2022年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         聖霊降臨節第6主日礼拝

     2022年7月10日  午前10時30分~
                
               司 式    伝 道 師

               配 餐    配餐奉仕者
 
               奏 楽    奏楽奉仕者


前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    真理は主イエス・キリスト     一 同
  
交  読    詩篇 121篇          一 同
  
聖  書    ヨハネによる福音書 第10章14~16節
                      (新) p. 187

                   
祈  祷                     司式者

讃 美 歌     21-120          一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21459番          一 同

説  教    「一つの群れになる」       牧 師

祈  祷                     牧 師

聖 餐 式     2178番           一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                               説教要約 印刷用PDF

聖霊降臨節第6主日礼拝
説教
「一つの群れになる」要約
ヨハネによる福音書 第10章14節~16節


① イエス様は「良い羊飼い」

 旧約聖書では神と民の関係が「羊飼いと羊」に譬えられています。新約聖書でもイエス様はご自分を「良い羊飼い」と言われます。イエス様が羊飼いで、イエス様を信じる人は「羊」であり、「羊の群れ」は教会です。神様が御子イエス様を知っておられるのと同じように、イエス様もご自分の民を知っておられます。父なる神様と御子イエス・キリストが一つであるように、イエス様と教会も一つであり、とても親密な関係であるとイエス様は言われます。その親密さはイエス様が羊のために、ご自分の命をささげられるほどです。イエス様は「私は羊のために命を捨てる」(15)と言われます。これは驚くべきことです。羊の命によって羊飼いが支えられることはあっても普通、羊のために羊飼いが命を捨てることはありません。それをなさるのはイエス様だけです。イエス様はその言葉通り、私たちを救うために十字架にかかられました。良い羊飼いであるイエス様は自分の羊を、命を捨てるほど愛しておられる方であり、私たちに命を与えて下さる方です。

② 「教会」を「群れ」と言ったりするのは、どういう意味?
 
 イエス様は羊飼い、私たちは「羊の群れ」という意味です。「羊」は、「群れ」を作る動物で、聖書によく登場します。良い羊飼いであるイエス様は、群れから離れ離れになってしまった羊をも導いて、群れの中へと導かれます。どのように導かれるのでしょうか?それはね、「声」によってです。「こっちだよ」「こっちだよ」と優しい声で導いて下さいます。そのイエス様の声を聞くことによって、羊はイエス様のもとに導かれます。イエス様の声、それは聖書です。世界中には、イエス様のことを知らない人たちがまだまだたくさんいます。その中には、私たちがまだ会ったこともない人たちや、まだ生まれてもいない未来の人も含まれます。これからこの世界に生まれ、イエス様のことを知り、その声を聞き、イエス様のことを信じ、従う人たちがいます。このように、イエス様の声を聞き分ける羊は、イエス様のもとへと導かれ、群れの中で生きていきます。一人の良い羊飼いイエス・キリストに導かれた羊たちは、一つの群れ、一つの教会となります。

一つの群れになる

 羊飼いであるイエス様はご自分の羊を、命を捨てるほど愛しておられます。私たちは、イエス様のお姿を実際に見ることはできませんが、その声を聞くことができます。「私はあなたを愛している。私を信じて、私のあとについて来なさい」。そのように語りかけられるイエス様の声を、私たちは聖書を通して聞くことができます。良い羊飼いであるイエス様の羊はイエス様の声、福音、教えを聞き分けることができます。イエス様は、ご自分のもとに羊を導くために、囲いの外にいる羊をも導くために、羊に声をかけながら捜しておられます。またイエス様は、はぐれてしまった羊を群れへと導かれる良い羊飼いです。私たちがまだ見たことも会ったこともない人たち、中には、まだ生まれてもいない人たちをも捜しておられます。そして私たちが、生きる意味を失い、人生に行き詰ってしまうことがないように、イエス様は、今も迷える人たちを捜しておられます。イエス様にとっては、ここに座す一人一人が、ご自分の命をかけて救う程、かけがえのない大切な存在です。私たちは神様の牧場でイエス様という羊飼いに大切に守られています。今は弱い小さな伝道所ですが、イエス様に導かれ集められて、やがて一つの大きな群れ(教会)となります。



        ■ 「聖書の言葉」 
 
      わたしに尋ねようとしない者にも  
      わたしは、尋ね出される者となり
      わたしを求めようとしない者にも
      見いだされる者となった。
      わたしの名を呼ばない民にも
      わたしはここにいる、ここにいると言った。
                 イザヤ書65章1節


        ■ 「飼い主わが主よ」 

      飼い主わが主よ、まよう我らを
      若草の野べに ともないたまえ。
      我らを守りて 養いたまえ、
      我らは主のもの、主の群れなれば。

      赦しのみちかい、救いのめぐみ、
      きよむる力はただ主にぞある。
      我らをあがない いのちをたまう、
      我らは主のもの、主に在りて生く。
              『讃美歌21-459』より


  ◎ ウクライナ救援募金について…
   去る2月24日に始まったロシアの軍事侵攻により、ウク
   ライナ国内に多数の死傷者、被災者、国外への難民が出て
   います。 この地に一日も早く主の平和がきますように、
   そして人々の命が守られることを祈り、日本基督教団社会
   委員会を通して人道的支援のためにお献げしました。
   皆様のご協力を感謝いたします。 (会計)


 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠


          2022年度 年間聖句

     「後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
     神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与え
     になる賞を得るために、目標を目指してひたすら
     走ることです。」
        (フィリピの信徒への手紙3章13b~14節)
            
            
            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・茅ヶ崎堤伝道所への祈りに感謝して…
               
            
            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・10:20~     礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:45  主日礼拝 
    ・11:45~12:00  聖書通読:ネヘミヤ記6章 
                    (旧)p.745
    ・12:00~12:15  讃美歌練習
    ・12:15~     7・8月役員会


            今週の集会

    ・聖研祈祷会   7月14日(木)10:30-11:30  
       ヘブライ人への手紙 5章1~14節
                  (新)p.405
    

            次主日の案内

    ・聖霊降臨節第7主日     7月17日(日)
     準備祈祷会        午前10:20-10:30
     主日礼拝         午前10:30-11:30
      司 式 : 伝 道 師
      交 読 : 詩篇122篇
      聖 書 : コリントの信徒への手紙一
             11章25~26節(新)p.314
      説 教 :「十字架の恵みが見えてくる」牧 師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-484(主われを愛す)
            21-493(いつくしみ深い)
           21-524(われらみ名により)

     ・礼拝後、「聖書通読」ヨブ記 4章   
                 (旧)p.778
           讃美歌練習、お茶の会の後、
           





            その他の報告


       ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した伝道師が神学校在学時、
    課題で提出したした詞に、讃美歌学を教えて下さった
    高浪晋一先生から、神学校卒業を記念してオリジナル
    に曲をつけていただいて生まれた讃美歌です。4月か
    ら主日礼拝で賛美しています。

     
       ■「新つつみ通信」第4号を発行しました。 

        
   
      牧師の巻頭言をはじめ、当伝道所の初代牧師
     鈴木一郎先生を偲んで語られた言葉を特集して、
     3月27日発行いたしました。メッセージを語って
     いただいた方々に心より御礼申し上げます。
      伝道所に連なる皆さまや、来会される皆様に
     お配りしています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、早くも3年
    目に突入しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝できることが、決して当たり前のことではな
    いことを学ぶことができました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、昨年に引き続き、
    2022年1月2日(日)より「聖書通読」を再開しま
    した。信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、おたがいが
    通っている試練を覚えながら、共に祈り合い、支え合い
    ながら新たな一年の歩みを始めたいと願っています。
    どなたでも無理なく通読できるように、年間通読予定表
    (2022年版)を以下に添付しましたので、ご参考の
    うえ、ご参加くださいますようご案内いたします。

                     聖書通読表(年間) 印刷用PDF

   


           ■ 先週の集会報告

  ・主日礼拝    7月 3日(日) 男6、女9、計15名
  ・聖研祈祷会   7月 7日(木) 男2、女3、計 5名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2022.7. 9  by km.mn


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