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日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所 週 報
復活前第4(受難節第3)主日礼拝
2023年3月12日 午前10時30分~
司 会 礼拝奉仕者
配 餐 配餐奉仕者
奏 楽 奏楽奉仕者
前 奏 (黙 祷)
招 詞 司会者
頌 栄 (真理は主イエス・キリスト) 一 同
交 読 詩篇 5篇 一 同
聖 書 ルカによる福音書 第9章18~27節
(新) p. 122
祈 祷 司会者
讃 美 歌 21-465番 一 同
使徒信条 21-93番( 4-A ) 一 同
讃 美 歌 21-315番 一 同
説 教 「自分の十字架を背負う道」 牧 師
祈 祷 牧 師
讃 美 歌 21-78番 一 同
献 金 ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
感 謝 献金奉仕者
主 の 祈 21-93番 ( 5-A ) 一 同
讃 美 歌 21-92番 一 同
祝 祷 牧 師
後 奏 (黙 祷) 奏楽奉仕者
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説教要約 印刷用PDF
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復活前第4(受難節第3)主日礼拝
説教「自分の十字架を背負う道」要約
聖書 ルカによる福音書 第9章18~27節
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① ペトロの最初の信仰告白
今朝の個所は、ペトロが初めて「(イエスは)神からのメシアです」と告白した時のことが記されています。この信仰告白は、「群衆はわたしのことを何者だと言っているか」(18)という主イエスから出てきた問いです。弟子たちは他の人がどう考えているのかということなら、「洗礼者ヨハネ」や「エリヤ」、又「昔の預言者が生き返った者」と気軽に言えます。でも弟子たちはすぐに答えられませんでした。勿論、みんなイエス様のことが大好きです。しかし、そのことを言葉として語るのには勇気がいります。好きな人の目の前で自分が書いたラブレターを読むようなものです。皆が口をつぐんでいると、ペトロが答えました。これが、ペトロの最初の信仰告です。でも、たぶん、この時にぺトロがイメージしていた「メシア」とは、栄光に満ちたイエス様の姿だったことでしょう。誰も、イエス様が十字架で死ぬなんて、思いたくありませんでした。だからこそ、主イエスは、続けて、十字架による死と復活という神様の神秘に満ちたご計画を語られたのです。
② 日々、自分の十字架を負って
主イエスは「自分を捨て」「自分の十字架を負え」「主に従え」という三つの命令を下されます。『自分を捨て』=自己否定です。しかしそれは自己訓練のための禁欲ということではありません。自分の義を立てる事ではないのです。主が言われるのは、すっかり自分をあけ渡し、無条件降伏をすること、そしてどんなことでも神様の命令のままに進むことです。行為によってではなく、恵みによって義とされるのです。『自分の十字架を負え』=「自分」が好きで選んだ道ということではありません。キリストが負えと命じられる課題を責任回避することなく正面から取り組むことです。キリスト者の負うべき十字架を語り合うのではなく、私自身に関わるものとして、「今、ここで」キリストと共に生きるのです。「自分の十字架」は一人ひとり重さも形も皆、違った十字架です。『主に従え』=苦難の生涯を「我が道を行く」のは、正しい生き方ではありません。主イエス・キリストに完全な服従がなしとげられる、これがキリストに従う者の取るべき道なのです。
③ 自分の十字架を背負う道
人生とは重い荷物を背負って山に登るようなものだ、と聞かされた男が、夜、夢を見ました。自分の背中に十字架が背負わされており、自分の進む道は高い山に続く坂道です。彼は歩き始めましたが、十字架が重く、途中で立ち止まってしまいました。すると向こうから、小さな十字架を背負い、楽しそうにやって来る人がいます。彼は、その十字架と自分の十字架を交換してもらいました。が、その十字架は鉛のように重く、一歩も歩くことができません。しばらくすると、大きな十字架を背負った男が、スキップしながらこちらにやって来るではありませんか。彼は大小に騙されないぞと、その大きな十字架と交換してもらいました。だが、その十字架に押しつぶされてしまい、歩くことはおろか、立ち上がることもできません。彼は、「神様、助けて!」と悲鳴をあげつつ神様に祈ると、程よい大きさの十字架を担いで歌をうたいながらやってきた人が彼を助け、十字架を交換してくれました。彼は「ああ、助かった」と、その十字架を見ると、最初に自分が背負っていた十字架でした。私たちは、主の十字架の苦しみを思い、自分の十字架を背負い、罪と向き合い、救いを宣言される主に従って、イースターへの旅を続けてまいりましょう!
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■ レント(四旬節)を覚えて
クリスチャンは、四旬節に「○○をしない」と目標を決めて
守っている方もいらっしゃいます。「○○しない」という目標
は自分がつらくなるときがあるので、「○○を頑張る」という
目標をもって、イエス様の受難を覚えて過ごしましょう。
■3月のリタニー 「 希望の光 」
司会者 クリスマス、静かな夜に
みんな イエスさまはお生まれになりました。
(一緒に) 私たちの心に希望の光がともりました。
司会者 希望の光であるイエスさまは
みんな 弱い人と共に生きられました。
司会者 神さまの み心のとおりに生きられました。
みんな 小さくされた人と一緒に生きられました。
司会者 今、イエスさまは十字架の道を歩まれます。
みんな 私たちを神さまの子どもとするために。
(一緒に) 神さまを悲しませてしまう私たちなのに、
イエスさまは苦しい十字架へと
歩んでくださいます。
神さまの大きな愛に感謝します。アーメン
◎ イースター(4月9日)に受洗・転会ご希望の方は、
牧師迄お申し出ください。
新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
お願い申し上げます。
なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
2021.2.7 牧師・三原信惠
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2022年度 年間聖句
「後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与え
になる賞を得るために、目標を目指してひたすら
走ることです。」
(フィリピの信徒への手紙3章13b~14節)
今週の祈り
・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
・病や困難の中にある友のために。
・武蔵豊岡教会と栗原清牧師のために。
本日の集会
(感染予防対策を講じながら行います)
・10:20~10:30 礼拝準備祈祷会
・10:30~11:45 主日礼拝
・11:45~12:00 讃美歌練習(担当:奏楽奉仕者)
・12:00~ お茶の会
3月役員会(「お茶の会」後)
役員の方はお残りください。
今週の集会
・聖研祈祷会 3月16日(木) 10:30-11:30
サムエル記下 12章15b~25節
・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の御
言葉に耳を傾けた後、この日”共に覚える教会”
として同欄に紹介されている武蔵豊岡教会の
お働きを覚えて祈りを合わせます。
次主日のご案内
■復活前第3主日礼拝 3月19日(日)
・礼拝準備祈祷会 午前10:20-10:30
・主日礼拝 午前10:30-11:45
司 会 : 出席役員
交 読 : 詩編 6編
聖 書 : ルカ福音書9章28~36節
(新)p.123
説 教 : 「救いの完成にむけた旅立ち」
三原 牧師
献 金 : 献金奉仕者
奏 楽 : 奏楽奉仕者
讃美歌 : 21-436(十字架の血に)
21-437(行けども行けども)
21-520(真実に清く生きたい)
・礼拝後の集会
讃美歌練習 担当:奏楽奉仕者
お茶の会 自由参加です。
その他の報告
■ 伝道師の活動報告
イギリス・ケンブリッジ大学に留学中の細井伝道師より
毎週頂戴する活動報告です。礼拝堂うしろの専用掲示板
でご覧いただけます。毎週楽しみですね!細井伝道師の
ご健康とお働きを覚えてお祈りいただけたら幸いです。
■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」
今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当の教師
から、神学校卒業を記念して曲をつけていただきまし
た。感謝申し上げます。作曲者の承諾を得て、2022年
4月より毎主日に頌栄の讃美歌として歌っています。
■「新つつみ通信・第5号」
3月12日(日)発行
教会に連なる方々、来会される皆様にお配りします。
■ 前向き・肯定的に!
わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、3年の月日
が経過致しました。これまで経験したことのない大きな
災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
ではないことを学ぶことができました。
この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
すために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日(日)
より「聖書通読」を再開しました。信仰の原点に帰って、
み言葉に聴き、おたがいが担っている試練を覚えながら、
共に祈り合い、支え合いながら歩みを進め、2022年12月
31日をもって、旧約聖書39巻すべての通読を無事終了
いたしました。主の見守りと導きに感謝するとともに、
教会に連なる皆様一人ひとりの祈りとご奉仕によって、
支えられたことを思い、心より御礼申し上げます。
引き続いて聖書通読を行なう予定ですが、都合により、
新約聖書の通読は、伝道師の帰国を待って、2023年春よ
り再開する予定です。どなたでも無理なく通読していた
だけるよう、本年4月頃には年間予定表(2023年新約版)
を添付する予定ですので、ご参加下さいますようご案内
いたします。
聖書通読表(2022年版) 印刷用PDF
■ 先週の集会報告
・礼拝準備祈祷会 3月5日(日)男3、女5、 計8名
・主日礼拝 3月5日(日)男3、女5、 計8名
・聖研祈祷会 3月9日(木)男1、女3、 計4名
※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
によって支えられています。心から感謝申し上げます。
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