2023年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
           復活節第2主日

     2023年4月16日   午前10時30分~
                
               司 式    細井伝道師

               奏 楽    奏楽奉仕者



前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇10篇            一 同
  
聖  書    イザヤ書 第40章3~5節  (旧)p.1123

祈  祷                     司式

讃 美 歌     21-575番          一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21401番          一 同

説  教    「ごめんなさい」         牧 師

讃 美 歌     21-444番          一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                             説教要約 印刷用PDF      

復活節第2主日
説教
「ごめんなさい」要約

聖書 イザヤ書 第40章3~5節


神様は、一人の預言者を捕囚の民に送ってくださった

 紀元前598年、南ユダの首都エルサレムは、バビロン軍の攻撃を受け、降伏し、王を始め、高官や技術者たち、また若者たちが、バビロンの地へ強制連行されました。「バビロン捕囚」と呼ばれる出来事の始まりでした。その後、捕囚は数回に分けて行われ、イスラエルの人たちは、異国の地における生活を強いられることになります。エルサレムからバビロンまでの間には、広大な荒れ野が広がっていました。イスラエルの人たちは、幾度となく、その荒れ野を悲しみの目で見つめていたことでしょう。荒れ野のはるか向こうには、故郷がある。しかし帰ることは許されない。目の前に広がる荒れ野は、自分たちの希望をはばむ高い壁、または深い淵のように見えたことでありましょう。それが何十年も続くのでした。しかし神様は、一人の預言者を捕囚の民に送ってくださいます。その預言者は、天からの声を聴き、民に希望を語ります。「呼びかける声がある。主のために、荒れ野に道を備え、わたしたちの神のために、荒れ地に広い道を通せ…」と。

② 荒れ野に、新しい道が建設される

 天からの声は、なんと荒れ野に、新しい道が建設されるというのです。谷が埋まり、山が低くなり、道が作られる。しかもそれは、人の手によるものではなく、天からの声によってなされるのです。まるで、「光あれ」と呼びかけると、光があったあの天地創造の時と同じように! これは、「咎が償われた」(2節)、すなわち罪の赦しを意味しました。そもそも捕囚は、イスラエルの歴代の王と民が犯し続けた罪の結果でありました。その罪によって、神様と民との間に距離が生まれ、それが埋めがたいものになっていたのです。その象徴が、エルサレムとバビロンの間に広がる荒れ野だったと言えるのです。しかし今や、神様がその罪を赦してくださる、と預言者は宣言します。荒れ野に道が敷かれ、罪許された民が帰ってくる。そのようにして、主の栄光、すなわち、罪を赦す主の偉大さが現れるのでありました(5節)。神様と人間(私たち)の間には、広大な荒れ野が広がっていました。そこに、新しく道が敷かれる幻を預言者は、語っているのです。

ごめんなさい

 今朝の聖書箇所、イザヤ書40章3〜5節は、マルコによる福音書1章2〜3節に引用されます(文言は多少異なります)。洗礼者ヨハネの登場、そしてそれに続くイエス様の到来の意味づけとして引用されます。これは重要なことです。洗礼者ヨハネの登場は、(そしてイエス様の到来も、)私たちと神様との間に広がった荒れ野に、新しい道を敷くためのものでした。私たちも、イスラエルの民と同じように、神様との間に埋めがたい距離、すなわち、荒れ野が広がっていました。
荒れ野のように広がってしまった神様との距離。それは、私たちの方から埋めることはできません。私たちの力だけでは、どうすることもできないものでありました。しかし今や、神様の方から、その荒れ野に道を作ってくださいました。洗礼者ヨハネを通し、悔い改めが呼びかけられ、そして、荒れ野の道として、イエス様が来てくださったのです。私たちも、神様に対して、たくさん悪いことをしています。でも神様は、私たちが「ごめんなさい」と言えるように、イエス様を送ってくださいました。そして、私たちのことを赦してくださいました。神様はイエス様を通して、私たちが心から「ごめんなさい」と言えるようにしてくださったのです。嬉しいですね。


           
           ■ 聖書のことば

    岩の寧(むしろ)の上で  40日40夜  食を断ち
       のち  イエスは  飢えられた
       小石の一つ一つは  視覚にパンとまぎれ
       胃の腑をかきみだす
    <もし神の子であるなら  これらの石がパンになる
       ように  命じてごらんなさい>
    声は  誘惑の駒(かぎ)となって
       首の高さに ぶらさがる
    否 !
    40日40夜 の  計量の果てを
    なおしばらく 汗は冷え  塩からいしずくは
    ひげのあきに白く  結晶する
    否 ! 愛のあさあけに向かって。
 




      ■ スプリングコンサートへのお誘い

   細井伝道師作詞「アレセイア」、最初の作曲者であられる
   境田直美さん出演のスプリングコンサート 
     日時  4月30日(日) 15時開演。
     会場  ひらしん平塚文化芸術ホール・多目的ホール

      細井伝道師帰国歓迎会!?ご一緒しましょうね!


 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠



          2023年度 年間聖句

     「見よ、新しいことをわたしは行う。
           今や、それは芽生えている。」
           (イザヤ書43章19節 a)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・駒場エデン教会と川村尚弘、海老沢敦子牧師の為に。
                   
            

            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・ 9:40~10:10   教会養育(絵本「星の王子さま」)
    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:30  主日礼拝 
    ・11:30~11:45  讃美歌練習(担当:奏楽奉仕者)
    ・11:45~12:00  「お茶の会」 どなたでもどうぞ!
              (自由参加です。)
    ・12:00~     第25回伝道所定期総会


            今週の集会

    ・聖研祈祷会  5月4日(木) 10:30-11:30  
      列王記上21章17~29節  (旧約)p.571 
 
    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の御
     言葉に耳を傾けた後、この日”共に覚える教会”
     として同欄に紹介されている駒場エデン教会の
     お働きを覚えて祈りを合わせます。

 


            次主日のご案内

     復活節第3主日   4月23日(日)

    ・CSの時間 :      午前 9:40~10:10
     「こどもさんびか」を歌おう(改訂版49番・112番)

    ・礼拝準備祈祷会    午前10:20~10:30
    ・主日礼拝       午前10:30~11:30
      司 式 : 細井 伝道師
      交 読 : 詩編 11編
      聖 書 : マルコによる福音書1章9~11節 
                 (旧)p.61   

      説 教 : 「イエス様の洗礼」 三原 牧師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-194(神様はそのひとり子を)
            21-419(さあ、共に生きよう)
           21-484(主われを愛す)

    ・礼拝後の集会
      讃美歌練習     担当:奏楽奉仕者

    ・お茶の会 楽しい交わりの時、どなたもどうぞ!





            その他の報告
      


      ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
    在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当の教師
    から、神学校卒業を記念して曲をつけていただきまし
    た。感謝申し上げます。作曲者の承諾を得て、2022年
    4月より毎主日に頌栄の讃美歌として歌っています。

     


        ■「新つつみ通信・第5号」発行

        

     三原牧師の巻頭言ほか、2022年度の伝道所の歩み
    などを綴って、本年3月12日に発行いたしました。
    伝道所に来会される方々にお配りしています。 
    また、細井伝道師が留学先のケンブリッジから毎週
    送ってくださいました「活動報告」の内容は改めて
    「新つつみ通信第5号・別冊」に掲載しましたので、
    あわせてお読みください。
    

         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、3年の月日
    が経過致しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
    ではないことを学ぶことができました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日(日)
    より「聖書通読」を再開しました。信仰の原点に帰って、
    み言葉に聴き、おたがいが担っている試練を覚えながら、
    共に祈り合い、支え合いながら歩みを進め、2022年12月
    31日をもって、旧約聖書39巻すべての通読を無事終了
    いたしました。主の見守りと導きに感謝するとともに、
    教会に連なる皆様一人ひとりの祈りとご奉仕によって、
    支えられたことを思い、心より御礼申し上げます。

     引き続いて聖書通読を行なう予定ですが、都合により、
    新約聖書の通読は、伝道師の帰国を待って、2023年春頃
    より再開する予定です。どなたでも無理なく通読してい
    ただけるよう、年間予定表(2023年新約版)を添付する
    予定ですので、ご参加下さいますようご案内いたします。

                          聖書通読表(2023年版) 只今更新中です。

   


           ■ 先週の集会報告

  ・礼拝準備祈祷会 4月 9日(日)男4、女6、 計10名
  ・主日礼拝    4月 9日(日)男4、女6、 計10名
  ・聖研祈祷会   4月13日(木)男2、女2、 計 4名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2023. 5. 6  by km. mn


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