2023年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         聖霊降臨節第6主日礼拝

     2023年7月2日   午前10時30分~
                
               司 式    細井伝道師

               奏 楽    奏楽奉仕者



前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇21篇            一 同
  
聖  書    マルコによる福音書 第3章13~19節 
                     (新) p. 65 


祈  祷                     司式

讃 美 歌     21204番          一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21515番          一 同

説  教    「え? わたし?」        牧 師

祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21-566          一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                             説教要約 印刷用PDF      

聖霊降臨節第6主日礼拝
説教
「え? わたし?」要約

聖書  マルコによる福音書 第3章13~19節


十二人(使徒)の任命

 今日のところから、場面は湖畔から山へと移っています。「山」は、聖書では神に近づくところです(出エジプト19:3以下)。マルコ福音書では、「山」はイエスの祈り(6:46)、変容(9:2)、終末についての教え(13:3)などの場でもあります。四つの福音書はイエスが生前にイスカリオテのユダを含む十二人を任命したことを伝えています。「十二」とうのは神の民のイスラエルを構成する十二部族の数であり、従ってこの十二人はイエスによって創り出される新しい神の民の代表者であることが暗示されています。十二人の名前は、タダイ(マルコ3:18、マタイ10:3)の代わりにルカ福音書ではヤコブの子ユダ(ルカ6:16)となっている他は、マタイ・マルコ・ルカの三福音書とも全く同じです。マルコ福音書では十二人のうちペトロ、ヤコブ、ヨハネ、アンデレはイエスに特に近い弟子として繰り返し描かれていますが、他の弟子たちはイスカリオテのユダを除いて取り上げられていません。新約聖書全体をみてもマタイとフィリポとトマスのほかは見出されません。

② 「神様の国」は、いろいろな人が、神様に大切にされて、
   みんなが仲良く暮らすところ


 今朝の聖書には沢山の固有名詞が出てきています。その中にはよく聞く名前もあれば、聞きなれない名前もあるでしょう。聖書に沿って考えれば、「イエスの弟子」を男性の弟子十二人のみという風には捉えない方がいいでしょう。神様はどんな人も大切にしておられます。そのことを伝えるためにイエス様は十二人の人を弟子として選ばれ、常に一緒にいて大切にされました。イエス様と弟子たちが一緒にいるのを見て、周りの人たちは、神様が一人ひとりを大切にして下さるということを感じました。そして弟子の「シモン」には「ペトロ(岩)」、「ヤコブと兄弟ヨハネ」には「ボアネルゲス」(雷の子)」という名前をつけ、それぞれの個性や賜物に応じて特別な使命を与えました。お弟子さんたちは、岩のように丈夫だったり、雷のように大きな声でお話したりするような人だったのかもしれません。イエス様はいろいろな人と一緒におられました。神様の国は、そのようないろいろな人が、神様に大切にされて、みんなが仲良く暮らすところなのです。

え? わたし?

 あなたが、もし明日から「岩」とか「石」とかいう名前になるとしたら、どう思います?「岩」という名前には意味がありました。「岩の上に」頑丈な教会を建てる、そんな意味があります。「三匹の子豚」の絵本を思い出しましょう。三番目の子豚はレンガを貰って家を建てました。一番目、二番目の、わらや木の枝で作った子豚の家は吹き飛んでしまいましたが、三番目の子豚のレンガの家は、「ふうふうのふっ、ふうふうのふっ」と、狼がいくら吹き飛ばそうとしても吹き飛ばされませんでしたね。レンガや、石や、岩は、わらや、木よりもずっと丈夫です。頑丈です。ペトロは、丈夫な体をしていたのかもしれないですね。また、頑固だったのかもしれないですね。けれどもペトロは、「悪かったな」と思う時に素直に改めて、神様と人にごめんなさいと謝って、自分を変える力も、持っていました。ペトロはいつも強い人ではありませんでした。殺されるのがこわくて、噓をついたこともありました。けれども、悪かった時、神様と人にあやまって、そんな自分を越えていった人です。今、私たちにできないことがあっても、神様は長い目で私たちを見守って下さっています。皆もイエス様に選ばれていて、守られていることを知っていて下さいね。

           
            ■ 伝道師のコラム


    「地球・環境経営戦略」という私の新著が発刊されます。
    21世紀における企業のあり方を、技術経営と環境倫理の
    観点から解説した著作です。その巻頭言に、次の御言葉を
    据えました。


      

      主を畏れることは知恵の初め(箴言1章7節)



     この御言葉の「畏れ」「知恵」「初め」とは、いったい
    何でしょうか?私達人間は、誰もが1人になって静かに世
    の中のアレコレをそぎ落とし考えていくとき、ありのまま
    の自分を発見します。そして、そんな裸の自分のことを、
    鋭い義と温かい愛で見つめる存在があることに、多かれ少
    なかれ、誰もが気づいているのではないでしょうか。

     その視線とは、全能者・神の眼差しに他なりません。
    箴言の御言葉は、そんな神の視線の前に積極的に立つこと
    を「畏れ」と呼び、その立ち位置のことを「知恵の初め」
    だと教えているのです。なぜなら、主なる神に「畏れ」を
    もって向い合うことで、初めて人間は、神の啓示としての
   「知恵」を受けることが出来るからです。主は全てを知る
    知恵をお持ちであり、私達を愛して下さっています。その
    ことを忘れることなく、全能者である神の知恵・愛・真理
    に生きる者であることが出来ますように。
 
         
   
    

 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠



          2023年度 年間聖句

     「見よ、新しいことをわたしは行う。
           今や、それは芽生えている。」
           (イザヤ書43章19節 a)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・勿来(なこそ)教会と佐野 治牧師のために。
         
          
            


            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・9:40~10:10  教会養育(担当:三原 牧師) 
    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:30  主日礼拝 
    ・11:30~11:45  讃美歌練習 (担当:奏楽奉仕者)
    ・11:45~12:00  聖書通読:ルカ6章 (新p.111)
    ・12:00~     お茶の会
              (楽しい交わりの時です。
               どなたでもご参加ください)



            今週の集会

    ・聖研祈祷会  7月6日(木) 10:30-11:30  
       エゼキエル36章1~15節  (旧)p.1354
 
    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の御
     言葉に耳を傾けた後、この日”共に覚える教会”
     として同欄に紹介されている 「勿来教会」の
     お働きを覚えて祈りを合わせます。

 


            次主日のご案内

      ■聖霊降臨節第7主日  7月9日(日)

    ・教会養育の時間    午前 9:40~10:10
    ・礼拝準備祈祷会    午前10:20~10:30
    ・主日礼拝       午前10:30~11:30
      司 式 : 細井 宏一 伝道師
      配 餐 : 配餐奉仕者
      交 読 : 詩編 22編
      聖 書 :
マルコ3章31~35節 (新)p.66   
      説 教 : 「家族って なあに」 三原 牧師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-204(よろこびの日よ)
            21-171(かみさまのあいは)
     (聖餐式) 21-81 (主の食卓を囲み)

    ・礼拝後の集会
      「讃美歌練習」   担当:奏楽奉仕者 
      「お茶の会」   楽しい交わりの時、
               どなたもどうぞ!

    ・7・8月役員会   「讃美歌練習」の後 
 





            その他の報告
      


      ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
    在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当の教師
    から、神学校卒業を記念して曲をつけていただきまし
    た。感謝申し上げます。作曲者の承諾を得て、2022年
    4月より毎主日に頌栄の讃美歌として歌っています。

     


        ■「新つつみ通信・第5号」発行


        

     三原牧師の巻頭言ほか、2022年度の伝道所の歩み
    などを綴って、本年3月12日に発行いたしました。
    伝道所に来会される方々にお配りしています。 
    また、細井伝道師が留学先のケンブリッジから毎週
    送ってくださいました「活動報告」の内容は改めて
    「新つつみ通信第5号・別冊」に掲載しましたので、
    あわせてお読みください。

    

         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、3年の月日
    が経過致しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
    ではないことを学ぶことができました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日(日)
    より「聖書通読」を再開しました。信仰の原点に帰って、
    み言葉に聴き、おたがいが担っている試練を覚えながら、
    共に祈り合い、支え合いながら歩みを進め、2022年12月
    31日をもって、旧約聖書39巻すべての通読を無事終了
    いたしました。主の見守りと導きに感謝するとともに、
    教会に連なる皆様一人ひとりの祈りとご奉仕によって、
    支えられたことを思い、心より御礼申し上げます。

     しばらく中断しましたが、2023年5月14日から
    聖書通読を始めました。新約聖書「マタイによる福音書」
    から一日一章づつ通読していきます。主日礼拝後(役員会
    のある主日を除く)には、細井伝道師が当日の聖書箇所の
    朗読と解説を行います。


                       

   


           ■ 先週の集会報告

  ・教会養育の時間 6月25日(日)男3、女4、計 7名
  ・礼拝準備祈祷会 6月25日(日)男3、女5、計 8名
  ・主日礼拝    6月25日(日)男3、女5、計 8名
  ・聖研祈祷会   6月29日(木)男2、女2、計 4名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。


〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2023. 7. 1  by  mn


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