2022年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         聖霊降臨節第17主日礼拝

     2022年9月25日  午前10時30分~
                
               司 式    伝 道 師

               奏 楽    奏楽奉仕者


前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇 132篇          一 同
  
聖  書    コロサイの信徒への手紙  第1章17~20節 
                      (新) p. 369

                   
祈  祷                     司式者

讃 美 歌     21-57番           一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21463番          一 同

説  教    「教会の頭 イエス様」       牧 師

祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21-390番          一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                             説教要約 印刷用PDF      

聖霊降臨節第17主日礼拝
説教
「教会の頭 イエス様」要約
コロサイの信徒への手紙 第1章17~20節

① コロサイの信徒への手紙

 コロサイの信徒への手紙は、使徒パウロがコロサイの教会に宛てて書いた手紙です。この手紙はラオディキアの教会にも回覧され、読まれることを願って記されました(4:16)。つまりこの手紙に記されていることは、全ての教会に共通することです。コロサイの教会はエパフラスという人が伝道してできた教会です(1:7)。コロサイという町は貿易や軍事の面でも重要な町でした。ヨーロッパ中のいろいろな文化や世界観や宗教が入り込んでいた町です。教会も少なからずその社会の影響を受けていました。そのため教会の中で主イエス・キリストについてさまざまな考え方がありました。自分勝手に、自分の気に入った「救い主」を想像し、イエス様はそういう方だと思い込んでいる人たちが少なからずいました。使徒たちが伝えるイエス様への正しい信仰から逸れてしまう人が少なくなかったのです。そのためパウロはコロサイの教会に手紙を書いて、正しい信仰に留まり続けるように勧めました。私たちの救いはキリストによる以外にはないからです。

② 御子は全てのものよりも先におられ、
  全てのものは御子によって支えられています


 今朝の聖書17節では、イエス様のことを「御子」と呼んでいます。イエス様は神様の御子として天地創造の前から神様と共におられ、今もおられ、永遠に変わることなくおられる方です。そしてすべての被造物は御子イエス・キリストによって支えられています。御子キリストは、十字架によって神様と私たちを和解(仲直り)させて下さり、私たちが滅びることのないように支えておられます。「御子はその体である教会の頭」(18)と言われています。もともとは「御子は体の頭」という文だったそうです。その場合の「体」とは、全世界・全宇宙を指すものであるとされます。ここに言わば「コペルニクス的転回」があります。太陽が地球の周りを回っているように見えたものが、実は地球の方が太陽の周りを回っていた。同じように、全宇宙も、そしてその中の一生物である私たちも、私たち自身が中心なのではなく、イエス様が中心です。すべてはイエス様の愛の力によって存在しているのです。パウロはそこに「教会」という言葉を加えました。

教会の頭 イエス様

 全宇宙の統治者である御子キリストは、同じく全ての者を罪から救い出すために死なれ、父なる神様と私たちとの和解を実現して下さった方です。これが「真理」です。教会はそのことを言葉と行為によってこの世に示していくのです。教会は「神が御子の血によって御自分のものとなさった神の教会」(使徒20:28)と言われるように、イエス様の命によって神様のものとされました。神様は、イエス様の十字架の血によって、神様と私たちの和解が実現しているという救いの事実を、教会を通して示すために、イエス様を「教会の頭」とされました。御子キリストこそが教会の真実の権威であり拠り所なのです。イエス様抜きには、教会は教会として成り立ちません。イエス様が「教会の頭」としておられるからこそ、教会は歩んでいけるのです。教会はいつも神様の御子であるイエス様を「全てのものの頭」とします。イエス様を「頭」として礼拝しています。「キリストの体」としてキリストのなさろうとしておられること聴き、愛の行為を通してイエス様がこの世に働いておられることを示してきました。御子を「頭」として生きる群れが教会です。イエス様は私たちをご自分と結び合わせ、私たちを通してご自身を明らかにして下さいます。



         ■ 世界の主、教会のかしら 
                  D・ボンヘッファー

    全世界の王は同時に教会の頭である。頭は天にあり、
   体は地上にある。見えない頭が見える体を統合する。
   このように、天的キリストが大地に対して全く臨在し
   給う。彼はその教会を満たし、教会によって、また、
   それを通してすべてのものを全てのものの内に満たし
   給うのである(エフェソ1:23)。
   なぜなら、彼は教会を通して次第に彼に属する全世界
   に浸透し、それを彼の活動的な臨在によって満たし給
   うからである。地獄の底にも天の極みにも赴き給うた
   方として、神的力によって全てをくぐり抜けすべてを
   満たし給う方として、彼は今や教会にも、その必要と
   するところの神的賜物を与えることができるのである。
   (エフェソ4:8以下)。
   彼は教会に、世界を力強く 神へと召喚し、信ずる者を
   キリストのそばに保つところの職務を与え給う。 、



 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠


          2022年度 年間聖句

     「後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
     神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与え
     になる賞を得るために、目標を目指してひたすら
     走ることです。」
        (フィリピの信徒への手紙3章13b~14節)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・狛江教会と岩田昌路牧師のために。
                   
            

            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:30  主日礼拝 
    ・11:30~11:45  聖書通読:イザヤ書18章  
                   (旧)p.1087
    ・11:45~12:00  讃美歌練習
    ・12:00~      お茶の会(自由参加)



            今週の集会

    ・聖研祈祷会   9月29日(木)10:30-11:30  
        マタイによる福音書 21章18~32節 
                   (新)p.41

    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の
     言葉に耳を傾けた後、この日”共に祈る教会”
     として同欄に紹介されている狛江教会のお働
     きを覚えて祈りを合わせます。
 


            次主日のご案内

     ■ 世界聖餐日       10月2日(日)

    ・礼拝準備祈祷会      午前10:20-10:30
    ・主日礼拝         午前10:30-11:45
      司 会 : 出席役員
      配 餐 : 配餐奉仕者
      交 読 : 詩篇 133篇
      聖 書 : マルコによる福音書 2章1~12節
                    (新)p.63
      説 教 :「床を担いで歩く」  牧 師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-120(主はわがかいぬし)
            21-470(やさしい目が)
     (聖餐式): 21-81(主の食卓を囲み)

    ・礼拝後、
      「聖書通読」イザヤ書 34章 (旧)p.1114
      讃美歌練習 指導:奏楽奉仕者
     
           



            その他の報告



       ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した伝道師が、神学校在学
    時、讃美歌学の課題で提出したした詞に、担当の教師
    から、神学校卒業を記念して曲をつけていただきまし
    た。感謝申し上げます。作曲者の承諾を得て、2022年
    4月から毎週、主日礼拝で賛美しています。

     
       ■「新つつみ通信」第4号を発行しました。 

        
   
    牧師の巻頭言をはじめ、「鈴木一郎先生を偲ぶ会」
    で語られた言葉を特集して、3月27日発行いたしま
    した。御多忙の中をご出席いただき、貴重なご証言
    を語っていただいた方々に心より御礼申し上げます。
    伝道所に連なる皆さまや、来会される方々にお配り
    しています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、早くも3年
    目に突入しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝できることが、決して当たり前のことではな
    いことを学ぶことができました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、昨年に引き続き、
    2022年1月2日(日)より「聖書通読」を再開しま
    した。信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、おたがいが
    通っている試練を覚えながら、共に祈り合い、支え合い
    ながら新たな一年の歩みを始めたいと願っています。
    どなたでも無理なく通読できるように、年間通読予定表
    (2022年版)を以下に添付しましたので、ご参考の
    うえ、ご参加くださいますようご案内いたします。

                     聖書通読表(年間) 印刷用PDF

   


           ■ 先週の集会報告

  ・礼拝準備祈祷会 9月18日(日) 男5、女6、 計11名
  ・主日礼拝    9月18日(日) 男5、女6、 計11名
  ・聖研祈祷会   9月22日(木) 男2、女3、 計 5名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2022. 9. 24  by km.mn


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