2022年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
           元 旦 礼 拝

     2023年1月1日   午前10時30分~
                
               司 会    出席役員

               奏 楽    奏楽奉仕者


前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    21-24番           一 同
  
交  読    詩篇 145篇          一 同
  
聖  書    マタイによる福音書 第25章31~40節
                    (新) p.
50

祈  祷                     司式者

讃 美 歌     21-504番          一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21505番          一 同

説  教    「楽しみにしていること」     牧 師
 
祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21-507番          一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                             説教要約 印刷用PDF      

元 旦 礼 拝
説教
 「楽しみにしていること」 要約
マタイによる福音書 第25章31節~40節


靴屋のマルチン

 トルストイ原作の「靴屋のマルチン」をご存じですか?こんな話です。失意の毎日を過ごしていた靴屋のマルチンさんは、ある夜、夢の中で「明日、あなたの所に行くよ」というイエス様の声を聞きました。マルチンさんは大喜びです。でも翌日、マルチンさんが出会ったのは寒そうな外で、雪かきをしている疲れたおじいさんと、寒さにふるえながらお腹を空かせて困っている赤ちゃんを連れた女の人と、りんご売りのおばあさんからりんごを盗んだ男の子だけでした。イエス様は来なかったと落胆するマルチンさんにその夜、イエス様の声が聞こえてきました。「私は今日、あなたの所に行きましたよ」。イエス様は、おじいさん、女の人、おばあさん、男の子の姿で、マルチンさんに会いに来られたのです。イエス様は目には見えませんが、困っている人の姿になって、私たちの所にも来てくださっているのかもしれません。その人に優しくしたら、きっとイエス様は「私に優しくしてくれて、ありがとう」とおっしゃってくださるにちがいありません。       
「羊飼いのたとえ」と「王のたとえ」

 イエス様は二つのたとえをもって、「終末の時」について語られました。「羊飼いのたとえ」は、当時の習慣を素材にしています。日中には羊と山羊は一緒に放牧されますが、夜になると、それぞれに適した場所(山羊は洞穴や小屋、羊は戸外の囲い)へと分けられます。どちらが良くてどちらが悪いというのではなく、羊飼いは羊にも山羊にも、どちらにも愛情を注いでいるので分けるのです。勿論、羊飼いが羊と山羊を分けることには「裁き」の響きもありますが、そのようにして裁くお方は、愛に満ちた羊飼いイエス様であることを福音書は伝えていると言えます。「王のたとえ」の前半は、「祝福された人たち」について語られています。王は「わたしの父」と言いますが、この言葉によって「王」はイエス様であることが示されます。祝福を受ける人々は、どうして自分がこのような祝福を受けることになったのか分からずにとまどいます。私たちを裁くお方は、自分自身ですら忘れてしまうような小さな愛でさえも見逃されることのないお方なのです。

楽しみにしていること

 イエス様を信じる私たちには、とても楽しみにしていることがあります。それは、イエス様とお会いする日が来ることです。その日がいつ来るのかは分かりませんが、イエス様は絶対にまた私たちに会いに来てくださると、聖書に書かれています。だから、イエス様を信じる私たちは、イエス様とお会いする日が来ることを待っています。なぜその日をこれほどまでに心待ちしているのでしょうか?イエス様が大好きだからです。大好きなイエス様にお会いすることを思うと、嬉しくなります。でも、イエス様にお会いしたら、どうしたらよいのかしら。イエス様に何てお話ししたらよいかしら。イエス様は私のことを知っておられるかしら。皆がイエス様とお話ししていたら私の順番は来ないかもしれない。このように、私たちには心配もあるかもしれません。でも大丈夫です。聖書には、イエス様が私たちにお話ししてくださり、私たちのことをよく知っていてくださると書かれています。私たち自身が忘れているようなことも、イエス様は一つも忘れずに覚えていてくださっています。私たちがイエス様にお会いするのを喜ぶように、イエス様も私たちに会うことを喜んでくださいます。イエス様にお会いする日を楽しみに待ちましょう!



         ■  元旦礼拝の祈り

      神さま

       新年を迎えました。

       あなたが与えてくださる新しい一年の始まりに
       感謝いたします。

       あなたがこれまでの歳月を恵みのもとで導いて
       くださったように、どうかこの年もまたあなたに
       信頼し、主にある喜びと希望をもって歩み続け
       る者としてください。

      主イエス・キリストの御名によってお祈りします。
                        アーメン。



 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠



          2022年度 年間聖句

    「後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
    神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与え
    になる賞を得るために、目標を目指してひたすら
    走ることです。」
        (フィリピの信徒への手紙3章13b~14節)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・渋川教会と臂奈津恵牧師のために。
                   
            

            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:30  元旦礼拝 
    ・11:30~12:00  お茶の会
          (自由参加です。どなたでもどうぞ!)
  

            今週の集会

    ・聖研祈祷会  1月5日(木)10:30-11:30  
     イザヤ書 64章5~11節 (旧)p.1166

    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の
     言葉に耳を傾けた後、この日”共に祈る教会”
     として同欄に紹介されている 渋川教会の
     お働きを覚えて祈りを合わせます。

    ・祈祷会終了後、
     クリスマス飾りの片付けを行います。
 


            次主日のご案内

     降誕節第3主日     1月8日(日)

    ・礼拝準備祈祷会      午前10:20-10:30
    ・主日礼拝         午前10:30-11:30
      司 会 : 出席役員
      聖 書 : コリントの信徒への手紙一
                   15章20~21節

                    (新)p.321
      説 教 : 「イエス様の復活」 牧 師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-325(キリスト・イエスは)
            21-327(全ての民よ、喜べ)
           21-333(主の復活ハレルヤ)

    ・礼拝後の集会

      礼拝後に有志で、「ニューイヤーコンサート」に
      行きます。音楽でくつろぎのひとときをご一緒に
      味わいませんか。(自由参加です)
      
           



            その他の報告


      ■ 細井宏一伝道師  【活動報告】

    第1週目~第13週目迄、礼拝堂うしろの専用掲示板で
    ご覧いただけます。毎週楽しみですね!
    



      ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
    在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当の教師
    から、神学校卒業を記念して曲をつけていただきまし
    た。感謝申し上げます。作曲者の承諾を得て、2022年
    4月から毎週、主日礼拝で賛美しています。

     
       ■「新つつみ通信」第4号を発行しました。 

        
   
    牧師の巻頭言をはじめ、「鈴木一郎先生を偲ぶ会」
    で語られた言葉を特集して、2022年4月に第4号を
    発行いたしました。御多忙の中をご出席いただき、
    貴重なご証言を語っていただいた方々に心より御礼
    申し上げます。
    伝道所に連なる皆さまや、来会される方々にお配り
    しています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、早くも3年
    目に突入しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
    ではないことを学びました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、昨年に引き続き、
    2022年1月2日(日)より「聖書通読」を再開しま
    した。信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、おたがいが
    通っている試練を覚えながら、共に祈り合い、支え合い
    ながら歩みを続け、2022年12月31日をもって、
    旧約聖書39巻全ての通読を無事終了いたしました。
    これも、主の見守りと御導き、また、教会に連なる皆様
    お一人お一人の祈りとによって続けることができました。
    心より感謝申し上げます。
    新約聖書の通読の方は、来年4月より再開する予定です。
    どなたでも無理なく通読できるように、来年3月末には
    年間通読予定表(2023年新約版)を添付いたします
    ので、引き続きご参加下さいますようご案内いたします。


                     聖書通読表(2022年版) 印刷用PDF

   


           ■ 先週の集会報告

  ・クリスマス特別礼拝  12月25日(日)男5、女15、 計20名
  ・聖研祈祷会   12月29日(木)男1、女 2、 計 3名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2022. 12. 31  by km. mn


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