2022年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
        聖徒の日・永眠者記念日礼拝

     2022年11月6日  午前10時30分~
                
               司 会    出席役員

               配 餐    配餐奉仕者

               奏 楽    奏楽奉仕者


前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇 138篇          一 同
  
聖  書    ヨハネによる福音書 第11章17~27節
                      (新) p. 189

                   
祈  祷                     司式者

讃 美 歌     21-385番          一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21382番          一 同

説  教    「たとえ死んでも生きる」     牧 師
 
祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21-78番           一 同

聖 餐 式                     牧 師

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                             説教要約 印刷用PDF      

聖徒の日・永眠者記念礼拝
説教
 「たとえ死んでも生きる」 要約
ヨハネによる福音書 第11章17節~27節


イエスは復活と命

 イエスがマルタとマリアの姉妹のもとを訪れたのは彼女らの兄弟ラザロが死んで葬られてから四日後のことでした。マルタもマリアも「主よ、もしここにいてくださいましたなら、わたしの兄弟は死ななかったでしょう」(21,32節)と愚痴っています。けれども他方、「あなたが神にお願いになることは何でも神はかなえてくださると、わたしは今でも存じています」というイエスへの信頼も表明しています。このマルタに対してイエスは、「ラザロはよみがえる」と告げますが、マルタはイエスのこの言葉を十分に理解することができません。彼女はそれが「終わりの日の復活」を指していると受けとります。だが、これはただマルタ個人の問題というよりも、マルタが生きていたこの時代のすべての人の確信と言いますか、希望であったと言えます。いずれにしても、イエスはそのように答えたマルタに、更にたたみかけるように言われます。「わたしはよみがえりであり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる。あなたはこのことを信じるか」。

今、生きている間、イエスを信じるならば

 マルタにとってもマリアにとっても、愛する兄弟ラザロが死んでしまったということは大層ショックでした。その悲しみは極めて深いものであったに違いありません。マルタもマリアも、今イエスがここにおられるのに、もはや失われてしまった過去の時に執着し続け、後ろ向きの発想をしていました。イエスが目を過去にではなくて未来の方に向けさせるために「ラザロはよみがえるであろう」と言われと、今度ははるか遠い「終わりの日のよみがえり」のことでしょうと言います。過去は失われてしまったので仕方ない。未来に望みをかけよう。やがてその日になれば、もう一度愛する者を取り戻すことができる。それによって慰めを得ようと一方で過去への執着に、他方で未来を待つ焦燥へと二つに引き裂かれてしまって、今という時を失っています。主イエスはマルタに、今生きている間、わたしを信じるなら「たとえ死んでも生きる」というと、彼女はイエスの語りかけに圧倒されるようにして、「主よ、信じます」とイエスへの信仰を告白します。

たとえ死んでも生きる

 人は皆、出来ることなら書き変え作り変えたいという過去を持っています。あの時もし健康であれば、あの時もし私を支えてくれる後ろ盾があれば、もっと良い状態になっていたはずなのに。あの時ああしておけば良かった、こうしておけば良かったと、ぐちる材料を持っています。が、その時というものは過ぎ去ってしまって、時計の針を逆転させることはできません。そうかと思うと、今度は逆に未来にばかり目を向けて、もしああなれば自分はこうする。そういう形で未来に自分を託して、今は、何もしない。そういう生き方もあります。しかし、過去とか未来に関心を示すのは、今のこの時をどう生きるか、どうすればよく生きられるかという観点からなのです。マルタもマリアも兄弟ラザロの死に直面して、思いが過去の思い出と未来への期待とに引き裂かれてしまって、今の時を失っているのです。そういう私たちに向かって、主は今も「わたしがいるではないか。わたしがよみがえりであり、命である」と呼びかけておられる。わたしの言葉を守って今を生きよと招いておられます。この主イエスの招きに応えて生きるなら、私たちは、もはや死ぬことのない命、「たとえ死んでも生きる」というあの命に与からせていただけるのです。



          《  命 の 主  》

      ( 旧約 )イザヤ書44章1~8節
      ( 新約 )ローマの信徒への手紙 3章21~31節
            ヨハネによる福音書 11章17~27節

    今朝は、「聖徒の日・永眠者記念礼拝」 です。
   天に召された皆さんを心に偲びつつ礼拝を献げています。
   召天された方々も、今は天にあって神様を賛美礼拝して
   います。祝福のうちに天に存在していると信じるのです。
   そのように信じるのが私たち「聖徒」としての信仰です。

   死んでからのことについては、どのように証言してよい
   かわかりませんが、信仰において召天された方々は、
   永遠の命をいただいていると示されるのです。そのこと
   については、今まで説教において、ヨハネによる福音書
   にて繰返し「永遠の命」を主イエス・キリストによって
   与えられることを示されてきたのです。

   「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛さ
   れた。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命
   を得るためである。」と示される通り、聖徒は主イエス・
   キリストの十字架の救いを信じるのです。



 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠



          2022年度 年間聖句

    「後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
    神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与え
    になる賞を得るために、目標を目指してひたすら
    走ることです。」
        (フィリピの信徒への手紙3章13b~14節)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・深川教会と長尾邦弘牧師のために。
                   
            

            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:45  主日礼拝 
    ・11:45~11:55  聖書通読:エレミヤ書40章  
                    (旧)p.1252
    ・11:55~     讃美歌練習指導:奏楽奉仕者
    ・12:00~      お茶の会(自由参加です)



            今週の集会

    ・聖研祈祷会  11月10日(木)10:30-11:30  
     マルコによる福音書録 4章35~41節 (新)p.68

    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の
     言葉に耳を傾けた後、この日”共に祈る教会”
     として、同欄に紹介されている深川教会の
     お働きを覚えて祈りを合わせます。
 


            次主日のご案内

     降誕前第6主日     11月13日(日)

    ・礼拝準備祈祷会      午前10:20-10:30
    ・主日礼拝         午前10:30-11:30
      司 会 : 出席役員
      交 読 : 詩篇 139篇
      聖 書 : ローマの信徒への手紙 8章26~27節
                     (新)p.285
      説 教 : 「神様にお祈りできる喜び」牧 師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-493(いつくしみ深い)
            21-495(しずけき祈りの)
           21-500(神よ、みまえに)

    ・礼拝後、
      「聖書通読」哀歌 1章 (旧)p.1283
      讃美歌練習 指導:奏楽奉仕者

    ・11月役員会 (「讃美歌練習」の後)12:00~
     
           



            その他の報告



       ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した伝道師が、神学校在学
    時、讃美歌学の課題で提出したした詞に、担当の教師
    から、神学校卒業を記念して曲をつけていただきまし
    た。感謝申し上げます。作曲者の承諾を得て、2022年
    4月から毎週、主日礼拝で賛美しています。

     
       ■「新つつみ通信」第4号を発行しました。 

        
   
    牧師の巻頭言をはじめ、「鈴木一郎先生を偲ぶ会」
    で語られた言葉を特集して、3月27日発行いたしま
    した。御多忙の中をご出席いただき、貴重なご証言
    を語っていただいた方々に心より御礼申し上げます。
    伝道所に連なる皆さまや、来会される方々にお配り
    しています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、早くも3年
    目に突入しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
    ではないことを学びました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、昨年に引き続き、
    2022年1月2日(日)より「聖書通読」を再開しま
    した。信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、おたがいが
    通っている試練を覚えながら、共に祈り合い、支え合い
    ながら新たな一年の歩みを始めたいと願っています。
    どなたでも無理なく通読できるように、年間通読予定表
    (2022年版)を以下に添付しましたので、ご参考の
    うえ、ご参加くださいますようご案内いたします。

                     聖書通読表(年間) 印刷用PDF

   


           ■ 先週の集会報告

  ・礼拝準備祈祷会 10月30日(日)男2、女6、 計8名
  ・主日礼拝    10月30日(日)男2、女6、 計8名
  ・聖研祈祷会   11月 3日(木)男1、女2、 計3名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2022. 11. 5  by km. mn


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