2022年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         聖霊降臨節第5主日礼拝

     2022年7月3日  午前10時30分~
                
               司 式    伝 道 師
 
               奏 楽    奏楽奉仕者


前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    真理は主イエス・キリスト     一 同
  
交  読    詩篇 120篇          一 同
  
聖  書    イザヤ書  第59章21節  (旧) p. 1159
                   
祈  祷                     司式者

讃 美 歌     21-361          一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21463番          一 同

説  教    「変わらない神様の約束」     牧 師

祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21393番          一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                               説教要約 印刷用PDF

聖霊降臨節第5主日礼拝
説教
「変わらない神様の約束」要約
イザヤ書 第59章21節


① 預言者イザヤの時代

 イザヤは紀元前8世紀から前6世紀にかけて南ユダ王国で神の言葉を語った預言者です。旧約の時代、多くの預言者が人々に遣わされ、神の言葉を伝えましたが、人々はその言葉に従わず、神に背を向けて歩んでいました。中でもイザヤが活躍していた時代は大層暗い時代でした。その暗さは人間の罪によるものです。神の言葉に従わず、神との約束を守らない人たちは光の中ではなく、暗闇の中を歩んでいました。結果、民は「バビロン捕囚」という大変厳しい罰を受け、異国の地で長い反省の期間を過ごさねばなりませんでした。が、そのような暗い時代でも、神は預言者イザヤに明るい希望を約束して下さいました。それが今朝の聖書箇所です。その中で神様は、罪深い人間の上に、神の霊を置き、人間の口に神の言葉を置き、人間と「契約」を結ぶと言われます。人間は神から離れ、神の言葉を聞く事を拒みますが、神の霊によって罪に気づかされ、神の言葉によって神に立ち帰る事ができます。私たちは、神様のもとに立ち帰る事ができるのです。

② 「契約」という言葉
 
 「契約」という言葉を聞いたことがありますか?スポーツの世界で、「サッカー選手がスペインの強豪チームと契約を結んだ」「プロ野球選手が契約を結んだ」そんなニュースを聞いたことがあるかも知れませんね。「契約」というのは、約束するということです。サッカー選手が、チームと契約を結ぶということは、その選手がそのチームのメンバーとなってプレーすることを約束したということです。私たちも普段の生活の中でいろいろな約束をします。誰かと約束をするという時は、その相手を信じていないとできません。何度も約束を破る人とは約束をしたくないですね。さて、最初に「契約」という言葉が使われるのは、創世記6章18節のノアの契約です。創世記以降、神様と契約を結んだ人たちが沢山います。神様の民は神様の言葉を聞き、その言葉を信じて契約を結ぶ「契約の民」であり、「契約共同体」です。教会もまた、神様と契約を結んでいる人たちの集まりです。神様の霊が与えられ、神様の言葉を託されている人たちの集まりなのです。

変わらない神様の約束

 イザヤの時代の人々が特別に罪深い人々だったということではなく、すべての人間には同じように神様から離れ、神様の言葉に背いて生きる罪の性質があります。私たちにも、そして、これから生まれてくる人たちにも罪の性質があります。そのような人間に対して、神様は「あなたの上にあるわたしの霊 あなたの口においたわたしの言葉は あなたの口からも、あなたの子孫の口からも 今も、そしてとこしえに 離れることはない」と約束されます。神様は約束を必ず守るお方です。約束が実現するまで時間がかかることがありますが、神様の言葉は、必ず語られたとおり出来事となって実現します。イエス様を信じて、神様の子供とされている私たちも、神様の霊をいただくことができます。まだ生まれていない「あなたの子孫にも」と神様が言われるように、それは永遠に続く約束です。神様ご自身が永遠に変わることがないように、神様の言葉と約束も永遠に変わることがありません。神様は誠実な方です。ご自分の約束を誠実に守られます。神様の姿も神様の霊も、また、これから生まれる子孫たちも私たちの目には見えませんが、「神様の約束の言葉を信じます」と私たちが告白する言葉も神様が私たちの口に授けてくださるのです。



        ■ 「信頼に生きる」  R・ボーレン
 
     私はここで、信頼に生きそれゆえに祝福を受けるよう
    になったごくわずかの人々の名をあげたいと思います。

     アブラハムは老齢であったにもかかわらず、たった
    一つの言葉に信頼を寄せてその故郷から出て行きました。
    子供がない老人が大いなる民を生むようになりました。

     ダニエルは、全体主義的国家の禁令にもかかわらず、
    祈りをし、獅子のほら穴になお救われて打ち勝つことが
    できました・・・。

     ペトロは足を引きずる乞食に対して、何の金も持って
    いませんでした。しかし、もっと別のものを持っていま
    した。 「イエス・キリストの名によって歩きなさい」
    (使徒3:6) そしてその男は躍り上がって立ち、歩き
    出したのです、歌を歌ったのです・・・。

     パウロは恐ろしい海の嵐、難破の危機の中にあって、
    パンをさきました。結果、船に乗っていた すべての者が
    救われたのです。


  ◎ ウクライナ救援募金について…
   去る2月24日に始まったロシアの軍事侵攻により、ウク
   ライナ国内に多数の死傷者、被災者、国外への難民が出て
   います。 この地に一日も早く主の平和がきますように、
   そして人々の命が守られることを祈り、6月19日の礼拝献金  
   18,510円、緊急救援募金1,850円、合計20,360円を、日本
   基督教団社会委員会を通して人道的支援のために献げます。
   皆様のご協力を感謝いたします。 (会計)


 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠


          2022年度 年間聖句

     「後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
     神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与え
     になる賞を得るために、目標を目指してひたすら
     走ることです。」
        (フィリピの信徒への手紙3章13b~14節)
            
            
            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・茅ヶ崎平和教会と山田恵子牧師のために。
               
            
            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・10:20~     礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:30  主日礼拝 
    ・11:30~11:45  聖書通読:エズラ記1章 
                    (旧)p.723
    ・11:45~12:00  讃美歌練習
    ・12:00~     お茶の会(自由参加です)


            今週の集会

    ・聖研祈祷会   7月7日(木)10:30-11:30  
       ヘブライの信徒への手紙 1章1~14節
                  (新)p.401

     信徒の友「日毎の糧」欄に記載の聖書のみ言葉に
     耳を傾けたのち、この日”共に祈る教会”として
     同欄に紹介されている茅ヶ崎平和教会のお働きを
     覚えて祈りを合わせます。      



             次主日の案内

    ・聖霊降臨節第6主日     7月10日(日)
     準備祈祷会        午前10:20-10:30
     主日礼拝         午前10:30-11:30
      司 会 : 伝 道 師
      配 餐 : 配餐奉仕者
      交 読 : 詩篇121篇
      聖 書 : ヨハネによる福音書 10章14~16節
                    (新)p.187
      説 教 :「一つの群れになる」  牧 師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-120(主はわがかいぬし)
           21-459(飼い主わが主よ)
     (聖餐式) 21-78 (わが主よ、ここに集い)


     ・礼拝後、「聖書通読」ネヘミヤ記 6章   
                 (旧)p.745
           讃美歌練習、お茶の会の後、
           7・8月役員会





            その他の報告


       ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した伝道師が神学校在学時、
    課題で提出したした詞に、讃美歌学を教えて下さった
    高浪晋一先生から、神学校卒業を記念してオリジナル
    に曲をつけていただいて生まれた讃美歌です。4月か
    ら主日礼拝で賛美しています。

     
       ■「新つつみ通信」第4号を発行しました。 

        
   
      牧師の巻頭言をはじめ、当伝道所の初代牧師
     鈴木一郎先生を偲んで語られた言葉を特集して、
     3月27日発行いたしました。メッセージを語って
     いただいた方々に心より御礼申し上げます。
      伝道所に連なる皆さまや、来会される皆様に
     お配りしています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、早くも3年
    目に突入しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝できることが、決して当たり前のことではな
    いことを学ぶことができました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、昨年に引き続き、
    2022年1月2日(日)より「聖書通読」を再開しま
    した。信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、おたがいが
    通っている試練を覚えながら、共に祈り合い、支え合い
    ながら新たな一年の歩みを始めたいと願っています。
    どなたでも無理なく通読できるように、年間通読予定表
    (2022年版)を以下に添付しましたので、ご参考の
    うえ、ご参加くださいますようご案内いたします。

                     聖書通読表(年間) 印刷用PDF

   


           ■ 先週の集会報告

  ・主日礼拝     6月26日(日) 男4、女8、計12名
  ・聖研祈祷会    6月30日(木) 男2、女3、計 5名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2022.7. 2  by km.mn


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