2022年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         聖霊降臨節第15主日礼拝

     2022年9月11日  午前10時30分~
                
               司 式    伝 道 師

               配 餐    配餐奉仕者

               奏 楽    奏楽奉仕者


前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇 130篇          一 同
  
聖  書    ローマの信徒への手紙 第14章17節 
                    (新) p. 294

                   
祈  祷                     司式者

讃 美 歌     21-57番           一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21412番          一 同

説  教    「神の国に生きよう」       牧 師

祈  祷                     牧 師

聖 餐 式     (21-81番)         牧 師

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                                説教要約 印刷用PDF      

聖霊降臨節第15主日礼拝
説教
「神の国に生きよう」要約
ローマの信徒への手紙 第14章 17節

① 「神の国」って?

 世界には色々な国があります。例えばここは日本という国です。私たち日本人は、日本の「政府」が決めたことに従って生活しています。同じように聖書には「神の国」があると言われています。「神の国の人」って誰でしょう? 「神の国」ってどこにあるのでしょう? 世界地図を見ても、ここが「神の国」とはどこにも書いてありません。「神の国」とは「天の国」とも言われますが、それは「理想の世界」ということではありません。食べたり、飲んだり、好きなことができる所ということではありません。「神の国」は、「神のご支配」を意味します。つまり神様のご意思が働くところです。「神の国」は、神様が決めたことに従って生きている人たちの生きている所にあります。実は教会がそうなのです。教会はイエス様によって集められた人たちの集まりです。それはイエス様が私たち一人ひとりのために十字架で死んで下さり、私たち一人ひとりのために復活して下さったからです。イエス様と結びつけられた人は誰でも神の国の人となります。

② 「義」と「平和」と「喜び」

 パウロは「神の国は飲み食いではなく、聖霊によって与えられる義と平和と喜びだ」と語りました。「神の国は飲み食いではない」のです。生活の仕方が問題なのではなく、神様に対する信仰が問われています。「義」とは神様との関係が正しく整えられることです。「あなたはわたしと共に生きてよい」と神様に認めて頂くことです。それは神様と「和解」させて頂いたということです。この神様との和解を与えられた人は、隣人との和解に生きます。この和解に生きる所で生まれるのが「平和」です。互いに和解して生きる歩みは簡単ではありません。しかし神様の「義と平和」のご支配を支えるものがあります。それが聖霊によって与えられる「喜び」です。聖霊は神の愛を私たちの心に注いで下さいます。この世における「神の国」である教会はイエス様の愛に生きる喜びによって和解の道を歩むのです。聖霊が与えられる時、私たちは神様に感謝することができるようになります。互いに裁き合うのでなく喜びを分かち合う交わりが与えられます。

神の国に生きよう

 「神の国」に生きる人は、もはや自分の事を一番に考えません。神様に喜ばれるために生きるようになるのです。しかし私たちはイエス様に「互いに愛し合いなさい」と言われても、お友だちに意地悪したり、悪口を言ってしまうことがあります。そんな時イエス様は言います「お互いのことを悪く言わないでほしい。わたしは、あなたのためにもあなたがバカにしたり、悪く言ったりする人のためにも十字架について死んだのだから」と。神様は私たちに聖霊を送り、私たちが神様に喜ばれる生き方ができるように導いて下さいます。神様は、イエス様によって神様に逆らって生きていた私たちを赦し、私たちと仲直りして下さいました。神様と仲直りできた人は、他の人とも仲直りしましょう!その人と仲直りできたら、その人との間に「平和」が生まれます。その「平和」があの人との間にも、この人との間にも広がっていけばいいですね。神様が聖霊を送って下さる時、神様の愛が私たちの心に注がれます。すると私たちは神様に愛されている喜びに満たされます。この喜びこそ「神の国」に生きる人の力となります。聖霊による喜びは決して無くなりません。イエス様は今、両手を広げてあなたに「神の国においで」と招いておられます。



         ■マイカル・ジャッジ神父の祈り

   主よ、あなたが行かせたいところに連れて行ってください。

      あなたが会わせたい人に会わせてください。

      あなたが語りたいことを示してください。

      私があなたの道をさえぎることがありませんように。

  (2001・9・11アメリカ・ニューヨークで起きた同時多発テロ
   で犠牲となった、マイカル・ジャッジ神父の祈りです。)





 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠


          2022年度 年間聖句

     「後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
     神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与え
     になる賞を得るために、目標を目指してひたすら
     走ることです。」
        (フィリピの信徒への手紙3章13b~14節)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・国立教会と野崎卓道、宮嵜薫牧師のために。
                   
            

            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:45  主日礼拝 
    ・11:45~12:00  聖書通読:箴言28章  
                  (旧)p.1027
    ・12:00~12:15  讃美歌練習
    ・12:15~     9月定例役員会



            今週の集会

    ・聖研祈祷会   9月15日(木)10:30-11:30  
        マタイによる福音書 16章13~28節 
                   (新)p.31

    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の
     言葉に耳を傾けた後、この日”共に祈る教会”
     として同欄に紹介されている国立教会のお働
     きを覚えて祈りを合わせます。
 


            次主日のご案内

     ■ 聖霊降臨節第16主日   9月18日(日)

    ・礼拝準備祈祷会      午前10:20-10:30
    ・主日礼拝         午前10:30-11:30
      司 式 : 伝 道 師
      交 読 : 詩篇 131篇
      聖 書 : コリントの信徒への手紙一 2章9~10節
                    (新)p.301
      説 教 :「聖霊が働いて」  牧 師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-463(わが行くみち)
            21-395(建ちては崩るる)
           21-355(主をほめよ わが心)

    ・礼拝後、
      「聖書通読」 雅歌 5章 (旧)p.1054
      讃美歌練習 指導:奏楽奉仕者
     
           



            その他の報告



       ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した伝道師が、神学校在学
    時、讃美歌学の課題で提出したした詞に、担当の教師
    から、神学校卒業を記念して曲をつけていただきまし
    た。感謝申し上げます。作曲者の承諾を得て、2022年
    4月から毎週、主日礼拝で賛美しています。

     
       ■「新つつみ通信」第4号を発行しました。 

        
   
    牧師の巻頭言をはじめ、「鈴木一郎先生を偲ぶ会」
    で語られた言葉を特集して、3月27日発行いたしま
    した。御多忙の中をご出席いただき、貴重なご証言
    を語っていただいた方々に心より御礼申し上げます。
    伝道所に連なる皆さまや、来会される方々にお配り
    しています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、早くも3年
    目に突入しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝できることが、決して当たり前のことではな
    いことを学ぶことができました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、昨年に引き続き、
    2022年1月2日(日)より「聖書通読」を再開しま
    した。信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、おたがいが
    通っている試練を覚えながら、共に祈り合い、支え合い
    ながら新たな一年の歩みを始めたいと願っています。
    どなたでも無理なく通読できるように、年間通読予定表
    (2022年版)を以下に添付しましたので、ご参考の
    うえ、ご参加くださいますようご案内いたします。

                     聖書通読表(年間) 印刷用PDF

   


           ■ 先週の集会報告

  ・礼拝準備祈祷会 9月 4日(日) 男4、女7、 計11名
  ・主日礼拝    9月 4日(日) 男5、女9、 計14名
  ・聖研祈祷会   9月 8日(木) 男2、女3、 計 5名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2022. 9. 11  by km.mn


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