2022年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

週報印刷用PDF

     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         聖霊降臨節第7主日礼拝

     2022年7月17日  午前10時30分~
                
               司 式    伝 道 師
 
               奏 楽    奏楽奉仕者


前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    真理は主イエス・キリスト     一 同
  
交  読    詩篇 122篇          一 同
  
聖  書    コリントの信徒への手紙 一 第11章25~26節
                       (新) p. 314

                   
祈  祷                     司式者

讃 美 歌     21-484番          一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21493番          一 同

説  教    「十字架の恵みが見えてくる」   牧 師

祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21-524番          一 同


献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                               説教要約 印刷用PDF

聖霊降臨節第7主日礼拝
説教
「十字架の恵みが見えてくる」要約
コリントの信徒への手紙 一  第11章25節~26節


① 罪の贖いのために流された血と捧げられた命

 先週のお話で、イエス様が「わたしは羊のために命を捨てる」と言われたのを覚えていますか?そのお言葉のとおり、イエス様は十字架にかかられ、私たちのために命を捨てられました。そのイエス様は十字架にかかられる前夜、弟子たちに大切な「約束」をされました。それが今日の聖書箇所に書かれていることです。新約聖書の「新約」というのは、「新しい契約」のことです。それはイエス様の「血によって立てられる新しい契約」(25)です。「血によって」というのは、「十字架によって」ということです。「旧約の時代(古い約束の時代)」は、罪の贖いのために数え切れないほど多くの動物の血が流されました。しかし、ただ一度だけ、イエス様の血が十字架の上で流されたことによって、古い約束の時代は終わり、「新約の時代(新しい約束の時代」がやってきました。「血」は「命」そのものです(レビ記17章)。血を流され、命をささげられたことを信じることによって私たちは、イエス様の新しい命(主の御体)をいただくことができるのです。

② 神様からのパンと飲み物
 
 パンを食べること、飲み物を飲むことは、人間が生きるために必要不可欠なことですが、単に人間の肉体を養うパンと飲み物だけではなく、神様からのパンと飲み物こそ人を養うことであることは聖書の一貫した示しです。昔エジプトから脱出した人々は、荒れ野を旅するうち、食べ物が尽きてしまいます。人々はモーセに「この事態をどうしてくれるのだ」と詰め寄ります。それに対し神様は、人々にマナという神様の御心の食べ物を与えました。飲み物にしても、飲む水がありません。その時もモーセに詰め寄ります。そこでモーセは神様に示されるままに岩をたたきますと、水が出てきて人々の渇きを潤しました。この水は人々の喉を潤す水ですが、神様の水でした。パンと飲み物、神様の御心と命に至る水、人が日毎の糧としていただくものであり、私たちが日々神様に求めるべきものです。イエス様は十字架にかかられる前夜、パンを食べ、ぶどうの杯を飲むようにと弟子たちに命じられ聖餐を定められました。聖餐は、すばらしい恵みです。

十字架の恵みが見えてくる

 私たちは、イエス様が十字架にかかられた姿を見たわけではありません。しかし、聖餐のパンと杯をいただくことによって、十字架にかかられたイエス様の体と十字架上で流された血を思い浮かべることができます。イエス様の愛と恵みを思い起こすことができます。同時に、パンと杯をいただくたびに、イエス様の死を告げ知らせるという教会の使命も思い起こします。教会は、イエス様の十字架によって立てられる新しい契約を結んだ人たちの集まりです。契約は、相手を信頼していなければ結ぶことができません。イエス様は私たちのことを信頼しておられるだけではなく、ご自身の命をささげるほど私たちを愛しておられます。教会は、イエス様が命をささげられたことによって成立した契約を大切にしてきました。又、その契約の恵みを思い起こすために聖餐も大切にしてきました。聖餐は、イエス様の十字架によって立てられた新しい契約に生きる人たちの集まりである教会が、そこにあることを目に見える形で現しています。私たちは聖餐のパンと杯によって、目に見えない恵みを見ることができ、イエス様から愛されていることを思い起こすことができ、キリストの体である一員となっていることを思い起こすことができます。



        ■ 「 慰めの祈り 」  
                 J ・C ・ブルームハルト
 
     主よ わが救い主よ
     私たちはこの世にあって 喜んでおります
     私たちは すべての被造物の首(かしら)であり王であり
     主でもある あなたのもとにのみ立つことにより
     全き自由の中におかれております
 
     たとえどのようにしばしば敵対者に悩まされ
     牢獄の中にいるように感じても
     こころみと戦いに耐えることを教えてください

     主よ 私たちは知っております
     私たちはあなたのものです
     そして 今なお私たちを拘束しているすべてから
     あなたによって自由にされているのです

     今日も私たちに祝福を与えてください
     そして あなたの平和の内に
     私たちすべてを安らわせて ください         
                       アーメン
      


  ◎ ウクライナ救援募金について…
   去る2月24日に始まったロシアの軍事侵攻により、ウク
   ライナ国内に多数の死傷者、被災者、国外への難民が出て
   います。 この地に一日も早く主の平和がきますように、
   そして人々の命が守られることを祈り、日本基督教団社会
   委員会を通して人道的支援のためにお献げいたしました。
   皆様のご協力を感謝いたします。 (会計)


 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠


          2022年度 年間聖句

     「後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
     神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与え
     になる賞を得るために、目標を目指してひたすら
     走ることです。」
        (フィリピの信徒への手紙3章13b~14節)
            
            
            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・秦野教会と田中浩一郎牧師のために。
               
            
            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・10:20~     礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:30  主日礼拝 
    ・11:30~11:45  聖書通読:ヨブ記 4章  
                    (旧)p.778
    ・11:45~12:00  讃美歌練習
    ・12:00~     お茶の会(自由参加です)


            今週の集会

    ・聖研祈祷会   7月21日(木)10:30-11:30  
       ヘブライ人への手紙 9章1~14節
                  (新)p.410

    ・信徒の友「日毎の糧」欄に記載の聖書のみ言葉に
     耳を傾けたのち、この日”共に祈る教会”として
     同欄に紹介されている秦野教会のお働きを覚えて
     祈りを合わせます。


            次主日の案内

    ・聖霊降臨節第8主日     7月21日(日)
     準備祈祷会        午前10:20-10:30
     主日礼拝         午前10:30-11:30
      司 式 : 伝 道 師
      交 読 : 詩篇122篇
      聖 書 : エフェソの信徒への手紙
             1章3~6節(新)p.352
      説 教 :「愛し、選び、定められている」牧 師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-351(聖なる聖なる)
            21-390(主は教会の基となり)
           21-452(神は私を救いだされた)

     ・礼拝後、「聖書通読」ヨブ記 23章   
                 (旧)p.805
           讃美歌練習、お茶の会の後、
           





            その他の報告


       ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した伝道師が神学校在学時、
    課題で提出したした詞に、讃美歌学を教えて下さった
    高浪晋一先生から、神学校卒業を記念してオリジナル
    に曲をつけていただいて生まれた讃美歌です。4月か
    ら主日礼拝で賛美しています。

     
       ■「新つつみ通信」第4号を発行しました。 

        
   
      牧師の巻頭言をはじめ、当伝道所の初代牧師
     鈴木一郎先生を偲んで語られた言葉を特集して、
     3月27日発行いたしました。メッセージを語って
     いただいた方々に心より御礼申し上げます。
      伝道所に連なる皆さまや、来会される皆様に
     お配りしています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、早くも3年
    目に突入しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝できることが、決して当たり前のことではな
    いことを学ぶことができました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、昨年に引き続き、
    2022年1月2日(日)より「聖書通読」を再開しま
    した。信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、おたがいが
    通っている試練を覚えながら、共に祈り合い、支え合い
    ながら新たな一年の歩みを始めたいと願っています。
    どなたでも無理なく通読できるように、年間通読予定表
    (2022年版)を以下に添付しましたので、ご参考の
    うえ、ご参加くださいますようご案内いたします。

                     聖書通読表(年間) 印刷用PDF

   


           ■ 先週の集会報告

  ・主日礼拝    7月10日(日) 男5、女10、計15名
  ・聖研祈祷会   7月14日(木) 男2、女 3、計 5名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2022. 7. 16  by km.mn


Copyright 2010 Chigasaki Tutumi Dendosho  All Rights Reserved