2022年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         聖霊降臨節第13主日礼拝

     2022年8月28日  午前10時30分~
                
               司 会    出 席 役 員

               奏 楽    奏楽奉仕者


前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司会者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇 128篇          一 同
  
聖  書    ヨハネの黙示録  第5章9~10節
                    (新) p. 458

                   
祈  祷                     司会者

讃 美 歌     21-57番           一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21533番          一 同

説  教    「新しい歌をうたおう」      牧 師

祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21395番          一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                                説教要約 印刷用PDF      

聖霊降臨節第13主日礼拝
説教
「新しい歌をうたおう」要約
ヨハネの黙示録 第5章9節~10節

① ヨハネの黙示録

 新約聖書の最後の本ですが、難解な本として定評があります。著者のヨハネについては、ゼベダイの子、使徒ヨハネなのか、長老ヨハネなのか、いまとなっては結論を得ることは無理のようです。使徒ヨハネとすれば、イエス様の母マリアを預かってエフェソに住んだという伝承に従うことになりましょう。更に、この伝承は、ヨハネが禁教のキリスト教を宣べ伝えたかどで捕らえられ、パトモス島に流刑にされたとします。ドミティアヌス帝の迫害のさなか、紀元95年頃のことでした。その時、彼が見た幻の記録がこのヨハネの黙示録です。パトモス島には、ヨハネが隠遁者のように住んだ洞穴が残っていて、幻の啓示の場所とされています。パトモス島はアテネからエーゲ海を東へ進むと対岸のトルコの手前、長さ16キロ、幅10キロの小さな不毛の島で、その中央丘の上に大きな聖ヨハネ修道院と付属教会が建っています。現在はギリシャ領です。書簡の主題は、悪(悪魔)の力と神の力との戦いで、結局は、神の勝利に帰するという啓示です。

② 黙示録の中心に立っておられる方
 
 黙示録は反キリストについてではなく、キリストについて語っています。黙示録の1章から22章迄イエス様がその中心に立っています。イエス様が牧者であり、白い馬の乗り手であり、獅子であり、救済者です。この方において神は初めにすべてのものを創造され、この方が終わりの時に再臨なさり、この方と共に新しい都がもたらされます。そしてこの方はただ最初に、そして最後に私たちと共にいてくださるだけでなく、今現在も中心におられて、私たちの牧者、守護者、王としてご自分の光を私たちに明るく照らし出す導き手です。イエス様の様々な名前が黙示録の至るところに現れています。ヨハネが黙示録を大変細やかに、そして計画的に記したことは明らかです。七は完全数また神を示す数字です。黙示録の中心におられる方がイエス様であることは、ヨハネが「イエス」の名を14(7×2)回用い、「キリスト」を7回、「小羊」を28(7×4)回用いていることから分かります。更に7回イエス様を、証人と言及していることからも分かることです。

新しい歌をうたおう

 「初めに、神は天地を創造された」。聖書は、世界の始まり、世界の終わりが書かれています。世界の終わりって聞くと、ちょっと怖いですね。でも大丈夫!世界の終わりは世界が完成する時、イエス様がもう一度来られる時です。イエス様は私たちの罪のために身代わりとなって十字架で死んでくださいました。そして復活され、天にのぼられ、また私たちの所に来る、と約束してくださいました。この約束が果たされるのが世界の終わりです。その時には全てが新しくなります。なくなってしまうのではありません。新しくなるのです。神様の支配のもと、新しい歌をうたうのです。それが私たちの救いです。イエス様が地上で町や村を回って教えられたのは神様の支配がもうじき実現するということでした。その時には私たちを怖がらせていた悪いもの、病気も死も、全てなくなります。そして既に死んでしまった昔の人たちも、イエス様のように復活して、皆一緒に神様と共に住むようになります。その時がいつなのかは分かりません。でも必ず来ます。神様の支配は始まっています。神様は教会を造られ、そこに私たちを集めてくださいました。神様を礼拝する私たちは、神様のものです。神様を信じ、希望をもって新しい歌をうたいましょう!


          《 招きの言葉 》

       平和を実現する人々は、幸いである、
        その人たちは神の子と呼ばれる。



        ■  平和の源に (リタニー)


  司会者  神さま、昔も今も戦争で泣き悲しむ人がいます

  みんな  私たちは忘れません

  司会者  今、街が焼かれ、多くの命が失われているように、
       私たちの国も昔、他の国の人たちを苦しめました。

  みんな  戦争は人の心を深い暗闇にします。

  一緒に  二度と起こしてはいけません。

  司会者  「剣を鋤(すき)に、槍(やり)を鎌に打ち直せ!」
       神さまの声が聞こえます。

  みんな  ミサイルを ”稲刈り機”に、
       戦車を”アンパンマン列車”に、
       作り替える勇気をください。

  司会者  「平和を実現する人々は、幸いである」
       イエス様の声が聞こえます。

  みんな  どうか私たちを平和の源にしてください。

         (季刊 『教師の友』2022年7,8,9月号より





    教団出版局の月刊誌『信徒の友』2022年7月号
    の「日毎の糧」欄(7月14日)に茅ヶ崎堤伝道所が
    紹介され、私たちの祈りの課題を覚えて、多くの方
    々からお祈りを献げていただきました。教会・伝道
    所・個人の皆様に心より感謝申し上げます。
   
    ・・・ 祈りのお葉書をいただいた方々 ・・・
   浅草教会様11名の方々、尼崎教会様8名の方々、
   尼崎教会様8名の方々、上田新参町教会様6名の方々、
   宇都宮東伝道所様5名の方々、大江野の花教会様、
   荻窪教会様8名の方々、鹿児島教会様7名の方々、
   鴨島兄弟教会様5名の方々、河内長野教会員様2名の方々、
   北須磨教会員様、小石川明星教会員様、相模原教会様、
   下石神井教会様5名の方々、小山教会様2名の方々、
   泉北栂教会様5名の方々、祖師谷教会様8名の方々、
   高槻教会様8名の方々、津教会様2名の方々、平塚教会様、
   辻堂教会様6名の方々、天門教会様8名の方々、
   東京山手教会様16名の方々、東郷教会様9名の方々、
   長野教会様5名の方々、名瀬教会様9名の方々、
   奈良教会様3名の方々、武蔵豊岡教会様10名の方々、
   門司大里教会様8名の方々、薬円台教会様5名の方々、
   元住吉教会牧師・教会員一同様、宿河原教会様、
   横浜磯子教会様2名の方々、松戸教会様30名の方々、   
   コイノニアセンター様、和歌山新生伝道所様5名、個人2名様、
   隠退教師2名様、そして、教団総幹事 秋山 徹様、
   教団出版局『信徒の友』『こころの友』編集部の
   林 牧人様、宮地 冬子様、大村 豊様、
   皆様の尊いお祈りに、牧師、伝道師、教会員一同大変
   励まされています。前途洋々力が湧いてまいりました。
   本当にありがとうございました。



 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠


          2022年度 年間聖句

     「後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
     神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与え
     になる賞を得るために、目標を目指してひたすら
     走ることです。」
        (フィリピの信徒への手紙3章13b~14節)
            
            
            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・清瀬親愛教会と竹前 治 牧師のために。
                   
            
            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・ 9:40~10:10  夏の教会学校 第5回目
         紙しばい「ザアカイ」のお話し
    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:30  主日礼拝 
    ・11:30~11:45  聖書通読:詩篇126篇  
                   (旧)p.971
    ・11:45~12:00  讃美歌練習


            今週の集会

    ・聖研祈祷会   9月1日(木)10:30-11:30  
        マタイによる福音書 13章1~9節 
                   (新)p.24

    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の
     言葉に耳を傾けた後、この日”共に祈る教会”
     として同欄に紹介されている清瀬親愛教会の
     お働きを覚えて祈りを合わせます。
 


            次主日のご案内

     ■ 聖霊降臨節第14主日   9月4日(日)

    ・礼拝準備祈祷会      午前10:20-10:30
    ・主日礼拝         午前10:30-11:30
      司 式 : 伝 道 師
      交 読 : 詩篇 129篇
      聖 書 : 詩編 103編3~5節
                (旧)p.940
      説 教 :「忘れないで」 牧 師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-226(輝く日を仰ぐとき)
            21-484(主われを愛す)
           21-533(どんなときでも)

    ・礼拝の後、「聖書通読」箴言 7章     
               (旧)p.999
           讃美歌練習
           



            その他の報告

       ■2022年「夏の教会学校」のお知らせ

     





       ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した伝道師が、神学校在学
    時、讃美歌学の課題で提出したした詞に、担当教師の
    高浪晋一先生から、神学校卒業を記念して曲をつけて
    いただきました。感謝申し上げます。先生のご快諾を
    得て、4月から主日礼拝で賛美しています。

     
       ■「新つつみ通信」第4号を発行しました。 

        
   
    牧師の巻頭言をはじめ、「鈴木一郎先生を偲ぶ会」
    で語られた言葉を特集して、3月27日発行いたしま
    した。御多忙の中をご出席いただき、貴重なご証言
    を語っていただいた方々に心より御礼申し上げます。
    伝道所に連なる皆さまや、来会される方々にお配り
    しています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、早くも3年
    目に突入しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝できることが、決して当たり前のことではな
    いことを学ぶことができました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、昨年に引き続き、
    2022年1月2日(日)より「聖書通読」を再開しま
    した。信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、おたがいが
    通っている試練を覚えながら、共に祈り合い、支え合い
    ながら新たな一年の歩みを始めたいと願っています。
    どなたでも無理なく通読できるように、年間通読予定表
    (2022年版)を以下に添付しましたので、ご参考の
    うえ、ご参加くださいますようご案内いたします。

                     聖書通読表(年間) 印刷用PDF

   


           ■ 先週の集会報告

  ・夏の教会学校  8月21日(日) 男4、女 8、 計12名
  ・礼拝準備祈祷会 8月21日(日) 男3、女 6、 計 9名
  ・主日礼拝    8月21日(日) 男3、女 6、 計 9名
  ・聖研祈祷会   8月25日(木) 男1、女 3、 計 4名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2022. 8. 27  by km.mn


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