2022年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
       復活前第3(受難節第4)主日礼拝

     2023年3月19日   午前10時30分~
                
               司 会    礼拝奉仕者

               奏 楽    奏楽奉仕者



前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司会者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇 6篇            一 同
  
聖  書    ルカによる福音書 第9章28~36節 
                    (新) p. 123


祈  祷                     司会

讃 美 歌     21-436番          一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21437番          一 同

説  教   「救いの完成にむけた旅立ち」    牧 師
 
祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21-520番          一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                             説教要約 印刷用PDF      

復活前第3(受難節第4)主日礼拝
説教
「救いの完成にむけた旅立ち」要約

聖書 ルカによる福音書 第9章28~36節


「主の変容」と呼ばれる不思議な出来事

 イエス様は祈るためにペトロとヨハネ、ヤコブの三人を連れて山に登られました。実は、山を登っていた時、弟子たちの心は不安でいっぱいでした。 少し前にイエス様は「私は多くの苦しみを受けて殺される」と語っておられたからです。大好きなイエス様は、栄光に輝くイスラエルの王になるのではなく、十字架にかかって殺されるというのです。イエス様からその話を聞いて、八日がたちました。しかし時間がたっても、弟子たちは不安でいっぱいでした。これからイエス様が、どのような道を歩まれるのかが理解できなかったからです。しかし、この山の上で彼らは素晴らしい光景を目の当たりにしました。神様の栄光に触れたのです。皆で祈っていると、突然イエス様が光輝き、昔イスラエルの人たちをエジプトの奴隷生活から導き出したモーセと、誰もが知っている大預言者エリヤが現れて、イエス様と共に話し始めたのです。ペトロは。この素晴らしい光景を見て訳が分からなくなり、「先生、ここに仮小屋を三つ建てましょう」と叫びました。

神様の救いのご計画

 素晴らしい光景を見たペトロは、このまま山上にとどまっていたい一心でした。仮小屋を三つ(一つはあなたのため、一つはモーセのため、一つはエリヤのため)に建てたいと願ったペトロは、十字架にかかるためエルサレムに行くのでなく、この素晴らしい場所にずっといたいと思ったのです。すると、天から声がしました。「これはわたしの子、選ばれた者。これに聞け」。神様の声でした。次の瞬間には、モーセとエリヤはいなくなり、イエス様だけになっていました。三人が話していたのは、イエス様がエルサレムで遂げようとしておられる最期のことだったと聖書は語っています。ルカによる福音書は、この出来事を「最期(エクソドス)」という言葉を通して、出エジプトの出来事と重ね合わせて語っています。モーセは、結局、約束の地に入ることなく命を終えましたが、イエス様は十字架による贖いを通して、私たちを天へと招き入れて下さるのです。そして「最期」とは、十字架だけではなく、復活へとつながる神様の救いのご計画なのです。

救いの完成にむけた旅立ち

 イエス様は山を下ります。ここから、主の十字架へと続く「エルサレムへの旅」が始まります。主の変容の出来事は、これまで病を癒やし、悪霊を追い出していたイエス様が、神の領域にある方であると示された事、そしてなお、その歩みが十字架の死に向かうものであると示された出来事でした。イエス様は山上で礼拝されることではなく、私たちの罪を背負って十字架にかかり、死をもって死を滅ぼし、復活の神秘を通して、神の愛と和解を示すことでした。ルカはこの事を、最期(エクソドス)という言葉で語りましたが、当時「エクソドス」という言葉は、演劇で用いられる一般的な言葉で、劇の終章(最後の章)を示す言葉でした。このことも併せて読んでいくと、イエス様の「エルサレムへの旅」はイエス様が十字架にかかって終わるのではなく、イエス様の復活と昇天、聖霊降臨、弟子たちの働きにつながっていくものです。そして、弟子たちの働きを通して完成されるものであるとも考えられます。そのように考えると、私たちの日ごろの宣教の業も、主が山上で語られていた「最期」につながるものであると言えるでしょう。栄光に輝くイエス様と共に、今ここに座しておられる私たちも、神様の恵みを語り伝えていきましょう!



   

         ■  愛する子供たちへ

                       原崎 百子

    あなたがたは信じるだろうか、
    この母が、あなたたちをこよなく愛していることを。
    一人一人を、どの一人もかけがえのないものとして、
    こんなにも切ない思いで愛していることを。
    あなたたちを、この体の中ではぐくみ、父とともに、
    感謝と喜びをもって、迎え、抱き、育て、力を合わせて
    いつくしんできたことを。

    あなたがたが、この母の愛を信ずるならば、どうか
    信じて欲しい、神さまの愛を信じて欲しい。一人一人を
    かけがえのないものとして、いつくしんで下さっている
    神さまの愛を、信じて欲しい。

    たとい、お母さんが天に召されても、それでも、
    あなたがたが信じつづけられるように。
    悲しみを乗り越えて生きて行けるように。
    覚えてほしい、私の愛は小さな支流、
    神さまの愛こそが本流であると。

        



   ◎ イースター(4月9日)に受洗・転会ご希望の方は、
     牧師迄お申し出ください。


 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠



          2022年度 年間聖句

    「後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
    神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与え
    になる賞を得るために、目標を目指してひたすら
    走ることです。」
        (フィリピの信徒への手紙3章13b~14節)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・所沢みくに教会と
      加藤久幸牧師、加藤輝勢子牧師のために。
                   
            

            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:30  主日礼拝 
    ・11:30~11:45  讃美歌練習(担当:奏楽奉仕者)
    ・11:45~     お茶の会(自由参加です。)
  


            今週の集会

    ・聖研祈祷会  3月23日(木) 10:30-11:30  
      サムエル記下 18章1~18節  p.509  

    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の御
     言葉に耳を傾けた後、この日”共に覚える教会”
     として同欄に紹介されている所沢みくに教会の
     お働きを覚えて祈りを合わせます。

 


            次主日のご案内

     復活前第2主日礼拝   3月26日(日)

    ・礼拝準備祈祷会      午前10:20-10:30
    ・主日礼拝         午前10:30-11:30
      司 会 : 礼拝奉仕者
      交 読 : 詩編 7編
      聖 書 : ルカによる福音書 20章 9~19節  
                    (新)p.149

      説 教 : 「ブドウ園の農夫たちの罪」 
                     三原 牧師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-510(主よ、終わりまで)
            21-300(十字架のもとに)
           21-313(愛するイエス)

    ・礼拝後の集会
      讃美歌練習   担当:奏楽奉仕者
      お茶の会    自由参加です。




            その他の報告


        ■ 伝道師の活動報告

   イギリス・ケンブリッジ大学に留学中の細井伝道師より
   毎週頂戴する活動報告です。礼拝堂うしろの専用掲示板
   でご覧いただけます。毎週楽しみですね!細井伝道師の
   ご健康とお働きを覚えてお祈りいただけたら幸いです。 



      ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
    在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当の教師
    から、神学校卒業を記念して曲をつけていただきまし
    た。感謝申し上げます。作曲者の承諾を得て、2022年
    4月より毎主日に頌栄の讃美歌として歌っています。

     


         ■「新つつみ通信・第5号」
           3月12日(日)発行

    教会に連なる方々、来会される皆様にお配りします。 
    

         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、3年の月日
    が経過致しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
    ではないことを学ぶことができました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日(日)
    より「聖書通読」を再開しました。信仰の原点に帰って、
    み言葉に聴き、おたがいが担っている試練を覚えながら、
    共に祈り合い、支え合いながら歩みを進め、2022年12月
    31日をもって、旧約聖書39巻すべての通読を無事終了
    いたしました。主の見守りと導きに感謝するとともに、
    教会に連なる皆様一人ひとりの祈りとご奉仕によって、
    支えられたことを思い、心より御礼申し上げます。

     引き続いて聖書通読を行なう予定ですが、都合により、
    新約聖書の通読は、伝道師の帰国を待って、2023年春よ
    り再開する予定です。どなたでも無理なく通読していた
    だけるよう、本年4月頃には年間予定表(2023年新約版)
    を添付する予定ですので、ご参加下さいますようご案内
    いたします。

                     聖書通読表(2022年版) 印刷用PDF

   


           ■ 先週の集会報告

  ・礼拝準備祈祷会 3月12日(日)男4、女7、 計11名
  ・主日礼拝    3月12日(日)男4、女7、 計11名
  ・聖研祈祷会   3月16日(木)男2、女3、 計 5名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2023. 3. 18  by km. mn


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