2022年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

週報印刷用PDF

     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         聖霊降臨節第10主日礼拝

     2022年8月7日  午前10時30分~
                
               司 式    伝 道 師
 
               奏 楽    奏楽奉仕者


前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    真理は主イエス・キリスト     一 同
  
交  読    詩篇 125篇          一 同
  
聖  書    マタイによる福音書  第16章18節
                      (新) p. 32

                   
祈  祷                     司式者

讃 美 歌     21-459番          一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21419番          一 同

説  教    「さあ、はじめよう」       牧 師

祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21-390番          一 同


献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                                説教要約 印刷用PDF      

聖霊降臨節第10主日礼拝
説教
「さあ、はじめよう」要約
マタイによる福音書 第16章18節

① 「教会」は、誰のもの?

 今わたしたちがいるこの教会は、どんな教会でしょうか? いろいろな答え方ができますね。どんな場所にあるかとか、こんな建物だとか、楽しいところ、とか。教会にはいろいろな人が来ます。子どももいれば、大人もいます。教会のすぐそばに住んでいる人もいれば、とても遠くから来る人もいます。では、教会は誰のものでしょうか。教会に来るみんなのものでしょうか。それとも、牧師さんのものでしょうか。いいえ、教会は神様のものです。ペンテコステの時に教会が生まれたお話を、しばらく前に聞きましたね。教会は神様を信じ、愛する人たちの集まりです。神様といっても、八百万の神様のことではありません。「人間が作った神様」ではなくて、わたしたち「人間を創られた神様」を信じ、愛する人たちの集まりです。復活されたイエス様は、天にあげられました。そして、いつか必ず、もう一度わたしたちのところに来ると約束してくださいました。それまでの間、この世でわたしたちが集まっているのが「わたしたちの教会」なのです。

② わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる。(18節)
 
 イエス様は弟子たちを選び、集め、共に旅をされ、色々なことを教えられました。イエス様の弟子たちの中に、ペトロという人がいました。ペトロというのは、イエス様がつけられた呼び名です。「岩」という意味です。たぶん気持ちが強くて、体つきもがっしりしていたのでしょう。ある時、イエス様は「あなたがたはわたしを誰だと思うか」と尋ねられました。これは、とても難しい質問です。あなたにとって、イエス様は誰なのか、と聞いているからです。ペトロは、「あなたはメシア、生ける神の子です」(16節)と答えました。ペトロは、イエス様をわたしの救い主と信じます、と答えたのです。この答えは、ペトロがこれまでイエス様に従ってきた経験をふまえて、自分でたどり着いたものではありません。神様がペトロをお選びになり、「メシア、生ける神の子」という認識をお与えになったのです。まだこの世に存在していなかった、教会という全く新しいものをイエス様ご自身が設立する、と宣言なさった。それは「わたしの」教会なのだ、と。

さあ、はじめよう

 教会はそもそもの初めから、イエス様のものなのです。その主な基礎となるのは、ペトロがいま告白した信仰である、とイエス様は言われました。それから長い年月が経ち、教会も歴史の荒波に翻弄されてきましたが、堅い土台の上にしっかりと立ち、時代を超えて存在していきます。そして福音を宣べ伝えます。地上の教会は、確かに人間の集まりでもありますが、その本質は神様のものだからです。教会は神様のものであり、この地上に福音を告げ知らせる働きを担っていくのです。イエス様を救い主と信じることから、「わたしの教会」を始めよう、とイエス様は言われました。それはまだ誰も見たことのない、新しいものでした。イエス様はわたしの救い主だ、と信じる大人や子どもが、そこに集まりました。教会に集まる人はどんどん増えました。そして世界中のいろいろな場所に広がりました。そして今、ここにもあります。みんなイエス様の教会、つまり神様の教会です。この世には、悪魔の力が働いて、わたしたちをおどかそうとします。でも心配はいりません。教会はびくともしないからです。どんな力も、天地すべてのものをお創りになった神様の偉大な力には対抗できません。神様を堅く信じることから、さあ、はじめよう!



         ■ 平 和 聖 日

   ・日本基督教団は、毎年8月の第1主日を「平和聖日」
   と定め、この日、主が望んでおられる平和を御言葉から
   学び、平和の実現を求めて祈りをささげます。
    今 私たちが住んでいる地球には、戦争や環境破壊、
   差別や核の問題など、およそ平和とは言えないことが
   沢山あります。
     かつて私たちの国は、大東亜共栄圏の名のもとに、
   無謀にも東アジア諸国を侵略し、無数の人々の尊い命
   と尊厳を奪いました。私たちの国が犯した様々な戦争
   責任の罪を懺悔し、その歴史の中で必死になって平和
   の実現を願って働かれた方々の尊い祈りを真剣に受け
   とめ、今、主にあって生かされている私たちはどう生
   きるべきかを問いつつ、「平和聖日」の礼拝を献げて、
   平和の実現への祈りと決意を新たにします。







   2022年7月14日、『信徒の友』「日毎の糧」欄に
   当伝道所を紹介していただきました。当伝道所の課題を
   覚えて祈ってくださった教会・伝道所の皆々様に心から
   感謝申し上げます。尊いお祈りに励まされています。
   
        ・・・ 祈って下さった方々 ・・・
   浅草教会様11名、尼崎教会様8名、尼崎教会様8名、上田
   新参町教会様6名、宇都宮東伝道所様5名、大江野の花教
   会様1名、荻窪教会様8名、鹿児島教会様7名、鴨島兄弟
   教会様5名、河内長野教会員様2名、北須磨教会員様1名、
   小石川明星教会員様1名、相模原教会様、下石神井教会様
   5名、小山教会様2名、泉北栂教会様5名、祖師谷教会様8名、
   高槻教会様8名、津教会様2名、辻堂教様会6名、天門教会
   様8名、東京山手教会様16名、東郷教会様9名、長野教会様
   5名、名瀬教会様9名、奈良教会様3名、平塚教会様1名、武
   蔵豊岡教会様10名、門司大里教会様8名、元住吉教会牧師・
   教会員一同様、薬円台教会様5名、横浜磯子教会様2名、宿
   河原教会様1名、松戸教会様30名、和歌山新生伝道所様5名、
   個人2名様、コイノニアセンター1名様、隠退教師2名様、そして、
   教団総幹事 秋山 徹様、『信徒の友』『こころの友』編集
   部の林 牧人様、宮地 冬子様、大村 豊様に祈っていただき、
   前途洋々力が湧いてきました。



 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠


          2022年度 年間聖句

     「後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
     神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与え
     になる賞を得るために、目標を目指してひたすら
     走ることです。」
        (フィリピの信徒への手紙3章13b~14節)
            
            
            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・阿佐ヶ谷教会と古屋治雄、李暁静牧師のため。
                     (リギョウセイ)
            
            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・ 9:40~10:10  夏の教会学校 第2回目
            OHPによる「ムネアカドリ」のお話し
    ・10:20~     礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:30  主日礼拝 
    ・11:30~11:45  聖書通読:詩篇 32篇  
                    (旧)p.862
    ・11:45~12:00  讃美歌練習



            今週の集会

    ・聖研祈祷会   8月11日(木)10:30-11:30  
        ペトロの手紙一 4章1~11節 (新)p.432

    ・信徒の友「日毎の糧」欄に記載の聖書のみ言葉に
     耳を傾けたのち、この日”共に祈る教会”として
     同欄に紹介されている阿佐ヶ谷教会のお働きを覚
     えて祈りを合わせます。


            次主日のご案内


     ■ 聖霊降臨節第11主日   8月14日(日)

    ・夏の教会学校 第3回目  午前 9:40-10:10
         紙芝居「お魚がいっぱい」

    ・準備祈祷会        午前10:20-10:30
    ・主日礼拝         午前10:30-11:45
      司 式 : 伝 道 師
      配 餐 : 配餐奉仕者
      交 読 : 詩篇126篇
      聖 書 : マタイによる福音書 5章9節
                    (新)p.6
      説 教 :「平和を実現するために」牧 師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : ヒムプレーヤー ・奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-390(主は教会の基となり)
            21-499(平和の道具と)
     (聖餐式)  21-78 (わが主よ、ここに集い)

    ・礼拝の後、「聖書通読」詩篇 68篇    
                 (旧)p.899
           讃美歌練習
           



            その他の報告

       ■2022年夏の教会学校開催のお知らせ

     





       ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した伝道師が神学校在学時、
    課題で提出したした詞に、讃美歌学を教えて下さった
    高浪晋一先生から、神学校卒業を記念してオリジナル
    に曲をつけていただいて生まれた讃美歌です。4月か
    ら主日礼拝で賛美しています。

     
       ■「新つつみ通信」第4号を発行しました。 

        
   
      牧師の巻頭言をはじめ、当伝道所の初代牧師
     鈴木一郎先生を偲んで語られた言葉を特集して、
     3月27日発行いたしました。メッセージを語って
     いただいた方々に心より御礼申し上げます。
      伝道所に連なる皆さまや、来会される皆様に
     お配りしています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、早くも3年
    目に突入しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝できることが、決して当たり前のことではな
    いことを学ぶことができました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、昨年に引き続き、
    2022年1月2日(日)より「聖書通読」を再開しま
    した。信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、おたがいが
    通っている試練を覚えながら、共に祈り合い、支え合い
    ながら新たな一年の歩みを始めたいと願っています。
    どなたでも無理なく通読できるように、年間通読予定表
    (2022年版)を以下に添付しましたので、ご参考の
    うえ、ご参加くださいますようご案内いたします。

                     聖書通読表(年間) 印刷用PDF

   


           ■ 先週の集会報告

  ・夏の教会学校  7月31日(日) 男4、女 8、 計12名
  ・創立記念礼拝  7月31日(日) 男8、女10、 計18名
  ・伝道師就任式  7月31日(日) 外27、内10、計37名
  ・聖研祈祷会   8月 4日(木) 男1、女2、 計 3名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2022. 8. 7  by km.mn


Copyright 2010 Chigasaki Tutumi Dendosho  All Rights Reserved