2022年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         アドベント第二主日礼拝

     2022年12月4日  午前10時30分~
                
               司 会    出席役員

               奏 楽    奏楽奉仕者


前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読     詩篇 142篇          一 同
  
聖  書    イザヤ書 第55章1~11節  (旧) p.1152
                   
祈  祷                     司式者

讃 美 歌     21-242番(2節のみ)    一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21231番          一 同

説  教    「生きて働く神の言葉」      牧 師
 
祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21-236番          一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                             説教要約 印刷用PDF      

アドベント第二主日礼拝
説教
 「生きて働く神の言葉」 要約
ルカによる福音書 第21章25節~36節


第二イザヤの背景

 待降節第二主日の今朝は旧約イザヤ書55章の喜びと希望に満ちた言葉から励まされましょう。イザヤ書は全部で66章あります。66章までのイザヤ書を一人の人が書いたのではなく、1章から39章までは、仮に第一イザヤが、40章から55章は第二イザヤが、56章から66章までは第三イザヤが書いています。今朝の第二イザヤの背景は、聖書の人々がバビロンという国に捕われの身でした。その捕われの人々に慰めと希望を与えているのです。しかしながら、慰めと希望を与えられながらも尚、現実は苦しみです。それをどう受け止めたらよいのか。私たちも主の復活の喜びを与えられていますが、現実は相変わらず苦しみの続きです。胸につかえる心配事は続いています。復活の主イエス・キリストの喜びは現実にさいなむ私をどのように導くのでしょうか。第二イザヤ55章は主の僕の福音を基として、神様の御言葉の力を示しています。1~11節には「神に立ち帰ることによって魂は満たされる。魂に命を与えるのは神である」と語っているのです。

命を与えるのは神

 生まれたての赤ちゃんは目もよく見えません。体もふにゃふにゃで、一人では何もできません。でも、泣いてお腹がすいたと訴えることができます。おっぱいを飲むこともできます。生まれてきた命は皆、「生きなさい」という神様からの言葉によって、生きていくための力を与えられます。赤ちゃんは毎日、泣いて、おっぱいを飲んで、寝ているだけのように見えるかもしれませんが、やがて色々な声を出すようになり、大事な人の顔をじっと見つめるようになり、そしてある時、自分で寝返りができるようになり、立ち上がって歩き出します。誰も「歩くには右足を前に出して、次に左足を出すのよ」なんて教えないのに、時が来たら自分で歩き出します。「生きなさい」という神様の言葉は、そうやって目に見える形で実現していきます。空から降って来る雨も雪も、神様から与えられた役割を果たします。神様は大地を潤し、草や木や花、畑や田んぼの作物を育てます。そのおかげで食べ物を得ることが出来、こうして私たちは神様から生かされています。

生きて働く神の言葉

 旧約聖書の時代、神様は預言者と言われる人たちに大事な言葉を預け、人々に伝えるようにされました。その言葉は忘れないように書物にされて、今も読むことができます。ただ、神の言葉は目に見えませんし、大事なことがいくら文字で書いてあっても、私たちはすぐに忘れてしまいがちなのです。そこで、ついに神様は、見えない神の言葉を、目に見える一人の人としてこの世界に送られました。それが、クリスマス、イエスの誕生という出来事です(ヨハネ1:1,14)。イエス様が語られた言葉を聞き、イエス様がなさったことを見て、イエス様の生き方を考える時、私たちは神様の言葉が分かるのです。ルカ4:18の言葉は、何百年も前に書かれた言葉でした。でも、イエス様には分かっていたのです。「ここに書かれているのは、わたしのことだ!」って。だから、そこに集まっていた人たちにこう宣言しました。「この聖書の言葉は、今日、実現した!」と。神様は真実な御方です。神様のお言葉は必ず実現します。そのようにして、約束された救い主は、この世界に来られました。神の言葉がどのようなものかを示し、教えて下さるイエス様が来られたことを私たちは喜び、イエス様が「生きて働く神の言葉」であると信じて、励まされるのです。



        ■讃美歌21-231(久しく待ちにし)

   この歌は、クリスマスを待つ季節「アドベント(待降節)」
   に教会で歌われる讃美歌です。もともとの歌詞は九世紀、
   ラテン語で歌い交わされる交唱聖歌として作られ、十二
   ~十三世紀にこれをもとにした讃美歌が作られました。
   更に十八世紀になって、現在のような形になりました。

   また、曲は十五世紀フランスの女子修道院で葬儀の応答
   聖歌として用いられてきたものです。これらが統合され
   て「ヴェニ、イマニュエル」として伝えられ、十九世紀
   のイギリスで現在の歌の形になりました。この賛美歌は、
   こうして千二百年前から歌い継がれてきた歴史をもって
   います。

   インマヌエルとは、「神、われらと共に」の意味です。
   聖書には紀元前八世紀のユダヤの国に戦争の恐怖が迫る
   なか、神が共にあることを示すしるしとして、ひとりの
   赤ん坊が生まれ、インマヌエルと名付けられると記され
   ています。


 

    ■今年のクリスマス礼拝は12月25日(日)です。

   この良き日に洗礼や入会を希望される方は、牧師まで
   お申し出ください。


 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠



          2022年度 年間聖句

    「後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
    神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与え
    になる賞を得るために、目標を目指してひたすら
    走ることです。」
        (フィリピの信徒への手紙3章13b~14節)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・東新潟教会と小池正造牧師のために。
                   
            

            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:30  主日礼拝 
    ・11:30~11:45  聖書通読:エゼキエル書45章  
                   (旧)p.1371
    ・11:45~12:00  讃美歌練習指導:奏楽奉仕者
    ・12:00~      お茶の会(自由参加です)
              


            今週の集会

    ・聖研祈祷会  12月8日(木)10:30-11:30  
     テサロニケの信徒への手紙一 3章1~13節 (新)p.376

    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の
     言葉に耳を傾けた後、この日”共に祈る教会”
     として同欄に紹介されている 東新潟教会の
     お働きを覚えて祈りを合わせます。
 


            次主日のご案内

     アドベント第三主日   12月11日(日)

    ・礼拝準備祈祷会      午前10:20-10:30
    ・主日礼拝         午前10:30-11:30
      司 会 : 出席役員
      交 読 : 詩篇 143篇
      聖 書 : ルカによる福音書 1章5~25節
                    (新)p.99
      説 教 : 「うれしいことの予告」牧 師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-242(主を待ち望むアドヴェント)
            21-231(久しく待ちにし)
           21-241(来たり給え我らの主よ)


    ・礼拝後の集会

      「聖書通読会」ホセア書1章  (旧)p.1403
      讃美歌練習  指導:奏楽奉仕者
      その後、お茶の会があります。(自由参加です)
      12月役員会は、12:00から。
           



            その他の報告


      ■ 細井宏一伝道師  【活動報告】

    第1週目~第9週目迄、礼拝堂うしろの専用掲示板で
    ご覧いただけます。毎週楽しみですね!
    



      ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
    在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当の教師
    から、神学校卒業を記念して曲をつけていただきまし
    た。感謝申し上げます。作曲者の承諾を得て、2022年
    4月から毎週、主日礼拝で賛美しています。

     
       ■「新つつみ通信」第4号を発行しました。 

        
   
    牧師の巻頭言をはじめ、「鈴木一郎先生を偲ぶ会」
    で語られた言葉を特集して、2022年4月に第4号を
    発行いたしました。御多忙の中をご出席いただき、
    貴重なご証言を語っていただいた方々に心より御礼
    申し上げます。
    伝道所に連なる皆さまや、来会される方々にお配り
    しています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、早くも3年
    目に突入しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
    ではないことを学びました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、昨年に引き続き、
    2022年1月2日(日)より「聖書通読」を再開しま
    した。信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、おたがいが
    通っている試練を覚えながら、共に祈り合い、支え合い
    ながら新たな一年の歩みを始めたいと願っています。
    どなたでも無理なく通読できるように、年間通読予定表
    (2022年版)を以下に添付しましたので、ご参考の
    うえ、ご参加くださいますようご案内いたします。

                     聖書通読表(年間) 印刷用PDF

   


           ■ 先週の集会報告

  ・礼拝準備祈祷会 11月27日(日)男3、女8、 計11名
  ・主日礼拝    11月27日(日)男3、女8、 計11名
  ・聖研祈祷会   12月 1日(木)男2、女3、 計 5名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2022. 12. 3  by km. mn


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