。血が繋がっていなくても一緒に暮したり大切に思いあう家族は、家族です。お母さんとお父さんは血が繋がっていませんよね。でも家族です。教会はイエス様がいて下さる所です。皆さんは今、色々な人と一緒に礼拝を捧げています。ということは、教会に集まる人は皆、家族なのです。イエス様は、本当の家族ってどんな人?って尋ねています。神様が与えて下さった人たちを大切にしていきましょう!

           
              ■ 訃報

          鈴木 澄子 様 召天のお知らせ

  ・当伝道所の初代牧師・鈴木 一郎先生の奥様、鈴木 澄子様が
   2023年7月2日(日)午前12時30分にご召天された
   とのお知らせをご遺族様よりいただきました。
   葬儀は、太田八幡教会での執行となりますが、落ち着いたら
   当伝道所にて親しく交わった皆様と「お別れの会」をいたす
   そうです。謹んでお知らせいたします。
   

         
   
    

 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠



          2023年度 年間聖句

     「見よ、新しいことをわたしは行う。
           今や、それは芽生えている。」
           (イザヤ書43章19節 a)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・会津本郷教会と高橋真人、新田恭平牧師のために。
         
          
            


            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・9:40~10:10  教会養育(担当:細井伝道師) 
    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:45  主日礼拝  
    ・11:45~12:00  讃美歌練習 (担当:奏楽奉仕者)
    ・12:00~     お茶の会
              (楽しい交わりの時です。
               どなたでもご参加ください)
              7・8月役員会(お茶の会後)



            今週の集会

    ・聖研祈祷会  7月13日(木) 10:30-11:30  
       エゼキエル43章1~9節  (旧)p.1367
 
    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の御
     言葉に耳を傾けた後、この日”共に覚える教会”
     として同欄に紹介されている 会津本郷教会の
     お働きを覚えて祈りを合わせます。

 


            次主日のご案内

      ■聖霊降臨節第8主日  7月16日(日)

    ・教会養育の時間    午前 9:40~10:10
    ・礼拝準備祈祷会    午前10:20~10:30
    ・主日礼拝       午前10:30~11:30
      司 式 : 細井 宏一 伝道師
      交 読 : 詩編 23編
      聖 書 :
マルコ4章30~34節 (新)p.68   
      説 教 : 「からし種」 三原 信惠 牧師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-171(かみさまのあいは)
            21-390(主は教会の基となり)
           21-199(一粒のからし種のよう)

    ・礼拝後の集会
      「讃美歌練習」   担当:奏楽奉仕者 
      「お茶の会」   楽しい交わりの時、
               どなたもどうぞ!

    ・聖書通読: ルカによる福音書20章 p148 
 





            その他の報告
      


      ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
    在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当の教師
    から、神学校卒業を記念して曲をつけていただきまし
    た。感謝申し上げます。作曲者の承諾を得て、2022年
    4月より毎主日に頌栄の讃美歌として歌っています。

     


        ■「新つつみ通信・第5号」発行


        

     三原牧師の巻頭言ほか、2022年度の伝道所の歩み
    などを綴って、本年3月12日に発行いたしました。
    伝道所に来会される方々にお配りしています。 
    また、細井伝道師が留学先のケンブリッジから毎週
    送ってくださいました「活動報告」の内容は改めて
    「新つつみ通信第5号・別冊」に掲載しましたので、
    あわせてお読みください。

    

         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、3年の月日
    が経過致しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
    ではないことを学ぶことができました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日(日)
    より「聖書通読」を再開しました。信仰の原点に帰って、
    み言葉に聴き、おたがいが担っている試練を覚えながら、
    共に祈り合い、支え合いながら歩みを進め、2022年12月
    31日をもって、旧約聖書39巻すべての通読を無事終了
    いたしました。主の見守りと導きに感謝するとともに、
    教会に連なる皆様一人ひとりの祈りとご奉仕によって、
    支えられたことを思い、心より御礼申し上げます。

     しばらく中断しましたが、2023年5月14日から
    聖書通読を始めました。新約聖書「マタイによる福音書」
    から一日一章づつ通読していきます。主日礼拝後(役員会
    のある主日を除く)には、細井伝道師が当日の聖書箇所の
    朗読と解説を行います。


                       

   


           ■ 先週の集会報告

  ・教会養育の時間 7月2日(日)男4、女5、計 9名
  ・礼拝準備祈祷会 7月2日(日)男4、女5、計 9名
  ・主日礼拝    7月2日(日)男4、女5、計 9名
  ・聖研祈祷会   7月6日(木)男1、女2、計 3名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。


〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2023. 7. 8  by  mn


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