2023年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
            棕梠の主日礼拝

     2023年4月2日   午前10時30分~
                
               司 式    細井伝道師

               奏 楽    奏楽奉仕者



前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇 8篇            一 同
  
聖  書    ルカによる福音書 第23章32~49節 
                    (新) p. 158


祈  祷                     司式

讃 美 歌     21-307番          一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21300番          一 同

説  教    「イエス様の十字架」       牧 師
 
祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21-306番          一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                             説教要約 印刷用PDF      

棕梠の主日礼拝
説教
「イエス様の十字架」要約

聖書 ルカによる福音書 第23章32~49節


三本の十字架

 ゴルゴタの丘には三本の十字架がありました。中央にイエス様が、その両側に二人の犯罪人がつけられました。一人の犯罪人は言います。「お前がキリストなら、自分自身も、そして俺たちも救ってみろ」と。彼は何の反省もなく、自分の罪を他人にかぶせ、社会に責任を転嫁する態度です。もう一人は申します、「我々は当然の結果として罪を受けているのだ、だが、この方は何の悪いこともしていない」と。彼はイエス様の無罪を告白することができました。同時に自分の罪を認め、自分自身の責任であることを告白し、潔く刑罰を受けようと決心します。そして彼はイエス様に謙遜な願いを述べます。「主よ、あなたが御国においでになる時には、私のことを思い出して下さい」。彼は自分が天国に入る権利も資格もないことを知っていました。頼むべき業はないし、悔い改めを示して善行をつむ機会もない。ただ打ち砕かれて、主の憐れみにすがるのです。するとイエス様は、「はっきり言っておく。あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」と言われました。

② 父よ、彼らをお赦しください。
  自分が何をしているのか知らな いのです(34節)


 イエス様は何も悪いことをしていないのに裁判にかけられ、十字架につけられることになりました。鞭を打たれ、十字架を丘まで運ばされ、十字架に手と足を釘で打ちつけられ、その十字架が丘の上に立てられました。イエス様を見た人たちは、声を上げて笑いました。「他人を救ったのに、自分は救えない。何て、かっこ悪い救い主よ」。「お前が王様なら自分自身を救ってみろ」。特にイエス様を逮捕した人たちは、いい気味だと思ったのです。その時です。十字架の上からイエス様の声が聞こえてきました。「父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのか知らないのです」。新共同訳聖書では、この節に〔 〕がついています。聖書は、書き写されて伝えられてきました。「写本」と言います。その写本の中に、この節がないものもあるのです。なぜ、そのような写本があるのか。学者たちの間で議論は尽きません。おそらく、あまりにも信じがたい言葉で、書き写すのをためらったのでしょう。でも、私たちはこの言葉をイエス様の言葉と信じます。

イエス様の十字架

 イエス様の十字架は、イエス様が寛容だったことを意味しているのではありません。イエス様は、十字架においてご自身をいけにえにしながら、とりなしの祈りをして下さったのです。イエス様の十字架の出来事から、私たちの罪が見えてきます。神様の無力さをあざける罪。自分の正義に酔いしれ、人が苦しむのを楽しむ罪。自分が何をしているのか知らないのが、私たち罪人の姿です。しかしイエス様は、その私たちのために、命を献げて、祈って下さったのです。イエス様の十字架は、とりなしでもありました。イエス様の十字架によって、私たちの罪は、赦されたのです。イエス様は、犯罪人もとりなし、赦しを約束して、「父よ、わたしの霊を御手にゆだねます」と言って息を引き取りました。それを見たローマの隊長が言いました。「本当に、この人は正しい人だった」。イエス様は神様がお考えになる正しい事をなさったのです。それは、罪人を罰するのでなく赦すことでした。イエス様は、そのために十字架にかかって下さったのです。私たちも罪人です。心の中で悪いことを考えるし、神様が嫌う事をしてしまうからです。その私たちのために、イエス様は十字架で死んで下さったのです。イエス様の十字架、何と大きな愛でしょう。


           
           ■ 公  示

    2022年度第25回 茅ヶ崎堤伝道所定期総会を
    次の通り開催いたします。
    日 時   2023年4月16日(日)礼拝後
    場 所  日本基督教団 茅ヶ崎堤伝道所 礼拝堂
    議案Ⅰ  2022年度 活動報告承認の件
    議案Ⅱ  2022年度 会計決算報告承認の件
    議案Ⅲ  2023年度 活動計画策定の件
    議案Ⅳ  2023年度 伝道所予算決定の件
    議案Ⅴ  その他

 

           ■ お 知 ら せ

   「2023年度伝道活動資金」が教団より交付されます。
     交付金の使用目的は以下の通りです。
    ① CS(教会学校)再開準備のための費用。
    ② 伝道活動等を動画でライブ配信する設備費用の
     ために用いる。
     感謝して、正しく使いましょう。




   ◎ イースター(4月9日)に受洗・転会ご希望の方は、
     牧師迄お申し出ください。




      ■ スプリングコンサートへのお誘い

   細井伝道師作詞「アレセイア」、最初の作曲者であられる
   境田直美さん出演のスプリングコンサート 
     日時  4月30日(日) 15時開演。
     会場  ひらしん平塚文化芸術ホール・多目的ホール

      細井伝道師帰国歓迎会!?ご一緒しましょうね!


 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠



          2023年度 年間聖句

     「見よ、新しいことをわたしは行う。
           今や、それは芽生えている。」
           (イザヤ書43章19節 a)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・本庄旭教会と大坪直史牧師のために。
                   
            

            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・ 9:40~10:10   教会養育(大根の種まき)
    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:30  主日礼拝 
    ・11:30~11:45  讃美歌練習(担当:奏楽奉仕者)
    ・11:45~     お茶の会(自由参加です。)
  


            今週の集会

    ・聖研祈祷会  4月6日(木) 10:30-11:30  
      出エジプト記  13章3~10節 p.114 
 
    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の御
     言葉に耳を傾けた後、この日”共に覚える教会”
     として同欄に紹介されている「本庄旭教会」の
     お働きを覚えて祈りを合わせます。

 


            次主日のご案内

     イースター礼拝   4月9日(日)

    ・CSの時間 :      午前 9:40~10:10
               イースターエッグ作り。
    ・礼拝準備祈祷会    午前10:20~10:30
    ・主日礼拝       午前10:30~11:45
      司 式 : 細井 伝道師
      配 餐 : 配餐奉仕者
      交 読 : 詩編 9編
      聖 書 : ルカによる福音書 24章1~12節  
                    (新)p.158

      説 教 : 「イースターの朝」 三原 牧師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-325(キリスト・イエスは)
            21-333(主の復活、ハレルヤ)
     (聖餐式) 21-81 (主の食卓を囲み)

    ・礼拝後の集会
      讃美歌練習     担当:奏楽奉仕者
     「イースター茶話会」  自由参加です。

    ・4月役員会




            その他の報告
      


      ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
    在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当の教師
    から、神学校卒業を記念して曲をつけていただきまし
    た。感謝申し上げます。作曲者の承諾を得て、2022年
    4月より毎主日に頌栄の讃美歌として歌っています。

     


        ■「新つつみ通信・第5号」発行

        

     三原牧師の巻頭言ほか、2022年度の伝道所の歩み
    などを綴って、本年3月12日に発行いたしました。
    伝道所に来会される方々にお配りしています。 
    また、細井伝道師が留学先のケンブリッジから毎週
    送ってくださいました「活動報告」の内容は改めて
    「新つつみ通信第5号・別冊」に掲載しましたので、
    あわせてお読みください。
    

         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、3年の月日
    が経過致しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
    ではないことを学ぶことができました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日(日)
    より「聖書通読」を再開しました。信仰の原点に帰って、
    み言葉に聴き、おたがいが担っている試練を覚えながら、
    共に祈り合い、支え合いながら歩みを進め、2022年12月
    31日をもって、旧約聖書39巻すべての通読を無事終了
    いたしました。主の見守りと導きに感謝するとともに、
    教会に連なる皆様一人ひとりの祈りとご奉仕によって、
    支えられたことを思い、心より御礼申し上げます。

     引き続いて聖書通読を行なう予定ですが、都合により、
    新約聖書の通読は、伝道師の帰国を待って、2023年春よ
    り再開する予定です。どなたでも無理なく通読していた
    だけるよう、本年4月頃には年間予定表(2023年新約版)
    を添付する予定ですので、ご参加下さいますようご案内
    いたします。

                聖書通読表(2023年版) 只今更新中です。もうしばらくお待ちください。

   


           ■ 先週の集会報告

  ・礼拝準備祈祷会 3月26日(日)男3、女8、 計11名
  ・主日礼拝    3月26日(日)男3、女8、 計11名
  ・聖研祈祷会   3月30日(木)男1、女2、 計 3名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2023. 4. 1  by km. mn


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