2022年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
           クリスマス特別礼拝

     2022年12月25日  午前10時30分~
                
               司 会    出席役員

               配 餐    配餐奉仕者

               奏 楽    奏楽奉仕者


前  奏    (黙  祷)
  
招  詞     イザヤ書9章1、2、5節      司会者
  
頌  栄    21-231番(1,2節)     一 同
  
聖  書    ルカ 第1章26~38節      ナレーター・他

讃 美 歌    (讃美歌 95番・伴奏のみ)    奏楽者
  
聖  書    ルカ 第2章 1~16節       ナレーター・他

讃 美 歌     21267番(1,2節)     一 同

説  教    「天に栄光、地に平和」      牧 師
 
祈  祷                     牧 師

讃 美 歌    (讃美歌 95番・伴奏のみ)    奏楽者

聖  書    マタイ第2章1~12節       ナレーター・他

讃 美 歌     21264番           一 同

聖 餐 式                     牧 師

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者

聖  書    ヨハネ第1章14、18節       司会者
  
讃 美 歌     21261番(1,3、4節)   一 同
  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                             説教要約 印刷用PDF      

クリスマス特別礼拝
説教
 「天に栄光、地に平和」 要約
ルカによる福音書 第2章1節~16節


神の子イエス・キリストの誕生

 主キリストは、寒村ベツレヘムに生まれました。ヘンデルのハレルヤ・コーラスの中では「王の王、主の主」と讃えられますが、その歌声にもふさわしくなく、彼は首都のエルサレムでも、世界の中心ローマでもなく、淋しい田舎町に生をうけられました。傲慢と虚偽に満ちた政治家の集うところや、晦渋(かいじゅう)さと派閥を誇る学者の拠点を避けて、名もない貧民の村ベツレヘムが、神の子キリストの誕生の地として選ばれたとは驚くべきことです。♪「人はみな眠りて、知らぬ間にぞ 御子なるキリスト 生まれたもう… 罪ふかき世に かかる恵み 天<あめ>より来<く>べしと 誰<たれ>かは知る」(1954 年版讃美歌 115-2,3)。
主キリストは誰にも知られず、真夜中に生まれました。みんなが昼間の出来事に神経を消耗し、眠りこけている時に、無限の恵みが人類に与えられたのです。パスカル曰く「我々の感性は余りに極端なものを知覚しない」と。私たちは、この世のことに眠る事はあっても、魂は目を覚まし、主を内なる宮に迎えましょう!

羊飼いと天使

 ヨセフとマリアが長旅をして、疲れきってベツレヘムに着いた時「宿屋には彼らの泊まる場所がなかった」(7 節)と聖書にあります。どこの宿屋も「うちは満員だよ。どこかよそへ行っておくれ」と言われてしまったのです。今でも多くの人々は、同じような態度でクリスマスを迎えます。その人達の心は、自分の幸せ、自分の願い、自分の得になる事ばかり考えていて、イエス様の事、苦しんでいる人達の事を思う余裕がないのです。こう考えるとクリスマスは悲しい人間の姿を見せてくれる物語です。ヨセフとマリアはしかたなく、馬小屋に泊まりました。ところが寒い夜に家の中でゆっくり休むことのできない人々が他にもいました。羊飼いたちです。主人の羊を預かり、郊外の野原で一晩中、羊の番をする辛くて、重い責任ある仕事の羊飼いに、「救い主がお生まれになった」というニュースを天使たちが伝えたのです。天使(みつかい)とは、神様のみ言葉を伝える役目の事。今では、誰も天使を見ることはできません。が、その役目をする人はいます。

天に栄光、地に平和

 今年のクリスマスは、皆さんも、天使(みつかい)になりませんか? 大勢のみつかいたちは一緒になって歌いました。「いと高きところには栄光、神にあれ、地には平和、御心に敵う人にあれ」(14 節)。大切なみ言葉です。わかりやすく言うと、「神様第一、みんな平和に」ということです。ある人は「お金第一」と言います。「健康第一」「自分の国が第一」「勉強第一」「仕事第一」。結局、人は皆「自分の幸せ第一」にしたいと思っているのです。皇帝アウグストゥスも、ベツレヘムの宿に泊まった人々もそうでした。自分のことばかり考えているのですから、必ず喧嘩や争い、憎み合いや戦争が起こります。クリスマスにお生まれになったイエス様は、一生、これを人々に教え、またご自分もそのように生き、そして死んで下さいました、イエス様はいつでも「神様第一」でしたから、ローマ皇帝もユダヤ総督も、ヘロデ大王も律法学者も誰も恐れませんでした。そしていつでも、寒くて暗い所に追い出されて苦しんでいる人々、悲しんでいる人々の友だちでした。病人、子供、身体障碍者、罪を犯して悲しんでいる人々と一緒にいて下さって本当の平和とはどういうことかを教えて下さいました。私たちも、クリスマスを実行する人になりましょう。



      ■クリスマスリタニー「主よ、おいでください」

  司会者: 真っ暗闇をさまよっていた人は大きな光を見た。

  みんな: 死の陰の地に住んでいる人の上に光が輝いた!

  (一緒に): 主よ、おいでください!

  司会者: 大地を震えさせた兵隊たちの靴も、
       人々を傷つけた武器もすべて焼き捨てられる。

  みんな: もうすぐ平和の王様が来られる!

  (一緒に): 主よ、おいでください!

  司会者: 一人の赤ちゃんが私たちのために生まれた!

  みんな: 一人の男の子が私たちに与えられた!

  (一緒に): 主よ、おいでください!
 



 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠



          2022年度 年間聖句

    「後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
    神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与え
    になる賞を得るために、目標を目指してひたすら
    走ることです。」
        (フィリピの信徒への手紙3章13b~14節)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・泉町教会と佐藤 泉 牧師のために。
                   
            

            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~12:00  クリスマス特別礼拝 
    ・12:00~12:15  聖書通読:ゼファニヤ1章
                    (旧)p.1470 
    ・12:15~      クリスマス祝会
             (自由参加。どなたでもどうぞ!)


            今週の集会

    ・聖研祈祷会  12月29日(木)10:30-11:30  
      Ⅰヨハネの手紙 4章16~21節 (新)p.446

    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の
     言葉に耳を傾けた後、この日”共に祈る教会”
     として同欄に紹介されている 泉町教会の
     お働きを覚えて祈りを合わせます。
 


            次主日のご案内

     新年礼拝        1月1日(日)

    ・礼拝準備祈祷会      午前10:20-10:30
    ・主日礼拝         午前10:30-11:30
      司 会 : 出席役員
      聖 書 : マタイによる福音書 25章31~40節
                    (新)p.50
      説 教 : 「楽しみにしていること」牧 師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-504(主よ、み手もて)
            21-505(歩ませてください)
           21-507(主に従うことは)

    ・礼拝後の集会
      お茶の会
      主の年2023年は、うさぎ年です。
      飛躍の年です。抱負を語り合い、
      最良のスタートをきりましょう!
      (自由参加です)
      
           



            その他の報告


      ■ 細井宏一伝道師  【活動報告】

    第1週目~第13週目迄、礼拝堂うしろの専用掲示板で
    ご覧いただけます。毎週楽しみですね!
    



      ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
    在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当の教師
    から、神学校卒業を記念して曲をつけていただきまし
    た。感謝申し上げます。作曲者の承諾を得て、2022年
    4月から毎週、主日礼拝で賛美しています。

     
       ■「新つつみ通信」第4号を発行しました。 

        
   
    牧師の巻頭言をはじめ、「鈴木一郎先生を偲ぶ会」
    で語られた言葉を特集して、2022年4月に第4号を
    発行いたしました。御多忙の中をご出席いただき、
    貴重なご証言を語っていただいた方々に心より御礼
    申し上げます。
    伝道所に連なる皆さまや、来会される方々にお配り
    しています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、早くも3年
    目に突入しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
    ではないことを学びました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、昨年に引き続き、
    2022年1月2日(日)より「聖書通読」を再開しま
    した。信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、おたがいが
    通っている試練を覚えながら、共に祈り合い、支え合い
    ながらこの一年の歩みを続けてまいりました。いよいよ
    2022年も終わりに近づき、旧約聖書の通読も39巻
    全てを読み終えようとしています。主の見守りと御導き、
    また、教会に連なる皆様お一人お一人の祈りによって、
    通読が続けられましたことを、心より感謝申し上げます。
    新約聖書の通読の方は、来年4月より再開する予定です。
    どなたでも無理なく通読できるように、来年3月末には
    年間通読予定表(2023年新約版)を添付いたします
    ので、引き続きご参加下さいますようご案内いたします。

                     聖書通読表(年間) 印刷用PDF

   


           ■ 先週の集会報告

  ・礼拝準備祈祷会 12月18日(日)男3、女9、 計12名
  ・主日礼拝    12月18日(日)男3、女9、 計12名
  ・聖研祈祷会   12月22日(木)男1、女3、 計 4名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2022. 12. 31  by km. mn


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