2022年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
          降誕節第8主日礼拝

     2023年2月12日   午前10時30分~
                
               司 会    出席役員

               配 餐    配餐奉仕者

               奏 楽    奏楽奉仕者


前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司会者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇 1篇            一 同
  
聖  書    ヨハネの手紙 一 第5章20節 (新) p.447

祈  祷                     司会

讃 美 歌     21-210番          一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21505番          一 同

説  教    「真実の愛」           牧 師
 
祈  祷                     牧 師

聖 餐 式                    牧 師

讃 美 歌     21-78番           一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                             説教要約 印刷用PDF      

降誕節第8主日礼拝
説教
「真実な愛」要約
ヨハネの手紙 一 第5章20節


神は愛である

 四百数十年前にキリスト教が初めて宣教師たちによって、この日本に入ってきました。宣教師たちは言葉の壁にぶつかりました。彼らは色々伝えたかったけれど、その中心となるのは神の愛。「神は愛である」ということを一番伝えたかった。その「神」という言葉が八百万の神々を表す恐れがあった為、神というラテン語そのまま「ゼウス」。それに、天のあるじと書いて「天主」という言葉を当てはめて使った。今風に言えば「天のお父様」ですね。そして「愛」という言葉も当時の日本になかったので、代わりに大切にするの「大切」に丁寧語の「御」をつけて「御大切」という言葉を使ったということが辞書に載っています。身分階級の厳しかった時代、人間、一人一人は「天のお父様の御大切」です。男尊女卑という風潮が強かった時代に性別に拘わらず、あなた方一人一人は「天のお父様の御大切」です。封建制度の中で若者が軽んじられ、弱い者がさげすまれていた時、年齢・体の強弱に関係なく、人は皆「天のお父様の御大切」と伝えたのです。

永遠の命と永遠の今

 ヨハネの手紙一の著者は『ヨハネによる福音書』記者の神学思想の正しい後継者であると言われています。『ヨハネによる福音書』の有名な聖句、当伝道所2019年度の年間愛唱聖句として覚えましたね。(一緒にどうぞ)「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである」(ヨハネ3:16)。この聖句は
<私たち一人一人の存在が尊いという思想>。また、<命あるものは総て例外なしに神の祝福を受けて創造に際し祝福のもとに「生」を受けているという理解が旧新約聖書を貫いている神学思想>。そして、<神の言(ことば)そのものであるイエスにおいて、私たちは、神の永遠の命を「今」という時に与る恵みを得ているというメッセージ>。それらが『ヨハネの手紙一』にあります。時間と空間の限られた「生」に生きる私たちは、信仰において「永遠の今」を生きることを許されています。ここに「自分を愛するように隣人を愛する」ことを神から与えられているのです。

真実な愛

 ヨハネの手紙に「互いに愛し合うこと、これがあなたがたの初めから聞いている教え」です(3:11)という言葉があります。イエス様は自分を十字架につけた人について、「父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのか知らないのです」(ルカ23:34)と十字架上で祈りました。今朝の聖書では、そんなイエス様のことを「真実の神、永遠の命です」と言っています。そして「わたしたちは真実な方の内に、その御子イエス・キリストの内にいるのです」とも言われています。私たち一人一人は、そんなイエス様の大きな愛に包まれているのです。だから、私たちもイエス様のまねをして、少しずつでも嫌いな人のためにも祈ることができるようになりたいですね。インドで貧しい人のために働いたマザー・テレサは、「愛の反対は憎しみではない。無関心だ」と言いました。私たちは、マザー・テレサのような大きなことはできないかも知れませんが、今困っている人について知ること、お祈りすることはできますね。まず「自分を大切にしましょう。イエス様に愛されていることをいつも感じつつ、自分のためにも、また周りの人のことも大切にしましょう。「互いに愛し合う」ことによって、私たちの周りに平和を作っていけるといいですね。




      ■ 『テイヤール・ド・シャルダンの言葉』
            
  
    人生には たった一つの義務しかない

              愛することを学ぶことだ。

    人生には たった一つの幸せしかない

          それは 愛することを知ることだ。




      ■ 2月11日は、「信教の自由を守る日」

    日本基督教団では、2月11日の「建国記念の日」は
   かつての戦争の精神的支柱のひとつ「紀元節」の復活に
   繋がるとして、それに反対の意思を表すため、教会暦の
   ひとつに「信教の自由を守る日」を制定しました。

    日本国憲法第20条は「信教の自由は、何人に対しても
   これを保障する」と定めています。信教の自由は、生ま
   れながらにすべての人が持ち、為政者や権力者が奪うこ
   とのできない基本的人権であり、教会には「信教の自由
   を守る」日本国憲法擁護の務めがあります。
    それを改めて自覚するために、この日に近い礼拝日を
   「信教の自由を守る日」として献げています。  




 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠



          2022年度 年間聖句

    「後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
    神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与え
    になる賞を得るために、目標を目指してひたすら
    走ることです。」
        (フィリピの信徒への手紙3章13b~14節)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・浦和別所教会と澤田石秀晴牧師のために。
                   
            

            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:45  主日礼拝 
    ・11:45~12:00  讃美歌練習(担当:奏楽奉仕者)
    ・12:00~     お茶の会
    ・12:15~     2月定例役員会
  

            今週の集会

    ・聖研祈祷会  2月16日(木) 10:30-11:30  
      サムエル記上 14章24~46節 (旧)p.449

    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の
     言葉に耳を傾けた後、この日”共に祈る教会”
     として同欄に紹介されている浦和別所教会の
     お働きを覚えて祈りを合わせます。

 


            次主日のご案内

     降誕節第9主日     2月19日(日)

    ・礼拝準備祈祷会      午前10:20-10:30
    ・主日礼拝         午前10:30-11:30
      司 会 : 出席役員
      交 読 : 詩編 2編
      聖 書 : ヨハネの黙示録 4章8節 
                 (新)p.457

      説 教 : 「聖なるかな、やがて来られる方」 
                  三原 牧師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-296(いのちのいのちよ)
            21-510(主よ、終わりまで)
     (聖餐式) 21-83 (聖なるかな)

    ・礼拝後の集会
      讃美歌練習   担当:奏楽奉仕者
      お茶の会    自由参加です。
             どなたでもどうぞ!
  
      
           



            その他の報告


        ■ 伝道師の活動報告

   イギリス・ケンブリッジ大学に留学中の細井伝道師より
   毎週頂戴する活動報告です。礼拝堂うしろの専用掲示板
   でご覧いただけます。毎週楽しみですね!細井伝道師の
   ご健康とお働きを覚えてお祈りいただけたら幸いです。 



      ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
    在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当の教師
    から、神学校卒業を記念して曲をつけていただきまし
    た。感謝申し上げます。作曲者の承諾を得て、2022年
    2022年4月より毎週、主日礼拝で賛美しています。

     
       ■「新つつみ通信」第4号を発行しました。 

        
   
     牧師の巻頭言をはじめ、「鈴木一郎先生を偲ぶ会」
    で語られた言葉を特集して、第4号を発行しました。
    御多忙の中をご出席いただき、貴重な証言を語って
    いただいた方々に心より御礼申し上げます。
     教会に連なる皆さまや、来会される方々にお配り
    しています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、3年の月日
    が経過致しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
    ではないことを学ぶことができました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日(日)
    より「聖書通読」を再開しました。信仰の原点に帰って、
    み言葉に聴き、おたがいが担っている試練を覚えながら、
    共に祈り合い、支え合いながら歩みを進め、2022年12月
    31日をもって、旧約聖書39巻すべての通読を無事終了
    いたしました。主の見守りと導きに感謝するとともに、
    教会に連なる皆様一人ひとりの祈りとご奉仕によって、
    支えられたことを思い、心より御礼申し上げます。

     引き続いて聖書通読を行なう予定ですが、都合により、
    新約聖書の通読は、伝道師の帰国を待って、2023年春よ
    り再開する予定です。どなたでも無理なく通読していた
    だけるよう、本年4月頃には年間予定表(2023年新約版)
    を添付する予定ですので、ご参加下さいますようご案内
    いたします。

                     聖書通読表(2022年版) 印刷用PDF

   


           ■ 先週の集会報告

  ・礼拝準備祈祷会 2月5日(日)男3、女8、 計11名
  ・主日礼拝    2月5日(日)男3、女8、 計11名
  ・聖研祈祷会   2月9日(木)男1、女2、 計 3名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2023. 2. 11  by km. mn


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