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日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所 週 報
復活節第一主日・イースター礼拝
2023年4月9日 午前10時30分~
司 式 細井伝道師
配 餐 配餐奉仕者
奏 楽 奏楽奉仕者
前 奏 (黙 祷)
招 詞 司式者
頌 栄 (真理は主イエス・キリスト) 一 同
交 読 詩篇 9篇 一 同
聖 書 ルカによる福音書 第24章1~12節
(新) p. 159
祈 祷 司式者
讃 美 歌 21-325番 一 同
使徒信条 21-93番( 4-A ) 一 同
讃 美 歌 21-333番 一 同
説 教 「イースターの朝」 牧 師
聖 餐 式 牧 師
讃 美 歌 21-81番 一 同
献 金 ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
感 謝 献金奉仕者
主 の 祈 21-93番 ( 5-A ) 一 同
讃 美 歌 21-92番 一 同
祝 祷 牧 師
後 奏 (黙 祷) 奏楽奉仕者
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説教要約 印刷用PDF
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復活節第一主日・イースター礼拝
説教「イースターの朝」要約
聖書 ルカによる福音書 第24章1~12節
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① イエス様が亡くなったのは安息日が始まる少し前
イエス様を葬ったのはアリマタヤのヨセフでした。イエス様が十字架上で息を引き取られたのは、午後三時。ユダヤでは日没から翌日が始まり、その翌日は、葬りも禁止される安息日でした。そのため、ヨセフは急いで葬りを行います。その様子をイエス様に従ってきた婦人たちが見ていました。ヨセフの厚意に感謝しつつも、彼女たちはもっと丁寧な葬りを望んだのでしょう。彼女たちは家に帰ると、すぐに香料と香油を用意するのでした。当時の習慣に従い、遺体に香料と香油を塗ろうと考えたのです。安息日が終わると、婦人たちはお墓へと向かいます。準備していた香料を持って。すると、お墓に異変が起きていました。入り口をふさぐ石はわきに転がり、中にあるはずのイエス様の遺体がなくなっていたのです。そこへ天使たちが現れ、彼女たちに告げます。「なぜ、生きておられる方を死者の中に捜すのか」。天使が告げたことは真っ当です。お墓は、あくまでも死者たちを納める場所であって、生きている人が、そこにいるはずがないからです。
② イエス様は、死んで、よみがえりました
天使たちは、女の人たちに優しく微笑みながら告げたのかもしれません。「生きている人を捜すためにお墓に来るなんて何ておバカさん」と。きっと彼女たちも、あとで自分たちの行動を振り返って笑い合ったに違いありません。「私たちは何てバカなことをしたのでしょう。イエス様は生きておられたのに、お墓に捜しに行っちゃった。死者に塗る香料まで持って」。イースターは、このように、悲しみが笑いに変わった日でもあるのです。勿論これは神様が死を打ち破ってくださった結果です。天使たちは、イエス様の言葉を思い出すようにと促します。「人の子は必ず…、三日目に復活することになっている、と言われたではないか」。特にルカによる福音書は、このことを大事にします。エマオの村に向かう二人の弟子たちにも、復活のイエス様はご自身の正体を明かさず、聖書全体を説いてくださいました。み言葉を通して、神様のなさってくださった偉大な出来事に気づくことを大切にしているのです。私たちも、毎日曜日にそのことをしているのです。
③ イースターの朝
イエス様は、死んで、よみがえりました。空になったお墓を最初に目撃したのは、婦人たちでした。彼女たちは、この出来事を男性の弟子たちに報告します。でも信じてもらえませんでした。しかし、ペトロだけはお墓へ走って行き、彼女たちの言葉を確かめます。言葉を聴いて、立ち上がる弟子の姿がここにあります。イエス様のよみがえりによって、すべてが変わりました。もはや死は、牙を抜かれた滑稽な獣となったのです。この箇所には、イエス様が登場しません。だからこそ、力のある聖書の箇所だとも言えます。またこの箇所から、婦人たちのイエス様への愛を知ることもできます。「イエス様のために何かをしたい」、それも信仰の大切な気持ちです。しかし、ここではその気持ちが空振りに終わり、持っていった香油も、全くの無駄になりました。けれども、何て、うれしい無駄でしょう!女の人たちは、時々あの日の朝のことをうれしそうに思い出します。「私たち、本当にバカみたいだったね。イエス様は生きておられたのに、お墓に捜しに行ったのだもの。そして死んだ人に塗る香油まで持って」。女の人たちは笑い合います。とてもいい顔して。今、私たちにも天使たちは語りかけています。「イエス様は、復活なさったのだ」と。
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■ 公 示
2022年度第25回 茅ヶ崎堤伝道所定期総会を
次の通り開催いたします。
日 時 2023年4月16日(日)礼拝後
場 所 日本基督教団 茅ヶ崎堤伝道所 礼拝堂
議案Ⅰ 2022年度 活動報告承認の件
議案Ⅱ 2022年度 会計決算報告承認の件
議案Ⅲ 2023年度 活動計画策定の件
議案Ⅳ 2023年度 伝道所予算決定の件
議案Ⅴ その他
■ イースター(復活祭)
イースター礼拝にようこそ!
イースター(復活祭)は、十字架にかけられて死んだ主
イエス・キリストの復活を祝う日として、キリスト教では、
クリスマスと共にとても重要な祭事です。教会では毎年、
春分の日の後の満月に続く日曜日と決められており、
2023年は本日4月9日(日)です。
教会が復活を祝うのは、年に一度だけではありません。
主の復活が、「週の初めの日の朝」(マルコ16:2他)
であることに基づいて、日曜日ごとの主日礼拝もまた、
主の復活を覚えて献げられます。
■ スプリングコンサートへのお誘い
細井伝道師作詞「アレセイア」、最初の作曲者であられる
境田直美さん出演のスプリングコンサート
日時 4月30日(日) 15時開演。
会場 ひらしん平塚文化芸術ホール・多目的ホール
細井伝道師帰国歓迎会!?ご一緒しましょうね!
新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
お願い申し上げます。
なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
2021.2.7 牧師・三原信惠
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2023年度 年間聖句
「見よ、新しいことをわたしは行う。
今や、それは芽生えている。」
(イザヤ書43章19節 a)
今週の祈り
・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
・病や困難の中にある友のために。
・赤坂教会と姫井雅夫牧師のために。
本日の集会
(感染予防対策を講じながら行います)
・ 9:40~10:10 教会養育(イースターエッグ作り)
・10:20~10:30 礼拝準備祈祷会
・10:30~11:45 イースター礼拝
・11:45~12:00 讃美歌練習(担当:奏楽奉仕者)
・12:00~ イースター茶話会
(自由参加です。)
・12:15~ 4月定例役員会
今週の集会
・聖研祈祷会 4月13日(木) 10:30-11:30
エレミヤ書31章1~14節 (旧約)p.1234
・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の御
言葉に耳を傾けた後、この日”共に覚える教会”
として同欄に紹介されている「赤坂教会」の
お働きを覚えて祈りを合わせます。
次主日のご案内
■復活節第2主日 4月16日(日)
・CSの時間 : 午前 9:40~10:10
絵本『星の王子さま』サンテグジュペリ
・礼拝準備祈祷会 午前10:20~10:30
・主日礼拝 午前10:30~11:30
司 式 : 細井 伝道師
交 読 : 詩編 10編
聖 書 : イザヤ書40章3~5節
(旧)p.1123
説 教 : 「ごめんなさい」 三原 牧師
献 金 : 献金奉仕者
奏 楽 : 奏楽奉仕者
讃美歌 : 21-575(球根の中には)
21-401(僕らよ、み声きけ)
21-444(気づかせてください)
・礼拝後の集会
讃美歌練習 担当:奏楽奉仕者
・定期総会 「公示」のとおり開催いたします
その他の報告
■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」
今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当の教師
から、神学校卒業を記念して曲をつけていただきまし
た。感謝申し上げます。作曲者の承諾を得て、2022年
4月より毎主日に頌栄の讃美歌として歌っています。
■「新つつみ通信・第5号」発行
三原牧師の巻頭言ほか、2022年度の伝道所の歩み
などを綴って、本年3月12日に発行いたしました。
伝道所に来会される方々にお配りしています。
また、細井伝道師が留学先のケンブリッジから毎週
送ってくださいました「活動報告」の内容は改めて
「新つつみ通信第5号・別冊」に掲載しましたので、
あわせてお読みください。
■ 前向き・肯定的に!
わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、3年の月日
が経過致しました。これまで経験したことのない大きな
災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
ではないことを学ぶことができました。
この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
すために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日(日)
より「聖書通読」を再開しました。信仰の原点に帰って、
み言葉に聴き、おたがいが担っている試練を覚えながら、
共に祈り合い、支え合いながら歩みを進め、2022年12月
31日をもって、旧約聖書39巻すべての通読を無事終了
いたしました。主の見守りと導きに感謝するとともに、
教会に連なる皆様一人ひとりの祈りとご奉仕によって、
支えられたことを思い、心より御礼申し上げます。
引き続いて聖書通読を行なう予定ですが、都合により、
新約聖書の通読は、伝道師の帰国を待って、2023年春よ
り再開する予定です。どなたでも無理なく通読していた
だけるよう、本年4月頃には年間予定表(2023年新約版)
を添付する予定ですので、ご参加下さいますようご案内
いたします。
聖書通読表(2023年版) 只今更新中です。もうしばらくお待ちください。
■ 先週の集会報告
・礼拝準備祈祷会 4月2日(日)男5、女6、 計11名
・主日礼拝 4月2日(日)男5、女6、 計11名
・聖研祈祷会 4月6日(木)男2、女3、 計 5名
※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
によって支えられています。心から感謝申し上げます。
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