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日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所 週 報
復活前第2(受難節第5)主日礼拝
2023年3月26日 午前10時30分~
司 会 礼拝奉仕者
奏 楽 奏楽奉仕者
前 奏 (黙 祷)
招 詞 司会者
頌 栄 (真理は主イエス・キリスト) 一 同
交 読 詩篇 7篇 一 同
聖 書 ルカによる福音書 第20章9~19節
(新) p. 149
祈 祷 司会者
讃 美 歌 21-510番 一 同
使徒信条 21-93番( 4-A ) 一 同
讃 美 歌 21-300番 一 同
説 教 「ブドウ園の農夫たちの罪」 牧 師
祈 祷 牧 師
讃 美 歌 21-313番 一 同
献 金 ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
感 謝 献金奉仕者
主 の 祈 21-93番 ( 5-A ) 一 同
讃 美 歌 21-92番 一 同
祝 祷 牧 師
後 奏 (黙 祷) 奏楽奉仕者
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説教要約 印刷用PDF
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復活前第2(受難節第5)主日礼拝
説教「ブドウ園の農夫たちの罪」要約
聖書 ルカによる福音書 第20章9~19節
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① イエス様の死と復活が暗示される「たとえ話」
レントも深まり、いよいよ来週は「棕梠の主日」です。今朝の聖書の個所では、イエス様の死と復活が暗示されるたとえ話が記されています。ガリラヤ周辺では、古代より多くのブドウ園が作られ、品質の良いブドウ酒も生産されていました。が、イエス様がおられた時代は、この周辺一帯もローマ帝国の傘下にあり、ブドウ園も、たいてい国外に住む大富豪のものとなっていました。どれほど力を尽くしてブドウを育てたとしても、その実りが国外に流れてしまうという社会の中で、イエス様は「ブドウ園と農夫のたとえ」と呼ばれる話をされました。ブドウ園の農夫たちは、主人から遣わされてきた僕を追い出し、最後にはその主人の息子を殺してしまいました。この息子の殺害は、「相続財産を我々のものにしよう」という意図をもった冷静な判断によってなされた行動でした。イエス様の十字架の死も同じでした。聖書には「十字架につけろ」と感情的に叫ぶ人々の裏で淡々とイエス様を死へと追いやる祭司長や律法学者たちの姿が記されています。
② ブドウ園と農夫のたとえ話
このブドウ園のたとえ話はイザヤ書5章1~7節の「ブドウ畑の歌」がモチーフとなっており、このたとえ話を聞いていた人々も、イザヤ書が元にあることに気付いていたと思います。ブドウ園を所有する人がいました。長い旅をする間、その人はブドウ園を農夫たちに貸しました。農夫たちは、良いブドウの実がなるよう一生懸命働きました。やがて立派なブドウができました。でも、自分たちが手入れし、働いて実らせたブドウをブドウ園の主人に渡さなくてはなりません。農夫たちは、全部自分たちのものにしたいなと思いました。そこでブドウを受け取るために主人から使用人たちが送られてくると、袋叩きにして追い返しました。このようなことが三度繰り返されました。とうとうブドウ園の主人は、自分の息子なら大切にしてくれるだろうと思って、愛する息子を送り出しました。ところが農夫たちはこの息子を見て、「この跡取りを殺してしまおう。そうすれば、このブドウ園は自分たちのものになる」と話し合い、息子を殺してしまったのです。
③ ブドウ園の農夫たちの罪
このお話に出てきた「ブドウ園」とは“イスラエル”のこと。「主人」は“神様”のこと。「農夫たち」は“イスラエルの人”のこと。「遣わされる僕」は“神様の言葉を語った預言者たち”。そして、「息子」とは“イエス様”を指しています。神様が大切なイエス様を送って下さったのに、自分たちの好き勝手にしたいと思って主人の息子を殺してしまった農夫たちのように、イスラエルの人たちは「十字架につけろ」と叫んで、神様のかけがえのない大切な独り子であるイエス様を十字架につけて殺してしまいました。私たちが住んでいるこの世界も、神様が愛をもって造られた美しいブドウ園です。このブドウ園の話もイエス様の十字架の出来事も、多くの人々の思惑が絡んだ人の罪の姿を示しています。私たちは、この世が神様なんかいない所、自分勝手に暮らしていける所のように考えていないでしょうか。自分を一番にしたい気持ち、自分だけが楽しければよいという思いが人の罪の姿なのです。それでもなお、イエス様は罪にまみれた私たちを救うために十字架へと向かわれました。イエス様を十字架に追いやった人々と同じ気持ちが、私たちにもあります。そんな自分の心を見つめながら、ご一緒にレントの時を歩んで参りましょう!
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■ お 知 ら せ
一、「2023年度伝道活動資金」が教団より交付されます。
交付金の使用目的は以下の通りです。
① CS(教会学校)再開準備のための費用。
② 伝道活動等を動画でライブ配信する設備費用の
ために用いる。
感謝して、正しく使いましょう。
二、「第25回茅ヶ崎堤伝道所総会」は、4月16日(日)
礼拝後に開くことが2月役員会で決定しています。
『教憲教規』により、公示は、2回(4月2日と9日)
当日の週報において掲載させていただきます。
「総会議案書」作成のため、それぞれの担当者は、
準備を以下のようにお願いいたします。
原稿 〆切…4月2日(但し、会計は9日役員会後)
印刷・製本…4月2日 ~ 4月9日(日)午後1時
「総会議案書」配布 … 4月9日(日)午後1時~
◎ イースター(4月9日)に受洗・転会ご希望の方は、
牧師迄お申し出ください。
新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
お願い申し上げます。
なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
2021.2.7 牧師・三原信惠
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2022年度 年間聖句
「後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与え
になる賞を得るために、目標を目指してひたすら
走ることです。」
(フィリピの信徒への手紙3章13b~14節)
今週の祈り
・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
・病や困難の中にある友のために。
・白岡菖蒲教会と東海林昭雄牧師のために。
本日の集会
(感染予防対策を講じながら行います)
・10:20~10:30 礼拝準備祈祷会
・10:30~11:30 主日礼拝
・11:30~11:45 讃美歌練習(担当:奏楽奉仕者)
・11:45~ お茶の会(自由参加です。)
今週の集会
・聖研祈祷会 3月30日(木) 10:30-11:30
サムエル記下 23章8~23節 p.521
・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の御
言葉に耳を傾けた後、この日”共に覚える教会”
として同欄に紹介されている 白岡菖蒲教会の
お働きを覚えて祈りを合わせます。
次主日のご案内
■棕梠(しゅろ)の主日礼拝 4月2日(日)
・教会学校 : 午前 9:40~10:10
「春の大根」の種を植えます。
・礼拝準備祈祷会 午前10:20~10:30
・主日礼拝 午前10:30~11:30
司 式 : 細井 伝道師
交 読 : 詩編 8編
聖 書 : ルカによる福音書 23章32~49節
(新)p.158
説 教 : 「イエス様の十字架」三原 牧師
献 金 : 献金奉仕者
奏 楽 : 奏楽奉仕者
讃美歌 : 21-307(ダビデの子、ホサナ)
21-300(十字架のもとに)
21-306(あなたもそこにいたのか)
・礼拝後の集会
讃美歌練習 担当:奏楽奉仕者
お茶の会 自由参加です。
その他の報告
■ 伝道師の活動報告
イギリス・ケンブリッジ大学に留学中の細井伝道師は、
半年間の客員研究員としての勤めを終えて、来週帰国
することになりました。渡航してから現在に至るまで
伝道所に連なる一人ひとりから尊い祈りが献げられて
きたことを覚えて、心より感謝申し上げます。留学中、
細井先生より毎週送られて参りました活動報告の内容
は、「新つつみ通信」第5号・別冊に載せて、3月末
に発行予定です。
■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」
今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当の教師
から、神学校卒業を記念して曲をつけていただきまし
た。感謝申し上げます。作曲者の承諾を得て、2022年
4月より毎主日に頌栄の讃美歌として歌っています。
■「新つつみ通信・第5号」発行
三原牧師の巻頭言ほか、2022年度の伝道所の歩み
などを綴って、本年3月12日に発行いたしました。
伝道所に来会される方々にお配りしています。
■ 前向き・肯定的に!
わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、3年の月日
が経過致しました。これまで経験したことのない大きな
災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
ではないことを学ぶことができました。
この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
すために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日(日)
より「聖書通読」を再開しました。信仰の原点に帰って、
み言葉に聴き、おたがいが担っている試練を覚えながら、
共に祈り合い、支え合いながら歩みを進め、2022年12月
31日をもって、旧約聖書39巻すべての通読を無事終了
いたしました。主の見守りと導きに感謝するとともに、
教会に連なる皆様一人ひとりの祈りとご奉仕によって、
支えられたことを思い、心より御礼申し上げます。
引き続いて聖書通読を行なう予定ですが、都合により、
新約聖書の通読は、伝道師の帰国を待って、2023年春よ
り再開する予定です。どなたでも無理なく通読していた
だけるよう、本年4月頃には年間予定表(2023年新約版)
を添付する予定ですので、ご参加下さいますようご案内
いたします。
聖書通読表(2022年版) 印刷用PDF
■ 先週の集会報告
・礼拝準備祈祷会 3月19日(日)男4、女5、 計 9名
・主日礼拝 3月19日(日)男4、女5、 計 9名
・聖研祈祷会 3月23日(木)男2、女3、 計 5名
※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
によって支えられています。心から感謝申し上げます。
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